
上海旅行で「地元の人が普段食べているもの」を味わいたいと思ったことはありませんか?
上海の本当の魅力は、5元から楽しめる「B級グルメ」にあります。
リーズナブルな価格で本場の味を体験できるだけでなく、地元の生活文化を肌で感じられるのがB級グルメの魅力です。朝食の生煎包から夜市の串焼きまで、豫園や南京東路など主要観光エリアから徒歩圏内で楽しめます。
この記事では、定番B級グルメ10選からエリア別攻略法、失敗しないコツまでわかりやすく紹介します!初めての上海旅行でも安心して使える保存版ガイドです。
上海で絶対食べたいB級グルメ10選
① 小籠包(ショウロンポー)

上海グルメの王道。薄皮の中に熱々のスープと肉餡が詰まっており、まず皮に小さく穴を開けてスープを味わうのが通な食べ方。老舗の「南翔饅頭店」が特に有名で、観光客も地元民も並ぶ人気店です。
価格目安:20〜40元(約450〜900円)
② 生煎包・焼き小籠包(シャオジエンポー)

底はカリッと、上はモチっと、肉汁たっぷり。朝ごはんや軽食として街中の屋台やチェーン店(例:小杨生煎)で気軽に楽しめます。アツアツを頬張るのが醍醐味。
価格目安:15〜30元(約340〜680円)
③ 排骨年糕(パイグーニエンガオ)

カリッと揚げたスペアリブと、モチモチの年糕(もち米餅)を甘辛ダレで絡めた定番ローカル料理。鮮得来などの老舗が有名で、庶民のソウルフードとして愛されています。
価格目安:20〜35元(約450〜790円)
④ 油墩子(ヨウドゥンズ)

大根おろし入りの衣を揚げた素朴なおやつ。外はカリッ、中はしっとりで、屋台の定番スナックです。子どもから大人まで人気の上海ローカルフード。
価格目安:5〜8元(約110〜180円)
⑤ 粢飯団(ツーファントゥアン)

上海式おにぎり。蒸したもち米で油条(揚げパン)、ザーサイ、肉そぼろなどを包み込んだボリューム満点の朝食メニュー。忙しい通勤客の定番グルメです。
価格目安:6〜12元(約135〜270円)
⑥ 草頭圈子(ツァオトウオエンズ)

上海家庭料理の一つで、豚の大腸(圈子)と草頭(豆苗に似た野菜)を醤油ベースで煮込んだ一品。下処理が丁寧で臭みは少なく、ご飯が進む濃厚な味わいです。
価格目安:30〜50元(約680〜1,130円)
⑦ 葱油拌麺(ツォンヨウバンミェン)

茹で麺に香ばしい葱油と醤油ダレを和えるだけのシンプル麺。あっさりしつつコクがあり、朝食・昼食どちらにも人気。小腹が空いた時にもぴったりです。
価格目安:15〜25元(約340〜560円)
⑧ 咸豆浆(シェンドウジャン)

温かい豆乳に醤油・ザーサイ・ネギ・揚げパンを加えた塩味スープ。とろみのある独特の食感で、上海の朝食文化を象徴する一品。軽めに食べたい人におすすめです。
価格目安:5〜10元(約110〜225円)
⑨ ワンタン

上海のワンタンは薄皮&あっさりスープが特徴。具材は豚肉やエビなどシンプルで、鶏ガラ出汁の透明スープと相性抜群。朝食・軽食・夜食いずれにも人気です。
価格目安:10〜20元(約225〜450円)
⑩ 串焼き(チュアンシャオ)

夜市名物の定番B級グルメ。ラム肉や鶏肉、野菜を串に刺して炭火で焼き、クミンや唐辛子でスパイシーに味付け。ビールとの相性も抜群で、屋台の雰囲気と一緒に楽しみたい一品です。
価格目安:2〜10元/本(約45〜225円)


















