
水墨画の世界に迷い込んだような美しい街並みが広がる蘇州。世界遺産に登録された庭園を巡ったり、情緒あふれる水路を船で進んだり。贅沢な体験を、3泊4日の旅でじっくりと味わってみませんか?
この記事では、蘇州の魅力を体感できる3泊4日のモデルコースを紹介します。定番の観光スポットはもちろん、SNSで話題の最新スポットも厳選。このモデルコースを参考に、忘れられない思い出を作ってみてください!
【1日目】
12:00|上海浦東国際空港に到着
14:00|ホテルにチェックイン
14:30|平江路で遅めのランチ
16:00|平江路歴史街を散策
18:30|山塘街で夕食
【2日目】
09:00|拙政園を見学
12:30|観前街でローカルランチ
14:00|石路商業街でショッピング
16:30|カフェでひと休み
18:30|十全街で夕食
20:00|古代運河ナイトクルーズ
【3日目】
10:00|天趣楽園でアトラクションを楽しむ
12:30|パーク内でランチ
16:00|留園を散策
19:00|屋台で食べ歩き
20:00|中国式足つぼマッサージ
【4日目】
08:30|市内のカフェで朝食
10:30|虎丘を見学
12:00|点心ランチをいただく
13:30|上海浦東国際空港へ移動
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初日|蘇州旅行3泊4日モデルコース
12:00|上海浦東国際空港に到着

上海浦東国際空港から蘇州へは複数のアクセス方法があります。便利なのは高速鉄道で、空港から上海虹橋駅まで地下鉄2号線で約1時間。そこから蘇州駅まで鉄道で約30分ほど。
直行バスも運行しており、所要時間は約2時間です。空港からホテルまでの移動時間は交通手段により約1.5〜2時間を見込みましょう。
14:00|ホテルにチェックイン
蘇州市内には、高級ホテルからリーズナブルな現代的ホテルまで多様な宿があります。観光に便利なのは平江路や観前街周辺のホテルで、徒歩で主要観光地へアクセスできます。
高級ホテルではチェックイン時に日本語対応できるスタッフもいるでしょう。ホテルによってはウェルカムティーや伝統的なお菓子でもてなしてくれるところもあり、中国式のおもてなしを感じられます。
14:30|平江路で遅めのランチ

平江路には観光客に優しいレストランが多くあります。メニューに写真や英語表記があるお店も増えているので安心。
初めての方におすすめなのは、籠包や春巻きなどの点心類。注文に不安がある場合は、スマホの翻訳アプリを見せるか、店頭の食品サンプルや写真を指差すだけでもOK。お茶はどのお店でも出してくれるので、食事と一緒に楽しみましょう。
16:00|平江路歴史街を散策
平江路は蘇州古来の水路と平行して走る石畳の通りで、2500年以上の歴史を持ちます。両側には伝統的な白壁と黒瓦の民家が立ち並び、小さな橋が水路をまたいでいる風景は絵画のよう。
とくに夕方の光に照らされた水路沿いの景色は幻想的で、写真スポットとしても人気。街歩きの途中、歴史的な中庭や隠れた寺院を見つけてみてください。
18:30|山塘街で夕食
山塘街は蘇州のなかでも最古の商業街です。運河沿いに建つ明清時代の建築物と灯篭の明かりが美しい通りです。「東方のベニス」とも称される風情ある夜景が魅力で、水辺のレストランでは新鮮な水産物を使った水郷料理を楽しめます。
とくに「清炒蝦仁(エビの塩炒め)」や「糖醋排骨(豚スペアリブの甘酢煮)」は日本人の口にも合うと評判です。
2日目|蘇州旅行3泊4日モデルコース
09:00|拙政園を見学
拙政園は蘇州を代表する明代の古典庭園で、「中国四大名園」のひとつ。「池州と山水の調和」をテーマにした景観美が魅力です。日本の庭園とは異なる中国式の造園美学を堪能できます。
中央の大きな池を囲むように配置された東、中、西の3つのエリアを巡り、季節ごとに表情を変える花々や、池に映る美しい景色は必見。朝の時間帯に訪れることで、混雑を避けてゆったりと鑑賞できます。
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12:30|観前街でローカルランチ

観前街は蘇州の若者が集まる賑やかな商業エリアです。2日目のランチには地元の名物「松鼠桂魚」(甘酢あんかけの白身魚)や「碧螺春茶葉燻製卵」(お茶の葉で燻した卵)、「翡翠湯団」(よもぎ団子)などの蘇州料理はいかがですか。
レストランでもいいですが、地元客で賑わう小さな定食屋もおすすめ。ヘルシーで繊細な味付けの蘇州料理は日本人の口にもよく合います。
14:00|石路商業街でショッピング
石路商業街エリアは蘇州屈指のショッピングスポットです。蘇州の刺繍やシルクは世界的に有名で、スカーフやチャイナドレス、小物などは日本でも使いやすいお土産になります。
茶葉専門店では高級茶「碧螺春」の試飲ができ、香りを確かめながら購入可能。また桃の形をした「桃酥」や月餅などの伝統菓子、ジャスミン茶の香りがするフェイスマスクなど、現地ならではのコスメも女性に人気です。
16:30|カフェでひと休み
蘇州ではおしゃれなカフェが増加中です。ショッピングの疲れを癒すなら、中国茶のほか、現代的なコーヒーや日本人好みの抹茶スイーツもおすすめ。
窓から見える石畳の路地や中庭の景色を眺めながら、買ったお土産を整理したり、次の観光計画を立てたりするとよいでしょう。地元の方の会話を聞きながら、中国のリアルな空気を感じてみてください。
18:30|十全街で夕食

