「ヨーロッパ旅行に行きたいけど、航空券代が高い…」そんな悩みをお持ちのあなたに朗報です。LCC（格安航空会社）を利用すれば、ヨーロッパへの渡航費を大幅に節約できますよ。
この記事では、ヨーロッパ主要都市を結ぶLCC7社をご紹介。就航路線やおすすめポイントをわかりやすくまとめました。ぜひ、最後までご覧ください。
ヨーロッパ行きLCC一覧
- ライアンエアー（Ryanair）
- イージージェット（easyJet）
- ボロテア（Volotea）
- エアバルティック（airBaltic）
- ユーロウイングス（Eurowings）
- トランサヴィア（Transavia）
- ジェット・ツー（Jet2）
ヨーロッパでおすすめのLCC一覧7社
1.ライアンエアー（Ryanair）
ダブリンを拠点とするヨーロッパ最大のLCCです。人気路線は、ロンドン⇔ローマ、バルセロナ⇔パリ、ミラノ⇔ベルリンなど、主要都市間を結んでいます。特徴は驚きの格安価格で、セール時は片道10ユーロ以下なんてことも。
ただし、手荷物は厳しく制限され、機内持ち込み用の小さなバッグ1つのみが基本です。座席指定やスーツケースの預け入れは追加料金が必要。空港も市街地から離れた第二空港を使うことが多いので、空港へのアクセス時間は余裕をもって。
ライアンエアー
項目 | 詳細 |
人気路線 | ロンドン⇔ローマ、バルセロナ⇔パリ、ミラノ⇔ベルリン |
機内持ち込み | 無料：小型バッグ1つ（40x20x25cm） |
預け手荷物 | 20kgまで：約25-35ユーロ |
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2.イージージェット（easyJet）
ロンドン・ルートン空港を拠点とし、イギリスやフランス、イタリア、スペインの都市間で強みを持つLCCです。人気路線は、ロンドン⇔パリ、アムステルダム⇔バルセロナ、ベルリン⇔ローマなど。
ライアンエアーと比べてやや運賃は高めですが、主要空港を使用することが多く、街へのアクセスが便利です。機内サービスも比較的充実しており、初めての方でも安心して利用できます。事前予約で割引になるサービスも多いのが特徴です。
イージージェット
項目 | 詳細 |
人気路線 | ロンドン⇔パリ、アムステルダム⇔バルセロナ、ベルリン⇔ローマ |
機内持ち込み | 無料：小型バッグ1つ（45x36x20cm） |
預け手荷物 | 23kgまで：約25-40ユーロ |
3.ボロテア（Volotea）
スペインのバルセロナを拠点とする新しいLCCです。とくに南ヨーロッパの中小都市への路線が充実しています。人気路線は、ベニス⇔パリ、ボルドー⇔パレルモ、アテネ⇔マルセイユなど。
大手LCCが運航していないレア路線も多く、地方都市へ直行便で行けるのが魅力です。機内は2-3列シートで快適。ただし、運航頻度は他社より少なめで、シーズンによって運休する路線もあるので、確認が必要でしょう。
ボロテア
項目 | 詳細 |
人気路線 | ベニス⇔パリ、ボルドー⇔パレルモ、アテネ⇔マルセイユ |
機内持ち込み | 無料：小型バッグ1つ（40x20x30cm） |
預け手荷物 | 20kgまで：約20-35ユーロ |
4.エアバルティック（airBaltic）
ラトビアのリガを拠点とする、バルト三国最大の航空会社です。人気路線はリガ⇔ストックホルム、タリン⇔ベルリン、ヘルシンキ⇔アムステルダムなど、北欧・バルト地域と主要欧州都市を結んでいます。
最新鋭のエアバスA220機材を使用し、快適な機内環境。他のLCCと比べて機内食のクオリティが高いと評判です。冬季は北欧のオーロラスポットへのツアー便も運航しており、観光客に人気です。
エアバルティック
項目 | 詳細 |
人気路線 | リガ⇔ストックホルム、タリン⇔ベルリン、ヘルシンキ⇔アムステルダム |
機内持ち込み | 無料：小型バッグ1つ（40x30x20cm） |
預け手荷物 | 23kgまで：約30-40ユーロ |
5.ユーロウイングス（Eurowings）
ルフトハンザグループのLCCとして、ドイツのデュッセルドルフやケルンを拠点としています。人気路線はベルリン⇔ウィーン、ハンブルグ⇔パリ、ミュンヘン⇔ローマなど。ドイツ国内や周辺国への路線が充実しています。
親会社ルフトハンザの信頼性を受け継ぎ、サービス面でも定評があります。基本運賃でも手荷物の持ち込み制限が比較的ゆるく、長期滞在の旅行者に人気です。
ユーロウイングス
項目 | 詳細 |
人気路線 | ベルリン⇔ウィーン、ハンブルク⇔パリ、ミュンヘン⇔ローマ |
機内持ち込み | 無料：小型バッグ1つ（40x30x25cm） |
預け手荷物 | 23kgまで：約25-35ユーロ |
6.トランサヴィア（Transavia）
