
「eSIMって評判がいいけど、デメリットが気になる…」と思っている方は多いでしょう。ずばり、その通り。メリットの裏には必ずデメリットが存在します。
はっきり申し上げて、eSIMはすべての方におすすめできる物ではありません。この記事では、正直にeSIMのメリット・デメリットをお伝えします。ぜひ、最後までご覧になり、あなたの目で真実を確認してください。
eSIMのメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
| SIMカードより安い | 機種が限定される |
| 海外ですぐ使える | 複数の端末で利用できない |
| 紛失や破損のリスクなし | 電話番号が使えない |
| デュアルSIMが可能 | 利用できるプランが少ない |
| 手続きはオンラインで完結 | オンラインだからこそ相談しにくい |
eSIMのメリット5つ

1.SIMカードより安い
eSIMは、はっきり言ってSIMカードより安いです。その理由は、SIMカードの製造や配送、在庫管理が不要なため、通信事業者のコスト削減ができているから。
しかも、インターネット回線はSIMカードと同じなのでサクサク繋がります。SIMカードとまったく同じ条件でインターネットを楽しめるのに、安い。これが、eSIMの一番の魅力です。
2. 海外ですぐ使える
海外を訪れた際、空港に降り立った瞬間からスムーズにインターネットができるのはeSIMの大きなメリットです。
従来のSIMカードの場合、空港での購入や事前に注文したSIMを受け取る時間を必要としていました。しかしeSIMは事前にダウンロードしておくことで、飛行機から降りた瞬間にネットワークに接続可能。これにより、海外旅行をスムーズに進めることができます。
3. 紛失や破損のリスクなし
従来のSIMカードは非常に小さく、取り扱いに注意が必要でした。とくに、海外旅行先での取り替え作業時は紛失や破損のリスクが心配になった方は多いでしょう。
いっぽう、eSIMは物理的な形状を持たないため、紛失や破損の心配は皆無です。わざわざ小さなピンでSIMトレイを開ける手間や、SIMカードを落としてしまう心配はありません。
4. デュアルSIMが可能
eSIMを活用することで、デュアルSIMの使用が可能となります。デュアルSIMとは、1台のスマートフォンで2つのネットワークを使える状態にすること。
これにより、日本と海外で使用できるSIMをひとつの端末に搭載させられます。デュアルSIMにしておけば、複数の国を訪問する場合にインターネット環境を毎回契約し直す手間はかかりません。
5.手続きはオンラインで完結
eSIMはSIMカードのような物理的な媒体がないため、手続きがすべてオンラインで完結します。携帯ショップに行く必要はなく、自宅やオフィスから一歩も出ることなく契約ができます。
時間と労力を節約でき、緊急時や遠隔地での利用開始にも便利。従来のSIMカードと比べ、紛失や破損のリスクもなくなります。
eSIMのデメリット5つ

1. 機種が限定される
eSIMを利用するには、eSIMに対応したスマートフォンが必要です。新しい機種はeSIMに対応してきていますが、古いモデルや一部の中・低価格帯の端末ではeSIMの利用ができません。
これにより、現在お持ちの端末でeSIMが利用できるかどうかを確認する手間が発生します。
2. 複数の端末で利用できない
従来のSIMカードは、端末間での取り替えが可能です。そのため、ひとつのSIMを複数のデバイスで利用することができます。
しかしeSIMは端末に組み込まれますので、複数の端末間で簡単に移動させることが難しいです。したがって、海外旅行中に複数の端末を使い分ける方は、不便を感じるかもしれません。
3. 電話番号が使えない
多くのeSIMでのデータ通信プランでは、固有の電話番号が提供されない、もしくは追加料金が必要になることがあります。
これにより、現地の電話番号が必要な場面(たとえば、レストランの予約やホテルへの連絡など)で不便を感じるでしょう。従来のSIMカードならばデータ通信とセットで電話番号も提供されることが多いので、この点はeSIMの利用を検討する際の注意点となります。
4.利用できるプランが少ない
eSIMの便利さは魅力的ですが、現状では利用できるプランが従来のSIMカードと比べて限られています。特に格安SIMやMVNOのサービスでは、まだeSIM対応していない事業者もあります。
そのため、あなたのニーズに合った料金や通信速度、データ容量などで希望通りのプランが見つかりにくいこともあるでしょう。
5.オンラインだからこそ相談しにくい
eSIMはオンラインで手続きが完結する便利さがある一方で、わからないことは相談しにくい環境にあります。たとえば、SIMカードなら実際に店舗スタッフに相談できますが、eSIMの場合は難しい事業者が多いです。
オンラインサポートが提供されているeSIMが一部ありますので、自信のない方はそのような1枚を選ぶことをおすすめします。
デメリットがあるeSIMをおすすめできる人・できない人

