貴陽孔子学堂、緑豊かな山々に囲まれた隠れた観光スポット。
貴陽は文化的な背景が非常に深い都市で、王陽明の足跡が残され、儒学の伝承も非常に上手く行われています。
貴陽の南郊外に来て、階段を上ると、ここには壮大な孔子学堂があります。大成山と花渓河に隣接し、10キロメートルにわたる河川湿地公園を見下ろす位置にあり、公衆教化区や中華文化国際研修園などが含まれています。
孔子学堂は貴陽の文化的ランドマークであり、ハイレベルな交流プラットフォームです。公衆教化区には、棂星門から杏壇までの一連の建築物、そして左右両側の渓山書院、講堂群、六芸学宮などが含まれており、祭祀、記念、詠唱、遊芸、観光、文化産業の機能を一体化しています。
孔子学堂の主要建築群は、縦1本横2本のレイアウトを採用しており、「礼軸」、「風軸」、「行軸」の3つの軸線で構成されています。「礼軸」は孔子学堂の中心軸線として、棂星門から杏壇まで延びており、孔子の核心思想である「礼」と「仁」を深く体現しています。この軸線上には、棂星門、泮池、泮橋、百歩階段、孔子行教像、大成門、礼儀広場、大成殿、万仞宮壁、杏壇などの重要な建築物が順に並んでいます。
「風軸」と「行軸」は「礼軸」を横断する2本の横軸です。「風軸」は儒家の「国を治め天下を平らかにする」という深遠な知恵を意味し、その上には明倫堂、六芸学宮、廉廊が建てられています。「行軸」は儒家思想の実践精神を象徴し、軸上には郷賢祠、陽明館、奎文閣などの建築物があります。郷賢祠には貴州の歴史上著名な賢人たちが祀られ、陽明館は明代の大儒である王陽明を専門に祀っており、奎文閣は儒学文化の古典的著作を大切に保管するために使用されています。
人気の撮影スポット:棂星門、孔子像、大成殿、孔子展示館など。
料金:無料で一般公開
開館時間:09:00~17:00