
中国のハルビンは、まるで別世界。異国情緒あふれる街並みと心も体も温まる絶品グルメが盛り沢山。ロシア風の建物が立ち並ぶ「中央大街」でショッピングをしたり、美味しいスイーツを食べ歩いたりと、女子心をくすぐるお店がたくさんあります。
この記事では、2泊3日でハルビンの魅力を満喫できる、とっておきのモデルコースをご紹介します。ぜひ、最後までご覧ください!
【1日目】
12:00|ハルビン太平国際空港に到着
14:00|中央大街近くのホテルにチェックイン
15:00|中央大街を散策
18:00|東北料理のディナー
20:00|中国式マッサージでリラックス
【2日目】
08:00|ホテルで朝食
09:30|聖ソフィア大聖堂を見学
11:30|地元の水餃子ランチ
15:30|ハルビン極地館を見学
19:00|ロシア風レストランでディナー
【3日目】
08:00|市内で朝食
10:00|秋林デパートでお買い物
12:00|鍋焼肉のランチ
13:30|ハルビン太平国際空港へ移動
東京発→ハルビン行きの格安航空券
- 片道
- 往復
- direct cheapestNRT06:003時間55分直行便HRB08:55東京 - ハルビン|3月11日 (火)|スプリング・ジャパン(SPRING JAPAN)€129€17024% OFF24% OFF€170€129
- TYO01:00 pm3時間5分直行便HRB02:00 pm東京 - ハルビン|Mon, Mar 17|スプリング・ジャパン(SPRING JAPAN)ほかの航空券を検索ほかの航空券を検索
取り消し線のある価格は、Trip.com上の該当する路線の平均価格に基づいて計算されています。
初日|ハルビン旅行2泊3日モデルコース
12:00|ハルビン太平国際空港に到着

ハルビン太平国際空港から市内中心部までは約30キロです。空港シャトルバス(約25元)が経済的で、所要時間は交通状況により40〜60分。タクシーは便利ですが料金は約100〜150元と高め。
冬季は遅延が多いため余裕を持ったスケジュールを組みましょう。空港内には両替所やATMがありますが、市内のレートの方が良いです。WeChat Payの設定を日本で済ませておくと便利ですよ。
14:00|中央大街近くのホテルにチェックイン
中央大街は、100年以上の歴史を持つハルビンのメインストリートです。このあたりでホテルを予約すると、2泊3日の観光に便利です。ホテル周辺の治安は比較的良好ですが、貴重品の管理には注意しましょう。日本人スタッフがいるホテルは少ないため、チェックイン時に必要な中国語フレーズをメモしておくと安心です。
15:00|中央大街を散策

中央大街は日本と違う雰囲気で、洋風建築が立ち並ぶ街は写真映え抜群です。老舗のロシアパン屋「列巴」では焼きたてのパンを、「馬迭爾」ではロシア風アイスクリームを試してみてください。
冬はイルミネーションと雪景色のコントラストが美しく、夏は涼しい避暑地として人気。お土産店も多く、松花江ビールや地元のチョコレート「紅小豆」がおすすめです。
18:00|東北料理のディナー
ハルビンの東北料理は、寒冷地ならではの濃厚な味わいが特徴です。とくに水餃子(水餃)は皮が薄く具が多い本場の味。酸菜白肉鍋(白菜の漬物と豚肉の鍋)は冬の定番で、体の芯から温まります。
東北三宝として知られる人参(朝鮮人参)、鹿茸(鹿の角)、熊掌(熊の手)を使った料理や薬膳も。ビールは地元の「ハルビンビール」を。日本人の口に合う味付けで比較的食べやすいですが、量が多いので少なめに注文するのがコツです。
20:00|中国式マッサージでリラックス

ハルビンの中国式マッサージは、疲れを癒してくれる最高の時間です。「足療」と呼ばれる足裏マッサージは、全身の疲れを取り、血行を促進する中国伝統の健康法。60分コースで100〜150元程度。
マッサージ前にお茶が出され、足湯でリラックスした後、全身や足裏をじっくりほぐしていきます。日本語メニューがある店もあり、ホテルのコンシェルジュに予約を頼むのも良いでしょう。
2日目|ハルビン旅行2泊3日モデルコース
08:00|ホテルで朝食
ハルビンの朝食は中国北方の特色とロシアの影響が融合した、独特の食文化が楽しめます。代表的なのは「鍋包肉夾饃(グオバオロージャーモー)」という豚肉の甘酢あんかけをパンに挟んだもの。熱々の豆乳「豆漿(ドウジャン)」と一緒に食べるのが定番です。
ロシアの影響を受けた「列巴(リエバ)」というライ麦パンや、モチモチの「鍋餅(グオビン)」も人気です。
09:30|聖ソフィア大聖堂を見学