おすすめできる人
- 安くインターネットを楽しみたい人
- オンライン手続きに抵抗がない人
- 複数の電話番号を併用したい人
- 海外旅行をよくする人
- 新しいスマートフォンを使っている人
- 環境問題に関心がある人
できない人
- オンライン手続きがどうしても苦手な人
- 古いスマートフォンを使っている人
- 物理的なSIMカードが必要な人
- データ容量を頻繁に使い過ぎる人
- 特定のキャリアの店舗に頼りたい人
海外旅行に強いTrip.comのeSIMが選ばれている理由
1.料金が安い

Trip.comのeSIMは、海外旅行向けに多彩なプランを展開しています。
データ容量を気にせずインターネットを楽しみたい方には「Unlimited」プラン、海外旅行のeSIM費用を少しでも抑えたい方は「上限あり」プランがいいでしょう。気になる料金をまとめましたので、訪問予定先のボタンをクリックしてみてください。
Trip.comの海外旅行用eSIM料金例
| 地域 | eSIM料金 |
| 韓国 | 3日(1GB/日):346円 |
| 3日(Unlimited):845円 | |
| 中国 | 3日(1GB/日):489円 |
| 3日(Unlimited):1,843円 | |
| タイ | 3日(1GB/日): 286円 |
| 東南アジア | 3日(1GB/日):453円 |
| 3日(2GB/日): 646円 | |
| アメリカ・カナダ・ハワイ | 7日(1GB/日):1,314円 |
| 7日(2GB/日):1,973円 | |
| グアム・サイパン | 3日(2GB/日):1,859円 |
| 5日(2GB/日):3,098円 | |
| 欧州42カ国 | ヨーロッパ3日(1GB/日):408円 |
| ヨーロッパ5日(1GB/日):648円 | |
| オーストラリア・ニュージーランド | オーストラリア5日(1GB/日):1,270円 |
| オーストラリア7日(1GB/日):1,583円 | |
| 147の国と地域 | 5日(1GB/日):3,435円 |
| 日本 | 3日(1GB/日):382円 |
| 7日(1GB/日):765円 |
※料金は2024年8月現在
2.口コミ・評判が良い

海外旅行用のeSIMはたくさんありますが、中でもTrip.comは利用者から高い評価を受けています。
・すぐに繋がった!
・初めてでもかんたん
・サポートがあって助かった
Trip.comのeSIMを使った方の声はこちら。
| 初の海外、eSIM利用でした。旅行中はとても快適に利用できました!仁川〜ソウルの利用でしたが、問題なくネットが繋がります。YOUTUBE等の動画でも問題ありませんでした。利用の停止も簡単にできた為、次回も利用予定です! |
| 日付が変わった瞬間に接続開始したけど、繋げた瞬間から使えてめっちゃ便利やった!一部地下を除いてほとんど繋がる。利用前にQRコードだけ用意しとく必要あるけど、携帯二台あればどこでも接続可能。次行く時も利用したい♪ |
| 久しぶりの海外旅行で初めてのeSIM使用しました。 口コミ件数、評価の高いこちらを選び正解! 手持ちのiPhoneが古い為、事前にsimロック解除し、空港着いてからQR読み込んですんなり設定完了です。 |
3.カスタマーサポートが24時間

Trip.comはあらゆる予期せぬ事態にいつでも対応いたします。24時間年中無休のプロフェッショナルなカスタマーサポートが、最適なサポートと解決方法を提供中。日本語のほか、英語、海外語、広東語など多言語で提供しているので、多くの方に選ばれています。
eSIMに限らず、旅の「困った」はすべてTrip.comにおまかせください!
【初心者向け】そもそもeSIMとは?