上海B級グルメおすすめエリア別ガイド
エリア比較一覧
エリア | 主なB級グルメ | 楽しみ方のポイント |
豫園 | 小籠包、点心、焼き芋 | 観光ついでに食べ歩き。午前が穴場 |
南京東路・人民広場 | 生煎包、排骨年糕、串焼き | 地下街&路地裏巡りが楽しい。夜遅くまで営業 |
田子坊・新天地 | ベーカリー、ミルクティー、小吃 | カフェ巡りやSNS映えにぴったり |
七宝老街 | ワンタン、粽子、揚げ菓子 | 平日がおすすめ。古鎮散策向き |
関連記事:上海で食べ歩きを楽しむ完全ガイド|豫園・田子坊・南京東路などの名物小吃を徹底紹介
豫園エリア

観光と食べ歩きを一度に楽しめる定番エリア
豫園は上海を代表する観光スポットでありながら、B級グルメの宝庫でもあります。南翔饅頭店の小籠包や、緑波廊の伝統点心などは旅行者にも人気。九曲橋周辺には屋台や小吃店が並び、散策しながら軽食をつまむのが定番スタイルです。露店では焼き芋、油条、梨膏糖など昔ながらのおやつも味わえます。
主なB級グルメ: 小籠包、点心、焼き芋、梨膏糖
アクセス: 地下鉄10号線「豫園」駅から徒歩約5分
南京東路・人民広場周辺

地下街&路地裏に名店が点在するエリア
南京東路と人民広場周辺は、買い物や観光ついでに立ち寄りやすいB級グルメ天国。黄河路や雲南南路には、老正興菜館・鮮得来・大壺春など有名小吃店が集まっています。地下街には串焼きや煎餅(クレープ)、スイーツの店も多く、夜遅くまで営業しているのが魅力です。
主なB級グルメ: 生煎包、排骨年糕、串焼き、煎餅
アクセス:
- 地下鉄1・2・8号線「人民広場」駅 徒歩3分
- 地下鉄2号線「南京東路」駅 徒歩5分
田子坊・新天地

七宝老街

上海のB級グルメとは?

特徴
① 手頃な価格(目安:1品 5〜30元/100〜600円)
高級店ではなく、屋台・小吃店・食堂・フードコート・ローカルチェーンで提供される料理が中心です。
② 気軽に食べられる(立ち食い・テイクアウトOK)
小皿料理・軽食・麺類・点心・串など、「がっつりフルコース」ではないメニューが多め。
③ 地元民の日常食・庶民派グルメ
観光客向けというより「普段使いの味」。その土地の文化・生活感が出るのが最大の魅力です。
④ 個性やローカル感が強い
チェーンではなく、屋台・古い名店・地域特有の小吃が多く、食べ歩きや小皿注文に向いています。
⑤ 調理法がシンプルで提供が早い
蒸す・揚げる・炒める・煮込むなどが中心で、待ち時間も短め。
上海のB級グルメによく見られるジャンル例
ジャンル | 料理例 |
点心系 | 生煎包、小籠包、胡椒餅、ワンタン |
麺類系 | 葱油拌麺、牛蛙麺、蟹粉麺 |
揚げもの系 | 油墩子、臭豆腐、串焼き |
粉物・軽食 | 煎餅果子、焼き餅、焼き芋 |
スナック・甘味 | 糖葫蘆、梨膏糖、湯圓 |
上海B級グルメとA級グルメとの違いは?
項目 | A級グルメ | B級グルメ |
価格帯 | 中〜高価格 | 安い・手頃 |
場所 | レストラン・ホテル | 屋台・小吃店・食堂 |
食事スタイル | コース料理も多い | 食べ歩き・小皿・単品 |
雰囲気 | 高級・観光向け | ローカル・日常的 |
目的 | 特別な食事体験 | 気軽に味わえる庶民飯 |
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上海B級グルメをもっと楽しむコツ

