市ケ尾 横穴古墳群

見応え充分の横穴古墳群

数も結構あって見応え充分の横穴古墳群です。なんと言ってもびっくりしたのは、豪族ではなくて有力農民のお墓だそうです。個人的には大発見でした。

見応え有ります！！

1933年に発見された神奈川県横浜市青葉区の住宅地にある遺跡。 駐車場もないし、宣伝もなくあまり期待もしてなかったのですが、行ってみたら思いのほか規模が大きくて感動しました。　木々が生茂る公園の斜面に北側のA群と南側のB群に分かれて横穴があり、A群12基・B群7基の計19基もありました。 鶴見川から500ｍほどの丘陵地帯で、これらの墓は6世紀後半から7世紀後半にかけての古墳時代末期に造られ...

6世紀の農民の墓

市ヶ尾駅くらは徒歩15分くらいかかるので、観光客は滅多にこないと思います。青葉区役所に用事がありましたので、ついでに行って見ました。古墳群は公園になっており、地元の人の憩いの場も兼ねていました。6世紀の農民の墓のようで、いくつかの穴があり、なかなか不思議な空間でした。

住宅地に古代遺跡

田園都市線市が尾駅の北方面、歩くと10〜15分でしょう（バスなら柿生駅方面行き)、住宅地が広がる傾斜地にこちらの「公園」があります。保存目当ての公園化はずいぶんと昔のことなので、案内板も公園施設も古びていて、しかも樹木鬱蒼なのでややもすると暗い雰囲気です、が、この傾斜地斜面にはいくつかの横穴があって、それが古代の古墳だそうです。

現存されている古墳

市が尾小学校の隣にあり、今は公園として整備されています。A区、B区に分かれていて、それぞれ山肌をくりぬいた６，７個の墓所が現存されていて、いくつかは中に入ることもできます。 案内板によれば、古墳時代後期の裕福な農民の墓だったとのこと。もちろん装飾などあるわけではありませんが、かえって身近なものに感じられました。それにしてもよく残っていたなと感心しました。