中国の年末年始はいつ?春節の過ごし方・旅行計画

執筆:shiones
2026年10月26日

中国の年末年始は日本の1月1日ではなく春節(旧正月)が本番です。
日本の年末年始休暇(12月末〜1月3日)にあたる期間中は、中国現地の観光地・飲食店・交通機関は平常通り営業しています。
この記事では、中国の年末年始旅行を余すところなく楽しむための実践的な情報を整理してお伝えします。
- 元旦(跨年)と春節(旧正月)の決定的な違いと旅行時の営業事情
- 【2027年最新】中国国務院の祝日スケジュール予測と調休(振替出勤)の注意点
- 年夜飯や廟会など伝統的な春節文化と現代のカウントダウンの過ごし方
- 年末年始・春節に中国を訪れるメリットと大混雑を避ける裏ワザ日程
- 北京・上海・広州・ハルビンなどおすすめ都市の見どころとリアルな注意点
- 初心者必見!「添乗員付きツアー」と「個人手配」の賢い選び方
- 日本国内で本場さながらの春節祭を楽しめるスポット3選
混雑や休業に惑わされることなく、安心して年末年始の中国旅行を計画しましょう。
























中国の年末年始はいつ?元旦と春節の違い

中国の年末年始には、1月1日の元旦(西暦)と、1月下旬から2月に訪れる旧暦の春節という2つの節目が存在します。
12月31日〜1月1日「跨年」|若者が熱狂する都市型カウントダウン
跨年(クアニェン)とは、12月31日から1月1日にかけて年をまたぐカウントダウンを指す言葉です。
中国において元旦は西暦の新年を祝う祝日であり、法定休日は1月1日の単日、または週末と合わせた1日から3日程度にとどまります。
伝統行事というよりも、都市部の若者を中心に楽しむ現代的なイベントとして定着しています。
旅行者にとって重要な現地の営業状況は、以下の通りです。
- 大型商業施設や百貨店:通常営業(セールを実施する施設も多数)
- 一般の飲食店やカフェ:通常営業
- 地下鉄や路線バス:通常運行(大晦日のみ終電延長の場合あり)
- 主要な観光名所:通常営業
街全体が休みに入るわけではないため、都市部では普段通りに食事や買い物を楽しめます。
1月下旬〜2月中旬「春節(旧正月)」|国中が動く中国最大の伝統行事
春節(チュンジエ)は旧暦の元日を祝う中国最大の伝統祝日であり、日本でいう本来の正月にあたります。
旧暦に基づくため、毎年1月21日から2月20日の間で日程が変動します。
一般的に中国政府が定める法定連休は7日から8日間に及び、前後の帰省期間を含めた約40日間は春運(しゅんうん)と呼ばれます。
春節期間中には、以下のような特徴的な現象が起こります。
- のべ約90億人とも試算される国内移動が発生する
- 個人経営の飲食店や商店は1週間から2週間ほど休業する
- 国内線の航空券や高速鉄道のチケットが発売直後に完売する
- 観光地周辺のホテル宿泊料金が通常の2倍から3倍に高騰する
家族と過ごすために国中が帰省するため、大都市のローカルエリアは静まり返り、有名観光地は旅行者で埋め尽くされます。
日本の年末年始休みに中国へ行くのはアリ?
日本の年末年始休暇(12月29日〜1月3日頃)に中国を旅行するのは、おすすめできる選択肢です。
日本が大型連休に入っている間、中国国内は平日ベースで動いており、1月1日以外は通常の営業体制が維持されているためです。
両者の状況を比較表にまとめました。
項目 | 日本の年末年始時期 | 中国の春節時期 |
|---|---|---|
中国現地の祝日 | 1月1日のみ | 7〜8日間の大型連休 |
飲食店の営業 | ほぼ通常通り営業 | 個人店を中心に長期休業が多い |
観光地の混雑度 | 普段の週末と同程度 | 国内旅行者で極めて混雑する |
交通・宿泊の確保 | 比較的予約しやすい | 数週間前から満席・高騰が常態化 |
旅行の狙い目 | 街歩き、グルメ、観光巡り | 伝統的なランタン祭り、廟会の体験 |
日本国内の観光地やハワイなどの人気リゾートは、年末年始に価格が高騰します。
一方、この時期の中国は平常運転に近いため、旅費を抑えつつ快適に観光を楽しめる隠れた穴場シーズンといえます。
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広州のホテル【2027年】中国の年末年始・春節カレンダーと連休の仕組み

