二之丸庭園

修復完了は2025年！

名古屋城の天守閣や本丸御殿の東側に広がっているのが、二之丸庭園です。 　私たちは数年ぶりに名古屋城を訪れました。前回は復元途中だった本丸御殿が完成していましたが、この二の丸御殿の修復にはもう少し時間がかかり、2025年の完成予定なんだそうです。それでも、石組が整えられていたりして変化が感じられました。早春だったので緑もまばらではありましたが、遊歩道も整備されているので、のんびりと散策するのによい場...

北御庭、南庭、東庭園の３つに分けることができる

二ノ丸庭園は大きく分けて北御庭、南庭、東庭園の３つに分けることができると思います。東庭は近年の発掘調査の後に整備された庭園であり、南庭は明治になって二ノ丸御殿が取り払われた後に新たに造られた庭です。そして北御庭は時代によって多少手は加えられていますが比較的よく名古屋城築城当時の姿を今に伝える庭園です。

二之丸庭園

二之丸庭園は玉澗流と呼ばれる滝を表現した石組みの上に石橋を架けるなど普通の庭園とは違う見応えがあります。枯山水回遊式大名庭園とも呼ばれています。ゆっくり散策して素晴らしい庭園を堪能してください。

【二之丸庭園】の北面に《南蛮練塀》で造られた《鉄砲狭間》があること　偶然知りました

日本国内のあちこちの城郭を訪問すると　《鉄砲狭間》を鑑賞出来ますが　【二之丸庭園】の北面に《南蛮練塀》で造られた《鉄砲狭間》があること　偶然知りました（添付　写真参照）。　風化は進んでいますが　数百年を経過した今　現在しており　その丈夫さ/強度に驚かされます。　《南蛮練塀》による《鉄砲狭間》は　非常に珍しいのではないでしょうか、城郭鑑賞ﾌｧﾝの方で　見られてない方に訪問お薦めします。

昭和期に復元されました。

１９世紀前半に造られた庭園ですが戦前の陸軍によって破却され、昭和５３年になって調査に基づき復元された庭園です。春や秋ならゆっくりと巡ってみたいものですが、猛暑が続いている日なので今回はさらっと歩くだけにしました。