東京の基本情報
東京は日本の首都であり、国の政治、経済、文化の中心地。関東地方の中央に位置し、都市部の主要エリアである23の区では、約985万人以上の人口を抱えています。市町村も含めた東京都全体の人口は約1417万人に達し、その多様性と密度が世界的にも注目されています。
東京の歴史は、1603年に江戸幕府として設立され、1868年の明治維新以降、「東京」と改称。1943年には東京都制が施行され、現在の行政区画が形成されました。東京は、日本政府の主要機関が集まるだけでなく、多数の大企業や金融機関の本社が立地し、国際的な経済活動の中心地となっています。
各都市から東京へのアクセス
大阪から東京
大阪から東京までのアクセスは飛行機、または新幹線が一般的です。飛行機の場合は、伊丹空港または関西国際空港が利用できます。各空港から羽田空港までの平均フライト時間はおよそ1時間10分。航空会社は、日本航空（JAL）、全日空（ANA）をはじめLCC航空など幅広い航空会社が就航しています。料金はハイシーズンで20,000円～30,000円、ローシーズンでは10,000円～11,000円が相場です。
新幹線は新大阪駅から東京駅をむすび、のぞみ、ひかり、こだまなどが利用できます。所要時間は最短で約2時間30分。新幹線により所要時間や料金が異なり、早さを取るならのぞみ、安さを取るならこだまを選ぶと良いでしょう。料金は約11,210円～約14,520円です。
名古屋から東京
名古屋から東京までのアクセスは新幹線が一般的です。名古屋駅から東京駅までひかり、のぞみ、こだまなどを利用すれば最短約1時間30分で移動できます。料金は10,560円～14,760円です。名古屋から東京は、中部国際空港を利用して飛行機で行く方法もありますが、空港が市内から離れているうえ、荷物チェックなどの手間がかかるため、限られた地域の人の利用におすすめします。
福岡から東京
福岡から東京までは飛行機または新幹線でアクセスするのが一般的です。平均フライト時間は羽田空港まで約1時間40分で、成田空港までは約2時間です。航空会社は、日本航空（JAL）、全日空（ANA）をはじめ、スカイマーク、AIRDO、ソラシドエアなどが利用できます。
新幹線の場合は、博多駅から東京駅まで約5時間かかります。のぞみが利用でき、料金は22,220円～30,870円です。
札幌から東京
札幌から東京までは飛行機でアクセスするのが一般的です。新千歳空港から羽田空港の平均フライト時間は、約1時間40分。航空会社は日本航空（JAL）、全日空（ANA） をはじめ、格安航空会社（LCC）のピーチ・アビエーション、ジェットスター・ジャパンなどが発着しています。航空券の相場はハイシーズンで27,000円～30,000円、ローシーズンでは7,000円～10,000円です。
沖縄から東京
沖縄から東京までは飛行機でアクセスするのが一般的です。那覇空港からの平均フライト時間は、およそ2時間20分。そのほかにも、東京行きの直行便は南ぬ島石垣空港と下地島空港（SHI）を含めた計6路線が利用できます。ただし、宮古空港発の場合は羽田空港着のみとなります。
航空会社は、日本航空（JAL）、全日空（ANA） をはじめ、スカイマーク、ピーチ・アビエーション、ジェットスター・ジャパンなど計10社以上が就航しています。料金はハイシーズンで25,000円～40,000円、ローシーズンでは10,000円～20,000円です。
東京の特色
東京には最先端の技術やトレンドスポットなどが数多く存在し、原宿の「kawaii（カワイイ）文化」や秋葉原の「オタク文化」など世界的な流行を見せる、ポップカルチャーの発信地としても有名です。その一方で、神社や寺院も数多く存在しています。年間を通して様々な祭事が開催されており、日本の伝統文化を身近に感じられる街でもあります。
交通インフラも非常に発達しており、地下鉄やJRを含む鉄道網が市内を縦横に走り、成田空港や羽田空港を通じて世界各地を結んでいます。また、東京タワーや浅草寺、皇居などの歴史的名所から、渋谷や新宿のような現代的なショッピング・エンターテイメントエリアまで、多彩な魅力が多くの人を魅了します。
