
フィリピンは日本から近い国なので、初めての海外旅行で選ぶ方も多いですよね。できるだけお金をかけずに最先端のファッションやコスメ、フィリピングルメを満喫したいもの。目安として、1人の旅行費用は2泊3日で約15万円、4泊5日で20万円ほど。旅行費用を抑えたいなら、安い時期を選んで行くのがコツです。
この記事ではフィリピン旅行に必要な費用と予算を少しでも安く抑える3つの方法を紹介します。ぜひ、最後までご覧ください。
フィリピン旅行の航空券代

フィリピン旅行の航空券費用の目安は、10万円~です。
東京や大阪からマニラへの直行便は往復で6万円〜15万円が相場です。日本からマニラ、セブ島へは直行便が就航しておりますが、ボラカイ島とエルニドはマニラでの乗り継ぎが必要です。マニラやセブにはLCCが就航していますので、フィリピン旅行の費用を抑えたい方は利用してみてください。
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フィリピン旅行のホテル代

フィリピン旅行のホテル代の目安は、1泊あたり8,000円~です。
フィリピンにはお手軽なシティホテルからラグジュアリーの5つ星ホテルまで、さまざまなホテルがあります。予算に応じてホテルを選びましょう。以下に、各エリアでのホテル代の一例を示します。
マニラ
中級ホテル:1泊あたり5,000〜8,000ペソ(約12,792円〜20,467円)
高級ホテル:1泊あたり10,000〜20,000ペソ(約25,584円〜51,168円)
セブ島
中級ホテル:1泊あたり4,000〜8,000ペソ(約10,234円〜20,467円)
高級ホテル:1泊あたり10,000〜20,000ペソ(約25,584円〜51,168円)
ボラカイ島
中級ホテルで1泊あたり4,000〜8,000ペソ(約10,234円〜20,467円)
高級ホテルで1泊あたり10,000〜30,000ペソ(約25,584円〜76,752円)
パラワン島
中級ホテルで1泊あたり3,500〜7,000ペソ(約8,954円〜17,909円)
高級ホテルで1泊あたり10,000〜25,000ペソ(約25,584円〜63,960円)
フィリピン旅行の食費代

フィリピン旅行の食費の目安は、1日あたり3,000円~です。
フィリピンは多くの国々の影響を受けた料理があり、それぞれの地域に特色があります。以下に、フィリピンの主な食費と料金を朝食、昼食、カフェ、夕食別に分けて説明します。
フィリピンの朝食代
- パンケーキやワッフル、フレンチトーストなどの洋風朝食:100ペソ〜200ペソ
- ガーリックライスやトカベン、サルサ、アドボなどのフィリピン風朝食:100ペソ〜200ペソ
フィリピンの昼食代
- ジョリビー、マクドナルド、ケンタッキーなどのファストフード:150ペソ〜300ペソ
- フィリピン料理のロンシャン、アドボ、シニガン、カレーココナッツなどのメニュー:200ペソ〜400ペソ
フィリピンのカフェ代
- スターバックス、ドトールなどのチェーン店:150ペソ〜300ペソ
- 現地のカフェやレストランでコーヒーと軽食:100ペソ〜200ペソ
フィリピンの夕食代
アドボ、カレーココナッツ、シニガン、グリルドポークチョップなどの料理:200ペソ〜600ペソ
フィリピン旅行のお土産代

フィリピン旅行のお土産代の目安は、1日あたり5,000円~です。
フィリピンに限らず、海外旅行ではお土産選びが楽しみという方も多いでしょう。お土産費用は、人によって大きく変わります。フィリピンで人気のお土産を10個紹介します。参考にしてください。
- マンゴー:フィリピンはマンゴーの産地として有名
- バナナチップス:フィリピンのバナナチップスは味付けも多様
- パンチット:豚肉や野菜などがたっぷり入った料理
- マリンバ:フィリピンの伝統楽器
- バナナケーキ:甘くてしっとりとした食感
- シルバーアクセサリー:高品質でおしゃれなものが多い
- パンデサル:フィリピンで人気のパン
- フィリピン雑貨:、ユニークでセンスが良い
- フィリピンコーヒー:コクがあり香り高いコーヒーが人気
- ティサー:色鮮やかで独特のデザインが多い
フィリピン旅行の交通費

