都江堰チケット＆ツアー観光ガイド！おすすめスポット3選

中国の四川省にある都江堰（とこうえん）は、なんと2000年以上前に造られた世界最古の水利システムのひとつ。今も現役で使われているなんて、本当に驚きですよね。この記事では、そんなお得なチケット情報に加えて、都江堰景区の見どころやアクセス方法をわかりやすくご紹介しています。中国の歴史や自然に興味がある方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

Trip.com限定の都江堰チケット

Trip.comの都江堰景区の入場チケット（外国人向け）は当日17時まで購入OK＆すぐ使える。パスポートを使って現地窓口でチケットを引き換え、入場時もパスポート番号でチェックイン。キャンセル無料は利用翌日の23:59までなので、安心して予約できます。

※2025年4月現在

都江堰景区へのアクセス

都江堰へのアクセスは多彩で、旅のスタイルに合わせて選べます。地下鉄2号線「犀浦駅」から都市間列車に乗れば、都江堰駅までスムーズに到着。その後は徒歩約20分で景区へ行けます。バス派の方は「茶店子客運中心」から都江堰行きの定期バスに乗り換え、さらに市内バスでアクセス可能。タクシーなら春熙路から約1時間半です。営業時間は季節によって変わるので、事前チェックをお忘れなく。

▼都江堰のアクセス▼

都江堰景区のおすすめスポット

都江堰の三大観光スポット「秦堰楼」、「玉垒阁」、「宝瓶口」についての詳細な紹介です。

秦堰楼（しんえんろう）

秦堰楼は都江堰景区の6号門近くに位置しており、その門から入るとすぐに到達できます。非常にアクセスが便利です。秦堰楼は山に寄り添い、川岸に堂々と建っています。この観光地は、都江堰の水利施設の中心に位置し、古代の水管理技術の精巧さと自然の調和を象徴しています。建物自体は古代中国建築の典型的な特徴を持ち、訪れる人々に歴史の息吹を感じさせます。

ここからは、魚嘴、安澜索橋、二王庙、玉垒雄関、青城群峰など、都江堰周辺の代表的な景色を一望に収めることができ、特に魚嘴の水分けの景色は見事です。視野が非常に広く、四季折々の自然の美しさとともに、古代中国の人々が築いた壮大な水利工事の全貌を垣間見ることができます。

玉垒阁（ぎょくるいかく）

玉垒阁は都江堰景区の中で最も高い位置にあります。4号門から木造の遊歩道を通り、步云廊の大エスカレーターを使用してアクセスする方法と、2号門から古い城壁の石階を歩いて約25分で到達する方法があります。この場所は360度のパノラマビューが楽しめ、成都平原、岷江の源流、古い蘇州城や周囲の青城山など、四方の景色を一度に望むことができます。

玉垒阁からの眺めは、特に清朝時代から重要な観光地とされており、一歩一景の美しさは訪れる人々を魅了し続けています。春には桜が咲き乱れ、秋には紅葉が山を彩り、古代の城壁とともに、まるで時間が止まったような幻想的な雰囲気を楽しむことができます。

宝瓶口（ほうへいこう）

宝瓶口は都江堰景区の南東角に位置し、离堆公園から入園して指示に従って歩いていくと到達できます。 宝瓶口は都江堰の水利システムの中でも特に重要な部分で、「天然の水の喉」とも称されます。この狭い水路を通る水の流れは激しく、古代の治水技術が如何に先進的であったかを物語っています。

伏龍観の最上階からは、その勢いのある水流を一望でき、水の力と古代人の智慧が融合した壮大な光景を目の当たりにすることができます。さらに、宝瓶口の岩壁には水位を測るための古い標尺「水則」が刻まれており、それを通じて古人の環境との対話の方式を理解することができます。

都江堰景区の基本ガイド

都江堰とは

都江堰（とこうえん）は、中国四川省成都市の北西に位置する、世界最古の水利システムの一つです。紀元前256年、秦の時代に李冰とその息子によって建設されたこの水利施設は、現代まで現役で使われており、中国の古代土木技術の粋を集めた驚異ともいえる存在です。ユネスコの世界文化遺産にも登録されています。

