広東省興寧市の米寨村にある李屋

米寨李屋は、李氏が清の時代に建てたもので、三つの堂と八つの横棟、三つの囲いで構成される客家囲屋です。建築面積は5000平方メートルを超え、興寧で見られる客家の大きな家屋の一つです。正面には五つの門があり、中央の門は凹んだ腹の形をしており、花崗岩でできた門枠があります。両側には石柱と石の基礎があります。三つの堂の間には天橋があり、「世馨堂」と書かれた木の匾が掛かっています。中央の門の左右にはそれぞれ二つの赤砂岩でできた門枠の側門があり、外側の二つの門枠には横木の格子の穴があります。家の前には禾坪とほぼ正方形の風水池があります。