
中国・瀋陽(しんよう)は、かつて清朝の都として栄えた歴史を持ち、近代的な都市へと発展を遂げた魅力あふれる街です。世界遺産の瀋陽故宮をはじめ、歴史的建造物群、活気あふれる市場、おしゃれなカフェやレストランなど、瀋陽の多彩な魅力をじっくりと堪能しませんか。
この記事では、3泊4日で瀋陽を満喫するためのモデルコースを紹介します。歴史とモダンが融合する瀋陽で、充実した旅を楽しみましょう!
【1日目】
11:00 | 瀋陽桃仙国際空港に到着
12:30 | ホテルに荷物を預ける
13:30 | 中街でランチ
15:00 | 瀋陽故宮を観光
17:30 | 太原街でカフェタイム
19:00 | 東北料理を堪能
【2日目】
09:30 | 張氏帥府博物館を訪問
11:30 | 1905文化創意園区でランチ
14:00 | 北陵公園を散策
16:00 | 瀋陽K11購物芸術中心でショッピング
18:30 | 瀋陽式点心ディナー
20:30 | 夜市を散策
【3日目】
10:00 | 瀋陽方特歓楽世界で遊ぶ
12:00 | テーマパーク内でランチ
16:30 | 中街でカフェタイム
18:30 | 本場の火鍋中華を堪能
20:30 | 中国式マッサージ
【4日目】
08:00 | 市内で朝食
09:30 | 上海大悦城でショッピング
12:00 | 中街で点心ランチ
13:30 | 空港へ移動
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取り消し線のある価格は、Trip.com上の該当する路線の平均価格に基づいて計算されています。
初日|瀋陽旅行3泊4日モデルコース
11:00 | 瀋陽桃仙国際空港に到着

瀋陽桃仙国際空港に到着したら、市内へ向かいましょう。アクセスでおすすめは空港タクシーです。約30分で市内中心部に到着。料金は約80元(約1,600円)程度です。また、空港バス(リムジンバス)も運行しており、約40分で市内に到着します。
言語の心配がある場合は、目的地の中国語表記をスマホに保存しておくとトラブルは少なくなるでしょう。
12:30 | ホテルに荷物を預ける
瀋陽の市内中心部には多くのホテルがあります。チェックイン時間前でも、多くのホテルではフロントで荷物を預かってもらえます。「行李寄存(荷物預かり)」と伝えます。
市内のホテルは観光スポットやショッピングエリアへのアクセスが良く、徒歩圏内のところも多いです。必要に応じて、ホテルのコンシェルジュに相談もできます。
13:30 | 中街でランチ
中街(ちゅうがい)は瀋陽最大の歩行者天国で、約400年の歴史がある商業街です。ここでは地元の味を楽しめる老舗レストランが多くあり、おすすめは水餃子。北京の餃子が焼き餃子として知られているのに対し、瀋陽の水餃子はスープのように器に入った状態で提供されるのが特徴です。
提供されたばかりの水餃子は非常に熱いです。箸で餃子の端をつまみ、少し中の肉汁を出しましょう。肉汁をタレと混ぜることで、より風味豊かになります。
15:00 | 瀋陽故宮を観光

瀋陽故宮は中国に現存する2つの宮殿建築群で、北京の紫禁城と並ぶ貴重な文化遺産です。1625年に建設が始まり、清朝初期の宮殿として使われました。入場料は60元(約1,200円)で、中では満州族の文化や歴史を知ることができます。
大政殿、十王亭など見どころがたくさんあります。敷地はそれほど広くないので約1.5時間あれば十分に見学できます。歴史好きならガイドツアー(別料金)もおすすめ。瀋陽の歴史を実感できる人気スポットです。チケットはこちら
17:30 | 太原街でカフェタイム

太原街には、若い女性に人気のあるファッションやコスメのお店が多くあります。散策の疲れを癒すカフェも充実。「STIFF COFFEE」や「漫咖啡」などオシャレなカフェでひと休みするのがおすすめ。
一杯のコーヒーは約30元(約600円)程度からで、スイーツと一緒に楽しめます。WiFiも利用できるので、SNSにアップする写真の整理もできますよ。
19:00 | 東北料理を堪能
瀋陽の夜は地元の東北料理を堪能しましょう。「老山記満族火鍋」では、地元の特色ある鍋料理が楽しめます。東北料理の特徴は、寒い気候に合わせた栄養価の高い料理が多いこと。鍋料理の他にも、鉄鍋焼肉(鉄板焼き)、地鶏のあぶり焼きなども人気です。
地元の若者で賑わうレストランを選べば、現地の食文化も体感できます。辛さは調整できるので、苦手な方でも安心です。食後は中心部のナイトビューも楽しめますよ。
2日目|瀋陽旅行3泊4日モデルコース
09:30 | 張氏帥府博物館を訪問