フィリピン旅行の交通費の目安は、1日あたり3,000円~です。
電車の場合
フィリピンには、マニラ首都圏に"MRT"と"LRT"という2つの鉄道網があります。MRTは北から南に走り、LRTは東から西に走っています。料金は以下の通りです。
区間 | MRT | LRT |
初乗り運賃 | 13ペソ(約33円) | 30ペソ(約77円) |
次の区間追加運賃 | 1ペソ(約3円) | 2ペソ(約5円) |
バスの場合
バスは、主に長距離移動に利用されます。マニラ市内でも、主要道路に沿って走るバスがあります。料金は以下の通りです。
区間 | 料金 |
初乗り運賃 | 13ペソ〜20ペソ(約33円〜51円) |
次の区間追加運賃 | 1ペソ〜2ペソ(約3円〜5円) |
タクシーの場合
タクシーの料金は、タクシーメーターによって計算されます。料金には、距離、時間、深夜料金などが含まれます。タクシーによっては直接の値段交渉をすることもできますが、できたらメーターを使用することをおすすめします。
フィリピン旅行の観光・アクティビティ費用

フィリピン旅行の観光・アクティビティ費用の目安は、1日あたり3,000円~です。
市内の観光なら数千円で済みますが、ツアーなどのアクティビティに参加するともう少し費用がかかるでしょう。できるだけ日本で予約しておくことをおすすめします。マニラで人気の観光スポットと料金はこちら。
観光スポット | 料金 |
イントラムロス | 75ペソ |
サンアグスチン教会 | 50ペソ |
バリンタワー | 10ペソ |
スミソン博物館 | 150ペソ |
エスコラ・デ・マニラ大学 | 500ペソ |
マニラオーシャンパーク | 1,200ペソ |
フィリピン国立博物館 | 150ペソ |
フィリピン旅行のWi-Fi・通信費用

フィリピン旅行のWi-Fi・通信費用の目安は、1日あたり500円~です。フィリピンでスマートフォンを利用する方法は、おもに以下の3つ。
- フィリピンで使えるeSIM
- モバイルWi-Fiルーター
- SIMカード
おすすめはフィリピンで使えるeSIMです。eSIMとは、Embedded(埋め込み) SIMという意味のこと。物理的な形状を持たないため、わざわざ小さなピンでSIMトレイを開ける手間や、SIMカードを落としてしまう心配はありません。日本では2018年にeSIM対応端末が導入されて以降、利用者が急増しています。フィリピンに降り立った瞬間からスムーズにインターネットができるのは、eSIMの大きなメリットです。
フィリピン旅行の海外保険費用

フィリピン旅行の海外保険費用の目安は、1日あたり1,000円~です。たとえ1泊2日の短期滞在でも、海外ではどんなトラブルが発生するかわかりません。病気や盗難に備えて海外旅行保険への加入をおすすめします。
フィリピン旅行で3泊4日の海外保険に加入する場合、1,500円が目安です。高額な保険になると、緊急歯科治療や弁護士費用などが付帯されます。保険の内容をよく確認して、あなたに必要なぶんだけ加入しましょう。
フィリピン旅行のビザ取得費用

日本国籍の方は、商用または観光の目的なら最大で30日間フィリピンに滞在することができます。30日間を超える場合はビザが必要で、その際はパスポート期限切れに注意してください。詳しい情報は、大使館公式サイトをご覧ください。
2泊3日のフィリピン旅行の費用
2泊3日のフィリピン旅行の費用は、1人15万円が目安です。
項目 | 費用 |
航空券 | 10万円〜 |
ホテル代 | 16,000円~ |
食事代 | 10,000円~ |
交通費 | 10,000円~ |
Wi-Fi代 | 1,500円〜 |
お土産 | 5,000円~ |
海外保険 | 1,500円〜 |
4泊5日のフィリピン旅行の費用
4泊5日のフィリピン旅行の費用は、1人20万円が目安です。
項目 | 費用 |
航空券 | 10万円〜 |
ホテル代 | 32,000円~ |
食事代 | 40,000円~ |
交通費 | 12,000円~ |
Wi-Fi代 | 2,000円〜 |
お土産 | 5,000円~ |
海外保険 | 2,000円〜 |
知っておきたいフィリピン旅行の基本情報

