中国高速鉄道の完全ガイド|中国新幹線の予約方法・料金・払い戻し

ライターのプロフィール写真
中国高速鉄道

中国旅行を計画している方に向けて、中国高速鉄道の利用方法や特徴をわかりやすくまとめました。
中国国内の主要都市を結ぶ高速鉄道は、移動時間の短さと利便性の高さから、多くの旅行者に利用されています。

この記事では、中国高速鉄道の予約方法や座席の種類、料金の目安などを詳しく解説します。

中国への旅行を計画中ならお得な航空券をチェックしてみましょう。
中国行きの航空券はこちら

上海行き
北京行き
広州行き
全ての航空便を表示

中国高速鉄道とは?

中国高速鉄道とは?

引用:36Kr

中国高速鉄道(China Railway High-speed)は、中国国内の主要都市を結ぶ高速鉄道ネットワークです。
日本の新幹線に近い交通手段として知られており、G列車・D列車などの高速列車が運行されています。

運行速度は列車の種類によって異なりますが、最高速度はおおよそ時速250〜350km程度。

北京・上海・広州・深圳といった大都市間はもちろん、
地方都市まで路線が広がっており、中国国内の移動手段として広く利用されています。

本数が多く、時間帯の選択肢が豊富なのも特徴のひとつです。
スケジュールに合わせて便を選びやすく、都市間の移動を効率よく行える交通手段といえます。

また、Trip.comではチケットの変更や払い戻しにも柔軟に対応しており、
早めに手配して、予定が変わった場合でも調整しやすい仕組みになっています。

▶ 中国の人気都市へ渡航予定の方は

知っておきたい中国高速鉄道の路線と料金

知っておきたい中国高速鉄道の路線と料金

路線

中国高速鉄道は現在、全国をカバーする大規模なネットワークが整備されており、主要都市間を短時間で移動できるのが特徴です。
北京・上海・広州・深圳といった都市を中心に路線が広がり、地方都市へのアクセスも年々拡大しています。

かつては「四縦四横」と呼ばれる主要ルートを軸に整備が進められていましたが、
現在はさらに拡張され、「八縦八横」をベースとした高速鉄道網へと発展しています。

これにより、中国国内のほとんどの主要都市が高速鉄道で結ばれるようになりました。

なかでも、広州・深圳と香港を結ぶ広深港高速鉄道は、出入境手続き(イミグレーション)を伴う移動路線として利用者が多く、
広州南駅や深圳北駅、香港西九龍駅を結んでいます。

香港と中国本土を移動する際の主要ルートのひとつです。

料金例

路線

所要時間

料金(2等席)

北京ー天津

約31分~

約1,151円~

北京ー上海

約4時間18分~

約11,359円~

上海ー杭州

約39分~

約1,048円~

上海ー蘇州

約23分~

約617円~

上海ー広州

約6時間39分~

約16,330円~

広州ー深セン

約29分~

約1,531円~

広州ー珠海

約52分~

約1,438円~

深センー香港

約15分~

約1,397円~

※所要時間と料金は目安で、ご利用の列車や座席、レートによって異なりますので、目安としてご参考ください。

中国・上海への旅行を計画中なら、お得な航空券をチェックしてみましょう。
東京→上海行きの航空券

中国高速鉄道の列車・座席の種類

中国高速鉄道の列車・座席の種類

列車種類

中国の高速鉄道には、主にG列車・D列車・C列車の3種類があります。

G列車(高速列車)は最も速いタイプで、最高速度はおよそ300〜350km程度。
北京〜上海など主要都市間を結ぶ路線で運行されることが多く、所要時間を重視する場合に利用されます。

D列車(動車)はG列車よりやや速度が抑えられており、最高速度は約200〜250km程度。
中距離路線や一部の長距離区間で運行され、夜行列車として寝台車が連結される場合もあります。