基本情報
eSIMとはEmbedded(埋め込み) SIMという意味です。従来の物理的なSIMカードと異なり、内部に組み込まれている電子的なSIMのことを指します。日本では2018年にeSIM対応端末が導入され、以降は利用者が急増しています。
従来のSIMカードは端末に物理的に挿入して使用するものでしたが、eSIMは端末にカードを挿入・取り出す必要はありません。SIM情報を端末内にダウンロード、もしくは削除するだけで海外をはじめ海外で自由にインターネットに接続できる画期的なシステムです。
eSIMとSIMカードの違い
eSIMとSIMカードは、海外でスマートフォンを使って通信を行うためのものです。似ている点も多いのですが、いくつか大きな違いがあります。
SIMカードはプラスチック製のカードです。これをスマートフォンの専用のスロットに挿入して使います。キャリアを変更する際などは、物理的にこのカードを交換する必要があります。
一方、eSIMは物理的なカードとしての存在はありません。端末内部に最初から組み込まれている電子的なSIMです。キャリアの変更などは端末上で設定できるため、物理的な交換作業は不要です。
| 項目 | SIMカード | eSIM |
| 形態 | 物理的なカード | 組み込み型(電子的) |
| 交換の手間 | カードの物理的交換が必要 | 端末での設定だけ |
| 対応端末 | SIMスロットが必要 | eSIMに対応した端末のみ |
| キャリア変更 | 新しいSIMカードを購入・挿入が必要 | 設定画面で変更可能 |
| サイズ・形状 | マイクロSIM、ナノSIMなどサイズが異なる | 物理的なサイズや形状は関係ない |
デメリット回避!eSIMの設定方法

まず、eSIM製品を購入する前にお使いの携帯電話がeSIMで使用できるかどうか確認する必要があります。
【対応機種一覧】
Trip.comのeSIMなら、最新のiPhone15から人気のSamsungシリーズ、Googlepixelまで幅広く対応できます。こちらに対応機種一覧を紹介していますので、ご利用前に必ずお手持ちの機種をご確認ください。
1.eSIMのインストール
- eSIMのアクティベーションメールから、表示されるQRコードを確認してください
- スマートフォンのホーム画面の「設定」を開き、モバイル通信(IOS)あるいはSimカード管理(Android)を選択してください
- 3.モバイル通信プランを追加(ios)或いはSimカード管理(Android)をタップし、モバイル通信(IOS)或いはSimカード管理(Android)のインストールを同意した後、アクティベーションメールに表示されるQRコードを読取してインストールできます
2.eSIMの使い方
- インストール後、従来のSimカードをオフにしてください
- モバイル通信(IOS)或いはSimカード管理(Android)を使うと、LTEアイコンが右上隅に表示されます
- データローミングをオンにすると、通信できます
- 上記の操作後、ネットワークに接続されていない場合、機内モードをオンオフの切り替え或いはスマートフォンを再起動してください
3.eSIMを停止するとき
モバイル通信(IOS)あるいはSimカード管理(Android)をタップし、無効に切り替えてください(有効化も同じ手順)
くわしくは、こちらの記事が参考になります。
→海外eSIMの使い方5ステップ!初めてでも安心ラクラク設定
eSIMのデメリットについてよくある質問

-
eSIMの設定は物理SIMより簡単ですか?
いいえ。QRコードのスキャンや手動設定が必要で、初心者には複雑な場合があります。
-
eSIMはSIMカードと比べて通信速度は遅いですか?
いいえ、SIMカードと同じ回線を使用しているので、インターネット速度は同じです。
-
eSIMは全ての端末で使えますか?
いいえ。eSIM対応をしている端末のみ使用できます。
-
複数のキャリアを同時に使用できますか?
端末によります。一部の端末では同時利用が制限されています。
そのほか、こちらの記事も人気です。
→eSIMに関する口コミ・評判40選!実際に使った建前と本音
→海外旅行でおすすめのeSIM決定版!
eSIMの便利さは使わないと損

海外旅行を計画しているなら、eSIMは間違いなくあなたの必須アイテムです。海外を最大限に楽しむためには、常にインターネットへのアクセスが欠かせません。ホテルの予約から地図の利用、現地のおすすめ情報の検索まで、スムーズな通信環境はあなたの旅をより快適に、より充実したものに変えてくれます。
Trip.comのeSIMは、信頼性と便利さで多くの旅行者から支持されています。ぜひこの機会に、Trip.comのeSIMを使ってみませんか。
