東大寺転害門

時間があれば是非訪れてください。

表通りを歩くと少し遠いですが、大仏殿訪問後であれば裏側の講堂跡や正倉院の周りを散策して行けば良いと思います。 天平時代は庶民はまだ竪穴住居のが主で、貴族階級でも瓦を乗せた家はまだ一般的では無かったとか。そんな時代に大寺院は門ですらこの造りで周りを圧倒していたことを実感できます。

交通量の多い道路沿いにあります。

奈良剣道７５４号線横田木津線沿いにあります。交通量の多い道路ですが周りも奈良町の景観を損なわないような造りになっています。転害門（てんがいもん）という字ですがこのあたりは手貝町（てがいまち）と言われているようです。正倉院にも通じています。規模は小さいですが歴史と趣を感じる造りです。

堂々としていて素晴らしい

転害門は正倉院の西側にある門です。 ２度の戦火にも焼け残った寺内で数少ない建物のひとつだそうです。 さすが国宝ですね、堂々としていて素晴らしいです。 南大門と違って外れにあるので訪れる人も少なく、静かに拝見できます。 　

東大寺創建時の門で国宝建築物。天平時代ののびやかな建築

奈良県庁から国道369号線を北に歩いて10分ほど。突然大きな門があらわれます。東大寺の旧境内に建つ、国宝建築物の転害門。天平時代の建築物で、東大寺のスケールそのままに、雄大でのびやかな門です。反りのある屋根と、西洋建築を思わせる太い柱が印象的です。この柱をみていると、シルクロードを通じた西洋文明の影響を強く感じました。わざわざ行く価値はあります。

いにしえからの姿

　奈良県庁の交差点から国道369号を北に向かって歩くと、伝統的な木造建築が道路沿いに現れる。それが、転害門だ。この門だけが平氏の焼き討ちなど幾多の火災を潜り抜け、奈良時代の姿を残しているという。門だけなので門外漢にその価値は分からないが、静かにたたずむ姿は何かひきつけるものがある。