大芝水門

広島デルタ、治水の要

広島デルタを形成する太田川、かつては何度もこの川が氾濫する水害があったようです。戦前から始まった太田川放水路の建設作業は、戦争を挟んだ長い年月をかけて完成したとのこと。この水門がまさに広島デルタの治水の要となっています。この水門と下流の北大橋、川の両岸の堤防を含めたランニングコースは一周約３Km、多くのジョガーやさんさく、犬の散歩をする人で結構賑わっていますよ。

ランニングコース

普段何の気なしに通過してましたが、広島市民にとっては非常に重要な場所。今年は水害も多く、あの時もこの門が無ければどうなっていたか・・・。ありがとうございます。

洪水を避けるための大切な門

この水門があるところから放水路があり、洪水のときは放水路へ水がながれやすいようになっています。 この放水路がなかったら広島はすごい洪水になるのではと思いますね。

大雨の際、市内に流れる水の向きを変える

大雨の時に多くの水量が市内に流れるのを防ぎ、水の向きを変える ためにあります。 全部に門があるわけでなく、すみっこに少しあるだけのものです。

太田川の枝分かれした先にあります

広島市東区牛田町にあり、太田川が2本に枝分かれした先にある水門です。反対側に枝分かれした先にある祇園水門と連動して川の水量を調節しています。