旧奈良駅舎の横を東西に三条通りが貫いています。旧駅舎前の、三条通りに面した場所に、大きくて古そうな石灯籠が建っていて、その横に「平城宮大極殿跡是より西乾二十丁」と刻まれた石碑がありました。平城京にあった太極殿までの距離を示す道しるべなんですね。 1300年前の奈良時代から歴史がつながっていることを思うと、それだけでとてつもなくすごい場所のように感じてしまいました。
JR奈良駅の横に、レトロな外観の旧奈良駅舎があり、その前は広場になっていました。その広場の道路沿い、交差点近くに、古い石灯篭と「平城宮大極殿跡是より西乾二十丁」と書かれた石碑が建っていました。 この石碑は、およそ100年前、その痕跡すらよくわからなかった平城宮跡の保存運動に尽力した棚田嘉十郎という人が建てたものらしいです。
奈良駅前広場の一角に石燈籠と並んで道標が立っていました。元々別の場所に立っていたものを昭和46年に移転したようで、実際の道標としての意味は無く、モニュメントとして見学するだけのようでした。猶、奈良駅前広場が新しくなっている為、石燈籠共々違和感は拭えませんでした。
平城宮の大極殿跡までの距離を示す古い道標です。JRの旧駅舎から見た方向が正面のようで太極殿とは逆向きなので見慣れていない現代の旅人にとってわかりづらいかも。このほかも奈良中心部にこうした古い道標がいくつもあり、観光都市としても歴史の古さを感じさせます。
寺院風の屋根を持つ美しい奈良市総合観光案内所のあるJR奈良駅の東広場にあった石碑。すぐ隣にある灯籠が素敵でした。 平城宮跡の保存運動に生涯をかけた棚田嘉十郎が大正元年に建てた...
1300年前に思いをはせる
旧奈良駅舎の横を東西に三条通りが貫いています。旧駅舎前の、三条通りに面した場所に、大きくて古そうな石灯籠が建っていて、その横に「平城宮大極殿跡是より西乾二十丁」と刻まれた石碑がありました。平城京にあった太極殿までの距離を示す道しるべなんですね。 1300年前の奈良時代から歴史がつながっていることを思うと、それだけでとてつもなくすごい場所のように感じてしまいました。
旧奈良駅舎前の広場の道路に面して建っています
JR奈良駅の横に、レトロな外観の旧奈良駅舎があり、その前は広場になっていました。その広場の道路沿い、交差点近くに、古い石灯篭と「平城宮大極殿跡是より西乾二十丁」と書かれた石碑が建っていました。 この石碑は、およそ100年前、その痕跡すらよくわからなかった平城宮跡の保存運動に尽力した棚田嘉十郎という人が建てたものらしいです。
奈良駅前広場に石燈籠と一緒に立つ道標
奈良駅前広場の一角に石燈籠と並んで道標が立っていました。元々別の場所に立っていたものを昭和46年に移転したようで、実際の道標としての意味は無く、モニュメントとして見学するだけのようでした。猶、奈良駅前広場が新しくなっている為、石燈籠共々違和感は拭えませんでした。
平城宮跡へ導く道標
平城宮の大極殿跡までの距離を示す古い道標です。JRの旧駅舎から見た方向が正面のようで太極殿とは逆向きなので見慣れていない現代の旅人にとってわかりづらいかも。このほかも奈良中心部にこうした古い道標がいくつもあり、観光都市としても歴史の古さを感じさせます。
棚田嘉十郎さんの生涯をかけた平城宮保存運動のあかし
寺院風の屋根を持つ美しい奈良市総合観光案内所のあるJR奈良駅の東広場にあった石碑。すぐ隣にある灯籠が素敵でした。 平城宮跡の保存運動に生涯をかけた棚田嘉十郎が大正元年に建てた...