中国の祝日は、政府機関である国務院弁公庁が毎年10月から11月頃に翌年の日程を正式に公布します。
2027年の元旦および春節の予測日程と、旅行者が注意すべき中国特有の休暇ルールを整理して解説します。
国務院発表の祝日スケジュール(2027年予測)
祝日名 | 期間 | 連休日数 | 振替出勤日(調休)の予測 |
|---|---|---|---|
元旦 | 2027年1月1日(金)〜1月3日(日) | 3日間 | なし |
春節 | 2027年2月5日(金)〜2月12日(金) | 8日間 | 1月31日(日)・2月13日(土) |
2027年の中国における西暦元旦および春節の連休日程は、旧暦カレンダーと近年の祝日改定法に基づき以下のように予測されます。
これにより、2027年の春節も8日間の大型連休となる見通しです。
春節の前後は約40日間にわたり帰省ラッシュが続くため、連休の前後1週間も航空券や列車の予約が取りにくくなります。
旅行者が知っておくべき調休(振替出勤日)
中国で連休を過ごす際に最も注意が必要な仕組みが、調休(ティアオシウ)と呼ばれる振替出勤日です。
調休とは、祝日と週末の間の平日を休みにする代わりに、前後の土曜日や日曜日を出勤日(平日扱い)に設定する制度を指します。
カレンダー上は日曜日であっても、現地の学校や企業、官公庁は通常通り稼働します。
調休が旅行者に与える主な影響は、以下の通りです。
- 土日であっても朝夕に通勤ラッシュが発生し、道路や地下鉄が激しく混雑する
- 日曜日に観光地へ向かう際、平日のダイヤや運行スケジュールが適用される場合がある
- 銀行や行政窓口が土日に開いている一方、連休中は窓口業務が停止する
週末だから空いているだろうと考えて移動を計画すると、現地の出勤ラッシュに巻き込まれるおそれがあります。
旅行日程に調休の日が含まれていないか、事前の確認が不可欠です。
中国の年末年始の過ごし方|伝統の春節文化と現代のカウントダウン

ここでは、大晦日の定番グルメから現代の祝い方、旅行者が現地で楽しめる主要なイベントまでを順番に紹介します。
家族の絆を結ぶ年夜飯と定番グルメ
大晦日の夜に家族全員で食べる特別な夕食を、年夜飯(ニエンイエファン)と呼びます。
食卓には縁起を担いだ料理が10品以上並び、中国の広大な国土によって北部と南部で定番の主食が大きく異なります。
地域ごとの代表的な縁起物グルメには、次のようなものがあります。
・北方エリアの餃子
昔の貨幣である元宝(馬蹄銀)の形に似ていることから、新しい年の財運を招く象徴とされます。
・南方エリアの年糕(お餅)
「年年高升(年ごとに成長する・出世する)」という言葉の発音にかけて、新年のお祝いに食べられます。
・全土共通の魚料理
「年年有余(毎年ゆとりがある暮らしができる)」の有余と、魚(ユー)の発音が同じであることから、必ず頭と尾を付けたまま調理されます。
魚料理はすべて食べ切らず、少し残すことで来年へのゆとりを表現するのが伝統的な作法です。
街を真っ赤に染める「春聯」「红包(お年玉)」「福の字の逆さ貼り」
春節が近づくと、中国の街並みや住宅の玄関は一斉に赤色の装飾で彩られます。
魔除けと幸運を招く意味を持つ赤色は、春節の祝祭において最も重要な色です。この時期を象徴する代表的な風習には、以下の3つがあります。
・春聯(チュンリエン)
縁起の良い対の詩句を赤い紙に墨で書き、玄関ドアの左右に貼る飾りです。
・福の字の逆さ貼り
玄関に貼る福の文字をあえて上下逆に飾ります。中国語で「逆さにする(倒)」と「到着する(到)」が同じ発音のため、福がやって来るという意味を表します。
・红包(ホンバオ)
年長者が子どもに渡すお年玉です。現代では現金よりも、WeChatやAlipayなどのアプリを使った電子マネーでの送金が9割以上を占めています。
都市部の街路樹にも数千個単位の赤い提灯が吊るされ、夜になると幻想的な光景が広がります。
熱気あふれる廟会(縁日)と幻想的なランタンフェスティバル
春節期間中に旅行者が最も手軽に伝統文化を体感できる場が、各地の名所で開催される廟会(ミャオホイ)と灯会(ランタン祭り)です。
廟会は道教や仏教の寺院周辺で開催される伝統的な縁日で、日本でいう初詣とお祭りが合わさったような賑わいを見せます。
主な見どころは以下の通りです。
・伝統的な露店巡り
サンザシに飴を絡めた糖葫芦(タンフールー)などの伝統菓子や民芸品が販売されます。
・無形文化遺産の上演
獅子舞、龍舞、雑技、伝統劇などのパフォーマンスが終日繰り広げられます。
・夜を彩る巨大ランタン
上海の豫園をはじめとする名所では、その年の干支をモチーフにした高さ10メートル以上の巨大な光のオブジェが展示されます。
数千人から数万人規模の人出で賑わうため、スリ対策を万全にした上で午前中の早い時間帯に訪れるのがおすすめです。
年末年始・春節の中国旅行のメリットと注意点

