北京首都国際空港ラウンジガイド。入室条件をターミナル別で紹介

ライターのプロフィール写真
北京首都国際空港 ラウンジ

北京首都国際空港での乗り継ぎ待ち、
プライオリティパスや航空会社のステータスを持っているけれど、どこのラウンジに行けばいいか迷っていませんか?

北京首都国際空港で快適に過ごすためには、利用するターミナルと保有するステータスに合わせて、
ラウンジを事前に特定しておくことが重要です。

そこで本記事では、北京首都国際空港のラウンジ攻略法について解説します。

この記事を読めば、あなたが搭乗するフライトやステータスに合わせて「行くべきラウンジ」が明確になります。

不安の多い海外空港での待ち時間を、
「ただの待機」から「旅の疲れを癒やす充実したひととき」へと変えるために、ぜひ最後までご覧ください。

北京行きの航空券を探す東京→北京行きの航空券

北京首都国際空港行きの航空券ならTrip.comがお得!
東京⇒北京
大阪⇒北京
名古屋⇒北京
福岡⇒北京
全ての航空便を表示

北京首都国際空港のラウンジ一覧
北京首都国際空港には3つのターミナルがある

北京首都国際空港には多くのラウンジが存在しますが、ターミナルによって利用できるラウンジが異なります。

ここでは主要なアライアンスとラウンジの関係を一覧で整理しました。まずは全体像を把握しましょう。

ターミナル3(T3)のラウンジ

ターミナル3は、主に「スターアライアンス」と「ワンワールド」の航空会社が利用するターミナルです。

ANAやJALを利用する場合、基本的にはこのターミナル3を利用することになります。

ターミナル3にある主要なラウンジは以下のとおりです。

ラウンジ名

入室条件

場所

BGS Premier Lounge

・プライオリティパス

・JAL便(ワンワールド)のビジネスクラス

ゲートE19 付近

中国国際航空ラウンジ

・スターアライアンス加盟便のビジネスクラス搭乗者

・スターアライアンスゴールド会員

ゲートE13–E19周辺

Business Travelers Lounge

・プライオリティパス、他

ゲートE10 付近

ターミナル3は非常に広いため、ラウンジから搭乗口までの移動時間を長めに見ておく必要があります。

ターミナル2(T2)のラウンジ

ターミナル2は、主に「スカイチーム」の航空会社や一部のLCCが利用するターミナルです。

ターミナル3に比べると施設はコンパクトで少し古さを感じますが、
移動距離が短いというメリットがあります。

ターミナル2にある主要なラウンジは以下のとおりです。

ラウンジ名

入室条件

場所

BGS Premier Lounge

・プライオリティパス

ゲート5〜7付近

V2 China Eastern Lounge

・SkyTeam Allianceの各航空会社の国内線利用者

ゲート21付近

【T3】BGS Premier Lounge
【T3】BGS Premier Lounge

引用:PEK Airport Guide and lounges. | Priority Pass

ターミナル3を利用するプライオリティパス保持者にとって、最も利便性が高いのが「BGS Premier Lounge」です。

ターミナル3の出国審査を終えたあと、案内表示に従えばスムーズにたどり着けます。

対象:プライオリティパス・他

主な利用対象者は以下のとおりです。

  • プライオリティパス会員
  • ダイナースクラブカード会員
  • ラウンジキー会員
  • JALなど指定航空会社の上級会員・ビジネスクラス客

特徴:開放的・麺料理あり

BGSラウンジ最大の特徴は、屋根がなくターミナルの天井まで吹き抜けになっている「開放的な造り」です。
閉塞感がなく、外の光を感じながらリラックスできます。

また、食事メニューも充実していて、シェフがその場で作る麺料理や点心などホットミールが楽しめます。
また、2歳未満の子供は無料で入場できます。

【T3】中国国際航空ラウンジ
【T3】中国国際航空ラウンジ

引用:https://m.qmtmedia.com/

ANA便やスターアライアンス系航空会社を利用する方にとって、
魅力的なラウンジとなるのが「中国国際航空(Air China)ラウンジ」です。

「乗り継ぎ時間が長いので、シャワーを浴びて仮眠を取りたい」そんな要望に応えてくれる設備が、このラウンジには整っています。

北京をハブとする中国国際航空のフラッグシップラウンジであり、規模も設備も空港内トップクラスです。

対象:ANA・SFC・スターアライアンス

このラウンジを利用できるのは、主に以下のステータス保有者です。

  • ANAダイヤモンド・プラチナ会員
  • スーパーフライヤーズカード(SFC)会員
  • スターアライアンス・ゴールドメンバー
  • ビジネスクラス以上の搭乗客

プライオリティパスでは利用できないため、限られた乗客だけの特別な空間といえます。

特徴:牛肉麺・シャワー・仮眠

ラウンジ内は非常に広く、ダイニングエリアや休憩スペースが充実しています。

特筆すべきは牛肉麺の提供とシャワールーム、仮眠室があることです。
シャワーと仮眠室は人気が高く、2〜3時間待ちになることも珍しくありません。

私もラウンジでシャワーを使った経験がありますが、
事前予約をせずに利用しようとしたところ、1時間ほど待った経験があります。

ラウンジに到着したらまずは受付で空き状況を確認し、予約を済ませるのが賢い利用法です。

【T3】Business Travelers Lounge
【T3】Business Travelers Lounge

「ラウンジに行きたいけれど、広い空港をこれ以上歩き回りたくない」そんな時に便利なのが、
ターミナル3のE10ゲート付近にある「Business Travelers Lounge」です。

