【2025年最新】アリペイ(Alipay)は日本人でも簡単に使える!

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アリペイ

中国に旅行や出張で行くとき、

「店舗での決済はどうすれば良い?」

「現金が使えないのでは?」と不安な人も多いはず。

実際に中国の都市部では、タクシーもコンビニもキャッシュレス決済が主流。現金が通じにくい場面も珍しくありません。

そんなときに頼りになるのが「アリペイ(Alipay)」です。

アリペイは中国で最も利用されているモバイル決済アプリで、日本人でも登録して使うことができます。

登録方法や使い方を知っておけば、中国旅行がスムーズに楽しめますよ。

この記事では、アリペイの登録方法から使い方、注意点までをわかりやすく解説。

初めての人でも安心してアリペイを利用できるようになります。

アリペイ(Alipay)とは?

中国No.1モバイル決済アプリ

基本情報

アリペイ(Alipay)は中国アリババグループが提供するモバイル決済アプリです。

中国国内ではQRコード決済が生活に浸透しており、アリペイはその代表的存在。

市場シェアは50%以上で、都市部だけでなく地方都市でも広く利用されているので、中国観光には必須のアプリです。

近年では日本でも加盟店が増加。利用者数はのべ12億人を超え、今後ますます発展していくサービスといえます。

アリペイが使える場所

中国の主要都市では「アリペイが使えない場所を探す方が難しい」といわれるほど普及しています。

観光客にとってアリペイが使える場所は以下の通りです。

  • コンビニ
  • 大手飲食チェーン(スターバックス、マクドナルドなど)
  • 地下鉄・バス・タクシー
  • 観光地の入場券やお土産ショップ
  • ホテル・ショッピングモール

現金を持ち歩かなくても、ほぼすべての決済シーンをカバーできるのが魅力です。

アリペイとWeChat Payの違い

中国で使えるモバイルアプリにはアリペイの他にもWeChat Payが有名どころで、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

2つのアプリを比較しながら性能を見てみましょう。

アリペイ

WeChat Pay

主な機能

決済・送金・金融サービス

SNS(WeChat)と一体化したチャット+決済機能

ユーザー数

約12億人以上

約9億人以上

外国人対応

Tour Passで登録しやすい(パスポート+国際クレジットカード)

外国人登録は可能だが、手続きがやや複雑

特徴

金融機能が充実、生活全般をカバー

SNSと一体化しており、友人間の送金がスムーズ

旅行者へのおすすめ度

★★★★★
(登録が簡単で旅行に最適)

★★★★☆
(現地の友人がいれば便利)

表からもわかるように、アリペイの方が決済機能に特化しているため、幅広い支払いをカバーしています。

また、外国人利用も想定しているため、日本人でも簡単に利用することができます。

アリペイとWeChat Payの違いについてもっと詳しくみる
記事:アリペイとウィーチャットペイ、中国旅行に便利なのはどっち?

アリペイの登録方法

中国のアリペイの登録方法

アリペイを使い始めるためには、まずアカウントを作成し、本人確認を済ませる必要があります。

日本人でも登録できるように仕組みが整っているので、中国旅行者や出張者にとって安心です。

ここでは準備から実際の登録手順までを順を追って解説します。

【登録に必要なもの】 アリペイを登録する際に必要なものは以下の3つです。
1.パスポート 本人確認(Tour Pass登録や身分証明で必須) 2.スマートフォン アプリのダウンロードと利用端末 3.クレジットカード チャージや支払いに必要(Visa, Mastercard, JCB対応) これらを事前に用意しておけば、登録作業がスムーズに進みます。特にクレジットカードは、国際ブランド対応かどうかを確認しておきましょう。

アプリのダウンロードとアカウントを作成

・アプリをダウンロード

iPhoneユーザーはこちら
androidユーザーはこちら

・電話番号を登録

国を「Japan」に設定→携帯番号を入力(先頭の0を外す必要あり)

電話番号を登録

・SMS認証

登録番号宛に送られた6桁コードを入力

・アカウント作成完了

これで基本的なアカウントは作成されます

2.本人確認(パスポート登録・顔認証)

アリペイをフル活用するには、本人確認が必須です。

  • アプリ内で「アカウントとセキュリティ」へ進む
  • 「本人情報」を選択し、パスポート情報を入力
  • パスポート写真を撮影・アップロード
  • 顔認証で本人確認を実施

