精巧な石造りが圧巻の世界遺産 玉陵

パッと見は、東南アジアのジャングルの中の遺跡、もしくは大航海時代のヨーロッパ人が建てたカリブ諸島の砦、古代中国の陵墓など海岸の遺跡のようですが、日本の沖縄にある遺跡です。「玉陵」は、「たまうどぅん」と読みます。1501年、尚真王が父尚円王の遺骨を改葬するために築かれました。石組みがペルーのクスコの石壁と同じく、隙間無くきっちり精巧に組まれていて、技術の高さは驚嘆に値します。周りは、東南アジアのようなガジュマルの木々が生い茂り、異国情緒たっぷりの世界遺産遺跡です。アクセスは、ゆいレールの首里駅から、首里城公園の縁沿い歩いて15分。途中から首里城の城壁沿いとなり、首里の街を見渡しながら、南国の景色を見ながらとなります。