ここでは、春節旅行ならではのメリットと注意すべき3つのデメリット、さらに混雑を避けて祝祭の雰囲気を味わう実践的な日程選びを解説します。
この時期だけの特権!圧倒的な非日常感と祝祭ムード
春節期間の旅行における最大のメリットは、中国全土が一体となって盛り上がる圧倒的な祝祭ムードを肌で体験できる点です。
普段の旅行では見られない、この時期だけの特別な体験が数多く用意されています。
主な魅力は以下の通りです。
- 都市部から歴史地区まで、街並み全体が数万個単位の赤い提灯やイルミネーションで彩られる
- 伝統芸能や無形文化遺産の上演が連日開催され、本場の歴史文化を一度に鑑賞できる
- 大型テーマパークや名所旧跡で、干支をモチーフにした春節限定の特別プログラムが開催される
中国の人々にとって最も大切な節目だからこそ、街中に祝賀の活気が満ちており、強烈な非日常感を味わえます。
【要注意】春節旅行のデメリット
魅力が大きい一方で、春節期間の中国旅行には現実的な3つのハードルが立ちはだかります。
事前の準備を怠ると現地での行動が大幅に制限されるため、以下の実態を必ず把握しておく必要があります。
1. 個人商店やローカル食堂の長期休業
個人経営の飲食店や市場は、大晦日から旧正月5日目頃まで約8割が店を閉めます。
個人店巡りをメインに考えていると食事をとる場所に困るため、営業を継続している大型商業施設やホテルのレストランを事前に押さえておく必要があります。
2. 春運(のべ約90億人の大移動)による移動難
春節前後の約40日間は、中国全土でのべ90億人規模の国内移動が発生します。
高速鉄道の指定席チケットは発売開始から数分で完売し、空港や駅の保安検査場では通過までに1時間以上並ぶケースも珍しくありません。
3. 航空券と宿泊料金の急激な高騰
国内外からの需要が集中するため、日本と中国を結ぶ航空券や現地の人気ホテルは通常の2倍から3倍の価格に設定されます。
直前の手配では希望のクラスが満席になる確率が高くなります。
混雑を避けて春節の雰囲気を味わう裏ワザ
春節の華やかな雰囲気を楽しみつつ、混雑や手配トラブルを避ける賢い選択肢が2つあります。
ピークとなる春節の法定連休を意図的に外して日程を組む手法です。
おすすめの日程は以下の通りです。
・西暦1月1日の元旦前後
日本の連休を利用しつつ渡航します。中国国内は通常稼働しており、店舗の休業や鉄道の激しい混雑に巻き込まれる心配がありません。
・春節連休明けの初八(旧暦1月8日)から元宵節(旧暦1月15日)まで
公的な大型連休が明けて交通の混雑が落ち着く時期です。街の飾り付けやランタン祭りは元宵節まで継続して展示されているため、快適に春節の余韻を楽しめます。
この2つの期間を狙うことで、旅行費用の高騰を抑えながら、スムーズな観光ルートを確保できます。
年末年始・春節におすすめの中国旅行先