数分〜数時間で審査が完了し、本人認証済みアカウントとして利用可能になります。

3.クレジットカードを連携する

本人確認が終わったら、次はクレジットカードを追加します。

  • ホーム画面の「Me」から「Bank Cards」を選択
  • 「Add Card」をタップ
  • カード番号・有効期限・セキュリティコードを入力
  • 住所・国を入力(日本在住なら「Japan」)
  • 支払い用パスワードを設定
クレジットカードを連携する

登録できるブランドは Visa /Mastercard などです。

ただし一部カード(特に日本発行カード)は弾かれるケースもあるので、予備カードを持っておくと安心です。

これで登録完了です。スマホを使ってアリペイで支払いができるようになります。

アリペイにクレジットカードが登録できないときはこちら
記事:アリペイにクレジットカードが登録できない原因と対処法

Tour card (ツアーカード)を登録しておくのがおすすめ

上海銀行より提供されるプリペイドカードで、アリペイ上のミニプログラムから呼び出し、国際クレジットカードからチャージすることで利用できます。

中国国内カードでの決済扱いとなるため、支払いの時間が短縮される他、アリペイ本体では登録できないJCBからのチャージに対応しているので便利です。

アリペイの使い方

アリペイの使い方

QRコードでの支払い方法

中国の店舗では、ほぼすべてがQRコード決済に対応しています。

店舗のQRコードを読み取る方法

アリペイアプリの「Scan」を起動 → 店舗のコードを読み込む → 金額を確認 → 支払い

自分の支払いコードを提示する方法

アプリの「Pay」を開くと自分のQRコードが表示される → 店員がスキャン → 自動的に決済

現金のやりとりが不要で、数秒で決済が完了します。

チャージ方法

アリペイの残高チャージは以下の方法で行えます。

・銀行口座
・クレジットカード
・Tour card

日本人観光客の場合は、クレジットカードまたはTour card(ツアーカード)を利用するのが一般的です。

ただし、クレジットカードは種類によってチャージできない場合もあるので、旅行者は基本的にTour cardを使うのが無難です。

アリペイのチャージ方法に関してもっと詳しくみる
記事:アリペイのチャージ方法は簡単!

送金や割り勘のやり方

アリペイは個人間送金も便利です。

  1. アプリの「Transfer」を開く
  2. 相手の電話番号かQRコードを入力
  3. 金額を指定し、送金ボタンを押す

割り勘も簡単で、レストランなどで代表者が支払った後に仲間からすぐ送金してもらえます。日本のPayPayのような感覚で利用できます。

公共交通機関での使い方

アリペイはショッピングやレストランだけでなく、交通機関の利用にも対応しています。

現金が不要になるので、中国旅行中の移動がとてもスムーズになります。

地下鉄:改札口にスマホをかざすだけで乗車可能
地下鉄での詳しい使い方はこちら
記事:アリペイ(Alipay)で地下鉄を使えば中国旅行はらくらく!
バス:乗車時に運転席横のQRコードをスキャン
バスでの詳しい使い方はこちら
記事:アリペイでの中国バス乗車方法を徹底解説!
タクシー:運転手のアリペイQRコードを読み取って決済
タクシーでの詳しい使い方はこちら
記事:アリペイ(Alipay)でのDiDiの使い方!
シェア自転車:アリペイアプリ内から自転車をスキャンして解錠

都市によっては「交通カード機能」がアプリ内に搭載されており、Suicaのように事前チャージしてタッチ決済で利用できます。

旅行者でもTour Pass残高を利用すれば簡単に使えます。

アリペイの使い方についてさらに詳しくみる 記事:アリペイの使い方を徹底解説!