これまで紹介した「BGS Premier Lounge」や「中国国際航空ラウンジ」は設備が豪華な反面、時間帯によっては非常に混雑します。

一方、このラウンジは知名度がやや低いため、静かに過ごせる穴場といえます。

特に、自分の搭乗口がE10〜E15付近の場合、わざわざ遠くのラウンジまで行くよりも、
こちらを利用した方が移動のストレスが圧倒的に少なくなります。

対象:プライオリティパス

主な利用対象者はプライオリティパスの会員です。

特徴:ゲートE10付近の穴場・静寂

このラウンジの魅力は「豪華さ」ではなく「利便性と静けさ」にあります。

ターミナル3の出国審査場を出てから比較的近い場所にあり、歩く距離を抑えたい方に最適です。
BGSラウンジが満席で座れない時でも、こちらは空席が見つかる可能性が高いです。

ただ、食事はスナックやサンドイッチ、簡単なホットミールが中心です。

「搭乗開始まであと30分しかないけれど、少しだけお茶を飲んで休憩したい」といったショートステイでの利用に最も適したラウンジといえます。

【T2】BGS Premier Lounge
【T2】BGS Premier Lounge

引用:PEK Airport Guide and lounges. | Priority Pass

ターミナル2を利用する際、プライオリティパスで最も安定したサービスを受けられるのが、
ターミナル3にもある「BGS Premier Lounge」です。

ターミナル2はターミナル3に比べて施設が古いため「ゆっくりできるラウンジがあるか心配」という方もいると思います。

しかし、このラウンジを知っていればそんな心配もなくなります。

対象:プライオリティパス、他

ターミナル2のBGSラウンジは、以下の資格で利用可能です。

  • プライオリティパス会員
  • ダイナースクラブカード会員
  • スカイチーム系航空会社のビジネスクラス客(一部)

特徴:スカイチーム系のハブ

ターミナル2のBGSラウンジは、11番ゲート付近に位置しています。

ターミナル3の同名ラウンジと比較すると規模は小さいですが、基本機能は揃っています。

ターミナル2には他にもラウンジがありますが、
食事の補充頻度や清掃状況を考慮すると、まずはここを目指すのが無難です。

【T2】V2 China Eastern Lounge
【T2】V2 China Eastern Lounge

引用:PEK Airport Guide and lounges. | Priority Pass

北京首都国際空港のターミナル2は、スカイチーム加盟の中国東方航空がハブとして利用しています。

そのため、このラウンジは航空会社直営ならではの「食事へのこだわり」が感じられる場所です。

対象:SkyTeam Allianceの国内線の利用者

中国東方航空や上海航空などSkyTeam Allianceの国内線を利用する人が対象です。

特徴:名物「東方麺」と充実した中華料理

このラウンジ最大の特徴は、なんといっても中国東方航空名物の「ヌードルバー」です。

国内線を利用する人で「単に休憩するだけでなく、中国最後の食事をしっかり楽しみたい」
という人は、食事に特化したこちらのラウンジを目指すことをおすすめします。

あなたが利用できるラウンジと場所
あなたが利用できるラウンジと場所

ここまで主要なラウンジの特徴をお伝えしましたが、
「結局、今の自分のチケットとカードでどこに行けばいいの?」と迷っていませんか。

広い北京首都国際空港では、利用するターミナルと保有資格によって、目指すべきラウンジが決まります。

私も空港でラウンジを利用する際は、結局利用できるラウンジがどれなのかいつも迷います。

当日空港で迷わないために、事前にラウンジの目星をつけておきましょう。

プライオリティパスなら「BGS」か「Business Travelers Lounge」

プライオリティパスをお持ちの方が利用できるラウンジは、ターミナルによって異なります。

  • ターミナル3(T3)の場合:「BGS Premier Lounge」か「Business Travelers Lounge」
  • ターミナル2(T2)の場合:迷わず「BGS Premier Lounge」

ターミナル3を利用する場合、「BGS Premier Lounge」が最も満足度が高いラウンジになりますが、
「Business Travelers Lounge」も利用可能です。