中国は国土が広大であるため、訪れる都市によって年末年始や春節の気候や見どころが大きく異なります。
ここでは、年末年始や春節に高い人気を誇る主要エリアの特徴と、現地で直面する注意点を都市別に解説します。
北京|伝統の地壇・龍潭廟会と壮大な故宮の正月飾り
北方の首都である北京は、最も重厚で格式高い伝統的な春節文化を体感できる都市です。
最大の見どころは、地壇公園や龍潭公園で開催される大規模な廟会です。
無形文化遺産の上演や数百軒の屋台が並び、明清時代の祝祭風景を今に伝えています。
世界遺産である故宮博物院でも、紫禁城の城門に春聯が掲げられ、宮廷の正月行事を再現した特別展示が行われます。
注意点
- 1月から2月の北京は最高気温が3度、最低気温はマイナス5度からマイナス10度まで下がるため、極寒に耐えうるダウンコートや防寒インナーが必須です。
- 故宮の入場券は入場日の7日前20時に公式サイトで販売されますが、春節期間は開始から5分足らずで1日4万枚の予約枠が完売します。








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上海|豫園のランタン祭りと外灘の夜景
大都会の洗練された街並みと、明代の歴史庭園が共存する上海は、華やかなイルミネーションを楽しみたい方に最適です。
特に有名な名所が豫園のランタン祭り(新春民俗芸術灯会)です。国宝級の職人技による数百体の巨大ランタンが水上に浮かび、幻想的な夜景を作り出します。
注意点
- 過密事故防止のため、近年は外灘での公式カウントダウン花火やドローンショーの開催は見送られています。
- 外灘の夜景ライトアップは通常通り行われますが、12月31日の夜は数十万人の警備規制により交通機関が封鎖される場合があります。








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広州・深圳|冬でも温暖!街中が花で埋め尽くされる迎春花市
厳しい寒さが苦手な方には、南方に位置する広東省の広州や深圳がおすすめです。
冬でも日中の平均気温が15度から20度前後と過ごしやすく、薄手のジャケットで快適に散策できます。
広州ならではの魅力は以下の通りです。
- 市内各所で数日間にわたり開催される迎春花市:色鮮やかな花々や金柑の木を買い求める市民で深夜まで賑わいます。
- 本場の広東料理で祝う年夜飯:ローストグースや点心など、素材の味を活かした贅沢な料理を堪能できます。
南方の都市は春節期間でも比較的穏やかな気候であり、体力的な負担を抑えて旅行を楽しめます。








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ハルビン・成都・重慶|冬の絶景と異世界のような夜景
個性的でインパクトのある景色を求める旅行者には、東北部や内陸部の都市が支持されています。
冬だからこそ魅力が増すおすすめの都市は以下の3つです。
・ハルビン
世界最大級の雪と氷のテーマパークであるハルビン氷雪大世界が開催。
夜には極彩色のLEDでライトアップされた氷の建造物が立ち並びます。
最低気温はマイナス20度を下回るため、完全防寒の装備が必要です。
・成都
冬でも活動的なパンダの姿を観察できるほか、三国志の聖地である武侯祠で春節限定の大廟会が催されます。
・重慶
山肌に張り付くように建つ巨大木造建築の洪崖洞が黄金色に輝き、映画のようなサイバーパンクの夜景を楽しめます。
冬の寒さを吹き飛ばす本場の麻辣火鍋も格別です。
地方都市へ向かう長距離の交通網は春節前後に混雑を極めるため、都市間の移動は極力減らし、1都市に滞在する日程を組むのがおすすめです。
中国の年末年始・春節旅行はツアーと個人手配どっちがおすすめ?

