
「次の休みはバンコクに行こう!」と決めたものの、
情報が多すぎて「結局、いつ行くのが1番いいの?」と決めかねていませんか?
バンコク旅行の一般的なベストシーズンは乾季(11月〜2月)ですが、
満足度を最大限に高めるカギは、あなたの旅の目的に合わせてシーズンを選ぶこと。
実は「寺院巡り」「グルメ」「費用」など、目的によってベストな時期は全く異なります。
バンコクには「乾季」「暑季」「雨季」という3つの季節があり、
それぞれの気候が観光の快適さ、フルーツの旬、イベントの開催、そして航空券やホテルの価格に直結しています。
この特性を知らずに計画を立ててしまうと、
「汗だくで寺院の階段を上るのが精一杯だった」「お目当てのマンゴーが旬じゃなかった」といった後悔につながりかねません。
この記事では
- 観光(寺院・アユタヤ)
- グルメ(屋台・フルーツ)
- イベント・アクティビティ
- 費用
この4つの目的に合わせたベストシーズンを徹底解説します。
最高のバンコク旅行を計画するための、具体的な第一歩を踏み出しましょう!
バンコク3大寺院とアユタヤ巡りのベストシーズンは乾季

バンコクの荘厳な寺院や世界遺産アユタヤを心ゆくまで満喫したいなら、ベストシーズンは間違いなく乾季(11月〜2月)です。
なぜなら気候が、遺跡巡りの快適さと満足度を大きく左右するからです。
ここでは、乾季が寺院巡りに最も適している理由を3つの視点から具体的に解説します。
乾季がおすすめの3つの理由
1.温度が快適
1つ目は、体感温度が全く違うことです。
乾季の平均気温は28℃前後ですが、湿度が低いため日本の爽やかな秋のように感じられます。
うだるような暑さがないため、ワット・アルンの急な階段なども比較的楽に登ることができるでしょう。
汗だくにならずに観光そのものに集中できるのは、乾季ならではの大きな利点です。
2.写真映えする
2つ目の理由は、写真がとにかく美しく撮れることです。
雨が少なく空気が澄んでいる乾季は、抜けるような青空が広がります。
黄金に輝く仏塔や荘厳なアユタヤ遺跡と、真っ青な空とのコントラストはまさに絶景です。
旅の思い出を最高の形で写真に残したいなら、この季節が最も適しています。
3.計画が立てやすい
最後は、旅行の計画が非常に立てやすい点です。
乾季は天候が安定しており、突然の雨で予定が中断される心配がほとんどありません。
そのため、アユタヤの広大な遺跡群をレンタサイクルで巡るような、屋外でのアクティビティも安心して計画に組み込めます。
時間を無駄にすることなく、スムーズに観光を楽しめるでしょう。



バンコクのグルメやフルーツが美味しいベストシーズン

「食」はバンコク旅行の大きな楽しみのひとつです。
活気あふれる屋台グルメから、南国ならではの絶品フルーツまで、その魅力は尽きません。
しかし、最高の食体験をするためには、気候や旬の時期を知るのがカギ。
ここでは、ナイトマーケットを快適に楽しむためのシーズンと、
お目当てのフルーツが最も美味しくなる旬の時期について解説します。
屋台・ナイトマーケットが楽しいシーズンは乾季(11月〜2月)
バンコクの夜を彩る屋台やナイトマーケットを満喫したいなら、気候が安定している乾季(11月〜2月)がおすすめです。
1番の理由は、雨の心配がほとんどないことです。
屋外のテーブル席で買ったばかりの料理をゆっくりと味わったり、マーケット内を快適に散策したりできます。
若者に人気の「ジョッドフェアーズ・ナイトマーケット」のような場所では、その開放的な雰囲気を最大限に楽しめるでしょう。
また、食の宝庫であるチャイナタウン(ヤワラート)は、乾季の夜に活気が最高潮に達します。
多くの屋台が並び、その熱気と美味しそうな香りに包まれる体験は、この季節ならではの醍醐味です。
最高のマンゴーに出会えるのは暑季(4月〜5月)
タイのマンゴーを最高の状態で味わいたいなら、狙うべきは暑季(4月〜5月)です。
この時期はマンゴーの旬のピークにあたり、1年で最も甘く濃厚な味わいになります。
また、この季節にタイを訪れるなら、マンゴースイーツの名店「マンゴータンゴ」へ足を運んでみてください。
旬の完熟マンゴーを贅沢に使ったパフェやスムージーは、まさに格別の美味しさ。
他の季節でもマンゴーは食べられますが、暑季の味は別格と言えるでしょう。
アユタヤ名物「クン・パオ」をいただくなら乾季(11月〜2月)
世界遺産の街アユタヤを訪れるなら、遺跡観光とあわせて絶対に外せないのが名物グルメ「クン・パオ」です。
これは、炭火で豪快に焼き上げた大きな川エビのことで、その香ばしさと濃厚な味わいは格別。
この川エビは1年を通して味わうことができますが、
観光と食事を最高の環境で楽しむなら、気候の良い乾季(11月〜2月)がベストシーズンと言えるでしょう。
ランチには、川沿いの人気レストラン「バーン・ウイット・リムナーム」などがおすすめです。
雄大な景色を眺めながら味わう焼きたての川エビは、最高の旅の思い出になること間違いなし。
バンコクのイベント・アクティビティのベストシーズン
バンコク旅行をさらに特別なものにするなら、現地ならではのイベントやアクティビティへの参加が欠かせません。
タイには、その時期にしか体験できない魅力的なお祭りや、1年を通して楽しめる定番のアクティビティが存在します。
【4月】ソンクラーン