ハルビンのシンボルである聖ソフィア大聖堂は、極東最大のロシア正教会建築として知られています。外観の美しさもさることながら、最大の魅力は内部の神秘的な空間。高さ53.3mの天井から降り注ぐ光が、荘厳な雰囲気を作り出しています。
内部に入ると、時間が止まったかのような静寂さ。色鮮やかなステンドグラスを通した光が床に映し出す模様は、まるで天からの祝福のようです。写真撮影は可能ですが、フラッシュ禁止なのでご注意を。
11:30|地元の水餃子ランチ
ハルビンの水餃子は、皮の薄さと具材の豊かさが魅力です。とくに「金華水餃」では、皮を透かして中の具が見えるほどの極薄皮。注目すべきは「三鮮餃子」と呼ばれる海老、豚肉、野菜を混ぜ合わせた餃子は、味とスープの絶妙なハーモニーを楽しめます。
日本の餃子とは全く異なる食感で、一口噛むと肉汁が口いっぱいに広がる感動を味わえるでしょう。調味料は黒酢とニンニクを混ぜた特製タレで、これが餃子の風味を一層引き立てます。
15:30|ハルビン極地館を見学

ハルビン極地館の魅力は、北極の生態系を再現した「ベルーガショー」です。真っ白な体に愛らしい表情のベルーガたちが、トレーナーの合図に合わせて踊るように泳ぎ、驚くほど高くジャンプする姿が大人気。
ショーの後半に行われる「ベルーガとの触れ合いタイム」は、ベルーガに触れたり一緒に写真を撮ったりできます。その滑らかな肌触りと知性あふれる瞳に魅了されること間違いなし。
19:00|ロシア風レストランでディナー
ハルビンのロシア風レストランは、帝政ロシア時代の雰囲気をお楽しみください。有名店である「波特曼餐庁」では、天井まで届く巨大な窓と木製家具、壁にはロシア風の絵画が飾られ、まるで映画のセットのような空間が広がります。
メニューの中で必ず試したいのはボルシチとウォッカ。ロシア式で乾杯しながら、寒い夜に身も心も温まる体験を感じてください。
3日目|ハルビン旅行2泊3日モデルコース
08:00|市内で朝食
ハルビンの朝は、素朴な味わいとロシアの影響が融合した独特の「朝市」体験がおすすめです。東大直街の朝市では、店主が焼きたての「煎餅果子」(薄いクレープ)を目の前で調理してくれます。
地元の人々が集まり、立ち話をしながら朝食を楽しむ光景は、旅行者には味わえない日常の一コマ。朝の空気と共に、ハルビン市民の素顔に触れられる時間を楽しみましょう。
10:00|秋林デパートでお買い物

創業1900年の秋林デパートは、レトロなソビエト様式の建物内に広がる「食品売場」の豊かさが特徴です。5階の「秋林食品博物館」では、ガラスケースに並ぶレトロなパッケージの商品が100年以上の歴史があります。
買い物の後は地下の「秋林麺包房」で、焼きたてのロシアパンとコーヒーはいかがですか。ノスタルジックな時間が流れる空間です。
12:00|鍋焼肉のランチ

「老店鉄鍋焼肉」は東北地方ならではの鉄鍋料理の老舗です。100年以上の歴史を持ち、地元民にも愛される名店のひとつ。特徴は、その分厚い鉄鍋で調理する羊肉や牛肉です。素材の旨味を閉じ込めながら焼き上げる独特の調理法で、外はカリッと中はジューシー。
「鉄鍋羊肉(ティエグオヤンロウ)」や「東北大拉皮(ドンベイダーラーピー)」という春雨サラダがおすすめメニュー。量が多いので注意です。
13:30|ハルビン太平国際空港へ移動
冬季は路面凍結で時間がかかるため、余裕を持って出発するのが安心です。空港行きのシャトルバスは中央大街や主要ホテルから出ていますが、荷物が多い場合はタクシーが便利。料金は約100〜150元。
空港では出国手続きに時間がかかることがあるため、国際線の場合は出発の2時間前、国内線でも1.5時間前に到着しておくのが無難です。お土産の最終チェックもお忘れなく。
19:00|帰国
お疲れ様でした。自宅に帰り、ハルビン旅行の思い出を振り返ってみましょう。
2泊3日のハルビン旅行で必要な費用

2泊3日のハルビン旅行の費用は、1人90,000円が目安です。食事は屋台などの食べ歩きにすれば、費用が抑えられるはず。高級レストランやテーマパーク、買い物の内容によって、追加の料金がかかります。
【ハルビン旅行の費用】
費用の種類 | 費用(目安) |
航空券費用 | 40,000円~ |
ホテル代 | 20,000円~ |
食事 | 10,000円~ |
お土産代 | 10,000円~ |
交通費用 | 6,000円~ |
アクティビティ費用 | 8,000円~ |
Wi-Fi・通信費用 | 500円~ |
海外保険費用 | 500円~ |
ハルビン旅行の費用を詳しく知りたいなら、こちらの記事が参考になります。
➡中国旅行に必要な費用はいくら?安い時期とベストシーズンを解説
2泊3日のハルビン旅行でおすすめホテル3選
1. シャングリ・ラホテルハルビン