十全街は地元の食通が通う美食の通りです。2日目の夕食は蘇州の代表的な水産物料理「松鼠桂魚」や「清炒蝦仁」(エビの炒め物)がおすすめ。上海蟹が旬の季節なら、「阳澄湖大闸蟹」は絶対に逃せません。
蘇州料理は上海料理より甘さ控えめで、砂糖と醤油のバランスが絶妙。食後は伝統的な蘇州の黒糖デザートで締めくくりましょう。
20:00|古代運河ナイトクルーズ

「東洋のベニス」と称される蘇州の水郷の美しさは、夜になるとさらに幻想的。山塘街や平江路から出発する夜の遊覧船ツアーでは、両岸のライトアップされた古建築や柳の木の下を静かに進みます。
ゆったりとした船の揺れに身を任せながら、水面に映る光の反射を楽しむ時間は、旅の思い出に残るはず。日本の川下りとはまた違った風情を感じられるでしょう。
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3日目|蘇州旅行3泊4日モデルコース
10:00|天趣楽園でアトラクションを楽しむ

天趣楽園は蘇州最大の総合テーマパークで、日本ではあまり知られていない中国の隠れた魅力スポットです。一番の特徴は「空中自転車」という世界でも珍しいアトラクションで、空中を自転車で駆け抜ける爽快感が味わえます。
「中国神話エリア」では火を吹く龍のライドや、西遊記をテーマにした4Dシアターなど、中国文化をベースにした独創的なアトラクションが目白押し。日本のテーマパークにはない「中国らしさ」と最新技術の融合が魅力です。
12:30|パーク内でランチ
天趣楽園内のレストランでは江南地方の郷土料理から西洋料理まで様々あります。パーク限定の「龍鳳茶点」は龍と鳳凰の形をした点心で、見た目も楽しい一品。日本人の口に合う薄味の料理が多く、食べやすいのも嬉しいポイント。休憩も兼ねて、ゆっくりと地元の味を堪能しましょう。
16:00|留園エリアを散策

留園は蘇州四大名園で、「建築と自然の調和」をテーマにした明代の古典庭園です。日本庭園と比べると建築物が多く、回廊や東屋が複雑に配置された「歩いて楽しむ庭園」という点が特徴です。
夕方の時間帯は光が柔らかく、石や水面に映る影が美しいです。フォトジェニックなスポットも多いので、カメラ持参がおすすめです。
19:00|屋台で食べ歩き
最終日の夜は屋台街へ出掛けましょう。小籠包やニラまんじゅう、「糯米藕」(レンコンにもち米を詰めて蒸した甘いスナック)、「桂花糯米藕」(金木犀の香りをつけたもの)など、食べ歩きグルメが充実。
小さなサイズで様々な味を試せるのが魅力で、日本では味わえない本場の屋台グルメを堪能できます。夜の賑やかな雰囲気で、蘇州の最後の夜を楽しみましょう。
20:00|中国式足つぼマッサージ

蘇州では、高級ホテルから街中の小規模店まで、様々なマッサージ店が充実しています。中国伝統の足つぼ理論に基づき、熟練のマッサージ師が丁寧に施術。
多くの店では、日本語対応可能なスタッフが在籍しています。60分~90分コースがおすすめ。チップは必須ではありませんが、対応に満足したら渡してあげましょう。
4日目|蘇州旅行3泊4日モデルコース
08:30|市内のカフェで朝食
2日目の朝は、おなじみの「星巴克(スターバックス)」や「Costa Coffee」で一日をスタートしましょう。現地のカフェでは中国式朝食と西洋式が融合したユニークなメニューも。豆乳とパンケーキの組み合わせや、中国茶とクロワッサンなどが人気です。
観前街や平江路周辺には写真映えするカフェも多く、早起きして朝の静かな蘇州の街並みを眺めながらの朝食は格別です。
10:30|虎丘を見学

虎丘は蘇州の西北部に位置する風光明媚な名所です。「吴中第一名胜(蘇州一の名勝)」として知られています。高さ36mの傾いた「雲岩寺塔」は、中国版「ピサの斜塔」とも呼ばれ、約1000年もの歴史があります。
園内は「剣試しの石」や「千人が座れる石」など見どころが点在し、起伏のある地形を生かした庭園。中国古来の名勝の雰囲気を体感できる、おすすめスポットです。チケットはこちら
12:00|点心ランチをいただく