この施設の特徴は、ダムを使わずに水流を制御している点にあります。「魚嘴（ぎょし）」「飛沙堰（ひさえん）」「宝瓶口（ほうへいこう）」の三つの主要な構造によって、水を分流・排砂・取水する仕組みが自然の力を活かして巧みに設計されています。その結果、成都平原の洪水を防ぎ、農業の発展を支えてきました。

また、都江堰風景区には、二王廟、安瀾索橋、伏龍観など、歴史や文化を感じられる名所も多く、自然と歴史の両方を楽しむことができます。

所要時間

歴史に興味があり、解説を読みながらゆっくりと観光したい場合は、半日ほど余裕を見ておくと安心です。また、近くにある青城山とセットで訪れる方も多いため、時間に余裕を持ったスケジュールがおすすめです。

ベストシーズン

都江堰を訪れるのに最適な時期は、春（3月〜5月）と秋（9月〜11月）です。春には暖かな気候とともに周囲の花々が咲き誇り、観光にぴったりの季節です。秋は空気が澄み、紅葉が美しい景色を演出してくれます。

夏（6月〜8月）は雨が多く湿度が高めですが、水量が増えた都江堰の迫力ある姿を見たいなら、この時期もおすすめです。冬（12月〜2月）は比較的観光客が少なく、落ち着いて見学できますが、防寒対策はお忘れなく。

持ち物

都江堰ではけっこう歩きますので、履き慣れたスニーカーやトレッキングシューズが便利です。天気が変わりやすい季節もあるので、折りたたみ傘やレインコートがあると安心です。また、屋外で長時間過ごすことになるので、帽子や日焼け止め、飲み物の持参もおすすめです。

都江堰ツアーで注意したい2つのこと

施設内の立ち入りエリアに注意

一部の区域は保護対象となっており、立ち入り禁止です。案内表示に従って見学しましょう。

橋の上では慎重に歩くこと

特に安瀾索橋（吊り橋）は揺れることがあるため、歩きやすい靴で、手すりを持って慎重に渡るのがベターです。

都江堰景区周辺のおすすめスポット

都江堰を訪れるなら、ぜひ足を延ばしてほしい魅力的な周辺スポットがたくさんあります。 歴史や自然、かわいいパンダまで、心がほっとする癒しの時間が待っています。この記事では、特におすすめの3カ所をご紹介します。

青城山（せいちんざん）

青城山は、中国・四川省にある道教の聖地で、都江堰から車で30分ほどの距離にあります。「天下の幽勝の地」と称されるように、山全体が深い緑に包まれ、神秘的な雰囲気が漂います。山には道教の寺院が点在しており、特に前山では道教文化に深く触れることができます。後山は自然のままの風景が残されており、静かな竹林や清流の中を歩くトレッキングも人気です。都市の喧騒から離れ、自然と心を整える時間を過ごしたい方にぴったりの場所です。

潅県古城（かんけんこじょう）

潅県古城は、都江堰の近くにある歴史ある古い町並みが残る観光スポットです。石畳の道や木造の建物が並び、まるでタイムスリップしたかのような気分に。散策しながら伝統的な工芸品のお店やローカルな飲食店を楽しむことができ、四川の庶民的な暮らしにも触れられます。夜になると街並みはライトアップされ、昼間とはまた違った幻想的な雰囲気に。歴史とローカルグルメの両方を堪能したい方におすすめのエリアです。

熊猫谷（パンダバレー）

熊猫谷は都江堰市郊外の玉堂鎮にあるパンダ保護エリアで、自然に近い環境でのんびり過ごすパンダたちの姿を間近に観察できます。木に登ったり、ゴロゴロ寝そべったりする愛らしい様子は癒し効果抜群！また、パンダの生態や保護活動について学べる展示もあり、教育的な体験もできます。周囲には緑豊かな森林が広がり、軽いハイキングコースも整備されているため、自然散策と動物観察を両方楽しめるスポットです。

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都江堰（とこうえん）は、ただの歴史スポットではありません。世界遺産にも登録されたこの古代の水利施設は、自然と人の知恵が見事に融合した、まさに“生きた遺産”なんです。緑あふれる風景の中をゆったりと散策すれば、心も体もリフレッシュ。

Trip.comのお得なチケットを使えば、快適にその魅力を味わえますよ。四川を旅するなら、ぜひ都江堰で癒しのひとときを楽しんでくださいね。

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