注文は「指差し・写真・アプリ」でクリア
小吃店ではメニュー表がない場合もあるので、写真付きアプリ(Trip.com・高徳地図)やスクショを活用すればスムーズです。量が多い麺類や点心は、「半分(半份/バンフェン)」と伝えると少なめサイズで出してもらえることもあります。
現地の人気店は朝・午後が狙い目
生煎包・葱油拌麺・湯圓などのB級グルメは、朝7〜10時と15〜17時が混雑回避のゴールデンタイム。18〜20時は地元民ラッシュ&売り切れ率が上がるので注意。
清潔さと回転率で店選びをする
- 客の入れ替えが多い
- 鉄板・蒸し器が常時稼働
- 紙袋やトレイが清潔
この3点がそろっていれば安心度高め。観光地の屋台より、ローカル密集エリアの専門店が狙い目です。
支払いはキャッシュレス推奨+通信環境を整えておく
上海のB級グルメ店や屋台では、AlipayやWeChat Payが主流。観光地でも現金NGの店舗が増えているため、事前に以下を準備しておくと安心です。
キャッシュレス決済のポイント
- Alipay国際版アプリなら日本のクレカを登録して利用OK
- WeChat Payは一部のVISA/Mastercardにも対応
- 現金は10〜50元だけ「予備用」として携帯
SIMカード・eSIMの活用Tips
上海ではQR決済や翻訳アプリが必須になる場面も多め。以下の方法が便利です:
- 中国ローミング対応のeSIMを事前購入
- 地下鉄・路面店・ショッピングモールはWi-Fi完備だが、屋台エリアは未対応率高め
- 決済・地図・翻訳アプリは渡航前にログイン済みにしておく
- 通信エリア上海
- データ1GB/日
- 利用期間3日間
- 料金約90円
- 通信エリア上海
- データ1GB/日
- 利用期間5日間
- 料金約480円
- 通信エリア上海
- データ1GB/日
- 利用期間7日間
- 料金約660円
辛さ・油分・香辛料は注文時に調整できる
以下を一言伝えるだけでOKです。
- 「不辣」=辛くしない
- 「少油」=油控えめ
- 「不要香菜」=パクチー抜き
日本人旅行者でも無理なく楽しめるカスタマイズができます。
交通+グルメは地下鉄と徒歩で攻める
ローカルB級グルメ店は、地下鉄駅から徒歩圏内に集中。
例:
- 豫園駅→小吃街まで徒歩5分
- 七宝駅→老街まで徒歩7分
移動にタクシーを使わなくても回れるルート設計がポイントです。
上海B級グルメに関するよくある質問

一人旅でも入りやすいB級グルメ店は?
ファストフード型の小吃店や麺屋、フードコートは一人でも気軽に利用できます。永和豆漿・小杨生煎などチェーン系は注文も簡単で指差しOK。量も少なめで価格も10〜20元と安心です。
支払いは現金でも大丈夫?屋台飯の相場は?
多くの屋台はAlipay・WeChatPayが主流ですが、近年は観光地や商業施設内の小吃店なら現金も利用可能。相場は1品7〜25元(約150〜500円)で、セット系でも40元以内に収まることがほとんどです。
食べ歩きにおすすめの時間帯・混雑回避法は?
地元民が殺到するのは朝食(7〜10時)と夕方18〜20時。混雑を避けるなら11時前後・15時〜17時が狙い目です。夜市は17時以降が活気のピークですが、閉店前は売り切れも多いので注意しましょう。
食べ歩きでお腹を壊さないための注意点は?
- 作り置きより出来立てを選ぶ
- 混雑している屋台=回転率が高く安全
- 水道水は避け、ペットボトル飲料を購入
- 辛味や油分が強いものは量を調整
- 生ものは控えるのが無難
これらを守ればトラブルは大幅に回避できます。
上海B級グルメ旅ならTrip.comがおすすめ!

上海には、ガイドブックに載っていない「地元民が通う本当においしい店」がまだまだたくさんあります。せっかく旅行するなら、「これぞ本場の味!」と思える屋台や小吃店に出会いたいですよね。そのためにも、定番だけでなくローカル目線の情報をうまく取り入れるのがポイントです。
そして旅の計画にはTrip.comが便利です。航空券・ホテル・観光チケットはもちろん、eSIMの手配までワンストップで完了できます。

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