
中国・無錫(むしゃく)は、歴史と現代が融合した魅力的な都市です。3泊4日あれば、無錫の主要な観光スポットを巡り、その魅力を存分に堪能できるでしょう。
この記事では、3泊4日の無錫旅行おすすめモデルコースをまとめました。定番の観光スポットはもちろん、地元の人々に愛される穴場スポット、グルメ情報が一気にわかります。ぜひ、あなただけの無錫旅行を計画してみてください!
【1日目】
11:00 | 無錫蘇南碩放国際空港に到着
12:30 | ホテルに荷物を預ける
13:30 | 南長街でランチ
15:00 | 靈山大仏を観光
18:30 | 南禅寺エリアでディナー
20:30 | ホテル近くの夜市を散策
【2日目】
07:30 | 朝のウォーキング
10:30 | 蠡園(れいえん)を散策
12:00 | 崇安寺エリアでランチ
13:30 | 恵山泥人博物館を見学
16:30 | 三国城でショッピング
18:30 | 太湖広場エリアでディナー
【3日目】
09:30 | 無錫融創楽園へ出発
10:30 | 無錫融創楽園に到着
13:00 | パーク内でランチ
17:30 | 夕方のショー鑑賞
19:00 | ホテル近くでディナー
20:30 | 中国式マッサージ
【4日目】
08:30 | 地元のカフェで朝食
09:30 | 寄暢園を散策
11:00 | 無錫人才市場でランチ
13:00 | 空港へ移動
東京発→無錫行きの格安航空券
- 片道
- 往復
HND16:4025時間10分経由1回WUX16:50東京 - 無錫|12月11日(木)|中国東方航空RUB 10,595RUB 11,90411% OFF11% OFFRUB 11,904RUB 10,595
TYO1:00 PM3時間5分直行便WUX2:00 PM東京 - 無錫|Sat, Dec 13|中国東方航空ほかの航空券を検索ほかの航空券を検索
取り消し線のある価格は、Trip.com上の該当する路線の平均価格に基づいて計算されています。
初日|無錫旅行3泊4日モデルコース
11:00 | 無錫蘇南碩放国際空港に到着

無錫蘇南碩放国際空港は北京をはじめ上海、香港など国際線も就航しています。空港から市内へのアクセス方法は主に3つ。便利なのはタクシーで、所要時間約30分、料金は80〜100元程度です。
空港バスは無錫駅や市内主要ホテルまで運行しており、料金は20元、所要時間は40〜50分です。地下鉄2号線は市内中心部へ直接アクセスできます。
12:30 | ホテルに荷物を預ける
無錫市内の多くのホテルでは、無料で荷物預かりを行っています。荷物を預けて、身軽になって観光を楽しみましょう。大手のホテルなら日本語や英語が通じる場合もありますが、地元のホテルでは通じないことがほとんどです。翻訳アプリなどを使って、コミュニケーションを取りましょう。
13:30 | 南長街でランチ
南長街は無錫の歴史ある商業エリアで、清時代の雰囲気が残るエリアです。石畳の道に沿って、 赤い提灯が飾られた古い建物が並びます。お土産屋、お茶屋さん、食堂などがたくさんあります。
おすすめは無錫名物の「排骨(パイグー)」というお肉の甘辛煮込みや、近くの太湖でとれた新鮮な魚料理。値段もリーズナブルで、日本人の口に合う味付けが多いです。食事のあとは、カラフルな雑貨店や伝統的なお店巡りも楽しいです。
15:00 | 靈山大仏を観光

靈山大仏は、無錫市の太湖のほとりにある世界最大級の青銅座仏です。高さ88メートルもあり、その圧倒的な存在感に誰もが驚きます。大仏の周辺には美しい寺院や庭園が広がり、仏教文化を学べる場所になっています。大仏に向かって階段を上ると、太湖の素晴らしい景色を一望できます。また、「九龍灌浴」という水と光のショーも有名で、運が良ければ見ることができるかもしれません。仏教に興味がなくても、その巨大さと芸術性に感動すること間違いなしです。
18:30 | 南禅寺エリアでディナー

