北海道大学旧札幌農学校図書館読書室・書庫

昔の名残を伝える建物

ピンク色の窓枠やドア、赤い屋根とかわいらしい建物、対照的に書庫は煉瓦造りの堅牢な建物ですが、どちらも昔の北大のキャンパスの名残をとどめる貴重な建物です。「北海道大学出版会」という看板が掲げられており、現役で利用されているようです。

エルムの森に隣接しています

明治期に建てられた有形文化財の建物です。実際１９８６年まで図書館として利用されました。いまだ現役で「北海道大学出版会」の看板が掲げられていました。

中には入れません

北大札幌キャンパスに正門から入ってまっすぐ進むと、クラーク像の斜め向かいにあります。 読書室は白壁に赤い屋根で時計台にも共通する雰囲気がありますが、書庫は煉瓦造りでとても重厚です。現在でも大学の事務所として使われているようで、観光客は立ち入り禁止です。

農学校時代を伝える建物の一つ

北大キャンパスの南端で、古川講堂、旧昆虫及養蚕学教室などと共に、農学校時代の面影を残す建造物の一つです。 明治35年の建設以来、現中央図書館竣工まで、農学校の中央図書館や、入学式、卒業式などのための講堂、農学部の図書室として使用された歴史があります。 赤い屋根にアイボリー系白壁の木造平屋の読書室と、レンガ造り2階建ての書庫から成り、キャンパスの深い樹木越しに、い～雰囲気を創り出しています。 ...

趣のある歴史的建造物

1965（昭和40）年まで60年以上中央図書館、農学部図書室、講堂として使われていたそうです。今も現役で使われています。 芝とエルムの緑の中に、赤い屋根と白い壁が何とも言えない趣を醸し出しています。北大の正門から近くにあるので訪れやすいです。