ソンクラーンは、タイの旧正月にあたる4月13日から15日にかけて開催される、世界的に有名な「水かけ祭り」です。
この時期は1年で最も暑い「暑季」にあたるため、街中で水をかけ合うこのお祭りは最高のクールダウンになります。
もともとは仏像や年長者の手に水をかけてお清めをする伝統的な儀式でした。
しかし現在では、国籍や年齢に関係なく誰もが水をかけ合う盛大なお祭りとして知られています。
参加する場合は、スマートフォンなどの防水対策と、濡れてもよい服装が必須です。
【11月】ロイクラトン

ロイクラトンは、毎年11月の満月の夜にタイ全国で行われる、光と水が織りなす幻想的なお祭りです。
バナナの葉で作られた灯籠「クラトン」にロウソクと線香を立て、川の女神へ感謝を捧げるとともに、自らの厄を水に流します。
このお祭りは、気候が安定している乾季の始まりに行われます。
夜でも涼しく過ごしやすいため、お祭りの雰囲気を快適に満喫できるでしょう。
無数の光が水面を揺らめく光景は、きっと忘れられない思い出になります。
定番アクティビティ
バンコクには、季節を問わず楽しめる定番のアクティビティも豊富です。
ただし、より快適に楽しむためには気候の良い乾季がおすすめです。
水上マーケット
ダムヌンサドゥアックに代表される水上マーケットは、1年中活気に溢れています。
しかし、小舟に乗って見て回ることを考えると、日差しが比較的穏やかで過ごしやすい乾季が最も快適なシーズンと言えるでしょう。
象とのふれあい体験
アユタヤ・エレファント・キャンプなどでは、象に乗るだけでなく、餌やりや水浴びなどを通じて象と直接触れ合えるプランも増えています。
バンコクをお得に楽しめるベストシーズンは9月〜10月

