
アルジェリアの治安は不安定な地域が多々あります。首都アルジェなど一般的な観光地では、警察や監視カメラの設置など治安維持に積極的な取り組みが行われています。ただし、国境付近では注意してください。
この記事では、アルジェリアの治安に関する情報をわかりやすく解説します。
【アルジェリアでトラブルに遭遇した時の連絡先】
| 大使館 | 住所 | 電話 |
| 在アルジェリア日本国大使館 | 1,Chemin El Bakri,Ben Aknoun,16028,Alger(B.P.80 El Biar),Algérie | +213 (0)23 37 55 11 |
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最新!アルジェリアの治安・安全に関する情報
2024年10月現在、アルジェリアへの渡航を制限するような勧告が一部出ています。アルジェリアに渡航する際は、必ず外務省の海外安全ホームページを必ずチェックすることをおすすめします。
| 地域 | レベル | 外務省の勧告 |
| リビア、ニジェール、マリ及びモーリタニアとの国境地帯並びにイリジ県イナメナス地区 | 4 | 退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告) |
| テベッサ県、ヘンシュラ県、ベジャイア県西部(ベジャイア地区を除く同地区から西の地域)、ティジ・ウズ県(ティジ・ウズ地区を除く。)、アイン・デフラ県、イリジ県(リビア及びニジェールとの国境地帯並びにイナメナス地区を除く。)、タマンラセット県(ニジェール及びマリとの国境地帯を除く。)、エル・ウェッド県及びウアルグラ県のチュニジアとの国境地帯並びにアドラール県のザウイエット・クンタ地区及びタメクテン地区以南の地域(マリ及びモーリタニアとの国境地帯を除く。) | 3 | 渡航は止めてください。(渡航中止勧告) |
| バトナ県、ベジャイア県東部(ベジャイア地区を含む同地区から東の地域)、ティジ・ウズ県ティジ・ウズ地区、ブイラ県、ブーメルデス県、メデア県及びティンドゥーフ県(モーリタニアとの国境地帯を除く。) | 2 | 不要不急の渡航は止めてください。 |
| 上記以外の地域 | 1 | 十分注意してください。 |
アルジェリアの治安状況は、過去数年間で改善されてきましたが、依然として注意が必要です。主要都市や観光地では比較的安全ですが、テロリズムの脅威が完全には排除されていません。とくに、南部の砂漠地域や国境付近では警戒が必要です。
政治的な不安定さも存在し、突発的なデモや抗議活動が発生する可能性があります。これらの集会には近づかないよう注意しましょう。
アルジェリアの治安が不安定な3つの理由

1. 治安の差が大きい
チュニジアの治安は、地域によって大きく異なります。特に、アルジェリアやリビアとの国境付近、山岳地帯などでは、テロ組織の活動や治安部隊との衝突が頻発しており、渡航は厳しく制限されています。一方、観光地として人気のチュニスや沿岸地域は、比較的治安が安定しており、多くの観光客が訪れています。
2. テロの脅威
チュニジアでは、過去にテロ事件が発生しており、今後もその可能性は否定できません。特に、観光客が多数訪れる場所や、政府機関、交通機関などは、テロの標的になりやすいと言われています。そのため、チュニジアを旅行する際には、常に最新の情報を収集し、周囲の状況に注意を払うことが重要です。
3. 一般的な犯罪
チュニジアでは、スリやひったくりなどの一般的な犯罪も発生しています。特に、観光客が多く集まる場所や、混雑した場所では、警戒が必要です。貴重品は常に身につけておき、人混みの中での注意を怠らないようにしましょう。また、夜間の外出は避け、できるだけ安全な場所を移動するように心がけることも大切です。
アルジェリアで警戒すべき3つの治安トラブル