近年には海外旅行客向けの新しい観光スポットも続々とオープンし、ますます盛り上がりを見せています。
東京の人気観光スポット3選
1.浅草
国内外の観光客が集まる東京の代表スポットと言えば浅草。東京の大都会にいながらも、下町の風情を感じられるのが魅力です。都内最古のお寺「浅草寺」の雷門や風神雷神像は、人気の写真スポットです。
雷門を抜けたところにある仲見世通り商店街には、工芸品や民芸品店、甘味処など89もの店舗がずらりと立ち並んでいて、食べ歩きやお土産探しを楽しめます。仲見世通りをさらに奥へ進むと江戸文化を感じられる伝法院通があり、その一角には約300人の有名人の手形がとられた浅草公会堂のスターの広場があります。
昭和の大スターである美空ひばりさん、ビートたけしさん、樹木希林さんなど数多くの著名人の手形が並んでいて、手相を見たり自分の手と合わせたりするのも楽しいでしょう。また、浅草名物の人力車に乗って街を巡るのも旅の良い思い出になります。
2.スカイツリー
634ｍと世界一高い電波塔のであるスカイツリーは、東京タワーと並ぶ都内のシンボルです。展望台がある450mまでエレベーターで一気にのぼると、東京を360度一望できる大パノラマが広がっていて、天気が良ければ富士山を見ることもできます。また天望デッキのフロア340m地点にはガラスの床があり、東京を真下に見下ろしながら歩くスリリングなスカイウォークができます。
さらに東京スカイツリーのまわりには買い物や食事を楽しめる東京ソラマチや東京土産が買える限定ショップ、さらにすみだ水族館やプラネタリウムなどの施設があるので、楽しみ方は無限大！
3.アメヤ横丁（アメ横）
アメヤ横丁は通称「アメ横」で親しまれている日本有数の商店街。JR上野駅とJR御徒町の間の約500mの中に、約400店舗の飲食店や生鮮食品店などが軒を連ねています。アメ横は、戦後の混乱期に誕生し、アメリカの物資や食料を扱う店が多かったことからこの名が付けられました。
近年はアジア各国の飲食店も多数進出し、雑多感が楽しいです。乾物やお菓子などのお土産探しをしたり、居酒屋をハシゴしたり、活気ある雰囲気の中でにぎやかな時間を過ごせるでしょう。
東京でおすすめの宿泊エリアとホテル
1.浅草・上野エリア
浅草・上野エリアは、東京の伝統とモダンのどちらも味わることができるのが魅力。浅草寺をはじめ、東京スカイツリーやアメ横を徒歩で散策するのにもぴったりのエリアです。また浅草のお隣、蔵前は「東京のブルックリン」とも言われるエリアで、若者に人気のカフェや雑貨屋が集まっているので、流行に敏感な人におすすめです。
「浅草ビューホテル」
浅草ビューホテルは、浅草の中心地に位置するホテルで、TX浅草駅からは直結でアクセスできます。クラシックなロビーは落ち着いた大人の雰囲気が漂います。高層階のレストランからは、東京スカイツリーや風情ある浅草の街を一望できます。客室はシックなデザインで、ワンランクの上のホテルステイを叶えてくれます。デラックスビューツインルームは、1泊44,654円～です。
「ビジネスホテル 福田屋」
ビジネスホテル福田屋は、JRまたは地下鉄日比谷線の南千住駅から徒歩約13分の場所にある格安ホテルです。エリアからは少し離れていますが、浅草の喧騒を忘れて静かに過ごすことができます。アットホームな雰囲気もあり、はじめて東京を訪れる人でもほっと安心して過ごせることでしょう。スタンダードルーム（バスルーム共用）は1泊5,568円～です。
2.東京駅・丸の内エリア
東京駅・丸の内エリアは、新幹線を利用する人はもちろん、羽田・成田空港からリムジンバスでアクセスできるので便利な宿泊エリアです。また、観光をするのにもJRや地下鉄などを利用して、東京のあらゆる場所に行くことができます。
「シャングリ・ラ 東京」