旅行に行く前に、フィリピンの基本情報をおさらいしておきましょう。フィリピンの物価やベストシーズンなど、知っておくと役に立つ情報を紹介します。
フィリピン旅行の物価について
フィリピンの物価を表にしてまとめました。2025年6月現在、1フィリピン・ペソは2.56円前後で推移しています。たとえば、200ペソのお土産は200×2.56円=約512円で購入できる計算です。価格は地域や店舗によって異なります。参考程度にご覧ください。
項目 | 平均価格 |
パン | 60ペソ(154円) |
卵 | 12ペソ(31円) |
牛乳 | 120ペソ(307円) |
コーヒー | 200ペソ(512円) |
紅茶 | 100ペソ(256円) |
ジュース | 60ペソ(154円) |
ビール | 60ペソ(154円) |
※実際の価格は店や地域により異なります。
フィリピン旅行のベストシーズンについて
フィリピンは熱帯気候であり、一年中比較的高温です。とくに注意したいのは台風のシーズン。6月から11月までの時期は、激しい雨や風が予想されます。台風の通り道となりやすいビサヤ地方やミンダナオ地方は、災害に備えて適切な対策を取ってください。フィリピンの主要な地域ごとにベストシーズンをまとめました。
ルソン地方(マニラ、バターン、リンガエ)
ベストシーズン:11月から2月
特徴:涼しく乾燥した季節で、多くの祭りや行事が開催される季節。
ビサヤ地方(セブ、ボホール、パナイ島)
ベストシーズン:12月から4月
特徴:乾燥した季節で、海水浴やアウトドアアクティビティが楽しめる。
ミンダナオ地方(ダバオ、シュラオカオ島、サマール島)
ベストシーズン:11月から5月
特徴:乾燥した季節で、特にダバオはフルーツの収穫が盛んな季節です。
日本とフィリピンの時差について
日本とフィリピンとの時差は、1時間です。日本時間のほうが早く進んでおり、日本が昼12時のときエジプトは同日の午前11時です。
フィリピン旅行の費用を安く抑える3つの方法

安宿を探す
フィリピンには多くの格安宿泊施設があります。ホテルより安価なゲストハウスやバックパッカー向けのホステルを利用することで、宿泊費を抑えることができます。とくに都市部や人気のある観光地では多くの安宿がありますので、調べてみましょう。Airbnbなどの民泊サービスも人気があります。地元の人と交流できるため楽しみが広がると同時に、費用を節約できます。
フードトリップを楽しむ
フィリピンの食事は、ローカルフードを食べることで安く済ませることができます。有名なフィリピン料理の一つに、アドボやシニガン、レチョンなどがあります。フィリピンには多くのストリートフードがあり、マニラのカルチャー通りやセブ島のランタオン市場などで食べられます。地元の人とのコミュニケーションも増え、フィリピンの文化に触れることができます。
公共交通機関を利用する
フィリピンには多くの公共交通機関があります。とくにジプニーはローカルな雰囲気を味わえる上に、格安で利用できます。フェリーやトライシクルなども安価なため、交通費を抑えたい観光者にとって便利。タクシーやレンタカーを利用する場合は、事前に料金を交渉することが大切です。
フィリピン旅行についてよくある質問

フィリピンまでの片道フライト時間は?
成田からニノイ・アキノ国際空港までは約5時間、成田からマクタン・セブ国際空港までは約5時間20分です。フィリピンで日本の家電製品は使えるの?
日本の電圧は100Vで、フィリピンの電圧は220Vです。日本の電圧のみに対応している家電製品の場合は、変圧器を使用しましょう。コンセントの形状は同じです。フィリピンでチップは必要?
フィリピンでチップの支払いは、義務ではありません。しかしレストランやホテル・マッサージ店で満足するサービスを受けた時には、渡してもいいでしょう。フィリピンは危険ではない?
フィリピンの治安は、昔と比べれば良くなっています。 観光客が多い場所ではスリや詐欺、置き引きに注意しましょう。
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せっかくのフィリピン旅行なので、思いっきり羽を伸ばして楽しみましょう。あなたが今まで知っているフィリピンと合わせて、新しい一面が見えてくるはずです。
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