
北京・天安門広場に佇む中国国家博物館は、140万点以上の収蔵品を誇る世界最大級の博物館です。5000年におよぶ中華文明の至宝が一堂に会するこの場所は、北京観光では絶対に外せないスポット。
この記事では、中国国家博物館を120%楽しむための情報をまとめました。初めての方でも迷わず訪れられるよう、地下鉄やバスでのアクセス方法も詳しく解説します。ぜひ、最後までご覧ください。
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中国国家博物館とは?
基本ガイド
中国国家博物館(略称:国博)は北京市の天安門広場東側に位置する、中国を代表する博物館です。総面積約20万㎡、140万点以上の収蔵品を誇る世界最大級。中華文明の歴史を物語る貴重な文化遺産が所蔵されています。
その規模は圧倒的で、中国の全時代・全側面の歴史と文化を網羅しています。訪れる人に深い知識と感動を与える展示内容は、中国という国をより深く理解するための重要な手がかりになるでしょう。
情報 | 詳細 |
開館時間 | 9:00 - 17:00 (最終入館 16:00, 退館 16:30) |
休館日 | 月曜日 (祝日を除く) |
住所 | 北京市東城区天安門広場 |
入場料 | 無料 (要予約) |
最寄りの駅 | 天安門東駅 (1号線) |
パスポート | 外国人観光客は必須 |
オーディオガイド | レンタル可能 (日本語対応は要確認) |
ショップ | お土産や文化的な商品を提供 |
周辺の観光スポット | 天安門広場、故宮博物院、人民大会堂 |
入場料
中国国家博物館の基本入場料は無料です。ただし、特別展や企画展については別途料金がかかる場合があります。
入場には身分証明書(パスポートなど)が必要で、事前予約が推奨されています。博物館の公式ウェブサイトやWeChatアプリを通じて予約できます。特に観光シーズンや連休期間中は、当日券が早い時間に配布終了することもあるため、事前予約をおすすめします。
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口コミ
豊かな文化と歴史が詰まった素晴らしい博物館です。誰もが楽しめる場所です。 本当に楽しい訪問でした!
この間国家博物館に行きました。本当に衝撃を受けました。ぜひ共有してください。国博に入ると、その壮大さを感じられます。広とした明るい空間は瞬時に気持ちが広がります。ここのコレクションは想像を絶するほど豊富で、古代の石器から現代の貴重な文化的遺物まで、まるで立体的な中国の歴史書のようです。
北京の天安門広場にある中国国立博物館は、歴史や文化に興味がある人にとっては必見の場所です。世界最大級の博物館の1つとして、古代文明から現代史に至るまで、中国の豊かな遺産を深く掘り下げています。
中国国家博物館へのアクセス
1.地下鉄
地下鉄1号線(赤線)の「天安門東駅」で下車すると、博物館の正面入口まで徒歩約2分です。改札を出て北口を利用すると近いです。また、地下鉄1号線と5号線が交差する「王府井駅」からも徒歩約10分でアクセス。北京の地下鉄は運賃が一律(通常2元)で安価かつ渋滞を気にせず移動できるため、観光客に最も便利な交通手段です。
2.バス
複数のバス路線が中国国家博物館付近を通過しています。主な路線は1路、2路、52路、59路、82路、120路などで、「天安門東」バス停で下車します。バスの運賃は通常1〜2元で、交通カード(一卡通)が使用可能です。ただし、バスは時間通りに来ないことも多く、交通渋滞による遅延も発生します。
3.タクシー
北京市内のタクシーは比較的安価で、初乗り料金は13元(約260円)です。渋滞時を除き、市内主要ホテルからは15〜30分程度で到着。タクシーの色は黄色または緑色が公式で、必ずメーターを使用しているか確認しましょう。
中国国家博物館の魅力3選
1.140万点を超える収蔵品
中国国家博物館の最大の魅力は、その膨大な収蔵品数です。古代から現代までの文物、書籍、芸術品など140万点以上を所蔵しています。そのうち6000点以上が国家一級文物(最高レベルの重要文化財)に指定されているほど質も高いのが特徴。
これだけの規模と質を持つコレクションは、中国の5000年にわたる歴史と多様な文化を理解するのに最適。一日では見切れないほど、豊富な展示品が皆さんを待っています。
2.国宝級の展示品
ここでは、教科書でしか見たことのない国宝級の宝物に実際に出会えます。陝西省の兵馬俑、四川省三星堆遺跡の仮面、紀元前の青銅器「後母戊鼎」などが展示されています。特に後母戊鼎は重さ832kgもある中国最大の古代青銅器で、その迫力は圧巻!
