
「急にWeChat(ウィーチャット)にログインできなくなり、連絡が取れない...」
「IDやパスワードは合っているはずなのに、なぜかエラーが出てしまい途方に暮れている…」
そんなお悩みはありませんか?
WeChatにログインできない問題は、通信環境の見直しや入力情報の再確認といった、ごく基本的なステップで解決することがほとんどです。

それでも解決しない場合でも、
アプリや端末の再起動、パスワードの再設定といった手順を踏むことで、多くの場合ログインできるようになります。
ログインエラーは様々な要因が複雑に絡み合って発生しますが、原因の多くは意外と単純な操作ミスや一時的な不具合です。
そのため、考えられる原因をひとつひとつ見直し、可能性を潰していくことが、問題解決への確実な近道となります。
この記事では、WeChatにログインできない時に試すべきことを、5つのステップで具体的に解説していきます。
STEP1:通信環境と入力ミス

WeChatにログインできない時、まず見直すべきなのは「通信環境」と「入力情報」の2つです。
複雑な原因を考える前に、ごく基本的な部分に問題が隠れていることが少なくありません。
多くの場合、ログインできない原因は意外なほど単純なミスにあります。
後述する難しい手順を試す前に、まずはこれらの基本的な項目を確認することで、
あっさりと問題が解決することもあるので、一度確認してみましょう。
電波は安定しているか?
WeChatはインターネットを介して通信を行うため、安定した電波環境が不可欠です。
電波が弱い、または不安定な場所にいると、ログイン処理が正常に完了しないことがあります。
例えば、地下やトンネル内、高層ビルの窓から離れた場所などでは、通信が途切れやすくなります。
まずは電波の良い場所に移動して、再度ログインを試してみてください。
それでも改善しない場合は、スマートフォンの「機内モード」を一度オンにし、数秒待ってからオフにしてみましょう。
この操作によって通信接続がリセットされ、電波を掴みやすくなることがあります。
Wi-Fiに接続している場合は、一度オフにしてモバイルデータ通信で試すのも有効な手段です。
IDや電話番号、パスワードは正確か?
次に確認したいのが、IDや電話番号、パスワードの入力ミスです。
自分では正しく入力しているつもりでも、無意識のうちに間違えているケースは非常に多いです。
特に注意したいのが、以下のポイントです。
- アルファベットの大文字と小文字
- 数字とアルファベットの全角と半角
- 数字の「0」とアルファベットの「O」など、形の似た文字
- 入力欄の前後に不要なスペースが入っている
パスワード入力時は文字が「●」で表示されるため、ミスに気づきにくいです。
一度メモアプリなどにパスワードを入力し、内容が正しいかを目で見て確認してから、コピー&ペーストで貼り付けてみましょう。
この一手間で、単純な入力ミスを確実に防ぐことができます。
- 中国用eSIMを探すなら、Trip.comがおすすめ!
- データ1GB/日
- 利用期間3日間
- 料金約251円
- データ1GB/日
- 利用期間5日間
- 料金約364円
STEP2:アプリ・端末をリフレッシュ

通信環境や入力情報を見直してもログインできない場合、次はアプリやスマートフォン自体をリフレッシュする方法を試しましょう。
このステップでは「WeChatアプリの再起動」と「スマートフォン本体の再起動」という2つの手順を解説します。
これらの操作は、アプリや端末の内部に溜まった一時的なエラーを解消するのに非常に有効です。
一見単純な作業ですが、このリフレッシュだけで問題が解決することも多いので、試してみてください。
WeChatアプリを完全に終了させ、再起動する
最初に、WeChatアプリを完全に終了させてから、もう一度立ち上げてみましょう。
ホーム画面に戻っただけでは、アプリは裏側で動き続けていることがあります。
そのため、一度完全に終了させることがポイントです。
スマートフォンのマルチタスク画面(起動中のアプリ一覧が表示される画面)を開いてください。
その中からWeChatの画面を上にスワイプするなどして、アプリをリストから消去します。
完全に終了させた後、改めてホーム画面からWeChatを起動し、ログインを試みてください。
WeChat Payについて気になる方へ:
WeChat Payの使い方|日本人でも4ステップで設定簡単
スマートフォン本体を再起動する
アプリの再起動で問題が解決しない時は、スマートフォン本体の再起動が有効です。
アプリ内に溜まった一時的なエラーが原因の場合、この再起動によって問題が解決する可能性は高いです。
まずスマートフォンの電源ボタンを長押しし、画面に表示される指示に従って再起動してください。
再起動することで、OSを含めたシステム全体がリフレッシュされます。
これにより、アプリ単体の再起動では解消できなかった不具合が解決することがあります。
STEP3:パスワードを再設定(パスワード忘れの場合)