アルジェリアで日本人旅行者が巻き込まれやすい、3つの犯罪を知っておきましょう。
1.食べ物による体調不良
アルジェリアは美味しい屋台料理の宝庫です。しかし、中には日本人の体が馴染みにくい食材もあります。特に屋台の衛生状態や保存方法が心配な場合は、あまり冒険せずに清潔そうなレストランで食事をするか、旅行前に腸の調子を整えるためのサプリを飲むなどの対策をしてみてください。
2. 交通ルールの違いによる事故
アルジェリアの都市部ではバイクが非常に多く、歩行者との交通事故が起こりやすいです。信号の意味が日本と異なる場所もあります。とくに、横断歩道を渡る時は周囲をよく確認するようにしましょう。また、歩きスマホが原因による事故も報告されています。
3. スリや置き引き
アルジェリアは治安が良いとはいえ、観光地ではスリや置き引きの被害が報告されています。貴重品はホテルのセーフティボックスに預け、外出時は必要最低限のものだけ持ち歩くように心がけましょう。混雑した場所ではバッグのファスナーを前にして、常に周囲を警戒することが大切です。
治安の不安定なアルジェリアで守りたい防犯対策3つ

アルジェリアで安全に旅行するために、防犯対策を3つ紹介します。
1.貴重品の管理を徹底する
アルジェリアでスリや置き引きに遭わないためには、自分の荷物に常に注意を払うことが重要です。財布やパスポート、カメラなどの貴重品は混雑した場所では特に注意し、なるべく身体に近いところに保管しましょう。
無用な現金やカードはホテルのセーフティボックスに預けるなど、必要なものだけを持ち歩くようにしましょう。
2.夜間に出歩かない
全体的にアルジェリアの治安は良いですが、深夜に一人で歩くことは避けるべきです。特に人通りが少ない場所や裏通りは避けて、明るくて人の多い道を選ぶようにしましょう。
3.旅行保険に加入する
何か問題が起こった時に備え、旅行前に旅行保険に加入することをおすすめします。病気や怪我、盗難など、不測の事態に備えて保険に加入しておくと、安心して旅行を楽しむことができるでしょう。
治安の不安なアルジェリアで知っておきたい連絡先

アルジェリアでトラブルに遭遇した場合に役立つ連絡先をいくつか紹介します。これらは、アルジェリア旅行中にトラブルや緊急事態に遭遇した際に頼りになります。
アルジェリア日本国大使館
住所:1,Chemin El Bakri,Ben Aknoun,16028,Alger(B.P.80 El Biar),Algérie
電話: +213 (0)23 37 55 11
営業時間: 日~木08:30~12:30、13:30~16:30(土日祝閉館)
緊急時
警察:17 または 1548
消防:14
救急:3016
アルジェリアの基本情報
| 項目 | 内容 |
| 正式名称 | アルジェリア民主人民共和国 |
| 首都 | アルジェ |
| 面積 | 約238万平方キロメートル(アフリカ最大) |
| 人口 | 約4,560万人(2023年、世界銀行) |
| 民族 | アラブ人(約74%)、ベルベル人(約25%)、その他 |
| 言語 | アラビア語(公用語)、ベルベル語(一部地域)、フランス語 |
| 宗教 | イスラム教(スンニ派) |
| 通貨 | アルジェリア・ディナール |
| 時差 | 日本時間より-7時間 |
| 気候 | 地中海性気候(北部)、砂漠気候(南部) |
| 主な産業 | 石油・天然ガス産業、農業 |
アルジェリアの治安に関するよくある質問

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アルジェリアで夜遅くの外出は安全ですか?
アルジェリアは一般的に治安が良いとされていますが、夜遅い時間帯は人通りが少なくなる場所もあるため注意が必要です。自分がよく知らないエリアを歩く時や人通りの少ない場所は避けましょう。
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アルジェリアのATMは安全に利用できますか?
安全に利用できます。しかし不審な人物を感じた場合や、ATMが破損しているように見える場合は使用を避けて、他のATMを探しましょう。また、暗証番号を入力する際には他人に見られないよう注意してください。
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アルジェリアでのスリは多いですか?
アルジェリアでは、観光地や混雑した公共の場ではスリに注意です。貴重品は身につけていつでも確認できるようにし、混雑する場所ではバッグを前に持つなどの対策を取りましょう。
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アルジェリアのタクシーは安全ですか?
基本的には安全で、運転手も親切な方が多いです。ただし、料金の明確な表示がない車や無許可の乗り合いタクシーには乗らないようにしましょう。
アルジェリア旅行に関する情報は、こちらの記事が参考になります。
アルジェリアの治安は不安定!気を付けて!
アルジェリアは一般的に治安の良い国とされています。観光地や主要都市では警察の存在感も高く、安全な環境で旅行を楽しめるはず。ただし、一部のエリアは勧告がでていますので、近寄らないようにしましょう。
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