張氏帥府博物館は、中国の軍閥指導者だった張作霖とその息子の張学良が住んでいた邸宅です。1914年から1928年まで使われていた豪華な建物で、当時の中国北東部の政治的中心地でした。
ここでは伝統的な中国建築と西洋の要素が混ざった独特の様式を見ることができます。庭園、住居エリア、オフィスなどがあり、張家の生活ぶりや当時の中国の歴史を学べる貴重な場所です。せっかく瀋陽にいるのですから、近代中国の理解を深めてみましょう。チケットはこちら
11:30 | 1905文化創意園区でランチ
1905文化創意園区は、かつての工場を改装した文化スペースです。名前の「1905」は、この場所に最初の工場が建てられた年に由来。今では、おしゃれなカフェ、レストラン、アートギャラリー、デザインショップなどが集まる創造的な空間になりました。
ランチは単なる食事ではなく、芸術と歴史が融合した環境を楽しむ体験です。地元の料理から国際的な料理まで様々な選択肢があり、若いアーティストの作品を鑑賞しながら食事ができる魅力的な場所です。
14:00 | 北陵公園を散策

北陵公園は、清朝の第二代皇帝・ホンタイジ(皇太極)の墓がある広大な公園です。1643年に建設された北陵(別名:昭陵)を中心とした自然と歴史が融合した空間。松の木が多く植えられた静かな環境で、中国の伝統的な陵墓建築を見学できます。
石像や石柱が並ぶ神道(しんどう)、赤い城壁、黄色い瓦屋根の建物など、清朝時代の建築美を堪能できます。地元の人々の憩いの場にもなっている場所です。
16:00 | 瀋陽K11購物芸術中心でショッピング
K11購物芸術中心は、「アートとショッピングの融合」をコンセプトにした現代的なショッピングモールです。通常のショッピングセンターとは違い、アート作品の展示も行っているのが特徴。
有名ブランドショップからローカルデザイナーの店まで幅広く揃い、若者に人気のファッションや雑貨が見つかります。館内はおしゃれな内装で、ショッピングだけでなく写真撮影スポットとして最適。買い物の合間にカフェで休憩しましょう。
18:30 | 瀋陽式点心ディナー
瀋陽式点心は、東北地方のオリジナル文化です。小さな料理が多く出てくるスタイルは似ていますが、寒冷地域ならではの具材や調理法が特徴。代表的なものに「鍋包肉」や「老辺餃子」など。
小籠包や蒸し餃子なども北東部の味付けで提供され、地元の人々の味覚を楽しむことができます。瀋陽の食文化を一度に多様に体験できるグルメを、ぜひ堪能してみてください。
20:30 | 夜市を散策

瀋陽の夜市は、夕方から深夜まで活気にあふれています。多くの屋台が並び、地元の名物料理や珍しいスナックを手頃な価格で味わうのに最適。焼きたての餃子や串焼き、甘いデザートなど食べ物の香りが漂います。
衣類やアクセサリー、日用品なども売られていて、掘り出し物を見つける楽しさもあります。地元の人々との交流の場でもあり、中国の文化を肌で感じてみてください。
3日目|瀋陽旅行3泊4日モデルコース
10:00 | 瀋陽方特歓楽世界で遊ぶ