初心者ならツアーがおすすめ
中国旅行の経験が浅い方や家族連れには、旅行会社が手配を一括管理する添乗員付きツアーが適しています。
春節の時期は、個人手配における手続きや移動の難易度が年間を通じて最も高くなるためです。
添乗員付きツアーを利用する主なメリットは、以下の3点です。
- 入手困難な高速鉄道の指定席や、故宮などの入場券を確実に確保できる
- 休業する飲食店が多い大晦日や元日でも、営業しているレストランで確実に食事がとれる
- タクシーがつかまりにくい混雑時でも、専用バスで観光地へ直行できる
言葉の不安や交通トラブルを避け、安全かつ計画通りに見どころを巡りたい旅行者にとって、ツアーの安心感は非常に大きな価値を持ちます。
年末年始・春節ツアーを予約する際の注意点
年末年始や春節を対象としたツアーは、予約のタイミングと契約条件の確認が極めて重要です。
人気のある出発日は早い段階で定員に達するため、以下のスケジュールと条件を意識して動く必要があります。
・販売開始の目安
例年9月から10月頃に各社の冬春商品が出揃います。希望の日程を押さえるなら10月末までの予約が基本です。
・キャンセル料の発生期日
年末年始や連休期間は、出発日の40日前から30日前を目安にキャンセル料が設定されているケースが多く見られます。
・最少催行人員と催行決定の時期
出発の2週間前までに催行人数に満たない場合、ツアー自体が中止になるリスクがあります。
仕事の休みが確定した段階で、催行保証が付いたプランを早めに確保しておくことが大切です。
中国旅行のおすすめツアー
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日本でも中国本場の春節文化を楽しめるスポット3選

中国現地へ渡航する時間が取れない場合でも、日本国内にいながら本場さながらの春節の雰囲気を存分に楽しめます。
ここでは、東京および近郊で本場の祝祭気分を味わえるおすすめの3大スポットを紹介します。
横浜中華街「春節祭」
約600軒以上の飲食店や商店がひしめく横浜中華街では、日本最大級の規模を誇る春節祭が約15日間にわたって開催されます。
街中が数千個の赤い提灯や巨大な光の龍で飾られ、一年で最も華やかな祝祭シーズンを迎えます。
主な見どころは以下の3つです。
・大晦日深夜のカウントダウン
新年を迎えた瞬間に数千発の爆竹が鳴り響き、ドラや太鼓の音とともに新年を祝います。
・伝統の獅子舞「採青(ツァイチー)」
店先に吊るされたご祝儀の红包(赤い封筒)を獅子がくわえ取り、商売繁盛を祈願して街中を練り歩きます。
・祝舞遊行(祝賀パレード)
華やかな皇帝衣装をまとった行列や勇壮な龍舞が通りを埋め尽くし、圧巻の演舞を披露します。
周辺のレストランでは春節限定の特別コースが提供されるため、事前に予約して訪れるのがおすすめです。
東京タワー「中国紅」ライトアップ&春節イベント
東京のシンボルである東京タワーでは、春節の夜にタワー全体が赤色に染まる中国紅(チャイナレッド)ライトアップが実施されます。
中国で最も縁起が良いとされる赤色でライトアップされ、東京の夜空に幻想的な光景が浮かび上がります。
展望台の夜景とともに、都心の中心で洗練された新年の祝賀ムードを満喫できる人気スポットです。
池袋チャイナタウン
池袋駅周辺は、現地の屋台グルメや本格的なローカル中華を存分に堪能できるエリアです。
中国出身者が集う本格中華の名店が100軒以上密集しています。
家族で囲む本場の年夜飯料理や、手作りの熱々水餃子を味わうなら外せないエリアです。
中国年末年始についてよくある質問
-
旧暦の大晦日(春節の前日)はいつですか?
旧暦の大晦日(除夕)は春節(旧正月元日)の前日にあたります。この日に家族全員で「年夜飯(大晦日の夕食)」を囲む伝統があり、夜には花火や爆竹(地方都市)で新年を祝います。中国の年末年始の中で最も重要な日の一つです。 -
春節期間中の中国旅行は避けたほうがいいですか?
春節期間中の中国旅行は「賑やかな文化体験」と「混雑・不便」の両面があります。万里の長城・豫園などの有名観光地は非常に混雑し、多くの飲食店が休業、ホテル料金は通常の2〜3倍に高騰します。一方で、提灯で彩られた街並み、廟会(縁日)、花火など通常では体験できない特別な雰囲気を楽しめます。春節の雰囲気を楽しみつつ混雑を避けたい場合は、連休終了後の2月中旬以降の旅行がおすすめです。 -
中国の年越し(跨年)のカウントダウンイベントはどこで開催されますか?
中国では西暦12月31日の夜に「跨年(クアニェン)」と呼ばれるカウントダウンイベントが各地で開催されます。主な会場として、上海・外灘(バンド)のライトアップとカウントダウン、北京・三里屯や天安門広場周辺、広州・珠江沿岸の花火大会、重慶・洪崖洞周辺のランタン飾り、成都・太古里のカウントダウンライブなどが人気です。ただし跨年は法定休日ではないため、イベント後は翌日も通常通り仕事・学校がある点に注意してください。
事前のスケジュール把握で最高の中国年末年始旅行を