蘇州の点心は繊細な味わいと美しい見た目が特徴です。有名なのは「蘇州小籠包」で、薄い皮で包まれたジューシーな具材とスープが絶品。
観前街周辺の「丁香園」や「松鶴楼」などの老舗店では、点心師の手捌きを見ながら出来立てを楽しめます。注文方法は簡単で、チェックシートに印をつけるか、ショーケースで指差すだけ。多くの店では蒸篭で提供され、熱々を少しずつ味わいましょう。
14:30|空港へ移動
出発3時間前には空港に向かうことをおすすめします。車窓からは蘇州の新市街と郊外の景色を楽しめます。空港内には、最後の買い物ができるお土産店も充実。保安検査場は比較的スムーズですが、余裕を持って到着しましょう。
20:00|帰国
お疲れ様でした。自宅に帰り、蘇州旅行の思い出を振り返ってみましょう。
3泊4日の蘇州旅行で必要な費用

3泊4日の蘇州旅行の費用は、1人13万円が目安です。食事は屋台などの食べ歩きにすれば、費用が抑えられるはず。
【3泊4日蘇州旅行の費用】
費用の種類 | 費用(目安) |
航空券費用 | 40,000円~ |
ホテル代 | 30,000円~ |
食事 | 20,000円~ |
お土産代 | 15,000円~ |
交通費用 | 8,000円~ |
観光・アクティビティ費用 | 15,000円~ |
Wi-Fi・通信費用 | 500円~ |
海外保険費用 | 500円~ |
蘇州旅行の費用を詳しく知りたいなら、こちらの記事が参考になります。
➡中国旅行に必要な費用はいくら?安い時期とベストシーズンを解説
3泊4日の蘇州旅行でおすすめホテル
ホテル ニッコー蘇州

金鶏湖に面した立地抜群の日系高級ホテルです。お部屋は33㎡以上と広々として、大きな窓からの眺望が魅力的。日本語で対応できるスタッフがいるので安心して滞在できます。
ホテル内の日本食レストラン「弁慶」では本格和食も楽しめます。夜景の美しいバーラウンジもあり、観光で疲れた体を癒しながら優雅なひとときを過ごせるホテルです。
宿泊者の口コミ

狮子山站から近くアクセスも非常に便利です。 今回宿泊した部屋もとても広くて設備にはも綺麗でしたので、又機会があれば利用したいと思います。 過去日航ホテルは、上海と無錫で利用しましたが、 蘇州日航ホテルが一番良かったです。
基本情報
ホテル名 | ホテル ニッコー蘇州 |
住所 | 368 Changjiang Road NEW District, Suzhou, Jiangsu 215011 |
連絡先 | (86) 5 126 291 8888 |
アクセス | 地下鉄1号線「蘇州楽園駅」と直結 |
No.368 Changjiang Road
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蘇州の人気ホテル
3泊4日の蘇州で役立つスマホアプリ3選+α

1.WeChatPay
中国でもっとも普及している電子決済アプリです。アプリ「WeChat」の決済機能で、スマートフォンでQRコードを読み取るだけで支払いができます。コンビニや飲食店はもちろん、タクシーや露店でもOK。日本人観光客もパスポートがあれば専用アプリをダウンロードして利用できます。
2.Alipay
アリババグループが運営する決済アプリで、WeChatPayと並ぶ二大決済サービスです。タオバオなどのネットショッピングと連携しているのが特徴で、オンラインでの買い物がとても便利です。実店舗でもQRコード決済が可能で、特に若い世代に人気があります。観光客向けの「Tour Pass」というサービスもあります。
3.百度地図
中国版Googleマップです。中国ではグーグルマップが使えませんので、地図系のアプリなら、必須といえるでしょう。地下鉄やバスの経路検索が得意で、所要時間や料金まで分かります。
故宮博物院から天安門までのルートを検索すると、歩く方法や公共交通機関を使う方法を教えてくれます。観光スポット周辺のレストランやホテルも探せます。
なお、蘇州ではSIMカードより蘇州用eSIMが便利です。eSIMなら、端末にカードを挿入・取り出す必要はありません。蘇州の空港に降り立った瞬間からスムーズにインターネットができるのはeSIMの大きなメリット。費用もSIMカードより手ごろです。ぜひ、使ってみてください!
3泊4日の蘇州旅行でよくある質問

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Q1: 蘇州の庭園はどこを優先すべきですか?
A: 時間が限られている場合は「拙政園」を最優先してください。中国四大名園で、蘇州庭園の真髄を体験できます。
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Q2: 蘇州の水郷と上海の水郷はどう違いますか?
A: 蘇州の水郷(周荘・同里など)は規模が大きく保存状態が良いのが特徴です。また上海からの日帰りツアー客が多い水郷と比べ、宿泊施設も充実しており、朝夕の観光客が少ない時間帯に静かな風情を楽しめます。
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Q3: 蘇州刺繍のお土産はどこで買えますか?
A: 手頃な商品は平江路の土産物店や観前街のショップで見つかります
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Q4: 蘇州は上海から日帰りできますか?
A: 日帰りも可能ですが、1泊以上することをおすすめします。日帰りだと庭園1〜2カ所と街歩き程度しか楽しめません。宿泊すれば夜の水郷風景や朝の静かな庭園、地元の朝食なども楽しめます。
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