西安・藍田水陸庵｜これは無料で見られるなんて！

ついに有名な藍田水陸庵に行ってきました。西安市街から1時間もかからない車の距離で、おすすめです。 これまでに見た👇4か所の有名な懸塑は： 👉 藍田水陸庵、陝西省西安 👉 隰県小西天、山西省臨汾 👉 平遥双林寺、山西省晋中 👉 長治観音堂、山西省長治 この4か所の懸塑の中で、個人的には全体の彫刻が最も素晴らしいのは水陸庵だと思います。シーンが最も心を動かすのは小西天です。双林寺の最も印象的なのは韋陀、四大金剛、そしてその堂の羅漢です。ですから、西安に行くなら、水陸庵を見に行くことをとてもおすすめします。 🌈 藍田水陸庵、明 📝 第四批全国重点文物保護単位 📍 陝西省西安藍田県 水陸庵は元々隋代の悟真寺の一部でしたが、明の嘉靖34年12月（1556年）の関中大地震で終南山が数里南に移動し、山の麓にあった悟真寺の下寺は破壊されました。 嘉靖42年（1563年）、朱元璋の九世孫である秦藩王宣王朱怀埢が山西の職人乔仲节らを招いて水陸庵を再建し、母親が仏を礼拝するための仏堂としました。これが今日私たちが見ることができるこの堂の懸塑の由来です。 水陸庵の殿内南北の山壁下にはそれぞれ12尊の彩塑があり、24諸天、2組の薬師12神将、または2組の十大明王と民間の神々と言われていますが、どの神聖な存在であれ、これら24尊の彩塑には以前に投稿した山西省高平の鉄仏寺の24諸天の影が見られます。水陸庵の造像も同じく明代の山西の職人の手によるもので、一脈相承していると言えるでしょう。 参考文献：《陝西藍田水陸庵所見明代社会生活》，楊冰華 藍田水陸庵壁塑博物館