
スキーデビューをしてみたいけれど、どこのスキー場を選べばいいのか分からず、
道具の準備や当日の流れにも不安を感じていませんか?
スキー初心者が心から楽しむためのカギは、
コース幅が広く緩やかな「初心者向けゲレンデ」を選び、レンタルやスクールが充実した環境でスタートすることです。
自分に合ったレベルのスキー場を選び、事前に必要な持ち物や手順を把握しておくことで、
恐怖心を感じることなく安全に滑る楽しさを実感できるようになります。
逆に、準備不足や難易度の高いコース選びは、怪我や挫折の原因になりかねません。
初心者におすすめのスキー場10選一覧
【東日本エリア】
- たんばらスキーパーク
- 岩原スキー場
- 軽井沢プリンスホテルスキー場
- 栂池高原スキー場
- グランデコスノーリゾート
【西日本エリア】
- びわ湖バレイ
- ひるがの高原スキー場
- スキージャム勝山
- 峰山高原リゾート ホワイトピーク
- グランスノー奥伊吹
この記事では、東日本・西日本エリア別の厳選スキー場から、必要な道具、当日のシミュレーションまで徹底解説します。
初心者におすすめなゲレンデの選び方

スクール | 軽井沢プリンスホテルスキー場 | プリンススノーリゾート
初めてのスキー場選びで失敗しないためのポイントは、大きく分けて3つあります。
それは「コースの難易度」「アクセスのしやすさ」「施設の充実度」です。
実は場所によって、コースの幅や傾斜、晴天率はまったく異なります。
せっかくのスキーデビューを楽しい思い出にするために、
自分に合ったゲレンデの選び方を知っておくことが大切です。
ここでは、初心者がチェックすべき具体的な基準を解説します。
コース幅が広く、平均斜度が10度以下の場所を選ぶ
まず初心者が最も重視すべきなのは、コースの広さと緩やかさです。
なぜなら、慣れないうちは思い通りの場所で止まることが難しく、他の人とぶつかる不安があるからです。
幅が50m以上あるような広いコースなら、周りを気にせず練習に集中できます。
また、傾斜は平均斜度10度前後を目安にしてください。
数字で見るとわずかな傾斜に見えますが、雪の上に立つと十分にスピードが出ます。
「初心者コース」と書かれていても、
実際は狭くて急な林道コースの場合もあるため、コースマップや口コミで広さを確認しましょう。
晴天率とアクセスで快適さを確保する
初めてのスキーでは、天候と移動手段も重要な要素です。
吹雪の中で練習するのは、経験者でもつらいものです。
晴天率が80%を超えるようなエリアを選べば、青空の下で気持ちよく滑れる可能性が高まります。
また、慣れない雪道の運転は避けるのが無難です。
駅直結のスキー場や、直行バスが出るツアーを利用することをおすすめします。
レンタルとスクールの充実度を確認する
道具や技術に不安がある初心者は、サポート体制が整っているか確認しましょう。
道具を持っていない場合は、ウェアや板がすべて揃った手ぶらセットのレンタルがあるかチェックしてください。
あわせて、初心者向けレッスンの有無も重要です。
自己流の滑り方は、変な癖がつくだけでなく怪我のリスクも高まります。
小学生向けのクラスや、大人の初心者専用エリアがあるスクールに入れば、安全な転び方から丁寧に教えてもらえます。
東日本エリア|初心者におすすめのスキー場5選
東日本には数多くのスキー場がありますが、初心者が安心して楽しめる場所は限られています。
ここでは、コースの難易度や晴天率、レンタルの充実度など、デビューに最適な条件が揃ったスキー場を厳選しました。
群馬県|たんばらスキーパーク