南禅寺エリアは古代から栄えた商業地区で、寺院を中心に発展した歴史あるエリアです。南禅寺自体は1700年以上の歴史を持つ由緒ある寺院ですが、現在はその周辺に様々な飲食店やショップが集まっています。
夕方から夜にかけて伝統的な建物がライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます。地元で人気のレストランでは、太湖の新鮮な魚料理や無錫特産の野菜料理など、本場の味を堪能できます。
20:30 | ホテル近くの夜市を散策
無錫の夜市で、地元の食文化や生活を肌で感じましょう。屋台では「三套鴨」(アヒル料理)や「酒釀円子」(もち米のデザート)といった軽食がおすすめ。手作りのアクセサリーや日用雑貨なども販売されており、気軽なショッピングを楽しめます。
地元の人々が多く集まるので、リアルな中国の雰囲気を体験できるのが魅力です。値段交渉も体験のひとつなので、ぜひ挑戦してみてください。
2日目|無錫旅行3泊4日モデルコース
07:30 | 朝のウォーキング
朝の無錫の街では、早朝から公園では太極拳や気功をする人々の姿が見られます。湖や運河沿いのウォーキングコースは霧に包まれた水面や朝日が美しく、写真撮影にもぴったり。観光客が少ない静かな時間帯だからこそ見られる、本物の中国の朝の雰囲気を楽しみましょう。涼しい空気の中での散歩は、一日の始まりにぴったりです。
10:30 | 蠡園(れいえん)を散策

蠡園は太湖の北岸に位置する美しい庭園です。約900年前の宋代に造られました。園内には湖に面した建物、曲線を描く回廊や伝統的な庭園が広がっています。
とくに「百歩廊」と呼ばれる長い回廊からの太湖の眺めは、SNS映えすると話題です。園内には茶館もあり、中国茶を飲みながらゆっくり過ごしてみてください。小さな庭園ですが、中国の伝統的な造園技術を見られる場所です。チケットはこちら
12:00 | 崇安寺エリアでランチ
無錫市の中心部にある賑やかな商業地区です。かつてはお寺があった場所ですが、今ではショッピングモールや飲食店が立ち並ぶモダンなエリアに変わりました。
「南禅寺歩行街」は若者に人気のショッピングスポットで、国際的なブランドショップやローカルの店が混在しています。ランチには、無錫名物の排骨(スペアリブの甘辛煮込み)や太湖の魚料理を楽しんでみてください。
13:30 | 恵山泥人博物館を見学

恵山泥人とは、400年以上の歴史を持つ無錫の伝統工芸のことです。特殊な粘土で作られた色鮮やかで繊細な人形。博物館では、その制作過程や歴史を学べるほか、実際の職人による制作実演も見ることができます。
女性の人形は髪の毛一本一本や衣装の模様まで細かく表現されていて、まるで生きているよう。運が良ければ簡単な泥人形作りを体験できることもあります。日本の「博多人形」に似ていますが、より鮮やかな色彩が特徴です。
16:30 | 三国城でショッピング
三国城は人気ドラマ「三国志」のロケ地として作られた、三国時代の雰囲気を再現したテーマパークです。入口には巨大な城門があり、中に入ると三国時代の建物や街並みが広がっています。
現在はロケセットとしてだけでなく、ショッピングエリアとしても人気。無錫の特産品であるシルク製品や紫砂茶器、真珠のアクセサリーなどを購入できます。
18:30 | 太湖広場エリアでディナー
太湖広場は、無錫最大の湖「太湖」の湖畔に広がる公園と広場のエリアです。周辺には「無錫大劇院」という現代的な建築のオペラハウスや高層ビルが立ち並び、夜になるとライトアップされて幻想的な景色が広がります。
ディナーには湖畔のレストランで「三白」と呼ばれる太湖の白身魚料理や地元の名物料理はいかがですか。太湖の景色を眺めながらの食事は、無錫旅行のハイライトとなるでしょう。
3日目|無錫旅行3泊4日モデルコース
10:30 | 無錫融創楽園に到着

無錫融創楽園は中国を代表する巨大テーマパークです。「唐城」エリアでは古代中国の街並みを再現していて、まるでタイムスリップしたような気分。カラフルなコスチュームを着た人たちがパフォーマンスをしていることも。
夏季限定の「水世界」エリアでは、ウォータースライダーやプールで水遊びができます。アトラクションは人気の順に回るのがおすすめ。午前中は待ち時間が比較的短いので、一番乗りたいものから挑戦しましょう!チケットはこちら
13:00 | パーク内でランチ
パーク内にはたくさんの飲食店があり、中華料理から軽食まで様々な選択肢があります。テーマレストランでは建物の内装やスタッフの衣装も楽しめて、食事がさらに特別な体験になります。
人気店は混雑するので、少し早めに行くか、正午の一番混む時間を避けるのがコツです。食後は少し休憩してから次のアトラクションに向かいましょう。
17:30 | 夕方のショー鑑賞

