15世紀初頭、王の太宗(テジョン)は、縁起の良い場所に新しい宮殿を建設するよう命じました。17.5万坪の起伏のある地形を利用して造った庭には、公務用の建物や住居用の建物をいくつも建て、複雑な施設を造り上げるために、宮殿の建設を担当する部局が設置されました。その結果、実にすばらしい極東風宮殿建築の模範例となる建物群ができあがりました。周辺の景観にも調和したこの宮殿は、1997年にユネスコの認定を受け、同年に世界遺産に登録されました。