引用:ファミリー・子供にやさしい群馬の日帰りスキー場【たんばらスキーパーク】
たんばらスキーパークは、都心から約2時間で到着できるアクセスの良さが魅力のスキー場です。
最大の特徴は、ゲレンデ全体の約8割が初級・中級コースで構成されている点です。
急な坂がほとんどないため、恐怖心を感じることなく練習に集中できます。
コース
「ファミリーコース」は平均斜度が5度となだらかで、コース幅も広く設計されています。
そのため、初めてスキー板を履く人や、小さな子供のデビューに最適な環境です。
週末は多くの家族連れや若者で賑わいますが、ゲレンデが横に広いため、人との接触を気にせず滑れます。
レンタル
レンタル用品も充実しており、ウェアや板のセットを借りられるため「手ぶら」での来場も可能です。
レンタル料金はスキーセット(板・ブーツ・ストック)が大人5,500円〜 / 小学生3,500円〜です。
スクール
また、スクールも非常に充実しています。
3歳から参加できるキッズレッスンや、大人向けの初心者プログラムが毎日開催されています。
「止まり方」や「曲がり方」の基礎から丁寧に教えてもらえるので、運動に自信がない方でも安心です。
基本情報 | |
オープン期間 | 11月下旬〜2026年5月上旬(予定) |
リフト券料金 | 大人1日券 5,000円〜6,000円程度 |
住所 | 群馬県沼田市玉原高原 |
アクセス | 関越自動車道 沼田ICより約30分 |
営業時間 | 平日 8:30〜16:00 土日祝 8:00〜16:00 |
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新潟県|岩原スキー場

岩原(いわっぱら)スキー場は、越後湯沢エリアの中でも特に初心者に優しい設計で知られています。
最大の特徴は、名物である「ワイドバーン」です。
コース幅が最大500mもあり、まるで広場のような開放感があります。
隣の人とぶつかる心配がほとんどないため、初めての方でも恐怖心なく練習できます。
コース
初心者向けのコースは、平均斜度が10度前後と非常に緩やかです。
特にメインゲレンデの緩斜面は、どこまでも続くような広さがあり、ターンの練習に最適です。
週末はファミリーや学生で賑わいますが、
圧倒的なコース幅のおかげで、滑走中に混雑によるストレスを感じることは少ないでしょう。
レンタル
レンタルには、人気ブランド「サロモン」の最新ギアを取り扱う「サロモンステーション」があります。
整備された使いやすい道具を借りられるため、上達もスムーズです。
レンタル品の相場はスキー・スノボセットが大人5,500円〜 /、小学生3,500円〜です。
スクール
「岩原スキー&スノーボードスクール」など複数の教室が開校しており、指導体制が手厚いのが魅力です。
全くの未経験者向けクラスでは、ブーツの履き方や準備体操から丁寧に教えてくれます。
基本情報 | |
オープン期間 | 12月下旬〜2026年3月下旬(予定) |
リフト券料金 | 大人1日券 5,500円〜6,000円程度 |
住所 | 新潟県南魚沼郡湯沢町大字土樽731-79 |
アクセス | 関越自動車道 湯沢ICより約5分 上越新幹線 越後湯沢駅より無料シャトルバスで約10分 |
営業時間 | 平日・日曜 8:00〜19:00 土曜・年末年始 8:00〜20:00 |
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長野県|軽井沢プリンスホテルスキー場

軽井沢プリンスホテルスキー場は、長野県内でも圧倒的なアクセスの良さを誇る都市型スノーリゾートです。
最大の特徴は、新幹線の駅から徒歩圏内にあり、巨大なアウトレットモールが隣接していることです。
また、晴天率が高いため、
吹雪に凍えることなく、青空の下で快適にデビューできるのも大きな魅力です。
コース
ゲレンデ全体の約6割が初級・中級コースで構成されており、初心者に非常に優しい設計です。
特に「くりの木コース」や「もみの木コース」は、
幅が広く傾斜が緩やかなため、初めてリフトに乗る人でも安心して滑り降りられます。
週末は非常に人気があり混雑しますが、
コース数が多いため、場所を選べば自分のペースで練習できるでしょう。
レンタル
レンタルは、人気ブランドの最新モデルが豊富に揃っており、ウェアから板までセットで借りられます。
料金相場はスキー・スノボセットで大人6,500円〜 、小学生5,500円〜です。
グローブや帽子などの小物はレンタルがない場合が多いため、場内のショップで購入する必要があります。
スクール
スクールは、専用エリア「デビューパーク」を活用したプログラムが充実しており、
スノーエスカレーターを使ってリフトに乗らずに基礎を学べます。
また、小学生までのリフト券が無料になる「キッズフリープログラム」があるため、家族連れのお財布にも優しいスキー場です。
基本情報 | |
オープン期間 | 11月1日〜3月31日(予定) |
リフト券料金 | 大人1日券 8,000円〜10,000円程度 |
住所 | 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢 |
アクセス | 北陸新幹線 軽井沢駅南口より徒歩約10分 |
営業時間 | 8:00〜17:00 |
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長野県|栂池高原スキー場