シャングリ・ラ 東京は、丸の内トラストタワー本館、37階の最上階11フロアを占める5つ星のラグジュアリーホテルです。東京駅から徒歩5分以内というアクセスの良さも魅力で、観光やビジネスに便利です。ホテルには6つのスイートを含む200室の客室が用意されており、客室からは東京のパノラマの景色を見渡すことができます。
最上階に位置するホライゾンクラブフロアでは、専用ラウンジやコンシェルジュによる最上級のサービスが受けられます。デラックス インペリアルガーデンビュールームは1泊157,260円～です。
「ナインアワーズ人形町」
ナインアワーズ人形町は、人形町駅から徒歩2分のおしゃれなカプセルホテルです。スマートチェックインが採用されているので、対面なしでタッチパネルでセルフチェックインができます。
ロッカーとカプセルエリアは入り口から男女で分けられているので、女性のひとり旅でも安心。タオル、歯ブラシ、スリッパなどのアメニティもしっかり備わっているのもポイントです。また、宿泊だけなくカプセルやシャワーを時間制で使えるプランもあるので、休憩やリフレッシュするのにも最適です。
3.新宿エリア
東京最大の繁華街・新宿は、東京のナイトライフを楽しみたい人にぴったり。山手線を利用すれば、渋谷や原宿などの流行スポットも巡れるため、東京をとことん遊び尽くすのにおすすめのエリアです。
「京王プラザホテル プレミアグラン」
京王プラザは、都庁前駅から徒歩約3分の場所にある新宿を代表する高級ホテル。その中でもさらにワンランク上のおもてなしを体験できるのが、京王プラザ プレミアグランです。地上160mの専用クラブフロアとなっており、ファーストクラスの東京滞在を叶えてくれます。
客室には今治のタオル、ロクシタンのアメニティ、BOSEの最上級モデルBluetoothスピーカーなど、細部までこだわりぬいた上質なアメニティが備わっています。プレミアグランドスーペリアルームは1泊96,414円～です。
「ホテルエンパイアイン新宿」
ホテルエンパイアイン新宿は、JR新大久保駅から徒歩約5分のホテルで、住宅街の中にあります。駅周辺には韓国料理やアジア各国の料理店が軒を連ね、食事やショッピングをするのに便利です。JR山手線を利用すれば、新宿はもちろん渋谷や原宿にもアクセスできます。
客室はのんびりと快適に過ごせる広さで、女性の1人旅でも安心です。ダブルルームの料金は1泊10,800円～です。
東京のベストシーズン
東京の年間の平均気温は15.4 ℃です。ただし、夏になるとヒートアイランド現象による気温の上昇が懸念されているため、夏期の観光を考える際は熱中症対策をしっかりと行いましょう。東京では年間を通してさまざまな催し物が開催されています。まず3月下旬から4月上旬は、上野公園の1,000本以上の桜、新宿御苑の早咲きから遅咲きの桜まで多彩な種類の桜を観賞できます。
5月から6月は、夏祭りが盛んに行われ、神田祭や山王祭では江戸の情緒を味わえるでしょう。そして7月下旬から8月は、夏の花火大会が都内各地で行われます。2万発の花火が楽しめる隅田川花火大会には毎年100万人もの人々が訪れます。11月下旬から12月初旬の紅葉シーズンには、日比谷公園や小石川後楽園が人気を集めています。このようにどの季節に訪れても魅力あふれるイベントが楽しめます。
東京で人気のお祭り・イベント3選
1.三社祭り
「三社祭」は、浅草神社で毎年行われる例大祭で、5月の第3週の金・土・日曜日に行われます。なかでも最終日に行われる本社神輿が１番の見どころで、悪い病気を追い払うため勇ましく神輿を担ぎながら浅草の町を練り歩く姿が印象的です。東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線・東武線の各浅草駅から徒歩7分ほどとアクセスも良好です。
2.うえの桜まつり
「うえの桜まつり」では、東京都上野にある上野恩賜公園にて、1,000本以上の桜を見ることができます。上野恩賜公園はソメイヨシノのほか、約50種類もの桜を見ることのできる日本でも有数の桜の名所ですが、その広大な敷地の中には上野動物園や上野の森美術館、国立西洋美術館や東京国立博物館など桜以外にも楽しめる施設がたくさん入っています。京成上野駅から徒歩3分ほどと立地も良く、お子さんを連れての散策やデートスポットとしても人気です。
