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中国の新幹線「高鉄」は日本と何が違う?初めて乗る日本人が戸惑いやすい10のポイント

執筆:Himari
2026年8月11日

中国の「新幹線」にあたる乗り物は、一般に高速鉄道/高鉄(こうてつ)と呼ばれます。
車両の設備や指定された座席に座る点は日本の新幹線と似ていますが、
外国人旅行者にとって大きく違うのは車両よりも駅の使い方です。
この記事では、初めて中国高鉄に乗る日本人向けに、予約から乗車、荷物、
座席、乗り遅れ時の対応までを、日本の新幹線との違いから説明します。
中国高鉄と日本の新幹線の違いを一覧で比較

比較項目 | 中国の高鉄 | 日本の新幹線(主に東海道・山陽) |
予約・購入 | 実名制。外国人はパスポート情報を登録 | 予約方法・商品に応じて氏名などを登録 |
乗車時の中心となるもの | 購入時に使用した有効なパスポート原本 | 紙のきっぷ、登録済み交通系IC、対応するQRなど |
紙のきっぷ | 電子客票が基本。原則として乗車用の紙券受取は不要 | 購入方法により紙券またはチケットレス |
駅の手荷物検査 | 旅客と携帯品の安全検査がある | 通常の乗車で中国と同様の常設X線検査を通る流れではない |
乗車前の待機 | 大型駅では待合ホールで改札開始を待つことが多い | 改札後、コンコースやホームへ進む |
改札 | 発車前に開始し、発車前に締め切る | きっぷ・IC・QRなどで対応改札を通る |
座席の考え方 | 二等座・一等座・ビジネス席などの「等級」 | 普通車・グリーン車などの等級と、指定席・自由席の区別 |
自由席 | 日本と同じ自由席制度として考えない | 列車・時期により自由席あり。ピーク期の「のぞみ」は全席指定 |
「無座」 | 固定座席が割り当てられない券。自由席専用車両を意味しない | 自由席車両の空席を利用する仕組みとは別物 |
動車組の無料携帯品 | 大人20kg、1点20kg以下、1点の3辺合計130cm以下 | 3辺合計160cm超250cm以内は特大荷物の扱いがある |
乗り遅れ | そのまま別列車には乗らず、12306または駅で改札変更を確認 | きっぷ・商品ごとに扱いが異なる |
中国鉄路の現行規則では、車票の実名確認、旅客と携帯品の安全検査、発車前の改札終了が定められています。
外国パスポートも有効な購入・乗車用証明書として利用できます。
まず知っておきたい|中国の「高鉄」とは?

日本語では「中国の新幹線」と表現されることがありますが、
中国で案内を探すときは次の言葉を知っておくと便利です。
- 高速铁路(高速鉄路):高速鉄道という制度・路線の総称
- 高铁(高鉄):高速鉄道を指す一般的な呼び方
- 动车组(動車組):動力分散式などの電車編成を指す用語
- G列車:高速系の代表的な列車番号
- D列車:動車組列車。路線や停車駅、速度、車両タイプはさまざま
- C列車:都市間列車などで使われる列車番号
旅行者が予約するときは、「新幹線に相当するか」だけで判断せず、
列車番号、出発駅、到着駅、所要時間、座席等級を確認するのが確実です。
































中国高鉄と日本の新幹線の違い①|中国は実名制で乗車

中国高鉄では、乗客の身元情報と予約が結び付いています。
日本人旅行者は、有効な日本のパスポートで12306や旅行予約サイトから購入できますが、
氏名と旅券番号を正確に入力しなければなりません。
乗車日には、予約時に使ったパスポート原本を持参してください。
コピー、スマートフォン内の写真、注文画面だけで原本の代わりになるとは考えないほうが安全です。
中国鉄路の規則上、乗車時の本人確認に使うのは、購入時に使用した有効な身分証明書です。
日本のように「紙の券そのもの」「登録済みIC」「対応QR」を中心に考えるより、
外国人はパスポートが予約と本人を結ぶ鍵だと理解するとわかりやすいでしょう。
パスポートはスーツケースに入れない
駅に着いてから次の場面で提示できるよう、パスポートはすぐ出せる場所に入れておきます。
- 駅入口や実名確認
- 改札(検票)
- 車内での確認
- 到着駅の改札
- 予約内容に問題があった場合の窓口
12306では外国パスポートのオンライン本人確認にも対応しています。
氏名が長い、登録結果が通らない、旅券番号を更新したなどの問題がある場合は、
出発当日まで放置せず、12306または駅窓口で確認しましょう。
一方、東海道・山陽新幹線では、予約方法に応じて交通系IC、QR、紙のきっぷなどで改札を通ります。
たとえばスマートEXは、登録済み交通系ICでの乗車や、条件に応じたきっぷ受取に対応しています。
































