
「中国のハルビンって、治安は安全なの?」と感じる方は多いでしょう。経済発展が著しい中国ですが、治安については気になる点も多いですよね。とくに中国は日本と異なる文化や習慣もあり、不安に感じる方も。
この記事では、ハルビンの治安について解説します。最後まで読めば、ハルビン旅行をより安全に、そして安心して楽しめること間違いなし。ぜひ、ご覧ください!
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【最新】中国・ハルビンの治安に関する情報

2025年2月現在、外務省による中国・ハルビンへの渡航を制限されるような情報(危険レベル)は発生していません。ウイグル・チベット自治区のみ、レベル1「十分注意してください」となっています。
以下、外務省発表の詳細を引用します。

中国の治安状況は全体としては安定しています。地域によっては民族や宗教に起因する事件も発生しているので、滞在・旅行される地域に関する情報収集が重要です。
中国各地で外出の際は、不審者の接近等、周囲の状況にくれぐれも留意し安全確保に努めてください。また、お子さん連れの方は、十分注意して行動されるようにしてください。
念のため、中国・ハルビンに渡航する際は、外務省の海外安全ホームページをチェックすることをおすすめします。
ハルビンで日本人が警戒すべき3つのトラブル

中国・ハルビンで日本人旅行者が巻き込まれやすい3つのトラブルを紹介します。知っておくだけで、予防対策になります。
1.気温トラブル
ハルビンでは中国の中でも気温の変化が激しい地域です。とくに冬は極寒の気温(マイナス30度以下)による凍傷や低体温症のリスクが高いので注意しましょう。氷祭りなどの野外イベントではとくに警戒してください。
日本人観光客は現地の寒さを甘く見がち。防寒具が不十分なまま長時間外出してしまいます。室内と外の温度差が40度以上あることも珍しくないため、急激な温度変化による体調不良にも注意が必要です。
2.食品トラブル
ハルビンの名物である路上の焼き芋や糖葫蘆(タンフールー)などの露店食品による食中毒が発生しています。日本人観光客は現地の衛生基準の違いを理解していないことが多く、露店で調理された生鮮食品を気軽に口にしてしまいがち。
凍結した路上で調理される食品は、解凍と再凍結を繰り返していることもあり、細菌が繁殖しやすい環境にあります。
3.詐欺トラブル
ハルビンの中央大街や聖ソフィア大聖堂周辺で、日本語を話す現地ガイドを装った詐欺師による被害が報告されています。「日本人限定の特別ツアー」や「地元の人しか知らない穴場スポット案内」を持ちかけられ、最終的に法外な料金を請求されるケースが多発。記念撮影を申し出て、カメラやスマートフォンを持ち逃げするような手口も警戒してください。
ハルビンで警戒すべき治安が不安定な地域

これらの地域は、他の場所と比較して盗難や詐欺の発生率が高くなる傾向があります。観光中は周囲に敏感になり、安全を優先させましょう。
1.道外区江橋地区
江橋地区は貧困層が集中する地域です。とくに、夜間の治安が不安定です。街灯が少なく暗い路地が多いことが、犯罪の温床となっています。地域の経済的な課題が治安問題と直結しており、観光客は夜間の単独行動を避けてください。
2.果戈里大街エリア
ハルビンの繁華街ですが、違法な露天商や客引きが多く存在します。スリや置き引きなどの犯罪が発生しやすい地域。観光客や外国人を狙った詐欺や窃盗事件が報告されています。深夜になると違法な営業を行う店舗も出現し、当局との小規模な衝突も時折発生します。
3.工農大街エリア
工業地域と住宅地域が混在する地域です。工場の閉鎖や経済状況の悪化により、空き家や廃墟となった建物が増加。これらの場所が不法投棄や不法占拠の対象となり、治安上の問題を引き起こしています。人通りの少ない工業地帯では、夜間の強盗や暴行事件も報告されており、地域の監視体制の強化が課題となっています。
中国・ハルビンで治安がよい地域