アリペイのメリット・デメリット

アリペイのメリット・デメリット


メリット

デメリット

スマホ1つで支払い可能

スマホとネット環境が必須

ほぼすべての店舗で利用できる

電池切れやネット不通時は使えない

送金や割り勘が簡単

プライバシーの懸念がある

支払い履歴が自動記録

個人情報・決済データが政府に利用される

「余額宝」で預け金に利息がつく

外国人は登録手続きが複雑

パスワードや指紋認証で安全

システムトラブルやハッキングのリスクあり

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中国でアリペイを使うときに注意すべき3つのこと

中国でアリペイを使うときに注意すべき3つのこと

アリペイは現金を使わないので非常に便利ですが、知っておきたい注意点がいくつか存在します。現地で焦らないためにも、今のうちに 把握しておきましょう。 

1.決済額を確認しておく

アリペイを使用した決済には 上限額が決められており、1回3,000元(約6万円)月間50,000元(約100万円)です。

計画的に利用しても上限に達する可能性があるため、注意が必要です。あらかじめクレジットカードや現金など、別の決済方法を用意しておきましょう。

2.QRコード詐欺がある

中国では、QRコードを利用した詐欺が急増しています。手口を把握して十分警戒しましょう。 

  • 偽のQRコードを読み込ませる 
  • 自分の決済コードを勝手に読み取られる 

いずれの手口も、不用意に決済コードを表示・読み取りしたことが被害の原因です。ため、以下のような対策が必要です。 

  • QRコードを表示したら画面を伏せておく 
  • 怪しいコードは読み取らない 
  • 支払い時にはパスコードを設定する 

詐欺に遭った場合、当人のみで解決しようとすると余計なトラブルが発生する恐れがあります。

すぐに警察に助けを求めましょう。 

3.インターネットの確認

アリペイを使用するには、インターネット環境が必要です

中国旅行では、日本にいるように使用できる eSIMカードが おすすめです。

eSIMカードとは、スマートフォンに内蔵された 本体一体型のSIMのことで、以下のメリットがあります。

  • ネットで即座に購入できる
  • 開通手続き後すぐに利用できる
  • SIMカードを交換する手間が省ける

従来のSIMカードは物理的に挿入する必要がありましたが、eSIMはそのような面倒な手間は一切不要です。

端末内にQRコードをダウンロードするだけで、中国で自由にインターネットが使えます。まさに、これからの海外旅行での「新常識アイテム」といえるでしょう。

中国旅行で使えるアリペイ以外のキャッシュレス決済

1.WeChat Pay

1..WeChat Pay

WeChat Payは、中国最大のSNSアプリ「WeChat(微信)」に組み込まれた決済サービスです。

10億人以上のユーザーを持つWeChatアプリ内で使え、若者に人気があります。

基本的な使い方はアリペイと似ていて、QRコードをスキャンして支払いができます。

特徴的なのは、チャットやSNS機能と連携している点で、友達との割り勘や小額送金が会話の流れの中でそのまま行えます。

「紅包(ホンバオ)」という電子版のお年玉機能も人気で、祝い事や感謝の気持ちを手軽に送れます。

2.銀聯(ユニオンペイ)カード

2.銀聯(ユニオンペイ)カード

銀聯カードは中国の国家的な決済ネットワークで運営される、クレジット・デビットカードのブランドです。

日本でいえばJCBに似た立場で、中国のほぼすべての銀行が発行しています。実物のカードがあるので、スマホが不要な点が特徴です。

最近では「銀聯クイックパス」というタッチ決済も普及し、カードをかざすだけで支払いが可能です。

アリペイについてよくある質問

  • アリペイは日本人でも利用できますか?

    はい、利用できます。「ツアーパス」という機能で外国人向けサービスがあります。パスポートと国際クレジットカードがあれば180日間限定で利用可能です。
  • アリペイで支払う際の手数料はいくらですか?

    基本的に利用者への手数料はありません。店舗側が手数料(取引額の約0.6%)を負担する仕組みになっています。ただし、銀行口座からのチャージ時に一定額を超えると手数料が発生する場合があります。
  • アリペイのアカウントがロックされたらどうすれば?

    アプリ内の「ヘルプセンター」から本人確認手続きを行ってください。多くの場合、身分証明書の再提出や顔認証で解除できます。それでも解決しない場合はカスタマーサポートに連絡が必要です。
  • 中国国外でもアリペイは使えますか?

    一部の国の観光地や中国人観光客が多い商業施設では利用可能です。日本、タイ、シンガポールなどのアジア諸国を中心に対応店舗が増えています。ただし、基本的には中国国内での利用がメインです

中国に行くならアリペイはマストアイテム

中国に行くならアリペイはマストアイテム

日本人でも簡単に登録でき、しかも中国のほぼすべての店舗や交通機関で使えるアリペイ。

現金を持ち歩く必要がなく、スマホ1つで旅が完結するのは大きな魅力です。

中国旅行を予定しているなら、航空券やホテルとあわせてアリペイの準備も忘れずに行いましょう。

Trip.comでは航空券・ホテル予約に加え、eSIMや現地ツアーも手配できるので、アリペイと組み合わせればさらに安心して旅行を楽しめます。ぜひチェックしてくださいね。

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