栂池(つがいけ)高原スキー場は、白馬エリアの中でも初心者に人気のスキー場です。
ゲレンデは平均斜度が8度と非常に緩やかで、
スピードが出過ぎる心配がなく、自分のペースで安心してターンの練習ができます。
他のスキーヤーと接触するリスクが極めて低いため、お子様のゲレンデデビューにもおすすめです。
コース
スキー場最大の特徴は、なんといっても名物コース「鐘の鳴る丘ゲレンデ」の圧倒的な広さです。
コース幅はなんと約1,200mもあり、日本最大級のスケールを誇ります。
どこまでも続く広大な緩斜面は、混雑を感じさせない開放感があります。
レンタル
レンタルショップも充実しており、特にゴンドラ駅舎内にあるオフィシャルショップはラインナップが充実しています。
ここではブランドバイキングというシステムを導入しており、時間内であれば何度でも板やブーツの交換が可能です。
「借りたブーツが痛い」「違うメーカーの板も試したい」という初心者の悩みをその場で解決できます。
スクール
スクールの選択肢も白馬エリアでトップクラスです。
SAJ(全日本スキー連盟)公認のスクールをはじめ、
子供専門、スノーボード専門など、多種多様な教室が開校しています。
リフトに乗るのが怖い人のために、動く歩道(スノーエスカレーター)を使った講習もあるため、体力に自信がない方でも安心です。
基本情報 | |
オープン期間 | 12月上旬〜5月GW(予定) |
リフト券料金 | 大人1日券 6,000円〜7,000円程度 |
住所 | 長野県北安曇郡小谷村千国乙12840-1 |
アクセス | 長野自動車道 安曇野ICより約80分 |
営業時間 | 8:00〜17:00 |
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福島県|グランデコスノーリゾート

グランデコスノーリゾートは、国内トップクラスの雪質を誇るスキー場です。
標高1,000mを超える場所に位置しているため、雪が非常に柔らかくパウダースノーであることが特徴。
そのため、転んでも痛みが少ないため、恐怖心を持たずに練習に取り組めます。
コース
初心者にとって最大の魅力は、最長滑走距離3,500mを誇る「レインボー3500」コースです。
通常、初心者は麓の短いコースしか滑れないことが多いですが、ここは違います。
ゴンドラで一気に山頂近くまで上がり、
平均斜度10度以下の緩やかなロングコースをのんびりと滑り降りることができます。
「せっかく来たのに下の方だけ」という不満がなく、
最初からスキーの醍醐味であるロングクルージングを味わえます。
レンタル
レンタルコーナーも非常に充実しており、デザイン性と機能性を兼ね備えたアイテムが揃っています。
一流ブランドやおしゃれなデザインが多いため、ファッションを楽しみたい若者や女性にも好評です。
スキー・スノボセットで大人5,500円〜 、小学生4,000円〜が相場です。
スクール
スクールは「グランデコスキー&スノーボードスクール」が開校しており、きめ細やかな指導が受けられます。
初めて雪上に立つ人を対象とした「初心者レッスン」では、板の着脱からリフトの乗り方まで徹底的にサポート。
グループレッスンのほか、周りを気にせず集中できるプライベートレッスンも選択できます。
基本情報 | |
オープン期間 | 11月下旬〜5月上旬(予定) |
リフト券料金 | 大人1日券 5,500円〜6,500円程度 |
住所 | 福島県耶麻郡北塩原村桧原荒砂沢山 |
アクセス | 磐越自動車道 猪苗代磐梯高原ICより約30分 JR猪苗代駅より路線バスまたはシャトルバスで約40分 |
営業時間 | 8:30〜16:00 |
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西日本エリア|関西から行ける初心者向けスキー場5選
関西エリアにお住まいの方にとって、スキー場選びの最大のポイントは「アクセスの良さ」と「雪質」です。
日帰りで気軽に行けて、かつ初心者でも滑りやすい緩やかなコースがあるスキー場を5つ厳選しました。
滋賀県|びわ湖バレイ