中国高鉄と日本の新幹線の違い②|中国の駅では乗る前に手荷物検査がある

中国の鉄道駅では、旅客と携帯品が安全検査を受けます。
一般的にはスーツケースやリュックをX線検査機に通し、旅客本人も保安検査ゲートを通ります。
感覚として空港に似ていますが、鉄道の持込制限は航空会社の手荷物規則とは別です。
国際線に持ち込めた物が、そのまま中国高鉄でも持ち込めるとは限りません。
日本人旅行者が出発前に確認したいのは、次のような物です。
表示が明確なモバイルバッテリー・リチウム電池
- ヘアスプレーなどの圧力容器
- 香水、ジェル、可燃性成分を含む日用品
- 酒類
- 果物ナイフ、はさみ、工具類
- 発熱材を使う自熱式食品(車内での使用・飲食は避ける)
- ライター、マッチ
現行の公式目録では、表示が明確なモバイルバッテリーは1個あたり100Wh以下、
24%以上70%以下の密封された酒類は合計3,000ml以下など、品目ごとに条件があります。
*注意:安全検査の列は日や時間帯によって変わります。
大型駅、連休、夏休み、朝夕の混雑時は、検査そのものより待ち時間が長くなることがあります。
中国高鉄と日本の新幹線の違い③|ホームではなく待合ホールで改札を待つ

日本の新幹線では、改札を通った後にコンコースやホームへ行き、到着する列車を待つ流れが一般的です。
中国の大型高鉄駅では、次のように進むことが多くなります。
駅到着 → 安全検査 → 実名確認 → 待合ホール → 対応する改札口 → ホーム → 乗車
改札口は列車ごと、または複数列車ごとに指定されます。
電光掲示板や12306の注文画面で车次(列車番号)・检票口(改札口)・站台(ホーム)を確認し、
改札開始の案内が出たら列に並びます。
ここで日本人が間違えやすいのは、「早く着いたから先にホームへ行こう」と考えることです。
大型駅では、改札が始まるまで待合ホール側にとどまり、開始後にまとまってホームへ移動することがあります。
ホテルから座席までの流れ
- ホテル出発前:出発駅の中国語名、列車番号、発車時刻を確認
- 最寄り駅到着:地下鉄駅と高鉄駅の入口が離れていないか確認
- 安全検査:荷物を検査機へ通す
- 実名確認:予約に使用したパスポート原本を提示
- 待合ホール:電光掲示板で列車番号と改札口を照合
- 改札開始:自動通路が使えない場合は係員のいる通路へ
- ホーム移動:ホーム番号、車両位置表示を確認
- 乗車:车厢(号車)と座位(座席)を照合
中国の「新幹線」高鉄は何分前に駅へ着けばいい?

中国全土に共通する「必ず発車○分前」という到着時刻はありません。
そのうえで、初めて乗る日本人向けの編集上の安全目安は次の通りです。
これは中国鉄路が定めた全国一律の時間ではありません。
状況 | 到着の目安 | 理由 |
初回・外国パスポート・大型ターミナル | 60~90分前 | 安全検査、実名確認、駅内移動、通路確認に時間が必要 |
通常日・中規模駅・予約に問題なし | 40~60分前 | 安全検査と改札待ちの余裕を確保 |
小規模駅・手順に慣れている・荷物少なめ | 30~45分前 | 最低限の安全余裕。ただし駅の告知が優先 |
春節・国慶節・大型連休、子連れ、高齢者同行 | 上記よりさらに余裕を追加 | 地下鉄・道路・安全検査・駅内すべてが混雑しやすい |
北京南、上海虹橋、広州南、深圳北、杭州東などの大型駅では、
「地図上で駅に着いた時間」と「高鉄の改札口に着いた時間」が大きくずれる場合があります。
地下鉄を降りてから鉄道の待合ホールまでの移動も含めて計算してください。
*圧線しない判断基準
初めて/大駅/大型荷物/子ども・高齢者同行/連休のうち、2項目以上に当てはまるなら、
発車60~90分前を目標にするのが無難です。
中国の「新幹線」高鉄ではパスポートが乗車券代わりになる?