中国の年末年始は、西暦元旦の跨年と旧暦の春節で街の様子や営業状況が大きく異なります。
2つの時期の性質を正しく見極めて計画を立てることが、現地でのトラブルを避ける最大のポイントです。
この記事の重要ポイントを以下に整理しました。
- 日本の年末年始(12月末〜1月3日頃)は中国では通常営業のため、観光の穴場シーズン
- 春節(旧正月)本番は街中がお祭りムードに包まれる一方、交通混雑や店舗休業に注意が必要
- 混雑を避けて春節の雰囲気を味わうなら、元旦前後か連休明けの初八以降が狙い目
- 初心者や家族旅行には、列車や宿の手配を確実に任せられる添乗員付きツアーが安心
- 日本国内でも、横浜中華街や東京タワーなどで本格的な春節イベントを体験可能
時期ごとの特徴を把握して準備を進めれば、大混雑や手配ミスに悩まされることなく、この時期だけの圧倒的な祝祭文化を存分に堪能できます。
人気都市の航空券やホテルは早期に満室となる傾向が強まっています。
年末年始や春節の旅行を検討している方は、キャンセル料が無料のプランも豊富なTrip.comなどを活用し、まずは希望の日程で航空券や宿泊先の空き状況を早めにチェックしてみてください。
shionesは、Trip.comのトラベルライターとして国内からアジア・ヨーロッパなど海外まで、役立つ旅行記事を1000件以上担当。これまでに10カ国・地域以上を訪れ、トルコ・アイルランドでの短期移住経験などをもとに、現地のリアルや文化に密着した旅行記事を執筆しています。 主に韓国・台湾・香港・中国本土など日本から気軽に行ける海外の旅先や、「ひとり旅」「女子旅」に関する記事が得意です。 記事内では、おすすめ観光スポット、空港からのアクセス、Wi-Fiなどの現地でのネット通信、航空券・ホテル予約のコツなど、Trip.comのデータと自身の経験を組み合わせながら執筆するように心がけています。 ビザ・入国条件・治安情報などの内容については、外務省や各国大使館などの公的情報源をしっかり確認しながら執筆。ニュースをチェックしながら、最新情報があればタイムリーにアップデートしています。 初めての渡航先でも安心できる、信頼性の高い旅行情報の提供を目指しています。 ライター経歴 2023年 フリーランスライターとして、国内からアジア・ヨーロッパ・中東・アフリカまで幅広いジャンルの旅行記事を執筆する。 2024年 Trip.comに転職。 現在は、アジアを中心とする海外の旅行ガイドやモデルコース記事の執筆を行っている。 主な資格や実績 ・旅行業界での実務経験[4]年 これまでに訪れたことのある国・地域一覧 これまで旅行に行った国は12カ国・地域。国内は27都道府県を訪れました。 アジア:中国本土・台湾・香港・韓国・マカオ ヨーロッパ:トルコ・ベルギー・アイルランド・イギリス・スペイン・フランス 北米・中南米:アメリカ そのうち中国・韓国・アメリカには3回以上渡航しています。 また短期旅行だけでなく、アイルランドでは約3ヵ月間のプチ留学、トルコでは約1年間の居住も経験してきました。 世界各地への渡航は合計20回以上。ひとり旅から女子旅、弾丸旅行や長期滞在までさまざまな旅行スタイルをしてきました。 国内:北海道、宮城、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、石川、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知、京都、大阪、和歌山、岡山、広島、山口、香川、福岡、大分、沖縄
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