
台湾旅行で「アリペイは使えるの?」と、支払いに迷っていませんか?
アプリを登録すれば日本人旅行者でも台湾でアリペイが利用できます。
コンビニ、交通機関、観光地など幅広く使えますが、悠遊カードやApple Payと併用するとより便利です。
チャージ方法や注意点を理解しておけば、手間なくキャッシュレスで快適に台湾を楽しめます。
この記事では、台湾でのアリペイの基本から使い方まで徹底解説します。
アリペイは台湾でも使えるキャッシュレス決済

台湾のキャッシュレス事情とアリペイの普及度
台湾は都市部を中心にキャッシュレス化が急速に進んでいます。
コンビニ、地下鉄、観光地では電子決済が一般的になり、外国人旅行者も利用できる環境が整っています。
特に中国本土からの観光客が多いことから、アリペイ導入店舗が急速に増加中。
結果に、日本人でもアプリを利用すれば台湾でアリペイを使えるようになっています。
中国本土と台湾の違い
中国本土ではアリペイやWeChat Payが生活のあらゆる場面に浸透しています。
一方、台湾は「悠遊カード」を中心とした交通系ICカード文化が根強く、小規模店舗や夜市では現金がまだまだ主流です。
そのため台湾ではアリペイは都市部や大手チェーンに強みを持つものの、中国ほど万能ではないと言えるでしょう。
台湾でアリペイが使える主な場所
- コンビニ:7-ELEVEN、FamilyMartなど
- 交通関連:台湾鉄道、高鐵、一部MRTで利用可能。
- 観光地・飲食店:台北101、故宮博物院、外国人観光客が多いレストランなど
アリペイについてもっと詳しく知る 記事:アリペイ(Alipay)は日本人でも簡単に使える!
アリペイを台湾で使う!登録・チャージ方法

アリペイアプリのインストール
台湾でアリペイを使うには、アリペイアプリのダウンロードが必須です。
アプリはiPhone、Android両方に対応しており、App StoreやGoogle Playからダウンロードできます。
➡App Storeからダウンロード
➡Google Playからダウンロード
パスポート登録と本人確認
初回利用時にはパスポート情報を入力し、本人確認を行います。
これを済ませていないと、支払いやチャージが制限されるため、旅行前に準備しておくのが安心です。
チャージ方法
日本のVISAやMastercardのクレジットカードを登録すれば都度チャージをする必要がなく、直接決済ができます。
ただし、稀に海外のクレジットカードが弾かれることがあります。
その場合は旅行者専用の「Tour Card」が便利。
Tour Cardはクレジットカードから現金をチャージするプリペイドカードで、最大1万元(約20万円)までチャージできます。
アリペイの台湾での使い方ガイド

地下鉄(MRT)の場合
台湾観光の移動で欠かせないのが台北や高雄のMRT(地下鉄)。
現地では改札にアリペイのQRコードをかざすだけで入場できる仕組みが導入されています。
アリペイを利用する場合は、
- アプリを開く
- 「支払い」画面でQRコードを表示
- 改札機のスキャナーにかざす
だけで乗車OK。
そのため現金で切符を買う手間や、小銭がなくて困る心配がないため、観光中の時間を大幅に節約できます。
特に台北駅のように人が多い場所では、アリペイ利用によって行列を避けられるのが大きなメリットです。
レストランや観光施設の場合
台湾のレストランは店舗規模によって決済方法が異なります。
ローカル食堂では現金がまだ主流ですが、台北101展望台や故宮博物院、九份などの観光エリアにある有名店舗の場合、アリペイに対応していることが多いです。
特にグループ旅行や家族旅行で大人数の支払いをする場合、アリペイでまとめて支払えるのは便利です。
さらに、観光施設の入場券購入もアリペイで決済できる場所が増えており、長い列に並ばずオンラインで事前決済できるケースもあります。
これによりチケット購入の手間を減らせます。
市場や夜市の場合
台湾といえば夜市めぐりが旅行の醍醐味ですよね。
士林夜市や饒河街夜市などではまだ現金払いが中心ですが、大型の店舗や観光客が多く訪れる店舗ではアリペイを導入している場所が増えています。
たとえば有名な胡椒餅やタピオカドリンク店では、QRコード決済に対応していることも珍しくありません。
ただし全ての屋台で利用できるわけではないため、夜市は基本的に現金、観光客向けの人気店はアリペイ対応という意識で臨むのが良いでしょう。
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アリペイと台湾で使える他キャッシュレス決済の比較

支払い方法 | 利用範囲 | チャージのしやすさ | 旅行者の使いやすさ |
アリペイ | コンビニ・交通・観光 | △ | △ |
悠遊カード | 交通・コンビニ・観光 | 〇 | 〇 |
Apple Pay、Google Pay | 大手チェーン中心 | 〇 | 〇 |
現金 | ほぼすべて | - | 〇 |
台湾ではアリペイだけでなく、複数のキャッシュレス手段が利用されています。
そのため、旅行者が快適に過ごすためには、それぞれの特徴を理解し、場面に応じて使い分けることがポイント。
悠遊カードは日本で言うPASMOやSUICAのように現金をチャージして、交通から店舗まで幅広く利用できるので、日本人旅行者にとっては比較的使いやすい支払い方法です。
さらにApple PayやGoogle Payも近年使える店舗が増加しているので、日本でよく利用している人は台湾でもそのまま利用可能。
アリペイは中国本土で利用する場合は対応店舗も多く非常に便利ですが、台湾ではまだ導入されていない場所も多く、場合によっては多少不便することもあるかもしれません。
アリペイを台湾利用するときの注意点

為替手数料の発生
アリペイで日本のクレジットカードを使う場合、為替レートに応じた手数料が発生します。
小額の買い物では気になりませんが、数万円単位の決済では手数料の差が大きくなることもあります。
そのため大きな買い物を予定している場合は、為替レートを事前に確認しておくと安心です。
通信環境が必須
アリペイはオンライン認証を行うため、利用時にはモバイルデータやWi-Fi環境が必要です。
そのため、空港でSIMカードやeSIMを購入しておくと、現地でスムーズに利用できます。
トラブル時の対応(残高確認・返金方法)
万が一支払いが二重に行われた場合や、残高が正しく反映されない場合は、アプリの「ヘルプ」から返金申請が可能です。
ただし審査に時間がかかる場合もあるため、大きな金額の決済ではレシートを必ず保存しておきましょう。
アリペイを台湾で使うときによくある質問
アリペイは日本人でも台湾で使えますか?
アプリを登録すれば、日本人でも台湾で利用可能です。アリペイを台湾でチャージする方法は?
日本のクレジットカード、デビットカードで直接利用できますが、対応ブランドに制限があります。アリペイと悠遊カード、台湾ではどちらが便利?
交通や小額決済は悠遊カードが便利、大きな買い物や観光施設はアリペイが便利です。アリペイは台湾で手数料がかかりますか?
為替レートに応じて手数料がかかる場合があります。
アリペイは台湾旅行であると便利な選択肢のひとつ

台湾旅行ではアリペイを利用することで、コンビニや交通機関、観光地でスムーズに支払いできます。
ただし、悠遊カードやApple Payと併用することでさらに便利になるので、複数の支払い手段を持っておくのがおすすめです。
アリペイを上手に活用して台湾でのキャッシュレス旅行を楽しみましょう!