引用:びわ湖バレイ スキー場
びわ湖バレイは、京都市内から車で約40分という圧倒的な近さを誇る人気スキー場です。
最大の特徴は、日本一の速さを誇る大型ロープウェイで一気に標高1,100mの山頂へ上がることです。
眼下に琵琶湖を望む大パノラマは圧巻で、滑走中の爽快感は格別です。
コース
初心者におすすめなのは、ロープウェイ山頂駅を降りてすぐの「打見ゲレンデ」です。
ここはコース幅が広く、平均斜度も緩やかなため、初めてスキー板を履く人の練習に最適です。
また、スキー以外のアクティビティも充実しているので、
「スキーを試してみたいけど、やっぱりちょっと怖い...」という人でも安心です。
疲れたら、併設の絶景スポット「びわ湖テラス」でカフェタイムを楽しむのも良いでしょう。
レンタル
レンタルショップは地域最大級の規模を誇り、ウェアや板の在庫が豊富で、
スキー・スノボセットが大人5,000円〜 、小学生4,000円〜が目安です。
有名ブランドの最新モデルを取り揃えており、
メンテナンスも行き届いているため、初心者でも扱いやすい道具を借りられます。
スクール
スクールは、4歳から受講できるキッズ向けから大人向けまで、レベル別に細かくクラス分けされています。
特に「初心者毎日レッスン」は予約なしで当日受付が可能な場合も多く、思い立ったその日に受講できるのが魅力です。
基本情報 | |
オープン期間 | 12月下旬〜3月下旬(予定) |
リフト券料金 | 大人1日券 6,000円〜7,500円程度 |
住所 | 滋賀県大津市木戸1547-1 |
アクセス | 名神高速道路 京都東ICより西大津バイパス経由で約40分 |
営業時間 | 8:30〜16:30 |
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岐阜県|ひるがの高原スキー場

引用:岐阜県・中部エリアのファミリー向けスキー場はひるがの高原スキー場
ひるがの高原スキー場は、ゲレンデ全体がひとつの大きな1枚バーンのような緩斜面で構成されていることです。
そのため、通常のスキー場にあるような急な崖や狭い林間コースが一切ありません。
どこを滑ってもスピードが出すぎることがなく、安心して練習に取り組めます。
コース
初心者向けコースという概念を超え、ゲレンデ全体が練習場のような環境です。
コース幅は最大200m以上あり、視界を遮るものがないため、開放感は抜群。
平均斜度も10度前後と非常に緩やかで、下から頂上まで見渡せるため、はぐれる心配もありません。
週末はファミリーで賑わいますが、横に広いため、スペースを見つけて自分のペースで滑れます。
レンタル
レンタルは、機能的で使いやすいモデルが豊富に用意されています。
特に子供用のサイズ展開が細かく、成長の早いお子様でもぴったりの道具が見つかります。
スクール
3歳から参加可能な「キンダーレッスン」から一般レッスンまで幅広く対応しています。
SAJ公認のスクールで、基礎から安全に教えてもらえるため、リピーターも多いです。
基本情報 | |
オープン期間 | 12月下旬〜3月下旬(予定) |
リフト券料金 | 大人1日券 4,500円〜5,000円程度 |
住所 | 岐阜県郡上市高鷲町ひるがの4670-75 |
アクセス | 東海北陸自動車道ひるがの高原SAスマートIC(ETC専用)より約5分 |
営業時間 | 8:00〜16:30 |
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福井県|スキージャム勝山