瀋陽方特歓楽世界は、中国最大級のテーマパークです。最新のテクノロジーを使った4Dアトラクションや、中国の神話や歴史をテーマにしたライドが楽しめます。たとえば「飛越千里江山」では、大きなスクリーンの前で空を飛ぶような感覚を体験。
また「水漫金山」は水のアトラクションで、暑い日には人気です。中国文化を体験しながら楽しめるのが特徴で、日本のテーマパークとは違った雰囲気が味わえます。朝早めに行くと、待ち時間が短くて済むのでおすすめ。
12:00 | テーマパーク内でランチ
テーマパーク内のレストランでは、中国各地の料理を味わえます。リーズナブルな価格でボリューム満点の麺類や、手軽に食べられる点心なども。
テーマパークならではのかわいいキャラクターをモチーフにしたスイーツも人気です。食事の後は少し休憩して、午後のアトラクション巡りに備えましょう。店内は冷暖房完備なので、季節を問わず快適に過ごせます。
16:30 | 中街でカフェタイム
中街は瀋陽最大のショッピングエリアで、おしゃれなカフェも多く集まっています。遊園地で疲れた体を休めるのにぴったり。スターバックスなどの国際チェーンから、地元の特色あるカフェまでたくさんあります。
行き交う人々を眺めながらゆったりとした時間を過ごしましょう。SNS映えする内装のカフェも多いので、旅の思い出を写真に残すのもおすすめ。
18:30 | 本場の火鍋中華を堪能

瀋陽の火鍋は、辛さと旨味が絶妙なバランスの本格中華料理です。テーブルの真ん中に置かれた鍋で具材を自分で煮て食べる参加型の料理なので、友達との会話も弾みます。
スープは「麻辣(マーラー)」という花椒のしびれる辛さや、あっさりした白湯スープなどが選べます。自分の好きな具材を選んで、好みの食べ方で楽しめるのが魅力です。
20:30 | 中国式マッサージ

中国式マッサージは、何千年もの歴史を持つ伝統的な健康法です。瀋陽の高級スパ施設では、専門的な技術を持ったセラピストが全身の疲れをほぐしてくれます。特に足裏マッサージ(足底按摩)は、体の様々な部位と対応していると言われ、血行促進や疲労回復に効果的。
マッサージ前にハーブティーを提供してくれるお店も多く、リラックスした気分で施術を受けましょう。瀋陽の観光で疲れた体を癒し、明日への活力を取り戻すのにぴったりです。
4日目|瀋陽旅行3泊4日モデルコース
08:00 | 市内で朝食
瀋陽の朝食の定番はスープ餛飩や「煎餅果子」(薄い生地に卵やソースを塗った軽食)です。市内のカフェでは、豆乳や揚げパン(油条)とセットで食べるのが一般的。朝はゆっくり食事をして、これから始まる観光に備えましょう。
09:30 | 上海大悦城でショッピング

上海大悦城(ジョイシティ)は瀋陽市内の人気ショッピングモールです。地下鉄2号線の北陵公園駅から徒歩圏内にあり、アクセスも便利。国際的なブランドから地元のファッションブランドまで幅広い店舗が揃っています。
若い女性向けのアパレルショップやコスメショップが充実しており、中国発のコスメブランドや雑貨は日本でも手に入りにくいものもあるのでお土産におすすめ。5階には広いフードコートがあります。日本より安いことが多いうえに、セール時期なら更にお得です。
12:00 | 中街で点心ランチ

2日目の点心ランチは、小籠包や焼売、餃子などの点心を楽しんでみましょう。瀋陽スタイルの点心は北京や上海とは異なり、具材が多めでボリュームがあるのが特徴。注文方法は1日目と同様に、メニューの写真を指差すか、他のテーブルの料理を見て注文してください。
一人約60元(約1,200円)程度で満足できる点心が食べられます。お茶と一緒に点心を楽しむのが中国流です。
13:30 | 空港へ移動
瀋陽市内から桃仙国際空港へは、タクシーか空港リムジンバスで移動できます。タクシーなら約30分で到着し、料金は約80元(約1,600円)です。空港リムジンバスは市内の主要ホテルや駅前から出ており、約40分で到着します。
国際線は出発の2時間前、国内線は2時間前の到着が安心。空港内には免税店やお土産店も多くあるので、最後の買い物も楽しめます。保安検査は時間がかかることがあるので、時間的余裕を持ちましょう。
19:00|帰国