短く答えると、パスポートは実名制の乗車時に使う身分証明書ですが、
予約内容そのものが書かれた紙の乗車券ではありません。
現在は電子客票が基本のため、外国人旅行者も原則として乗車用の紙券を受け取る必要はありません。
購入時に使った有効なパスポート原本を持ち、自動設備が対応していれば自動通路、
対応しない場合は係員のいる通路で確認を受けます。
ただし、パスポートを見ても次の情報はわかりません。
12306または予約サイトの注文画面を保存しておきましょう。
- Train / 车次:列車番号
- Station / 车站:出発駅・到着駅
- Carriage / 车厢:号車
- Seat / 座位:座席番号
- 発車日と時刻
- 注文番号
パスポートを更新した場合
予約後に旅券番号が変わった場合、古い予約情報のまま乗れるとは限りません。
自己判断で当日を迎えず、購入先または12306に確認してください。
中国「新幹線」高鉄の座席|二等座・一等座・ビジネス席は新幹線とどう違う?

中国高鉄の座席を、日本の新幹線へ機械的に置き換えるのはおすすめしません。
中国の席種 | 一般的な特徴 | 日本人向けの理解 |
二等座 | 多くの車両で横2+3列。最も一般的 | 「普通車の標準クラス」に近いが、自由席ではない |
一等座 | 多くの車両で横2+2列。二等座より空間に余裕 | グリーン車と完全に同じ商品ではない |
ビジネス席 | 車両により1+2列など。座席・サービスが上位 | GranClass等との単純比較はできない |
特等座・優選一等座など | 一部列車に設定 | 名称と設備は列車ごとに確認 |
無座 | 固定座席が付かない販売区分 | 日本の自由席とは異なる |
最も重要なのは、比較軸が違うことです。
- 中国の二等座・一等座・ビジネス席:主にサービス・座席等級の違い
- 日本の指定席・自由席:座席を指定するかどうかの違い
中国高鉄で通常の着席券を購入すると、注文には列車番号、号車、座席、等級が表示されます。
二等座だから好きな席に座れるわけではありません。
座席配置、リクライニング、電源、食事サービス、ラウンジ利用の有無は列車や駅によって変わります。
「一等座なら必ずこの設備」「ビジネス席なら全列車で食事付き」と決めつけず、予約画面と当該列車の案内を確認してください。
中国の「新幹線」高鉄に自由席はある?「無座」とは何?

「無座」=日本の新幹線の自由席、ではありません。
日本の自由席は、自由席として設定された車両の空席を利用する仕組みです。
ただし、列車や時期によって自由席の設定は異なり、
東海道・山陽新幹線の「のぞみ」は利用が集中する期間に全席指定席となります。
一方、中国の「無座」は、注文上で固定座席が割り当てられない券です。
専用の自由席車両が保証される意味ではありません。
空席が見えても、その区間の途中駅から指定客が乗ってくる可能性があります。
係員の案内に従い、指定客が来たら席を空ける必要があります。
初めての長距離移動、子連れ、大型荷物がある場合は、価格だけで無座を選ばず、
固定座席のある列車や時間帯を探すほうが安心です。
中国「新幹線」高鉄のスーツケース規定は日本より厳しい?130cmルールを確認

中国の動車組列車では、一般旅客が無料で携帯できる物品について、現在次の基準が示されています。
- 大人1人あたり合計20kgまで
- 1点あたり20kg以下
- 1点の外寸(長さ+幅+高さ)合計130cm以下
これに対し、東海道・山陽・九州新幹線では、3辺合計160cm超250cm以内の荷物を「特大荷物」とし、
対象列車では特大荷物スペース付き座席などの予約が必要です。
日本の160cm・航空の158cmをそのまま使わない
日本の新幹線で「160cm以下だから予約不要」、
国際線で「158cm以内だから一般的な受託手荷物」と考えていても、
中国の動車組では130cmという別の公式基準があります。
24インチ、28インチという呼称だけでは判断できません。
キャスターやハンドルを含む実寸を測り、3辺を合計してください。
- 24インチでも製品により130cmを超えることがある
- 28インチは130cmを大きく超える製品が多い
- 現場で毎回計測されるとは限らないが、測られないことを前提にしてはいけない
- 基準超過の荷物を確実に持ち込めるとは案内できない
車内では、小型荷物は頭上の棚、大きめの荷物は車両端部などのスペースを利用する場合があります。
ただし収納設備は車型で異なり、早い者勝ちの空間もあります。
貴重品は荷物から離さず、通路や扉、非常設備をふさがないようにしてください。
中国「新幹線」高鉄の駅は日本より複雑?駅名を必ず確認