スキージャム勝山は、西日本最大級のスケールを誇るビッグゲレンデです。
最長滑走距離は5,800mにも及び、圧倒的な雪質と広さを楽しめます。
「初心者には広すぎて難しいのでは?」と思われるかもしれませんが、
ゲレンデは上級・中級・初級のエリアが明確に分かれており、麓のエリアは初心者が安心して滑れる設計になっています。
コース
ベース付近の「バラエティーサイト」は、コース幅が広く、平均斜度が緩やかです。
リフトに乗るのが怖い方のために、スノーエスカレーター付きの「ビギナーパーク」も完備されています。
ここでは周囲をネットで囲まれているため、他のスキーヤーが突っ込んでくる心配がありません。
雪遊びから始めて、少しずつスキー板に慣れていくステップアップが可能です。
レンタル
レンタルシステムも非常に洗練されており、「楽ちんレンタル」と呼ばれるスムーズな貸し出しを行っています。
ブランドは一流メーカーを採用しており、メンテナンスも完璧です。
更衣室、ロッカー、温泉施設が1つにまとまった「リゾートセンター」があるため、移動の手間が少なく快適に過ごせます。
スクール
スクールは、SIA(日本プロスキー教師協会)公認のプロフェッショナルなレッスンを受けられます。
「楽しみながら上達する」をモットーにしており、初心者特有の恐怖心を取り除く指導に定評があります。
レッスン専用の優先レーンを使える場合もあり、混雑時でも効率よく練習できるのがメリットです。
基本情報 | |
オープン期間 | 12月中旬〜4月上旬(予定) |
リフト券料金 | 大人1日券 5,500円〜6,500円程度 |
住所 | 福井県勝山市170-70 |
アクセス | 中部縦貫自動車道 勝山ICより約20分 えちぜん鉄道 勝山駅より直行バスで約20分 |
営業時間 | 平日 8:30〜16:30 土日祝 8:00〜16:30 |
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兵庫県|峰山高原リゾート ホワイトピーク

峰山高原ホテルリラクシア
峰山高原リゾート ホワイトピークは、2017年にオープンした日本で最も新しいスキー場です。
最大の特徴は、施設全体が新しく、どこを見ても清潔感にあふれていることです。
センターハウスやトイレ、更衣室が非常に綺麗で快適なため、
「古いスキー場の雰囲気が苦手」という女性や家族連れから絶大な支持を集めています。
コース
ゲレンデ構成は全3コースとコンパクトですが、そのすべてが初心者でも滑れる優しい設計です。
特にメインとなる「サウスコース」は、コース幅が広く見晴らしが抜群。
急な坂や複雑な地形がないため、迷うことなく麓まで滑り降りることができます。
上級者が猛スピードで飛ばすような環境ではないので、落ち着いて練習したい方におすすめです。
レンタル
レンタル用品も、スキー場のオープンに合わせて揃えられた新しいギアが中心で、
料金はスキー・スノボセットが大人4,500円〜 、小学生3,500円〜からが目安。
ウェアのデザインも今風でスタイリッシュなものが多く、ファッションを楽しみたい方にも好評です。
スクール
スクールは、併設された西日本最大級の「キッズパーク」を活用したレッスンが人気です。
雪遊びエリアと滑走エリアが完全に分かれているため、小さなお子様でも安全に雪に親しめます。
基本情報 | |
オープン期間 | 12月下旬〜3月中旬(予定) |
リフト券料金 | 大人1日券 4,500円〜5,000円程度 |
住所 | 兵庫県神崎郡神河町上小田881-146 |
アクセス | 播但連絡道路 神崎南ICより約30分 JR播但線 寺前駅よりシャトルバスで約25分 |
営業時間 | 平日 8:30〜17:00 土日祝 8:00〜17:00 ※金・土・祝前日はナイター営業あり(〜23:00) |
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滋賀県|グランスノー奥伊吹