これらの地域はハルビン内で治安がよく、地元の人々が安心して訪れる場所といわれています。
1.中央大街エリア
ハルビンを代表する観光名所である中央大街は、徹底した治安管理が行われている安全な地域です。24時間体制の警備員や監視カメラが設置され、観光警察も常駐。このエリアは市政府による重点的な管理下にあり、整然とした雰囲気を保っています。高級ホテルや大型商業施設が集中しているため、家族連れでも安心して観光を楽しめるエリアです。
2.風景区エリア
ハルビン市内最大の公園である太陽島は、自然豊かで治安の良い地域として知られています。入場料が必要な管理された公園であり、園内の巡回も定期的に行われています。冬季の氷祭りシーズンは警備強化が実施され、家族向けの安全な観光地として親しまれています。島内には高級リゾートホテルも立地し、24時間体制のセキュリティが整っています。
3.ハイテク産業開発区
新しく開発された松北区であるハイテク産業開発区は、計画的に整備された近代的な地域です。大手企業のオフィスや研究施設が集中し、最新のセキュリティシステムが導入されています。道路も広く見通しが良いため、犯罪が起こりにくい環境となっています。新しい商業施設も多く、家族で安心して買い物や食事を楽しめます。
ハルビンで徹底すべき3つの防犯対策

ハルビンで安全に旅行するための防犯対策を紹介します。
1.貴重品の管理
パスポートはコピーを持ち歩き、原本はホテルのセーフティボックスに保管しましょう。財布は外から見えにくい内ポケットに入れ、現金は少額に分けて別々の場所に保管します。
スマートフォンは後ろポケットには入れず、カバンの中でも一番奥に。カバンは必ずチャックを閉め、リュックは前に抱えて持つことで、スリや置き引きの被害を防げます。
2.観光時の行動
なるべく一人での外出は避け、複数人で行動しましょう。見知らぬ人に声をかけられても、安易についていかないこと。とくに「お茶を飲みに行こう」「英語を練習したい」などの誘いには要注意です。
写真撮影時は周囲に注意を払い、カメラやスマートフォンを盗まれないように。地下鉄やバスでは荷物を常に抱えて持ちましょう。
3.通信手段の確保
携帯電話が使えない場合に備え、現地のeSIMを購入しましょう。空港でSIMカードを購入する手間が省け、言語の問題も心配ありません。日本の携帯番号もそのまま使えるため、緊急時の連絡にも便利です。WeChat Payなどの決済アプリも快適に使え、地図アプリでの道案内も可能。
ハルビンでトラブルに遭遇した場合の連絡先

中国・ハルビンでトラブルに遭遇した場合に役立つ連絡先をいくつか紹介します。スマートフォンに記録を残しておくなど、対策を取っておきましょう。
緊急時
- 警察(通報):110
- 救急車:120
- 消防:119
在瀋陽日本国総領事館(ハルビン管轄)
- 電話:(+86)24-2322-7490
- 住所:瀋陽市和平区十四緯路50号
- 携帯電話:(+86)150-4040-9216(24時間対応)
その他
- 遺失物届け:(+86)451-8486-6854
- 観光警察:(+86)451-8227-0531
渡航前には、以下の準備をおすすめします。
- 外務省の「たびレジ」への登録
- 重要な連絡先の携帯電話への保存
- パスポートのコピーを保管
ハルビンの治安に関するよくある質問

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Q1. ハルビンは一人旅でも安全ですか?
A1. はい、主要観光地は安全です。ただし、夜間の一人歩きは避け、貴重品の管理には注意しましょう。特に解放碑や観音橋などの繁華街は警備が厳重で、観光客も多く安心です。
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Q2. タクシーは安全に乗れますか?
A2. 正規のタクシーなら安全です。必ず車内のメーターを使用してもらい、白タク(違法タクシー)には絶対に乗らないようにしましょう。
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Q3. スリやひったくりは多いですか?
A3. 観光地や駅周辺では発生することがあります。リュックは前に抱える、バッグは肩にしっかりかける、後ろポケットに財布を入れないなど、基本的な対策を心がけましょう。
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Q4. 夜の観光は危険ですか?
A4. メインストリートや大型商業施設がある地域なら、夜10時頃までは安全です。ただし、路地裏や人通りの少ない場所は避け、できるだけグループで行動することをお勧めします。
そのほか、中国慶旅行の情報はこちらの記事が参考になります。
中国行きLCC5社の一覧!安くておすすめの航空会社はどこ?
ハルビン旅行に必要な費用は?安い時期やベストシーズンを解説
治安の良いハルビン旅行に出掛けよう!

ハルビンは治安の良いエリアとされています。観光地や主要都市では警察の存在感も高く、安全な環境で旅行を楽しめるでしょう。
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