お疲れ様でした。自宅に帰り、瀋陽旅行の思い出を振り返ってみましょう。
3泊4日の瀋陽旅行で必要な費用

3泊4日の瀋陽旅行の費用は、1人90,000円が目安です。食事は屋台などの食べ歩きにすれば、費用が抑えられるはず。高級レストランやテーマパーク、買い物の内容によって、追加の料金がかかります。
【3泊4日瀋陽旅行の費用】
| 費用の種類 | 費用(目安) |
| 航空券費用 | 40,000円~ |
| ホテル代 | 20,000円~ |
| 食事 | 10,000円~ |
| お土産代 | 10,000円~ |
| 交通費用 | 6,000円~ |
| アクティビティ費用 | 8,000円~ |
| Wi-Fi・通信費用 | 500円~ |
| 海外保険費用 | 500円~ |
瀋陽旅行の費用を詳しく知りたいなら、こちらの記事が参考になります。
➡中国旅行に必要な費用はいくら?安い時期とベストシーズンを解説
3泊4日の瀋陽旅行でおすすめホテル
瀋陽センターホテル

瀋陽センターホテルは、瀋陽の中心部に位置する便利なホテルです。最大の魅力は抜群のロケーション。中街や太原街などの主要観光スポットやショッピングエリアから徒歩圏内にあります。
客室は清潔で広く、窓からは瀋陽の街並みを一望できます。朝食ビュッフェは中華料理と洋食の両方が揃い、地元の味も楽しめるのが特徴です。瀋陽観光の拠点として、最適なホテルといえるでしょう。
宿泊者の口コミ

ホテルの場所は紫禁城や元帥府などの観光スポットが近くにあり、部屋もとても良く、設備もとても良いです。家全体にある100インチのテレビはとても快適で、マットレスもとても良く、サービスも素晴らしく、とても良く、朝食の種類もとても良いです。
26th Floor, No. 17 East Shuncheng Street
そのほか、日本人に人気のホテルはこちら。
瀋陽・中街のおすすめホテル
3泊4日の瀋陽旅行で役立つスマホアプリ3選+α

1.WeChatPay
中国でもっとも普及している電子決済アプリです。アプリ「WeChat」の決済機能で、スマートフォンでQRコードを読み取るだけで支払いができます。コンビニや飲食店はもちろん、タクシーや露店でもOK。日本人観光客もパスポートがあれば専用アプリをダウンロードして利用できます。
2.Alipay
アリババグループが運営する決済アプリで、WeChatPayと並ぶ二大決済サービスです。タオバオなどのネットショッピングと連携しているのが特徴で、オンラインでの買い物がとても便利です。実店舗でもQRコード決済が可能で、特に若い世代に人気があります。観光客向けの「Tour Pass」というサービスもあります。
3.百度地図
中国版Googleマップです。中国ではグーグルマップが使えませんので、地図系のアプリなら、必須といえるでしょう。地下鉄やバスの経路検索が得意で、所要時間や料金まで分かります。
故宮博物院から天安門までのルートを検索すると、歩く方法や公共交通機関を使う方法を教えてくれます。観光スポット周辺のレストランやホテルも探せます。
なお、瀋陽ではSIMカードより瀋陽用eSIMが便利です。eSIMなら、端末にカードを挿入・取り出す必要はありません。瀋陽の空港に降り立った瞬間からスムーズにインターネットができるのはeSIMの大きなメリット。費用もSIMカードより手ごろです。ぜひ、使ってみてください!
瀋陽の3泊4日モデルコースでよくある質問

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Q1: 瀋陽のベストシーズンはいつですか?
A: 春(4~5月)と秋(9~10月)です。夏は暑く、冬は氷点下20度以下になることもある厳しい寒さなので、防寒対策が必要です。
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Q2: 瀋陽故宮と北京の紫禁城はどう違いますか?
A: 瀋陽故宮は清朝が北京に入る前の宮殿で、満州族の文化が色濃く残っています。規模は北京より小さいですが、混雑が少なく、ゆっくり見学できます。建築様式も満州と漢民族の折衷デザインで特徴的です。
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Q3: 瀋陽で食べるべき郷土料理は?
A: 水餃子、東北大鍋(東北風の寄せ鍋)、鉄鍋焼(鉄板焼肉)が三大名物です。特に老辺餃子館の水餃子は地元民にも人気の名店です。
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Q4: 瀋陽のお土産のおすすめは?
A: 老山の朝鮮人参製品、瀋陽漆器、張氏帥府の「大帥酒」(地元のお酒)、太原街で購入できる地元コスメブランドなどが人気です。
そのほか、こちらの記事も人気です。
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3泊4日とはいえ、瀋陽でも予期せぬトラブルが発生することもあるでしょう。そんな時、いつでも頼れるサポートがあると心から旅行を楽しめます。
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