夕方になると、パーク内の特設ステージで迫力満点のショーが始まります。「東方神韻」という中国の伝説や文化をテーマにしたショーがおすすめです。レーザー光線や水の演出、アクロバットなど最新技術と伝統芸能が融合した内容で、言葉がわからなくても楽しめます。ショーの開始30分前には席を確保しておくと良いでしょう。
19:00 | ホテル近くでディナー
テーマパークを満喫した後は、ホテルに戻ってゆっくりディナーを楽しみましょう。無錫の伝統料理「無錫排骨」(甘辛いスペアリブ)や「清蒸白魚」(白身魚の蒸し物)がおすすめです。
中国では食事を分け合う文化なので、何品か注文して皆でシェアするのが一般的です。飲茶(点心)のお店で、小さな料理をいろいろ試すのも楽しいですよ。
20:00 | 中国式マッサージ

中国式マッサージは何千年もの歴史がある中国の伝統医学に基づいた施術で、「推拿(すいな)」とも呼ばれています。全身のツボを刺激することで、疲労回復や血行促進の効果があります。
無錫には高級スパから庶民的な店まで様々なマッサージ店があり、一日の観光で疲れた体を癒すのにぴったり。足裏マッサージ「足底按摩」は特に人気があり、30分〜1時間程度で手頃な値段で受けられます。
4日目|無錫旅行3泊4日モデルコース
08:30 | 地元のカフェで朝食
地元カフェでの朝食は、伝統的な朝ごはんを体験できる絶好の機会です。豆乳(ドウジャン)や揚げパン(ヨウティアオ)が定番。
無錫では「猪肝湯(ズーガンタン)」という豚レバーのスープや、「小籠包(シャオロンバオ)」などの点心も朝から食べられます。値段も手頃で、10〜30元程度で充実した朝食が楽しめます。
09:30 | 寄暢園を散策

寄暢園は無錫を代表する中国古典庭園で、およそ400年前の明代に造られました。庭園内には人工の池や山、伝統的な建物が美しく配置されています。「借景」という技法で、庭の外の景色も取り入れて設計されている点が特徴。
庭園内を歩くと、四季折々の植物や石の配置、建物の細かな装飾などが楽しめます。朝の涼しい時間帯に訪れると、地元の人が太極拳をしている様子も見られるかもしれません。チケットはこちら
11:00 | 無錫人才市場でランチ

無錫人才市場では地元の料理を一か所で楽しめます。市場内には小さな屋台やレストランが集まっており、無錫の名物料理から中国各地の料理まで幅広く提供。おすすめは「酱排骨(ジャンパイグー)」という甘辛いソースで煮込んだスペアリブや、「太湖三白」と呼ばれる太湖の白身魚の料理。
多くの店では料理の写真付きメニューがあるので、言葉が通じなくても大丈夫。地元の人たちと同じ空間で食事をすることで、本物の無錫の食文化を体験しましょう。
13:00 | 空港へ移動
無錫市内から蘇南碩放国際空港への移動は、タクシーで約30分。料金は80〜100元程度です。公共交通機関の場合は、地下鉄2号線が空港に直接アクセスできます。所要時間は市内中心部から約40分で、料金は6〜8元。遅くとも、出発の2時間前には空港に到着することをおすすめします。
19:00|帰国

お疲れ様でした。自宅に帰り、無錫旅行の思い出を振り返ってみましょう。
3泊4日の無錫旅行で必要な費用

3泊4日の無錫旅行の費用は、1人13万円が目安です。食事は屋台などの食べ歩きにすれば、費用が抑えられるはず。高級レストランやテーマパーク、買い物の内容によって、追加の料金がかかります。
【3泊4日無錫旅行の費用】
費用の種類 | 費用(目安) |
航空券費用 | 40,000円~ |
ホテル代 | 30,000円~ |
食事 | 20,000円~ |
お土産代 | 15,000円~ |
交通費用 | 8,000円~ |
観光・アクティビティ費用 | 15,000円~ |
Wi-Fi・通信費用 | 500円~ |
海外保険費用 | 500円~ |
無錫旅行の費用を詳しく知りたいなら、こちらの記事が参考になります。
➡中国旅行に必要な費用はいくら?安い時期とベストシーズンを解説
3泊4日の無錫旅行でおすすめホテル
無錫錫州ガーデンホテル

