カナダ旅行で使えるインターネットに関して不安になっていませんか。その問題は、eSIM(イーシム)をお持ちのスマートフォンにダウンロードするだけで、誰でも一瞬で解決します。紛失する心配もない便利なeSIMをぜひ、使ってみませんか。
この記事では、eSIMの選び方やメリット・デメリットを初めての方にわかりやすく解説します。気になる方は、最後までご覧ください。
| 特徴 | 注意点 |
eSIM | 紛失・破損の心配なし 設定がかんたん 到着後、すぐに使用できる | 使えるスマホが限定される 電話番号は使えない |
SIMカード | 充電不要 かさばらない プランが豊富 | 設定が必要 ピンが必要 SIMフリースマホが必要 |
Wi-Fiルーター | 到着後、すぐに使用できる 複数人シェア可 多機種で接続できる | 充電もちが心配 受け渡し面倒 |
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カナダのeSIMとは?初心者にわかりやすく解説
eSIM基本情報
eSIMとはEmbedded(埋め込み) SIMという意味です。従来の物理的なSIMカードと異なり、内部に組み込まれている電子的なSIMのことを指します。日本では2018年にeSIM対応端末が導入され、以降は利用者が急増。
従来のSIMカードは端末に物理的に挿入して使用するものでしたが、eSIMは端末にカードを挿入・取り出す必要はありません。SIM情報を端末内にダウンロード、もしくは削除するだけでカナダをはじめ海外で自由にインターネットに接続できる画期的なシステムです。
eSIMとSIMカードの違い
eSIMとSIMカードは、海外でスマートフォンを使って通信を行うためのものです。似ている点も多いのですが、大きな違いがいくつかあります。
SIMカードはプラスチック製のカードです。これをスマートフォンの専用のスロットに挿入して使います。キャリアを変更する際などは、物理的にこのカードを交換する必要があります。
一方、eSIMは物理的なカードとしての存在はありません。端末内部に最初から組み込まれている電子的なSIMです。キャリアの変更などは端末上で設定できるため、物理的な交換作業は不要です。
項目 | SIMカード | eSIM |
形態 | 物理的なカード | 組み込み型(電子的) |
交換の手間 | カードの物理的交換が必要 | 端末での設定だけ |
対応端末 | SIMスロットが必要 | eSIMに対応した端末のみ |
キャリア変更 | 新しいSIMカードを購入・挿入が必要 | 設定画面で変更可能 |
サイズ・形状 | マイクロSIM、ナノSIMなどサイズが異なる | 物理的なサイズや形状は関係ない |
eSIMを利用した口コミ
実際にTrip.comのカナダ用eSIMを使った方の口コミを紹介します。
使用したことがある方はご存知でしょうが、現地到着後にオンにすると接続されます。インターネットの速度も悪くありませんでした。メールで使い方がすぐ飛んでくるので、それだけ見て従えば簡単に使えると思います。
非常に使いやすく、カナダ滞在中は素晴らしく機能しました。問題なく使用できるように、携帯電話がeSIMをサポートしていることを確認してください。機能しない場合は携帯電話の電源を入れて電源を切って、メインラインをオフにし、eSIM を唯一のラインとして使用してください。役に立つことを願っています
インターネットの速度は大丈夫です。ホットスポットを開けて家族と共有できます。どこにも信号がないので、全体的にいいです。値段も高くないです
カナダで使えるeSIMの料金
Trip.comのeSIMは、カナダ旅行向けに多彩なプランを展開しています。
短期滞在者やデータ使用量が多い方には「Unlimited」プランがおすすめ。カナダ旅行の費用を抑えたい方やそれほどインターネットを使用しない方には「500M/日、上限なし」プランがおすすめ。Trip.comのeSIMなら滞在期間やデータ使用量のニーズに合わせて柔軟にプランを選ぶことができるため、カナダ旅行を計画している多くの方に選ばれています。
カナダ用eSIM料金(一部)
プラン | 料金 |
5日プラン(500M/日、上限なし) | 867円 |
5日プラン(1GB/日、上限なし) | 1,089円 |
10日プラン(500M/日、上限なし) | 1,488円 |
10日プラン(1GB/日、上限なし) | 1,910円 |
カナダではどれが便利?eSIM・SIMカード・Wi-Fiルーター徹底比較
SIMカードは、Wi-Fiルーターのように充電を気にすることなく使用でき、荷物の増加も少ないのが魅力です。多くのプランから選ぶことができます。しかし、設定が面倒であったり、SIMフリーのスマホが必要であるというデメリットが存在します。