松花江のほとりに位置する5つ星の高級ホテルです。全室から望める松花江の絶景パノラマビューはSNS映えすると大人気。
客室はモダンな中国風デザインで、バスルームには大きな窓があり、バスタブに浸かりながら川の景色を楽しめます。館内のシャングリ・ラスパは、中国伝統医学とモダンな施術を融合させた特別な施術です。
No. 555 Youyi Road
2.ハルビン麗茲ホテル

旧ロシア人居住区に位置する1920年代の歴史的建築を改装したホテルです。館内には往時の面影を残すアールデコ調の内装と、当時の写真やアンティーク家具が随所に配置されています。
朝はロシア風のブレックファーストが楽しめ、特製の「列巴」(ライ麦パン)と自家製ジャムが絶品。暖房調節が細かくできる配慮がうれしいホテルです。
No. 19 West Sandao Street
3.ハルビン萬達ホリデイホテル

萬達グループ運営の大型ホテルで、館内には24時間利用可能な屋内プールと温泉スタイルのスパを完備。特筆すべきは冬季限定の「氷雪パッケージ」で、氷灯祭りのVIPチケットや専用送迎車がついてきます。
スマートフォンひとつで部屋の温度や照明を操作できるハイテク設備が導入されています。朝食会場からの松花江の眺めは絶景です。
No.90 Jingwei Street
2泊3日のハルビンで役立つスマホアプリ3選+α

1.WeChatPay
中国でもっとも普及している電子決済アプリです。アプリ「WeChat」の決済機能で、スマートフォンでQRコードを読み取るだけで支払いができます。コンビニや飲食店はもちろん、タクシーや露店でもOK。日本人観光客もパスポートがあれば専用アプリをダウンロードして利用できます。
2.Alipay
アリババグループが運営する決済アプリで、WeChatPayと並ぶ二大決済サービスです。タオバオなどのネットショッピングと連携しているのが特徴で、オンラインでの買い物がとても便利です。実店舗でもQRコード決済が可能で、特に若い世代に人気があります。観光客向けの「Tour Pass」というサービスもあります。
3.百度地図
中国版Googleマップです。中国ではグーグルマップが使えませんので、地図系のアプリなら、必須といえるでしょう。地下鉄やバスの経路検索が得意で、所要時間や料金まで分かります。
故宮博物院から天安門までのルートを検索すると、歩く方法や公共交通機関を使う方法を教えてくれます。観光スポット周辺のレストランやホテルも探せます。
なお、ハルビンではSIMカードよりハルビン用eSIMが便利です。eSIMなら、端末にカードを挿入・取り出す必要はありません。ハルビンの空港に降り立った瞬間からスムーズにインターネットができるのはeSIMの大きなメリット。費用もSIMカードより手ごろです。ぜひ、使ってみてください!
2泊3日のハルビンでよくある質問

-
Q1: 冬のハルビンはどれくらい寒いですか?
A: 冬のハルビンは-20℃〜-30℃と極寒です。厚手のダウンジャケット、ヒートテックなどの保温インナー(複数枚)、防寒ブーツ(滑り止め付き)、手袋(二重)、耳まで覆える帽子、マフラー、使い捨てカイロが必須です。
-
Q2: 2泊3日でも氷祭りや雪祭りは十分楽しめますか?
A: 十分楽しめます。氷灯祭りは夜(17:00以降)1日目の夜と2日目の午前に分けるプランが理想的です。ホテルからのツアー参加がおすすめ。
-
Q3: ハルビンで日本語は通じますか?
A: ほとんど通じません。英語も限られた場所のみです。翻訳アプリを準備し、基本的な中国語フレーズを覚えておきましょう。
-
Q4: ハルビンでは、支払い方法は何が便利ですか?
A: クレジットカードが安心です。ホテルやお店、デパートなどで使えます。
そのほか、こちらの記事も人気です。
→いまのハルビンの治安は本当に安全?日本人ができる防犯対策
→中国旅行で現金はいくら必要?日本円で持っていくべき金額とは
ハルビン旅行ならカスタマーサポートのあるTrip.comが安心

2泊3日とはいえ、ハルビンでも予期せぬトラブルが発生することもあるでしょう。そんな時、いつでも頼れるサポートがあると心から旅行を楽しめます。
Trip.comなら24時間カスタマーサポートがあるので、旅行の疑問や不安をいつでも解消できます。ぜひ、初めてのハルビン旅行をTrip.comで楽しんでみませんか。お得なホテルを多数用意してお待ちしております!
▼お得な中国旅行ならTrip.com▼