中国高速鉄道駅内
中国の大都市には、互いに離れた複数の鉄道駅があります。
同じ都市名が付いていても、同じ場所ではありません。
都市 | 間違えやすい駅の例 |
北京 | 北京南・北京西・北京朝陽 |
上海 | 上海虹橋・上海駅・上海南 |
広州 | 広州南・広州東・広州駅 |
深圳 | 深圳北・福田・深圳駅 |
重慶 | 重慶北・重慶西・重慶東 |
日本の「とりあえず東京駅」「新大阪へ行けばよい」という感覚で動くと、別駅へ着くおそれがあります。
予約直後に次の6点を確認しましょう。
- 出発駅の日本語・英語表記
- 中国語の正式駅名
- 地図上の位置
- ホテルから駅入口までの移動時間
- 地下鉄を降りてから高鉄改札までの時間
- 復路も同じ駅かどうか
スクリーンショットには英語名だけでなく、中国語の駅名と列車番号も残してください。
タクシーやDiDiの運転手、駅員に見せるときに役立ちます。
中国「新幹線」高鉄の切符はいつ・どこで買う?12306とTrip.comの違い

中国高鉄は、公式の中国鉄路12306またはTrip.comで購入できます。
発売期間は変更される可能性があるため、固定の日数を覚えるより、旅行日の12306表示を確認するのが確実です。
連休や人気路線は早く埋まるため、発売開始後に早めに予約しましょう。
予約方法 | 向いている人 | 確認点 |
中国鉄路12306 | 公式で直接予約したい人、変更・払戻しも一元管理したい人 | パスポート本人確認、英語画面、決済方法を事前に設定 |
Trip.com | 日本語画面や旅行予約をまとめて使いたい人 | 手数料、発券状況、変更・払戻し条件を購入前に確認 |
どちらで買っても、入力する旅客情報はパスポートと完全に一致させます。
同行者を別注文にすると座席が離れる場合があるため、同じ列車に乗る家族・友人は可能ならまとめて予約します。
予約後は次を確認してください。
- 予約済みか、手配中・発券待ちか
- 出発駅と到着駅
- 日付と発車時刻
- 列車番号
- 号車と座席
- パスポート氏名と番号
- 変更・払戻しの窓口
中国の「新幹線」高鉄に乗り遅れたらどうする?

乗り遅れても、自己判断で次の列車に乗ってはいけません。
まず12306または駅係員に相談し、変更(改签)が可能か確認します。
乗り遅れた直後の対応
- 予約時のパスポートと注文画面を準備する
- 12306の注文を開く、または駅の係員・改札変更窓口へ行く
- 当日または販売期間内の後続列車に空席があるか確認する
- 変更手数料と運賃差額を確認する
- 変更後の列車番号、出発駅、改札口、号車、座席を保存する
- 変更後に払戻し可能かも確認する
中国鉄路の現行規則では、1枚の車票は原則1回変更できます。
発車後でも条件を満たせば、当日24時までの当日列車、または販売期間内の後日の列車へ変更できる場合があります。
ただし、後日列車への変更には時間帯に応じた変更料がかかり、発車後に変更した車票は払戻しできません。
*重要:空席がなければ希望列車へ変更できません。
日本の新幹線で経験した自由席やきっぷ商品の扱いを、中国高鉄にそのまま当てはめないでください。
中国「新幹線」高鉄の車内|食事・電源・トイレで戸惑うこと