C列車(城際列車)は近距離の都市間を結ぶ列車で、
北京〜天津、広州〜深圳など、通勤・短距離移動で利用されることが多いのが特徴です。

座席種類

中国高速鉄道では、列車の種類によって異なりますが、主に「商務座・一等座・二等座」の3タイプが一般的です。

商務座(ビジネス席)は主にG列車に設置されており、最もグレードの高い座席です。
座席数が少なく、ゆったりしたシート配置で長距離移動でも快適に過ごせます。

ビジネスクラス

一等座は2列+2列の配置で、二等座よりも座席間隔に余裕があります。
短時間〜中距離の移動で、少し快適さを重視したい場合に選ばれることが多い座席です。

ファーストクラス

二等座は最も一般的な座席で、料金も比較的抑えられています。
3列+2列の配置が基本で、多くの旅行者が利用しています。

セカンドクラス

そのほか、一部の列車では観光向けのパノラマ座席や、夜行列車の寝台(軟臥)が用意されている場合もあります。

座席

G列車

D列車

C列車

商務座

一等座

二等座

観光席

○(一部)

寝台(軟臥)

○(一部)

中国・上海への旅行を計画中なら、お得なホテルをチェックしてみましょう。
上海でおすすめのホテル一覧はこちら

中国高速鉄道と飛行機はどちらが便利?中距離移動の比較

飛行機と中国高速鉄道はどちらが便利?中距離移動の比較

中国国内を旅行する際、移動手段の選択は旅の快適さを大きく左右します。

特に500キロメートルから1000キロメートルの中距離移動では、飛行機と中国高速鉄道のどちらを使うべきか迷うこともあるでしょう。

ここでは、それぞれの所要時間や価格、利便性を一覧表で分かりやすく比較します。

中距離移動における比較一覧(北京〜上海間の例)

項目

中国高速鉄道

飛行機

所要時間

約4時間18分〜

約5時間以上

料金

約11,359円〜

約15,000円〜30,000円

アクセス

市内中心部にあることが多く、アクセスしやすい

市内から離れた郊外に多い

運行の安定性

天気の影響を受けにくく、運行が安定している

天候や管制の影響で遅延のリスクがある

所要時間の違い

中距離の移動では、中国高速鉄道の方が実質的な移動時間を短く抑えられる傾向があります。

飛行機はフライト時間のほかに、搭乗手続きや空港への移動に多くの時間を要するからです。

例えば、北京から上海への移動を考えてみましょう。

フライト時間は約2時間15分ですが、2時間前の空港到着と、市内から空港への移動にそれぞれ1時間が必要です。合計で5時間以上かかります。

一方、高速列車なら、乗車手続きを含めても約5時間で市街地へ到着できます。

このように、実質的な移動時間とスムーズさを重視するなら、中国高速鉄道の利用がおすすめです。

運賃と費用の比較

旅行の費用を一定の予算内に抑えたい場合は、中国高速鉄道の利用がおすすめです。

高速列車の乗車券は年間を通じて価格がほぼ一定であり、出発の直前であっても割高になりにくいからです。

飛行機は時期や予約のタイミングで価格が激しく変動します。特に大型連休や出発直前には、航空券の価格が通常の2倍以上に高騰することも珍しくありません。

しかし、高速列車であれば、2等席の運賃は常に均一で予算を立てやすいメリットがあります。

旅費を抑えて計画的に移動したい場合は、早めに中国高速鉄道の座席を確保するとよいでしょう。

利便性と乗り方の手軽さ

現地での手続きや乗り方の手軽さにおいても、中国高速鉄道の方が利用しやすいといえます。

駅の改札口は市内中心部に直結しており、面倒な搭乗手続きや手荷物検査が飛行機より簡略化されているためです。

中国高速鉄道の路線図は全国に張り巡らされており、主要な駅へ地下鉄で直接アクセスできます。

また、乗車の際はパスポートを提示するだけで、自動改札をスムーズに通過できます。飛行機のように、厳しい手荷物の重量制限に悩まされる心配もほとんどありません。

中国高速鉄道の予約ならTrip.comが安心で便利|手順編

Trip.comでは、中国高速鉄道のチケットをオンラインで簡単に予約できます。
中国鉄路の公式パートナーとして、正規料金を提供し、日本語で検索・予約ができる点も利用しやすいポイントです。