無錫錫州ガーデンホテルは、清潔な客室と充実した設備が高く評価されています。チェックイン時にはスターバックスコーヒーのウェルカムドリンクが提供され、滞在客へのおもてなしの心が最高。
施設面では清潔なプールが利用でき、チェックアウト時には子供向けの気配りあるプレゼントもあるなど、ファミリー層にも優しいホテルです。
宿泊者の口コミ

以前の宿泊者からのこのホテルの良い評価を読んで、あまり考えずにこのホテルを選びました。本当に評判通りでした。価格とパフォーマンスのバランスが最高です。交通の便が良く、食事や遊びに便利です。
No. 68 Erquan Middle Road
そのほか、日本人に人気のホテルはこちら。
無錫のおすすめホテル
3泊4日の無錫旅行で役立つスマホアプリ3選+α

1.WeChatPay
中国でもっとも普及している電子決済アプリです。アプリ「WeChat」の決済機能で、スマートフォンでQRコードを読み取るだけで支払いができます。コンビニや飲食店はもちろん、タクシーや露店でもOK。日本人観光客もパスポートがあれば専用アプリをダウンロードして利用できます。
2.Alipay
アリババグループが運営する決済アプリで、WeChatPayと並ぶ二大決済サービスです。タオバオなどのネットショッピングと連携しているのが特徴で、オンラインでの買い物がとても便利です。実店舗でもQRコード決済が可能で、特に若い世代に人気があります。観光客向けの「Tour Pass」というサービスもあります。
3.百度地図
中国版Googleマップです。中国ではグーグルマップが使えませんので、地図系のアプリなら、必須といえるでしょう。地下鉄やバスの経路検索が得意で、所要時間や料金まで分かります。
故宮博物院から天安門までのルートを検索すると、歩く方法や公共交通機関を使う方法を教えてくれます。観光スポット周辺のレストランやホテルも探せます。
なお、無錫ではSIMカードより無錫用eSIMが便利です。eSIMなら、端末にカードを挿入・取り出す必要はありません。無錫の空港に降り立った瞬間からスムーズにインターネットができるのはeSIMの大きなメリット。費用もSIMカードより手ごろです。ぜひ、使ってみてください!
無錫の3泊4日モデルコースでよくある質問

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Q1: 無錫のベストシーズンはいつですか?
A: 春(4〜5月)と秋(9〜10月)がベストです。気温が快適で、観光しやすいです。春は花が咲き誇り、秋は紅葉が美しいです。夏(6〜8月)は蒸し暑く、冬(12〜2月)は寒いので、できれば避けた方が良いでしょう。
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Q2: 無錫のおすすめグルメは?
A: 無錫排骨(スペアリブの甘辛煮込み)は必食です。また太湖の新鮮な魚料理、無錫小籠包、惠山餅(お茶と一緒に食べる伝統的なお菓子)もおすすめです。どれも手頃な値段で食べられます。
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Q3: 無錫のお土産は何を買うべき?
A: 無錫は紫砂茶器(特殊な粘土で作られたティーポット)が有名です。また、太湖の真珠、無錫のシルク製品、恵山泥人形(伝統的な粘土人形)もよいお土産になります。南長街や恵山古商業街で購入できます。
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Q4: 無錫で日本語は通じますか?
A: 日本語はほとんど通じません。国際的な高級ホテルや観光地の一部では英語が通じることがありますが、基本的には中国語が必要です。翻訳アプリの準備や、行き先を中国語で書いたメモを持参すると便利です。
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→現在の無錫の治安は安全?日本人ができる3つの防犯対策
無錫旅行ならカスタマーサポートのあるTrip.comが安心

3泊4日とはいえ、無錫でも予期せぬトラブルが発生することもあるでしょう。そんな時、いつでも頼れるサポートがあると心から旅行を楽しめます。
Trip.comなら24時間カスタマーサポートがあるので、旅行の疑問や不安をいつでも解消できます。ぜひ、初めての無錫旅行をTrip.comで楽しんでみませんか。お得なホテルを多数用意してお待ちしております!
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