一方、ターミナル2を利用する場合は、「BGS Premier Lounge」一択となります。

ターミナル3ならまずは「BGS」を目指し、
混雑状況や搭乗口との距離を見て他のラウンジを検討するという流れがスムーズです。

ANA(スターアライアンス)は「中国国際航空」一択

ANA便やスターアライアンス系航空会社を利用する場合、ラウンジに迷う必要はありません。

「中国国際航空(Air China)ラウンジ」一択です。

ビジネスクラス利用者やSFC会員であれば、入口で搭乗券を見せるだけでスムーズに入室できます。

シャワーや仮眠室など北京空港で最も充実した設備を利用できるため、存分に活用しましょう。

JAL(ワンワールド)は指定ラウンジ「BGS」へ

JAL便やワンワールド系航空会社を利用する場合は「BGS Premier Lounge」です。

JALの自社ラウンジ(サクララウンジ)がないため、不安に感じる方もいるかもしれません。

しかし、BGSラウンジはJALが公式に指定している提携ラウンジであり、
JAL便の出発時間に合わせてサービスが調整されています。

搭乗口に近いエリアにあることが多く、出発直前までくつろげるのがメリットです。

「JALに乗るならBGS」と覚えておけば、現地で迷うことはありません。

北京旅行の人気アイテム・ツアー
全ての観光スポットを表示

ラウンジを利用する際の注意
ラウンジを利用する際の注意

「ラウンジに入ればもう安心」と思うかもしれませんが、
実は、北京首都国際空港ならではのルールや構造上の特徴を知らないと、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。

特に「移動距離」については、日本の空港とは事情が異なります。

出発直前になって慌てないよう、ここで紹介する3つの注意点を必ず頭に入れておいてください。

ホットミール(温かい食事)の提供終了時間

ラウンジでの食事を楽しみにしている方は、提供時間に注意が必要です。

多くのラウンジでは、深夜便の出発に合わせて24時間営業している場合でも、
ホットミール(温かい食事)の提供は夜20時〜21時頃に終了してしまいます。

もし深夜便を利用する場合でしっかり食事を摂りたいときは、
ラウンジに入る前に空港内のレストランを利用するか、早めにラウンジへ入室することをおすすめします。

搭乗口までの移動に20分見ておく

北京首都国際空港、特に第3ターミナル(T3)は、世界最大級の規模を誇ります。

そのため、ラウンジから搭乗口までの移動に想像以上に時間がかかります。

日本の空港感覚で「搭乗開始5分前に出れば間に合うだろう」と考えていると、乗り遅れる危険性があります。

最低でも搭乗開始時刻の20分前にはラウンジを出るようにしましょう。
余裕を持って移動することでトラブルを回避することができます。

モバイルバッテリーの没収に注意

これはラウンジではなく、北京首都国際空港全体の話ですが、
中国の空港セキュリティは、モバイルバッテリー(リチウムイオン電池)に対して非常に厳格です。

特に注意すべきは、「CCC」マークが付いていない製品は機内への持ち込みが出来ず、没収されるという点です。

渡航前に、お手持ちのバッテリーの表記を必ず確認しておきましょう。

北京首都国際空港で有意義な時間を過ごそう
北京首都国際空港で有意義な時間を過ごそう

本記事では、北京首都国際空港のラウンジ事情と利用時の注意点について解説してきました。

北京の空港は巨大で複雑ですが、
「ターミナル」と「ステータス」さえ把握していれば、快適なラウンジへ迷わずたどり着くことができます。

これらのポイントを押さえておけば、待ち時間が「旅の楽しみの一つ」に変わります。

ぜひこの記事を参考に、北京首都国際空港での滞在を有意義なものにしてください。

【Trip.com現在開催中のキャンペーン一覧】

免責事項:この記事はグローバルブログプラットフォームが所有し、著作権は原作者に帰属しております。もし著作権者の著作権を侵害した場合、お知らせください。できる限り、早くコンテンツを削除します。
air dog

air dog

旅行情報ライター・編集者

プロフィール

air dogは、Trip.comで旅行コンテンツライターとして、主に東南アジアや中東を中心としたアジア旅行関する記事を執に筆しています。これまでに、大手旅行会社のコンテンツ作成に3年以上関わり、京都や大阪など国内旅行の情報を発信。 個人としても、これまでアジアを中心に17カ国・地域訪問し、実際に自分の足で体験した情報をもとに記事を執筆しています。 記事内では、旅行の楽しさに加え、現地の最新事情やベストシーズン、予約のコツなどを、Trip.comのデータと自身の経験を組み合わせて、できるだけわかりやすくお届けすることを心がけています。 ライター経歴 2018年 個人ブログ開設。写真を中心にした記事を作成 2021年 大手旅行会社のコンテンツ制作に関わる 2026年 Trip.comに入社 現在は、アジアエリアを中心に、旅行ガイドやモデルコース記事の企画・執筆を行う予定。 これまでに訪れたことのある国・地域一覧 これまで訪れた国は[17]カ国・地域。 アジア:中国・台湾・香港・マカオ・インドネシア・マレーシア・タイ・ブルネイ・ネパール・インド・トルコ・シリア・ヨルダン・イラン ヨーロッパ:フィンランド・スウェーデン オセアニア・その他:オーストラリア これまで17の国と地域を訪れ、そのうち香港・マカオには10回以上渡航しています。 短期旅行だけでなく、東南アジアや中東は3か月近く周遊し、陸路の国境越えも複数回経験してきました。 世界各地への渡航は合計20回以上。週末の弾丸旅行から、現地に長く滞在するスロートラベルまで、さまざまなスタイルで旅をしてきました。

123 記事
東南アジア旅行 中東旅行
> >
北京首都国際空港 ラウンジ