ここまでのステップを試してもログインできない場合、入力しているパスワードが間違っている可能性を考えましょう。
ここでは、パスワードを忘れてしまった時のために「SMS認証を使ったパスワードリセットの手順」を具体的に解説します。
パスワードを思い出せない時でも、焦る必要はありません。
WeChatには、安全にパスワードを再設定するための仕組みが用意されています。
ここで紹介する手順を実行すれば、アカウントへのアクセスを取り戻すことができます。
SMS認証を使ったパスワードリセットの手順
パスワードの再設定は、WeChatに登録した電話番号宛てに送られるSMSを利用して行います。
手順は以下の通りです。
- WeChatのログイン画面下部にある「パスワードを忘れた場合」をタップします。
- 画面の指示に従い、WeChatに登録している電話番号を入力し、「次へ」進みます。
- セキュリティ認証の画面が表示されたら、「SMS認証コードを送信」をタップします。
- スマートフォンに届いたSMSに記載されている認証コードを、指定された時間内に入力します。
- 認証が成功すると、新しいパスワードを設定する画面に切り替わります。新しいパスワードを2回入力し、完了です。
再設定にはSMSが受信できる電話番号が必須
このパスワードリセット機能を利用する上で、最も重要なのが「WeChatに登録済みの電話番号でSMSを受信できること」です。
本人確認のために、SMSで送られてくる認証コードが必須となります。
そのため、格安SIMのデータ通信専用プランなど、SMS機能がない契約の電話番号を登録している場合は、この方法でパスワードを再設定することができません。
また、海外滞在中などで国際SMSが受信できない設定になっている場合も同様です。
パスワードを忘れて困る前に、
ご自身のWeChatに登録している電話番号が、SMSを確実に受信できる状態にあるかを確認しておくことをおすすめします。
機種変更や再インストール後の落とし穴

スマートフォンの機種変更や、アプリの不具合でWeChatを再インストールした後に、ログインできなくなるケースは少なくありません。
ここでは、そうした状況で陥りがちな「旧端末でのログアウト」と「セキュリティ認証」という2つの落とし穴について解説します。
旧端末でのログアウトを確認
WeChatのアカウントは原則として、同時に複数のスマートフォンからログインすることはできません。
そのため、古いスマートフォンでログインしたままの状態で、新しいスマートフォンからログインしようとすると、エラーが発生することがあります。
機種変更をする際は、事前に旧端末でWeChatアプリを開き、ログアウト操作を済ませておきましょう。
もし、すでに旧端末が手元になかったり、故障して操作できなかったりする場合は、
この後のステップで解説するパスワードリセットや、サポートへの問い合わせが必要になる可能性があります。
まずは新しい端末でログインを試み、ブロックされるようであれば他の原因を探っていきましょう。
「セキュリティ認証」を求められた時の対処法
新しい端末からの初回ログイン時や、普段と異なるネットワーク環境からアクセスした場合など、
WeChatはアカウント保護のために「セキュリティ認証」を要求することがあります。
これは不正なアクセスではないことを本人に確認するための、正常なセキュリティチェックです。
画面に「セキュリティ認証」と表示されても、慌てる必要はありません。
画面の指示に従って、以下のいずれかの方法で認証を進めてください。
SMS認証コードの入力
登録した電話番号に送られてくる認証コードを入力します。
友人による認証
WeChat上の友人に協力を依頼し、認証を手伝ってもらう方法です。
パズル認証
表示されたパズルのピースを正しい位置にスライドさせるなど、簡単な操作を行います。
最も一般的なのはSMS認証です。登録した電話番号が使える状態であれば、ほとんどの場合、問題なく認証をクリアできます。
- WeChat Payをよりスムーズに利用したい方へ!
STEP5:アカウント凍結を解除する