グランスノー奥伊吹は、大阪から約100分、名古屋から約60分という好立地にありながら、
関西最大級の規模を誇るスノーリゾートです。
積雪量が豊富で、過去には積雪量世界一の記録を持つエリアに位置するため、
関西エリアとは思えないほどのパウダースノーを楽しめます。
コース
コースのバリエーションが全14コースと豊富なため、自分のレベルに合った斜面が必ず見つかります。
また、日本最大級の「キッズパーク」には屋根付きの「動く歩道」が設置されており、
リフトに乗るのが怖い段階でも坂を楽に登って練習できます。
慣れてきたら、平均斜度13度の「バラエティーゲレンデ」や、
横幅が広く滑りやすい「パラダイスゲレンデ」へステップアップしましょう
レンタル
スキー場の最大の特徴が、近年リニューアルされた日本最大級のレンタル施設。
在庫数はなんと5,000セットに及び、ウェアもトレンドを取り入れたおしゃれなデザインが豊富に揃っています。
そのため。「手ぶらで行って、現地で全部借りる」というスタイルでも楽しめます。
スクール
スクールはJSBA公認など信頼できるプログラムが揃っており、Web予約も可能です。
施設全体が新しく清潔感があるため、女性グループやカップルのスキーデビューにも人気があります。
基本情報 | |
オープン期間 | 11月中旬〜4月上旬(予定) |
リフト券料金 | 大人1日券 4,000円〜7,000円程度 |
住所 | 滋賀県米原市甲津原奥伊吹 |
アクセス | 名神高速道路 米原ICより約30分 JR米原駅・近江長岡駅よりシャトルバスあり(要予約) |
営業時間 | 8:00〜17:00 |
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初心者が準備するべきスキー道具・持ち物

スキー用具一式
スキー旅行の成功は、事前の準備で決まるといっても過言ではありません。
「寒くて楽しめなかった」「足が痛くて滑れなかった」という失敗の多くは、持ち物の準備不足が原因。
特にスキー場は氷点下の環境ですから、日常の防寒対策とはレベルが異なります。
しかし、すべての道具を最初から買い揃える必要はありません。
「必ず自分で用意するもの」と「現地で借りられるもの」を理解し、無駄な出費を抑えつつ快適な装備を整えましょう。
持ち物リスト
スキー場では、衛生上の理由から「肌に直接触れるもの」はレンタルできないことが一般的です。
以下のアイテムは、事前にスポーツ用品店やネット通販で購入しておきましょう。
必須アイテム(購入推奨) | |
ニット帽(ビーニー) | 耳まで隠れる厚手のものを選びましょう。転倒時の頭部保護や、寒さによる耳の痛み防ぎます。 |
ゴーグル | 紫外線や雪、風から目を守るために必須です。サングラスは転倒時に割れて怪我をする危険があるため、必ずゴーグルを用意してください。 |
グローブ(手袋) | 防水・防寒機能が高いスキー専用のものが必要です。普通の手袋ではすぐに濡れて凍傷のリスクがあります。 |
厚手の靴下 | スキー専用のソックスがベストです。くるぶしより長いものを選び、重ね履きは避けましょう(血行が悪くなり逆に冷えます) |
インナーウェア(肌着) | 吸汗速乾性に優れた化学繊維のものがおすすめです。綿(コットン)素材は汗が乾かず、体が冷える原因になるため避けてください。 |
あると便利なもの | |
日焼け止め・リップクリーム | 雪の反射(照り返し)による紫外線は強力です。肌荒れを防ぐためにこまめに塗りましょう。 |
小銭入れ・現金 | ゲレンデの自販機やロッカーでは、電子マネーが使えない場合があります。 |
着替え・タオル | 汗をかいたまま帰ると風邪を引きます。帰りの車や温泉のために用意しましょう。 |
現地でレンタルするもの | |
スキー3点セット | スキーをするために最低限必要な道具一式です。身長や足のサイズに合わせて調整されたものを貸してもらえます。 |
スキーウェア | 防水性と保温性に優れた専用のウェアです。普段のダウンジャケットとは機能が異なるため、レンタルをおすすめします。 |
ヘルメット | 安全のため着用が推奨されています。多くのスキー場でレンタルできます。 |
レンタル vs 購入、どっちがお得?
項目 | スキー3点セット | ウェア上下セット |
レンタル | 4,000円〜6,000円 | 3,000円〜5,000円 |
購入 | 40,000円〜70,000円 | 15,000円〜30,000円 |
合計 | 7,000円〜11,000円 | 55,000円〜100,000円 |
初めてのスキーデビューであれば「フルレンタル」が断然お得で便利です。
なぜなら、初期費用を大幅に抑えられるだけでなく、重い荷物を運ぶ手間が省けるからです。
スキー道具一式(板・ブーツ・ウェア)を購入すると、安く見積もっても5万円〜10万円以上の出費になります。
一方、レンタルであれば1日1万円前後で、メンテナンスされた最新モデルを使用できます。
レンタルのメリット
- 初期費用が安い(購入の1/5〜1/10程度)
- 手ぶらでスキー場に行ける
- メンテナンスの手間がなく、常に整備された道具を使える
購入を検討するタイミング
- 年に3回以上滑りに行くようになった
- 自分の足に完璧にフィットするブーツが欲しい
- デザインにこだわりたい
まずはレンタルでスキーの楽しさを体験し、「また来年も行きたい!」と思ってから購入を検討しても遅くはありません。
最初はグローブやゴーグルなどの小物だけを購入し、大物はレンタルするというスタイルがおすすめです。
スキー場到着から帰るまでのシミュレーション