Wi-Fiルーターは、到着後に設定するだけで、複数人でのシェアや多機種への接続が可能です。しかし、充電の持ちや受け渡しの手間、コストが増える可能性があります。eSIMは、物理的なSIMカードが不要なため、紛失や破損の心配がありません。設定も比較的簡単ですが、対応しているスマホが限られています。
以下、3つの特徴や注意点を表にまとめました。
| 特徴 | 注意点 |
eSIM | 紛失・破損の心配なし 設定がかんたん 到着後、すぐに使用できる | 使えるスマホが限定される 電話番号は使えない |
SIMカード | 充電不要 かさばらない プランが豊富 | 設定が必要 ピンが必要 SIMフリースマホが必要 |
Wi-Fiルーター | 到着後、すぐに使用できる 複数人シェア可 多機種で接続できる | 充電もちが心配 受け渡し面倒 |
特徴やデメリットを踏まえて、使用シーンや目的に合わせて最適なものをお選びください。
カナダでeSIMを使う3つのメリット
1. カナダに到着してすぐ使える
カナダを訪れた際、空港に降り立った瞬間からスムーズにインターネットができるのはeSIMの大きなメリットです。
従来のSIMカードの場合、空港のショップでの購入や事前に注文したSIMを受け取る時間を必要としていました。しかしeSIMは事前にダウンロードしておくことで、飛行機から降りた瞬間にネットワークに接続可能。これにより、タクシーの手配やホテルへの道案内など、旅行を効率的に進めることができます。
2. 紛失や破損のリスクがない
従来のSIMカードは非常に小さく、取り扱いに注意が必要でした。とくに旅行先での取り替え作業時は紛失や破損のリスクが高まります。
一方のeSIMは物理的な形状ではないため、紛失や破損の心配は不要です。わざわざ小さなピンでSIMトレイを開ける手間や間違ってSIMカードを落としてしまうような心配は一切ありません。
3. デュアルSIMが可能
eSIMを活用することで、デュアルSIMの使用が可能となります。デュアルSIMとは、1台のスマートフォンで2つのネットワークを使える状態にすること。
これにより、日本と海外で使用できるSIMをひとつの端末に搭載させられます。日本から海外、海外から日本へ移動する際にネットワーク環境をスムーズに切り替え可能。デュアルSIMにしておけば、複数の国を訪問する場合にインターネット環境を毎回契約し直す手間はかかりません。
カナダでeSIMを使う3つのデメリット
1. 機種が限定される
eSIMを利用するには、eSIMに対応したスマートフォンやタブレットが必要です。新しい機種はeSIMに対応してきていますが、古いモデルや一部の中・低価格帯の端末ではeSIMの利用ができません。
これにより、現在お持ちの端末でeSIMが利用できるかどうかを確認する手間が発生します。eSIMを利用するために新しい端末を購入する必要があるなら、それに伴うコストも考慮する必要があるでしょう。
2. 複数の端末で利用できない
従来のSIMカードは、端末間での取り替えが可能です。そのため、ひとつのSIMを複数のデバイスで利用することができます。
しかしeSIMは端末に組み込まれますので、複数の端末間で簡単に移動させることが難しいです。したがって、カナダ旅行中に複数の端末を使い分ける方は不便を感じるかもしれません。
3. 電話番号は使えない
eSIMでのデータ通信プランでは固有の電話番号が提供されない、もしくは追加料金が必要になることがあります。
これにより、現地の電話番号が必要な場面(たとえば、レストランの予約やホテルへの連絡など)で不便を感じるおそれがあります。従来のSIMカードならばデータ通信とセットで電話番号も提供されることが多いので、この点はeSIMの利用を検討する際の注意点となります。
失敗しないカナダ向けeSIM選び方3選
1. 料金は安いか
eSIMを選ぶ際のひとつ目のポイントは料金です。カナダ旅行の際の出費は、交通費や宿泊費、食事費など多岐にわたるため、通信費にかかるコストも極力抑えたいもの。安さだけを追求すると通信速度やデータ容量、サポート体制などで問題が生じることも考えられます。
提供されるサービス内容もしっかりと確認し、コストパフォーマンスの良いプランを選ぶよう心がけてみてください。
2. 通信容量は充分か
eSIMを選ぶ際は、通信の容量は重要な要素となります。とくに動画のストリーミングや大量のデータをダウンロードする予定がある場合、容量無制限プランがおすすめ。ただし無制限のプランは料金が高くなるため、カナダ旅行の予算に合わせて選択してください。
3.良い口コミはあるか
良いeSIMを選ぶには第三者の口コミ評価やフィードバックをチェックしてみてください。品質や信頼性を判断する手助けとなります。すでにそのeSIMを利用したことのあるユーザーの評価は、実際の利用感やトラブル時のサポートの対応などを知るうえで非常に役立つでしょう。