これまでの全てのステップを試してもログインできない場合、WeChatのアカウント自体が「凍結」されている可能性があります。
ここでは、アカウントが凍結される主な原因から、具体的な解除手順、そして最終手段までを解説します。
自分のアカウントに何が起こったのか分からず、不安に感じているかもしれません。
しかし、アカウントが凍結されても、多くの場合は解除することができます。
なぜ凍結されたのか原因を理解し、正しい手順を踏むことが問題解決の鍵となります。
なぜ凍結されるのか?主な原因3つ
WeChatは、全てのユーザーが安全に利用できるよう、利用規約を設けています。
アカウントの凍結は、この規約に違反した、あるいはその疑いがあるとシステムに判断された時に行われる措置です。
主な原因としては、以下の3つが挙げられます。
1.利用規約に違反するコンテンツの投稿
不適切な内容(暴力的、差別的など)の投稿や、スパムメッセージの送信、詐欺行為などがこれにあたります。
2.非公式プラグインや外部ツールの使用
WeChat公式が提供していない、自動化ツールや改造版アプリなどを使用すると、不正行為とみなされ凍結の対象となります。
3.不審なアクティビティ
短時間で大量の友達申請を送ったり、身に覚えのないログイン試行が繰り返されたりするなど、アカウント乗っ取りの可能性があると判断された場合に、保護措置として一時的に凍結されることがあります。
セルフ解除の手順と、サポート依頼の方法
アカウントが凍結された場合、まずは自分で解除を試みることができます。
ログインしようとすると、アカウントが凍結されている旨のメッセージが表示されることがほとんどです。
その画面の指示に従って、解除手続きを進めてください。
多くの場合、登録した電話番号によるSMS認証が求められます。
もし画面の指示だけでは解決しない場合は、WeChatの公式ヘルプセンターから凍結解除の申請を行うこともできます。
状況を説明するフォームに入力し、サポートチームからの連絡を待ちましょう。
セルフ解除がうまくいかない、または手順がわからない時は、最終的にサポートチームへ直接問い合わせることになります。
こちらもヘルプセンター経由で連絡を取ることになりますが、問題解決には時間がかかる場合があることを覚えておきましょう。
- WeChatヘルプセンターはこちら
どうしても解除できない場合は新規アカウント作成
残念ながら、重大な規約違反などが原因で、アカウントの凍結が永久に解除されないケースも存在します。
様々な手段を尽くしてもアカウントを復旧できない場合は、新しい電話番号を使って新規にアカウントを作成することが最終的な選択肢となります。
ただし、この方法では以前のアカウントの連絡先リストやチャット履歴、モーメンツの投稿などを引き継ぐことはできません。
全てがリセットされてしまうため、これは他に方法がない場合の最後の手段と考えてください。
wechatログインができない問題はひとつずつ解決しよう

この記事では、WeChatにログインできなくなった時に試すべき5つのステップを、具体的な手順とともに解説しました。
最後に、特に重要なポイントを振り返りましょう。
- 通信環境と入力ミス
- アプリ・端末をリフレッシュ
- パスワードを再設定
- アカウント凍結を解除する
紹介した手順を順番に試していくことで、ほとんどのログイン問題は解決できるはずです。
今後万が一同様のトラブルに見舞われても、もう焦る必要はありません。
どの方法を試してもログインができない場合は、Wechatの公式ヘルプセンターに問い合わせてみてくださいね。
- 中国用eSIMを探すなら、Trip.comがおすすめ!
- データ1GB/日
- 利用期間3日間
- 料金約251円
- データ1GB/日
- 利用期間5日間
- 料金約364円







