クアラルンプールのChan See Shu Yuen Temple周辺にあるホテル

　マレーシアの首都であり、随一の繁華街であるクアラルンプールは金融・観光・文化の中心として多くの人が行き交う都市です。東南アジアでも有数の都市、クアラルンプールに関する情報をまとめました。

クアラルンプールの天気・旅行のベストシーズン

　クアラルンプールは典型的な熱帯雨林気候に属する都市です。年間を通して降水量が多いものの、雨は夕立として降ることが多く、終日振り続ける日はあまり多くありません。そのため、旅行の際には折り畳み傘や雨合羽など、簡単に雨の対策ができるアイテムの準備がおすすめです。年間の平均最高気温は32.4℃、平均最低気温は23.2℃と気温が高めの地域です。最も雨が降る時期は4月と10月のため、観光で街歩きを終日楽しみたい場合は上記の月を避けることがおすすめです。

クアラルンプールの交通手段

　日本からクアラルンプールへ向かう場合、直行便の利用が便利です。また、料金を抑えたい場合は香港や上海、バンコクやシンガポールでの乗り継ぎが便利です。クアラルンプールの玄関口である「クアラルンプール国際空港（KLIA）」から市街地へは約50kmほどですが、KLIAエクスプレス（急行列車）やKLIAトランジット（鈍行列車）があり、KLIAエクスプレス利用の場合、市街地まで約30分ほどでアクセスが可能です。

クアラルンプールの人気観光スポット

　クアラルンプールで一番有名な観光地はやはり「ペトロナス・ツインタワー」といえます。高さ452メートル、地上88階建ての超高層ビルは主にオフィスとして使われていますが、一部内部の見学も可能で、41階にはスカイブリッジ、86階には展望デッキがあります。ここから眺める景色はやはり格別で、クアラルンプールの街並みを一望することができ、夜は夜景を眺めることも可能です。また、ビルの下層階はショッピングモールになっているので、ショッピングを楽しみたい方にもおすすめのスポットです。

クアラルンプールならではのイギリス統治時代の建物や街並みを満喫したい方におすすめのスポットは「クアラルンプール中央駅」です。1886年開業のクアラルンプールで一番古い駅で、現在の駅舎は1910年に建設されたインド・イスラム様式の優美な雰囲気の建物が特徴です。近隣には国立モスクやイスラム美術博物館もあり、イスラム圏の文化に触れたい方にもおすすめのスポットです。

クアラルンプールの人気グルメ

　クアラルンプールで訪れたいグルメスポットの一つが「Yik See Ho Bak Kut The」。肉骨茶（バクテー）。薬膳とにんにくのスープで豚肉を煮込んだ一品で、マレーシアを代表する料理の一つです。ブキッ・ビンタン地区のこちらのお店は地元の人で賑わう人気店で、味もお墨付き。カジュアルにマレーシアならではの食事を楽しみたい方におすすめです。ホテルで一息のんびり食事を楽しみたい方におすすめなのがアフタヌーンティー。ラグジュアリーホテルが多くイギリス統治時代の影響も色濃く残るクアラルンプールはアフタヌーンティーを提供しているホテルが数多く存在します。ぜひ、アフタヌーンティーを楽しみたいホテルの一つが「ザ・マジェスティック・ホテル・クアラルンプール、オートグラフ コレクション」です。このホテルは1932年に建てられたコロニアル様式のホテルで、ホテル自体が国家遺産に指定されている歴史のあるホテルです。生演奏の音色に耳を傾けながら食事を楽しめるティーラウンジや、胡蝶蘭が飾られた部屋でクラシックな雰囲気の中アフタヌーンティーを楽しむことができる大人気のスポットです。海外からも多くの人が訪れるスポットのため、ご利用の際には事前のご予約がおすすめです。