スキー場に到着してから帰路につくまでの1日の流れを把握しておきましょう。
想像以上にやることは多く、準備だけで1時間以上かかることも珍しくありません。
当日の流れは、大きく以下の3つのステップで進みます。
- 到着後の着替え・レンタル手続き・スクール受付
- ゲレンデでの平地練習とリフト乗車
- 滑走後の着替え・温泉・帰宅
全体の流れを知らずに行き当たりばったりで行動すると、
スクールの開始時間に間に合わなかったり、準備不足で慌てたりしてしまいます。
ここでは、到着から帰るまでの具体的なタイムスケジュールと注意点をシミュレーションしましょう。
着替え〜レンタル〜スクール受付の流れ
スキー場に到着したら、まずは更衣室へ向かいましょう。
更衣室のロッカーに荷物を入れ、インナーウェアや靴下などの準備を整えます。
着替えが済んだら、レンタルコーナーへ移動します。
申込用紙に身長・体重・足のサイズを記入し、カウンターで道具を受け取ります。
特にブーツのサイズ合わせは重要です。
「つま先が少し動くけれど、かかとは浮かない」サイズ感がベストです。
合わない場合は遠慮なく交換を申し出ましょう。
このレンタル手続きには、混雑時だと30分〜60分ほどかかる場合があります。
道具が揃ったら、スクールの受付です。
午前のレッスンは9:30〜10:00頃に始まることが一般的です。
定員があるため、到着後すぐに予約状況を確認することをおすすめします。
受付を済ませたら、必ずトイレに行っておきましょう。
スキーウェアを着た状態でのトイレは想像以上に時間がかかるため、ゲレンデに出る前の必須事項です。
リフトに乗る前の平地練習(片足スキー・カニ歩き)
スクールを受講しない場合、準備が整っていても、いきなりリフトに乗るのはNGです。
止まり方も分からないまま坂の上に行くと、暴走して怪我をするリスクが高まります。
まずは平らな場所で、以下の手順で30分ほど慣らし運転をしましょう。
1. 板の脱着練習
ブーツの底についた雪をきれいに落としてから、バインディング(留め具)にセットします。
2. 片足スキー
片足だけ板を履き、もう片方の足で雪面を蹴って滑る感覚を掴みます。
3. カニ歩き
両足に板を履き、ゲレンデに対して横向きに立ちます。カニのように横歩きをして、緩やかな坂を数m登ってみましょう。
4. ハの字(ボーゲン)の姿勢
板のトップ(先端)を近づけ、テール(後ろ)を広げた「ハの字」を作り、平地で姿勢をキープします。
これらがスムーズにできるようになってから、初めてリフトに向かってください。
この基礎練習をするだけで、リフト降車後の恐怖心が大きく減ります。
筋肉痛確定?帰りの温泉と運転の注意点
楽しいスキーの後は、心地よい疲労感と共に強烈な筋肉痛が待っているかもしれません。
冷えた体と疲れた筋肉を癒やすために、帰りは温泉に立ち寄るのが定番コースです。
多くのスキー場周辺には日帰り温泉施設があり、リフト券提示で割引になることもあります。