ステップ1

まずは、出発地、目的地、及び乗車日を入力して、検索してください。

※片道か往復の予約が選べます。
※「高速鉄道のみ」にチェックを入れない場合、検索結果に普通列車の情報も含めて表示されることになります。

中国高速鉄道の予約ならTrip.comが安心で便利|手順編

ステップ2

検索結果から、ご利用になりたい列車及び座席クラスを選び、予約手続きを進めてください。

※複数の駅を利用できる場合、左側の欄から乗車駅と降車駅を指定することもできます。

ステップ2

ステップ3

乗客情報(外国人の場合はパスポート番号が必要となる)を登録したうえで、連絡先を入力して予約手続きを済ませてください。

ステップ3

中国高速鉄道のチケットの見方

乗車券の見方

引用:澎湃新聞

Trip.comでは、引き換え不要なEチケットを予約することができます。

発行されたQRコードを改札機にスキャンするだけで乗車可能ですので、
紙の乗車券への引き換えは必須ではありません。

中国高速鉄道の変更・払い戻しルール
中国高速鉄道の変更・払い戻しルール

中国高速鉄道の乗車券は、条件に応じて変更や払い戻しが可能です。
旅行日程が変わる可能性がある場合でも、一定のルール内で調整できるため、比較的利用しやすい仕組みになっています。

変更について

乗車券は出発前であれば、出発日・列車・座席クラスなどの変更が可能です。
一般的に、出発まで48時間以上ある場合は手数料なしで変更できるケースが多く、直前になるほど手数料が発生する傾向があります。

ただし、以下の点には注意が必要です。

  • 出発駅や氏名(パスポート情報)は変更不可
  • 乗車券の変更は原則1回まで
  • 出発後の乗車券は変更・払い戻し不可

また、到着駅の変更など一部の操作は出発の48時間前までに限られる場合があります。

払い戻しについて

払い戻しは出発前であればオンラインで申請可能です。
出発日が近づくほど手数料が高くなり、目安として以下のような傾向があります。

  • 出発の8日前まで:無料
  • 出発の7日前〜48時間前:5%前後
  • 出発の48時間前〜24時間前:10%前後
  • 出発24時間以内:最大20%程度

出発後は原則として払い戻しはできません。

利用時のポイント

変更・払い戻しの条件は、予約方法や路線(香港発着・国際列車など)によって異なる場合があります。
Trip.comで予約した場合は、アプリ上から変更や払い戻しの手続きができるため、事前に条件を確認しておくと安心です。