KLMオランダ航空グループのLCCで、アムステルダムとパリ・オルリー空港を主要拠点としています。人気路線はアムステルダム⇔バルセロナ、パリ⇔リスボン、ロッテルダム⇔マラガなど。
とくに地中海沿岸のリゾート地への路線が充実。オランダらしい明るい緑色の機体が特徴で、機内サービスも親切。事前予約での機内食は品質が良く、オランダの伝統的なスナックも楽しめます。他のLCCに比べて、遅延が少ないことでも知られています。
トランサヴィア
項目 | 詳細 |
人気路線 | アムステルダム⇔バルセロナ、パリ⇔リスボン、ロッテルダム⇔マラガ |
機内持ち込み | 無料：小型バッグ1つ（40x30x20cm） |
預け手荷物 | 20kgまで：約20-30ユーロ |
7.ジェット・ツー（Jet2）
イギリスを拠点とするジェット・ツー（Jet2）は、イギリスの地方都市からヨーロッパの観光地へ運航する航空会社です。マンチェスター、リーズ・ブラッドフォード空港を拠点に、スペインのマヨルカ島、テネリフェ島など、地中海のリゾート地への路線が充実しています。
特徴は他のLCCと比べて手荷物の制限が緩く、基本運賃に10kgの機内持ち込み手荷物が含まれている点です。また、22kgまでの預け入れ手荷物も比較的リーズナブルな料金で追加できます。
項目 | 詳細 |
人気路線 | ルートン⇔ヴェローナ、スタンステッド⇔フィウミチーノ |
機内持ち込み | 無料：小型バッグ1つ（35x25x20cm） |
預け手荷物 | 23kgまで：約25-35ユーロ |
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ヨーロッパの移動ならユーロスターも格安
ヨーロッパ旅行では、LCC以外にもユーロスターがでの移動もおすすめです。所要時間はロンドン-パリ間が約2時間15分。空港への移動時間や手続きの手間を考えると、実質的な所要時間は航空機より短くなることもあります。
機内持ち込み制限も航空機ほど厳しくないため、日本人観光客にも人気です。予約はTrip.comならかんたんで、早期の予約割引もありますよ。
ヨーロッパ行きLCCに乗るときの注意点3つ
1.手荷物チェックが厳しい
ヨーロッパのLCCの重要な注意点は、手荷物に関するルールの厳格さです。基本料金に含まれる手荷物は小型の手荷物1つのみというのが一般的。サイズは40x20x25cm程度に制限されています。
機内持ち込みのキャリーケースは必ず追加料金が必要で、サイズオーバーの場合は50-100ユーロもの高額な追加料金が発生することも。アジアのLCCでは通常7kg程度の手荷物が基本料金に含まれているため、ヨーロッパに慣れない旅行者は気を付けてください。
2.市内へのアクセス
空港の立地とアクセスにも注意しましょう。とくにRyanairなどの格安航空会社は、市街地から遠く離れた第二空港や第三空港を使用することが一般的です。例えばパリ行きと表示されていても、実際には市内から80km以上離れた空港を使用することもあります。空港までのバスや電車での移動時間と料金も考慮すると、見かけの航空券料金よりもトータルコストが高くなることも。アジアのLCCは比較的メイン空港を使用する傾向があるため、この点は大きな違いといえます。
3.予約時期と料金
三つ目は予約時期と料金変動についてです。ヨーロッパのLCCは通常、出発3-4ヶ月前がベストな予約時期とされています。直前になるほど急激に価格が上昇し、その上がり方はアジアのLCCと比べても顕著です。一方で、早期予約であれば片道10ユーロ以下という驚きの格安料金も。ブラックフライデーなどのセール時期を狙えば大幅な割引も可能です。ただし、これらの格安チケットは変更やキャンセルが効かないことがほとんどなので、慎重に日程を決める必要があります。
ヨーロッパ行きLCCのよくある質問
Q1. LCCは安全ですか？
A: はい、安全です。どのLCCも国際的な航空安全基準を満たしており、多くは大手航空会社のグループ会社です。ZIPAIRはJALグループ、Peach AviationはANAグループの一員で、安全管理体制はしっかりしています。Q2. 遅延や欠航になったら、代替便や補償はありますか？
A: 次の便への振替は可能ですが、他社便への振替は基本的にありません。欠航時は払い戻しか振替便の選択ができます。ただし、宿泊費などの追加費用の補償はほとんどの場合ありません。Q3. 機内食やドリンクは有料ですか？事前予約は必要？
A: はい、すべて有料です。事前予約すると20-30%ほど安くなります。また、機内では限られたメニューしかないので、長時間フライトの場合は事前予約がおすすめです。Q4. 座席の広さや快適性はどうですか？
A: 大手航空会社より狭めです。快適に過ごしたいなら、少し割高でも前方座席や非常口座席（追加料金が必要）の予約をおすすめします。
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