中国高鉄の車内設備は、列車型式や運行区間によって異なります。
食事・飲み物
車内販売、弁当、12306経由の食事注文などが利用できる列車があります。
持参した一般的な飲食物を座席で食べることもできますが、においの強い物や周囲へこぼれやすい物は避けましょう。
すべての列車に同じ販売品や食堂車があるとは限らないため、長距離なら飲料と軽食を準備しておくと安心です。
給湯
中国の列車では給湯設備がある車両も多く、カップ麺やお茶に使われます。
熱湯を持って通路を歩く人がいるため、子ども連れは特に注意してください。
電源・Wi-Fi
電源の位置や数は車型・座席等級で異なります。
すべての座席に必ずコンセントがある、Wi-Fiが常に使えるとは限りません。
モバイルバッテリーは鉄道の容量・表示要件を満たす物を用意します。
トイレ
洋式・中国式の構成や設備は車型で異なります。
長距離では、停車駅の直前や到着前に混みやすいことがあります。
紙や除菌用品を少量持っておくと安心です。
喫煙
動車組列車は全区間・全車両で禁煙です。
車内だけでなく、トイレなどでも吸わないでください。
日本人が中国「新幹線」高鉄でやりがちな失敗10選

1. 発車10分前に駅へ着く
日本の感覚:改札を通ればすぐホームへ行ける。
中国での問題:安全検査、実名確認、待合ホール、大駅内の移動、改札締切がある。
正しい行動:初回の大型駅は60~90分前を安全目安にする。
2. パスポートをホテルに置いてくる
日本の感覚:予約画面や決済カードがあれば何とかなる。
中国での問題:購入時の有効な身分証明書原本が乗車確認の中心。
正しい行動:予約に使ったパスポート原本を手荷物に入れる。
3. 地図上で駅に着けば間に合うと思う
日本の感覚:鉄道駅の改札まで数分。
中国での問題:地下鉄ホームから高鉄待合ホールまで長く歩く大型駅がある。
正しい行動:「駅の敷地」ではなく「高鉄の改札口」までを移動時間に含める。
4. 同じ都市の別駅へ行く
日本の感覚:都市名の中心駅へ向かえばよい。
中国での問題:北京南と北京西、上海虹橋と上海駅は別の駅。
正しい行動:中国語の正式駅名を地図と配車アプリで照合する。
5. ホームで早くから待てると思う
日本の感覚:改札後すぐホームへ行く。
中国での問題:改札開始前は待合ホールで待つ大型駅が多い。
正しい行動:列車番号と改札口を確認し、電光掲示板の開始案内を待つ。
6. 二等座を自由席だと思う
日本の感覚:「普通クラス=自由席もある」。
中国での問題:二等座は座席等級で、通常は号車・座席が指定される。
正しい行動:注文画面の车厢と座位を確認する。
7. 「無座」を日本の自由席だと思う
日本の感覚:自由席車両で空席を探す。
中国での問題:無座は固定座席がなく、専用自由席車両を意味しない。
正しい行動:長距離や子連れなら固定座席のある便を優先する。
8. 日本の160cm荷物ルールを使う
日本の感覚:3辺合計160cm以下なら大丈夫。
中国での問題:動車組の公式基準は1点の3辺合計130cm以下。
正しい行動:インチ表記で判断せず、キャスターを含めて実測する。
9. 乗り遅れたら次の列車へそのまま乗る
日本の感覚:商品によっては後続列車を利用できることがある。
中国での問題:元の予約のまま別列車へ乗ることはできない。
正しい行動:12306または駅で変更手続きをする。
10. 英語の駅名だけ保存する
日本の感覚:英語表記で十分通じる。
中国での問題:似た駅名の照合や、運転手・駅員への提示に時間がかかる。
正しい行動:中国語駅名、列車番号、号車、座席を一緒に保存する。
中国の「新幹線」高鉄に関するよくある質問
-
中国の高鉄と日本の新幹線の最大の違いは何ですか?
最大の違いは、列車よりも乗車前の駅の流れです。中国高鉄は実名制で、外国人は予約に使ったパスポート原本を携帯し、安全検査、実名確認、待合ホール、時間限定の改札を経て乗車します。 -
中国の高鉄は外国人でも乗れますか?
はい、日本人を含む外国人も利用できます。有効な外国パスポートで本人確認と予約を行い、乗車時には購入に使ったパスポート原本を持参します。 -
パスポートのコピーでも乗れますか?
原則として、コピーやスマートフォン内の写真ではなく、予約時に使った有効なパスポート原本を持参してください。紛失した場合は自己判断せず、鉄道公安や駅窓口へ直ちに相談します。 -
紙の切符を受け取る必要がありますか?