40度前後のお湯に15分ほど浸かれば、翌日の疲労が軽減されるでしょう。
また、車で帰る場合は、運転に最大限の注意が必要です。
暖房の効いた車内と運動後の疲れで、急激な眠気に襲われることがあります。
1時間〜2時間に1回は必ず休憩を取り、リフレッシュしてください。
また、夕方以降は気温が下がり、道路が再凍結(ブラックアイスバーン)する恐れがあります。
「行きは大丈夫だったから」と油断せず、急ハンドル・急ブレーキを避けた慎重な運転を心がけましょう。
スキー初心者からのよくある質問
「手ぶら」で行っても本当に大丈夫ですか?
基本的には大丈夫ですが、「小物類」の確認が必要です。
多くのスキー場では「手ぶらセット」を用意していますが、その内容は場所によって異なります。板・ブーツ・ウェアの3点はレンタルできても、グローブ・ゴーグル・帽子は衛生上の理由で「販売のみ」の場合が多いからです。
完全な手ぶらを目指すなら、小物がセットに含まれているか必ず公式サイトで確認しましょう。運動神経に自信がありません。スクールに入ったほうがいいですか?
運動神経に自信がない方こそ、スクールへの入校を強くおすすめします。
スクールでは、インストラクターが「安全な転び方」から「ハの字で止まる方法」まで、論理的に教えてくれます。
1回2時間程度のレッスンを受けるだけで、見違えるように滑れるようになります。リフトから降りられなかったらどうなりますか?
リフトはすぐに止まるので心配ありません。
リフトの降り場には必ず係員が常駐しており、降りられずに座ったままの人がいれば、緊急停止ボタンを押してくれるので安心してくださいね。スキーとスノボ、初心者はどっちが簡単ですか?
一般的に、初日の滑り出しはスキーの方が簡単と言われています。スキーは両足が自由に動くため、普段歩いている感覚に近く、バランスを取りやすいからです。
ハの字(ボーゲン)を作れば、初心者でも比較的すぐにスピード調整や停止ができます。
一方、スノーボードは両足が固定されており、立つことさえ最初は苦労します。まずはスキーで雪上の感覚に慣れてから、スノーボードに挑戦するのがおすすめです。
初心者向けのゲレンデを選んでスキーデビューしよう!

自分に合った場所を選び、しっかりと準備を整えれば、スキーは決して怖いスポーツではありません。
白銀の世界を滑り降りる爽快感は、一度味わえば病みつきになるはずです。
最後に、初心者スキーデビューを成功させるためのポイントを振り返りましょう。
- 場所選び:コース幅が広く、平均斜度が緩やかなスキー場を選ぶ
- 道具:初期費用を抑えるため、お得なレンタルセットを活用する
- 事前の準備:ゴーグルやグローブなど、必須の小物を忘れずに購入する
これらを抑えれば、不安を感じることなく、安全に雪山を楽しめるようになります。
気になったスキー場の情報をチェックして、スキーデビューの計画を立ててみましょう。



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