金と玉で作られた「金縷玉衣」は漢王朝時代の皇族の埋葬用衣装で、当時の技術力の高さを物語っています。これらの国宝は、中国の歴史と文化の深さを象徴する貴重な展示品です。
3.最新技術を駆使した展示
古い文化財を展示するだけでなく、最新技術を活用した展示方法も取り入れています。映像技術を使った古代生活の再現や、タッチパネルで操作できる展示など、体験型の学習が可能。これらの現代的な展示方法は特に若い世代にとって、歴史をより身近に感じられるきっかけになります。最新技術と古代の遺物が融合した空間は、歴史を楽しく学べる場所になっています。
中国国家博物館の見どころ
1.古代中国
地下にある常設展「古代中国」は、初めての訪問者にぴったりの入門コースです。石器時代から清王朝の滅亡まで、中国の長い歴史を一望できる展示になっています。各時代を代表する国宝級の文化遺産が順に並び、中国文明の流れを視覚的に理解できるのが魅力。
学校で習った内容が実物を通して立体的に理解できるので、中国の歴史に対する知識が一気に深まります。
2.殷王朝の巨大な青銅器
後母戊鼎(こうぼぼてい)は、殷王朝時代(紀元前14~11世紀頃)に作られた中国最大の青銅器です。重さなんと832.84kg!この巨大な器には「後母戊」という銘文があり、殷の武丁王の母親を祀るために作られたと考えられています。
その圧倒的な存在感だけでなく、精巧な装飾や力強い造形も見どころ。この時代にこれほど巨大で精密な青銅器を鋳造できたことは、当時の技術力の高さを物語っています。世界最重量の古代青銅器として、歴史ファンなら絶対に見逃せない一品です。
3.漢代の皇帝を飾った玉の装束
金縷玉衣(きんるぎょくい)は、漢王朝時代の皇帝や貴族の遺体を覆うために作られた玉の装束です。河北省で発見された西漢時代の墓から出土したもので、なんと1203枚もの玉片が金糸(2567グラム)で縫い合わされています。
不老不死への願いを込めて作られたもので、古代中国人の死生観や玉信仰を知る貴重な資料です。一枚一枚の玉を丁寧に金糸で縫い合わせる技術は、当時の工芸の高さを示すとともに、被葬者の権力の大きさも物語っています。
中国国家博物館周辺の観光スポット
1.天安門広場
中国国家博物館の目の前に広がる天安門広場は、世界最大の都市広場として知られています。面積は44万㎡にも及び、最大100万人を収容できる広大な空間です。中央には人民英雄記念碑が堂々とそびえ、毎朝の国旗掲揚式には多くの人が集まります。
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2.故宮博物院
天安門広場の北側に位置する故宮博物院(紫禁城)は、明・清朝の24人の皇帝が約500年間住んだ宮殿です。総面積72万㎡、建物は9,000室以上あり、世界最大の木造建築群として世界遺産に登録されています。金色の琉璃瓦屋根と赤い壁が特徴的で、180万点以上の貴重な文化財を所蔵する博物館としても有名です。
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3.人民大会堂
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中国国家博物館のよくある質問と回答

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Q1: 中国国家博物館の開館時間は?
A: 火曜日〜日曜日の9:00〜17:00(入場は16:00まで)。月曜日は休館日です。ただし、祝日や特別期間中は開館時間が変更になる場合があります。
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Q2: 写真撮影はできますか?
A: 基本的に館内での写真撮影は許可されていますが、フラッシュ、三脚、自撮り棒の使用は禁止されています。また、一部の特別展示や保存状態の良くない文化財は撮影禁止の場合があります。
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Q3: 荷物はどうすればいいですか?
A: 大きな荷物やスーツケースは入館前に1階のクロークに預ける必要があります。小さなバッグやハンドバッグは持ち込み可能ですが、セキュリティチェックを受ける必要があります。
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Q4: 中国国家博物館に飲食店はありますか?
はい、博物館内には食堂やカフェがあります。1階と地下1階に軽食を提供するカフェがあり、中国茶や軽食を楽しめます。ただし、展示エリアでの飲食は固く禁止されているため、指定されたエリアでのみ飲食してください。
そのほか、こちらの記事が参考になります。
→北京旅行2泊3日の人気モデルコース!おすすめスポットを巡る旅
中国国家博物館で中国の文化を理解しよう
中国国家博物館は、古代の遺物から近代史に至るまで、膨大なコレクションが魅力です。きちんと事前に訪問計画を立てて、中国の魅惑的な過去へのスムーズで充実した旅が実現するでしょう。
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