乗車前に知っておきたい中国高速鉄道の注意点

乗車前に知っておきたい中国高速鉄道の注意点

中国高速鉄道を快適に利用するためには、現地のルールや注意点を事前に把握しておくことが大切です。

日本とは異なる独自のシステムがあるため、知らずに乗車しようとすると手続きに手間取る恐れがあります。

ここでは、手荷物制限や実名制、改札の閉まる時刻など、乗車前に確認すべき重要なポイントを解説します。

実名制による予約とパスポートの提示

中国高速鉄道の乗車券を予約する際は、必ず正しいパスポート情報を用意してください。

オンラインの予約方法を利用して購入した乗車券は、パスポート情報とシステム上で照合されます。

当日は、駅の改札口でパスポートを提示するだけでホームへ進むことができます。登録した番号が1文字でも異なると乗車できませんので、予約時には入念な確認が必要です。

手荷物の重量制限と持ち込み禁止物

車内に持ち込める荷物には、重量とサイズの制限が定められています。

限られた収納スペースを安全に利用し、乗客全員が快適に過ごせるようにするためです。

大人1人につき、無料で持ち込める手荷物は20キログラムまでとなっています。

また、荷物の縦・横・高さの3辺の合計は、130センチメートル以内でなければなりません

さらに、殺虫剤やヘアスプレーなどの高圧ガス缶は、持ち込みが禁止または制限されているため注意しましょう。

改札が閉まるタイミングと時間管理

駅へは、列車の出発時刻よりもかなり早めに到着するように行動しましょう。

中国の駅舎は空港並みに広く、改札口が閉まるタイミングも非常に早いためです。

一般的な列車の乗り方として、改札は出発の15分前から始まり、出発の5分前には締め切られます。

駅の入り口では実名確認や手荷物のセキュリティ検査があるため、通過までに15分以上かかることもあります。

遅くとも出発の30分前には駅に到着しているよう、ゆとりを持って移動してください。

途中下車は原則として不可

乗車券に記載された区間の途中で下車することは、原則として認められていません。

一度改札を出てしまうと、その先の手続きが無効になってしまうルールがあるからです。

例えば、終着駅までの乗車券を購入していても、途中の駅で一度改札の外へ出ると、残りの区間には乗車できなくなります。

観光などの目的で途中の街に立ち寄りたい場合は、あらかじめ区間を分けた予約方法を選ぶ必要があります。

移動ルートをあらかじめ確認し、計画に沿って細かく切符を予約しておきましょう。

参考記事:中国高速列車の乗り方!中国新幹線の利用方法をご案内

中国高速鉄道を利用する際によくある質問

免責事項:この記事はグローバルブログプラットフォームが所有し、著作権は原作者に帰属しております。もし著作権者の著作権を侵害した場合、お知らせください。できる限り、早くコンテンツを削除します。
aoitori

aoitori

旅行情報ライター・編集者

プロフィール

aoitoriは、Trip.comで旅行コンテンツライターとして、アジア方面を中心に記事を執筆しています。 なかでも中国本土をはじめとしたエリアを得意とし、一人旅やカップル旅行でも動きやすい旅の情報を発信しています。 交通や移動の分かりやすさを重視し、週末旅行や初めての海外旅行でも迷いにくいモデルコース作成を得意としています。 旅行・観光コンテンツの制作に携わって3年以上。 OTA向けの記事執筆や観光ガイド作成、航空券・ホテル情報の整理、キャンペーン・SEOコンテンツなどを通じて、「実際に使える情報」を意識して書いてきました。 個人としても、これまでに6カ国・地域を訪れ、日本国内は各地を旅しています。 実際に移動してみて分かったことや、事前に知っておきたかったポイントなど、体験ベースの情報を記事に反映しています。 記事では、「初めてでも迷わないこと」「移動で無駄に疲れないこと」を大切にしています。 交通導線や所要時間、予約時の注意点などを整理しながら、 Trip.comのデータと自身の経験を組み合わせて、できるだけシンプルに伝えるよう心がけています。 ビザや入国条件、治安情報については、 外務省や各国大使館、観光局、航空会社の公式情報を確認し、内容にズレが出ないよう随時アップデートしています。 ライター経歴 2023年頃 旅行コンテンツの執筆を開始。OTA向け記事や観光ガイド作成に携わる。 現在 アジアエリアを中心に、初海外向けの記事やモデルコース、交通・移動情報を軸とした旅行ガイドを制作。 主な資格・実績 ・JLPT N1 ・旅行・観光コンテンツ制作経験:3年以上 これまで訪れた国・地域 これまでに訪れた国・地域は6カ国・地域。 アジア:日本、中国本土、香港、台湾、 ヨーロッパ:フィンランド 短期旅行を中心に、都市間移動や現地交通を意識した旅を多く経験しています。 LCCを使った週末旅行から、初めての海外でも動きやすいルート選びまで、実体験をもとにした情報発信を行っています。

397 記事
ひとり旅 中国旅行
> >
中国高速鉄道