もし費用を最も重視するなら、狙い目は雨季の終わりのシーズン(9月〜10月)です。
この時期は、航空券やホテルが1年で最も安くなる傾向にあります。
雨季と聞くと敬遠しがちですが、実は工夫次第で賢く、そして快適に旅を楽しむことができます。
ここでは、雨季の旅行がどれくらいお得になるのか、そして雨季ならではの楽しみ方と対策を具体的にご紹介します。
実際いくら安くなる?乾季との料金比較
【バンコク旅行 乾季 vs 雨季 費用比較表】
項目 | 航空券 | ホテル |
乾季 | 80,000円 ~ 120,000円 | 15,000円 ~ |
雨季 | 40,000円 ~ 70,000円 | 10,000円 ~ |
このように、ベストシーズンである乾季と比較すると、航空券は30%から50%ほど安くなることも珍しくありません。
ホテルも同様に、乾季であれば手の届きにくいワンランク上のホテルに、手頃な価格で宿泊できるチャンスがあります。
また、航空券とホテル代を合わせると、旅行費用全体で数万円単位の節約ができることも。
浮いた予算をショッピングやグルメ、スパなどに回せるのは大きな魅力です。
雨季でもアユタヤは楽しめる!スコール対策と裏ワザ
雨季でも人気のアユタヤ観光は十分に楽しめます。
タイの雨季の雨は、日本の梅雨のように1日中降り続くことは稀で、1〜2時間で止む「スコール」がほとんどだからです。
スコールの特性を理解し、事前に対策を立てておけば問題ありません。
【対策1】
移動はエアコンが効いて快適な現地ツアーを選びましょう。
事前に予約しておけば、急な雨が降っても濡れる心配なく、効率的に遺跡を巡ることができます。
【対策2】
雨上がりの遺跡は、緑が一層濃くなり、しっとりとした幻想的な雰囲気に包まれます。
観光客も比較的少ないため、静かな環境でゆっくりと遺跡と向き合えるというメリットもあります。
屋内施設をスケジュールに組み込むのがおすすめ
スコールが降りやすい午後の時間帯を想定し、あらかじめ屋内施設をスケジュールに組み込んでおくのが賢い旅のコツ。
例えば、午前中にアユタヤを観光し、午後はバンコクに戻って最新の巨大モール「アイコンサイアム」を訪れるプランはいかがでしょうか。
ここなら最先端のショッピングから食事まで1日中楽しめ、雨の影響を受けません。
もし1日中雨が降ってしまったとしても、十分に楽しめます。
タイ古式マッサージでのスパ三昧、といった贅沢な時間の使い方も、雨季ならではの旅の楽しみ方のひとつ。
バンコクのベストシーズンに関するよくある質問
バンコク行きの航空券が安くなるシーズンは?
航空券が最も安くなる傾向にあるのは、観光のオフシーズンにあたる「雨季」、特に9月〜10月です。雨季の旅行は避けるべきですか?
必ずしも避ける必要はありません。雨季はむしろ旅費を安く抑えられ、観光客が少なくて快適というメリットもあります。1番暑い「暑季(3月〜5月)」の暑さはどれくらいですか?
日本の真夏を想像する以上の、厳しい暑さです。この時期の平均気温は35℃を超え、湿度も非常に高くなります。バンコク旅行の服装は、1年中ずっと半袖・短パンで大丈夫ですか?
基本は夏服で問題ありませんが、必ず羽織るものを1枚持参してください。薄手のカーディガンやストールは、冷房対策と寺院観光の両方で活躍する必須アイテムです。
バンコクのベストシーズンは目的によって変わる

この記事では、バンコク旅行の目的別に4つのベストシーズンをご紹介しました。
基本的には乾季がベストシーズンではあるものの、「バンコクで何を1番楽しみたいか」によって異なります。
- 寺院・遺跡巡りがメインなら→気候が安定し快適な乾季(11月〜2月)
- 日本にはない最高のマンゴーを味わいたいなら→甘さがピークに達する暑季(4月〜5月)
- 限定イベントに参加したいなら→ソンクラーン(4月)やロイクラトン(11月)の時期
- 費用を抑えたいなら→航空券やホテルが安い雨季(9月〜10月)
これらを抑えれば「いつ行けばいいんだろう?」と漠然と悩むことはありません。
旅の目的を明確にし、それに合ったシーズンを選ぶことで、バンコク旅行の満足度は格段に上がります。
ベストなバンコク旅行のプランを立てて、最高の思い出を作ってくださいね。
- 片道
- 往復
- direct cheapest
NRT09:157時間30分直行便DMK14:45東京 - バンコク|1月12日(月)|タイ・エアアジア X€115€1268% OFF8% OFF€126€115
NRT09:157時間30分直行便DMK14:45東京 - バンコク|1月27日(火)|タイ・エアアジア X€116€1268% OFF8% OFF€126€116
NRT16:5521時間25分経由1回BKK12:20東京 - バンコク|3月3日(火)|中国東方航空€95€12624% OFF24% OFF€126€95
TYO1:00 PM3時間5分直行便BKK2:00 PM東京 - バンコク|Fri, Dec 12|タイ・エアアジア Xほかの航空券を検索ほかの航空券を検索
取り消し線のある価格は、Trip.com上の該当する路線の平均価格に基づいて計算されています。





予約済み511件