現在は電子客票が基本のため、原則として紙の乗車券を受け取る必要はありません。乗車時は、予約に使用した有効なパスポート原本で本人確認を受けます。例外的な手続きが必要な場合は、駅係員の案内に従ってください。 -
外国人は中国高鉄の自動改札を使えますか?
設備が外国パスポートを読み取れる場合は自動通路を使えることがありますが、すべての駅・ゲートで必ず使えるとは限りません。読み取れない場合は、係員のいる通路でパスポート原本を提示してください。 -
中国の高鉄は何分前に駅へ行けばいいですか?
全国共通の一律時間はありません。初めて外国パスポートで大型駅を使う場合は60~90分前、中規模駅なら40~60分前を安全目安にしてください。連休、大型荷物、子ども・高齢者同行ならさらに余裕を加えます。駅が告知する改札終了時刻が最優先です。 -
中国高鉄の二等座は日本の自由席と同じですか?
違います。二等座はサービス・座席等級で、通常は号車と座席が指定されます。日本の自由席は座席を指定しない利用方式であり、比較軸が異なります。 -
中国の高鉄で喫煙できますか?
できません。動車組列車は全区間・全車両で禁煙です。トイレなどでの喫煙も禁止されています。
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目次
- 1. 中国高鉄と日本の新幹線の違いを一覧で比較
- 2. まず知っておきたい|中国の「高鉄」とは?
- 3. 中国高鉄と日本の新幹線の違い①|中国は実名制で乗車
- 4. 中国高鉄と日本の新幹線の違い②|中国の駅では乗る前に手荷物検査がある
- 5. 中国高鉄と日本の新幹線の違い③|ホームではなく待合ホールで改札を待つ
- 6. 中国の「新幹線」高鉄は何分前に駅へ着けばいい?
- 7. 中国の「新幹線」高鉄ではパスポートが乗車券代わりになる?
- 8. 中国「新幹線」高鉄の座席|二等座・一等座・ビジネス席は新幹線とどう違う?
- 9. 中国の「新幹線」高鉄に自由席はある?「無座」とは何?
- 10. 中国「新幹線」高鉄のスーツケース規定は日本より厳しい?130cmルールを確認
- 11. 中国「新幹線」高鉄の駅は日本より複雑?駅名を必ず確認
- 12. 中国「新幹線」高鉄の切符はいつ・どこで買う?12306とTrip.comの違い
- 13. 中国の「新幹線」高鉄に乗り遅れたらどうする?
- 14. 中国「新幹線」高鉄の車内|食事・電源・トイレで戸惑うこと
- 15. 日本人が中国「新幹線」高鉄でやりがちな失敗10選
- 16. 中国の「新幹線」高鉄に関するよくある質問
Himariは、Trip.comで旅行コンテンツライターとして、中国旅行やグルメ旅を中心とした記事を執筆しています。 旅行業界での実務経験は2年以上。航空券+ホテルのダイナミックパッケージ企画や、現地ツアーの造成、取材同行などを通して、実践的な旅行ノウハウを積み重ねてきました。 個人としても、これまでに3カ国以上を訪問。 中でも中国では長期滞在の経験があり、実際に現地で暮らすように旅をした体験をもとに、リアルで役立つ情報発信を心がけています。 記事では、現地の最新事情や混雑状況、ベストシーズン、予約のコツなどを、 Trip.comのデータと自身の体験を組み合わせて、できるだけわかりやすくお伝えしています。 ビザや入国条件、治安情報などの重要な内容については、外務省や各国大使館、観光局、航空会社の公式情報を確認したうえで執筆。 必要に応じて社内の現地パートナーとも情報をすり合わせ、内容の正確性と最新性を保つよう努めています。 ライター経歴 2019年 クーポンサイトにて編集・ライターとして勤務 2024年 Trip.comに入社。中国・韓国などアジア方面のダイナミックパッケージ記事制作を担当 現在 中国を中心に、旅行ガイドやモデルコース記事の企画・執筆を行っている 主な資格・実績 英検4級 中国政府観光局認定 日本語ガイド資格証 旅行業界での実務経験:2年 これまでに訪れた国・地域 これまでに3カ国を訪問。 アジア:中国、韓国 ヨーロッパ:スペイン 中国には10回以上渡航しており、短期旅行だけでなく、 中長期滞在で現地の生活に近い旅も経験してきました。 これまでの海外渡航回数は合計13回以上。 LCCを利用した弾丸旅行から、長期滞在で街歩きを楽しむスロートラベルまで、さまざまなスタイルの旅を続けています。
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