広東省興寧市の湯一村にある進士第（科挙に合格した者の屋敷）

進士第は、約22000平方メートルの面積に分布し、主体建築は幅150メートル、奥行き108.9メートルで、建築面積は約14835平方メートルです。進士第は、王氏十八世祖の萍宇公が清の乾隆25年（1760年）に建設を始め、3世代にわたり50年間かけて現在の規模に拡張しました。南向きの進士第は、三堂八横二囲の囲龍屋で、28の天井、3つの厅、6つの巷、2つの禾坪があり、右側には6間の書院がある横屋があり、門前には禾坪と水塘があります。全屋は二階建てで、各階には300間の部屋があります。外周は三合土で固めた壁で、内部は土木構造で、灰色の壁と瓦の表面、硬い山の屋根が特徴です。微妙にアーチ状の花頭脳は青煉瓦で敷かれており、大規模な「チェスボード形の囲龍屋」です。この屋敷は、興寧市内で最も大きく、また保存状態が良い客家囲屋の一つです。2014年1月、進士第は梅州市人民政府によって第二批梅州市文物保護単位に指定されました。