3.江戸川区花火大会
「江戸川区花火大会」は、江戸川河川敷で毎年開催されている花火大会で、別名エキサイティング花火とも呼ばれ、様々なテーマに沿った花火を大音量のBGMをバックに打ち上げるエンターテイメント性の高い花火大会です。5秒間に1,000発もの花火を打ち上げるオープニングやラストに行われる花火の乱れ打ちは圧巻です。都営地下鉄篠崎駅から徒歩15分とやや遠いので、時間に余裕を持って行きましょう。
東京の人気グルメ3選
1.江戸前寿司
江戸の郷土料理である「江戸前寿司」。「江戸前寿司」で有名なお店が東京都中央区にある老舗の名店「吉野鮨本店」。地下鉄日本橋駅から徒歩1分とアクセスばつぐんで、平均予算は昼間であれば4,000円以内、夜でも15,000円以内で美味しいお寿司を楽しめます。
2.深川めし
次にご紹介するのは、農林水産省郷土料理100選のひとつでもある「深川めし」です。「深川めし」とは、アサリ・ハマグリ・アオヤギなどの貝類と大きめに切った葱と野菜を味噌で煮込み、それを熱いご飯にかけて食べる料理をいいます。この「深川めし」で有名なお店が東京都江東区にある昭和62年創業の名店「深川宿富岡八幡店」。地下鉄門前仲町駅から徒歩3分とアクセスも良好です。
3.ちゃんこ鍋
最後にご紹介するのが相撲力士の食事として有名な「ちゃんこ鍋」です。実はこの「ちゃんこ鍋」には決まった食材や味、定義などは存在しておらず、相撲力士が食べる鍋料理すべてが「ちゃんこ鍋」と呼ばれています。「ちゃんこ鍋」で有名なお店が東京都墨田区にある昭和初期創業の老舗の名店「川崎」。お店まではJR両国駅から徒歩3分とアクセス良好です。
東京のおすすめの温泉・露天風呂3選
1.大谷田温泉
東京都神田にある日帰り温泉施設「大谷田温泉 明神の湯」。浴槽すべてに天然ひばを使用した大ひば湯が人気で、泉質は塩分と鉄分を豊富に含む天然ナトリウム塩化物強塩泉（弱アルカリ性高張性温泉）です。神経・筋肉・関節痛や、冷え性・疲労回復・皮膚疾患に効き目があります。その他に薬師の湯（露天風呂）・高見の湯・源泉蒸し風呂・ひのき温泉・人肌の湯など様々な温泉があり、1日中いても飽きません。さらに、高温サウナ・手もみ処・足もみ処・髪切り処もあるので、頭の先からつま先までリフレッシュすることができます
2.大江戸温泉物語
東京都江東区にある「東京お台場大江戸温泉物語」は、温泉のみならずさまざまなイベントが楽しめるエンターテイメント型温泉施設です。江戸情緒溢れる館内は、さながら縁日のような賑わいです。TVアニメや人気キャラクターとのコラボイベントやスタンプラリー、縁日コーナーでの駄菓子販売、手裏剣投げやスーパーボールすくいはお子様や外国人旅行客にも大人気です。また、屋台村と呼ばれる食事処では様々な国のグルメを味わうことができます。リラクゼーション施設では、フェイシャルケア・ボディケア・足つぼ・あかすりなどの施術を受けることができます。また、足湯エリアでは、珍しいフィッシュセラピーを体験することができます。
3.竜泉寺の湯
東京都八王子市にある「竜泉寺の湯」は、大人のための癒しの空間。都内最大級の温泉施設の広さはまさに圧巻です。開放的な雰囲気の広い温泉スペースには、16種類の温泉とサウナがあり、なかでも健康長寿のお風呂として人気の高濃度炭酸泉では、細かい泡によるやさしい刺激で疲れを癒し、身体の内側からじんわりと温まることができます。また関東最大級のアロマ岩盤浴ゾーンでは、アロマ岩塩房・アロマザルツ房をはじめとした、7種類もの岩盤浴を楽しむことも。さらに館内にはリラクゼーション施設も併設されていて、痩身エステやタイ古式マッサージ、美容院や理髪店でリフレッシュすることもできます。
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