冬の「夏の宮殿」を訪れる、感じが違う!

西藏博物館を出て道路を渡るとすぐにロブリンカがあります。ロブリンカは「夏の宮殿」とも呼ばれ、元々はダライ・ラマの夏の行宮で、18世紀40年代に建設が始まり、200年の歳月を経て建設された典型的なチベット式の古典庭園であり、世界で最も標高の高い庭園でもあります。 現在、庭園はAAAA観光地となっており、ロブリンカの主な宮殿にはゲサン・ポジャン、金色のポジャン、ジュンザン・ポジャン、夏のダンラカン、ダダン・ミンジュ・ポジャンなどの建築物があります。 今、ロブリンカは開放型の庭園であり、チベット最大の人工庭園で、「ラサの颐和園」と称されています。ロブリンカの庭園内では新旧の建築が互いに補完し合い、統一感と調和を保ちつつ、多様性に溢れており、チベットの各時代の建築を集めたチベット建築の宝庫となっています。 1988年、ロブリンカは国務院により全国重点文物保護単位に指定されました。2001年にはユネスコの世界文化遺産リストに登録されました。