
「深圳宝安国際空港でスムーズに乗り継ぎしたいんだけど、どうすればいいの?」という質問が多いですよね。私も昔、深圳空港で乗り継ぎをする際に、空港内の案内が少しわかりにくくて不安に感じたことがあります。今回は最新の情報をもとに、深圳宝安国際空港での乗り継ぎ方法や注意点を解説します。
深圳宝安国際空港での乗り継ぎガイド

現在、深圳宝安国際空港では主に「ターミナル3(T3)」と「サテライトホール」が運用されています。日本から深圳を経由して中国国内外の都市へ向かう方に向けて、スムーズな乗り継ぎに役立つ情報をまとめました。
【国内線 → 国内線】乗り継ぎの流れ
① T3ターミナル → T3ターミナル
ステップ1:到着後
連続搭乗券(乗継便)をお持ちで、預け荷物がない方は、案内表示に従って2階の十字型通路または320番搭乗口付近の国内線乗り継ぎカウンターへ向かいます。
ステップ2:乗り継ぎ手続き
有効な身分証明書と搭乗券を提示して、乗り継ぎ手続きを行います。
ステップ3:搭乗口へ
スタッフの案内に従い、エレベーターで3階の国内線出発フロアに移動して、搭乗までお待ちください。
② T3ターミナル → サテライトホール
ステップ1:到着後
案内表示に従って2階の乗り継ぎカウンターへ。対象者は連続搭乗券を持ち、預け荷物がない方です。
ステップ2:乗り継ぎ手続き
身分証明書と搭乗券を提示して、手続きを行います。
ステップ3:搭乗口へ
専用エレベーターで3階へ移動し、南ウィング入口のシャトルトレイン(捷運)乗り場から地下1階へ。そこから案内表示に従って各搭乗口へ移動します。
③ サテライトホール → T3ターミナル
ステップ1:到着後
地下1階のシャトルトレイン乗り場からT3ターミナルへ移動します。
ステップ2:乗り継ぎ手続き
T3の2階・320番搭乗口付近の乗り継ぎカウンターで、身分証明書と搭乗券を提示して手続きを行います。
ステップ3:搭乗口へ
専用エレベーターで3階出発フロアに移動し、案内に従って各搭乗口へ。
④ サテライトホール → サテライトホール
ステップ1:到着後
2階の到着エリア中央にある乗り継ぎカウンターへ移動します(案内表示あり)。
ステップ2:乗り継ぎ手続き
身分証明書と搭乗券を提示して手続きを行います。
ステップ3:搭乗口へ
案内に従ってエレベーターで3階出発フロアへ移動し、各搭乗口へ。
ご注意:その他の国内線乗り継ぎ旅客は、国内線到着手続きを終えた後、ターミナル4階の国内出発フロアへ進んでください。
【国内線 → 国際線】乗り継ぎの流れ
ステップ1:到着後
連続搭乗券をお持ちの方は、案内表示に従って3階・国際線出発の出国検査エリアへ向かいます。
※サテライトホールに到着した場合は、まずシャトルトレインでT3ターミナルへ移動します。
ステップ2:税関・出入国審査
パスポート・搭乗券を提示し、税関・出入国管理(イミグレーション)の審査を受けてください。
申告が必要な荷物がある場合:「申告通路(赤色通路)」へ
申告がない場合:「無申告通路(緑色通路)」へ進みます。
ステップ3:保安検査(セキュリティチェック)
パスポートと搭乗券を持参のうえ、保安検査を受けてください。手荷物・身体検査があります。
ステップ4:搭乗口へ
検査完了後、搭乗券または案内モニターで搭乗口を確認し、国際線出発エリアにて搭乗までお待ちください。
深圳行きの格安航空券
深圳宝安国際空港での乗り継ぎ所要時間
乗り継ぎタイプ | 所要時間 | 補足 |
国際線 → 国際線 | 約2時間~2時間半 | セキュリティチェックとゲート移動に注意 |
国際線 → 国内線 | 最低3時間以上 | 入国審査と荷物再チェックインに時間がかかる場合あり |
国内線 → 国際線 | 2時間以上 | スルーチェックイン有無で変動。再セキュリティあり |
深圳宝安国際空港での乗り継ぎ時でビザは必要?
中国政府は2024年11月30日から2025年12月31日までの期間中、商業や貿易、観光、親族訪問、交流・訪問、またはトランジットを目的とした30日以内の中国滞在について、入国ビザを免除しました。そのため、許可された滞在地域内での飛行機乗り継ぎ(トランジット)の場合、ビザは不要です。
ただし入国条件や滞在可能エリアなどの詳細は随時変更されることもあるので、必ず最新情報を確認してくださいね。
深圳宝安国際空港|乗り継ぎ旅客向け無料宿泊サービスのご案内

深圳空港では、対象の乗り継ぎ旅客に向けて無料宿泊サービスを提供しています。深夜や長時間のトランジットでも、ホテルで休憩できる安心のサービスです。以下に、深圳航空と中国南方航空のサービス内容を紹介します。
【深圳航空】の無料乗り継ぎ宿泊サービス

対象条件:前後のフライトがいずれも深圳航空(ZH便)で、チケット番号が479または999で始まる連続乗り継ぎチケットであること
乗り継ぎパターンと所要時間
- 国内 → 深圳 → 国際(またはその逆、または国際間):6~36時間以内
- 国内 → 深圳 → 国内:6~24時間以内
手続き方法
- 場所:深圳宝安空港 T3ターミナル4階 E島 E24カウンター
- 必要書類:搭乗券・身分証明書・電話番号を提示して登録
- 登録後、2階の711コンビニ前で待機
- スタッフが案内し、30人乗りバスでホテルへ(他の乗客も乗車するため、多少の待機あり)
備考:スーツケースはバスに積まず、持ち込みを推奨。バス下車後すぐチェックインでき、長時間の待ち時間を避けられます。
宿泊詳細
- 2人1室(標準ツインルーム)。1人利用の場合は同室シェア、または129元の追加料金で1人部屋に変更可能(例:天和酒店)
- 朝食付き
- 出発当日は1時間おきに空港行きのバスあり(所要時間約12分)
【中国南方航空】の無料乗り継ぎ宿泊サービス

対象条件:深圳での乗り継ぎ時間が6時間以上かつ一泊滞在が必要な場合
手続き方法
場所:T3ターミナル4階 A島 A12カウンター
ホテルへのアクセス
- 空港2階から地上交通センターへ移動して、15番ゲートを出て左手にあるエスカレーターで駐車場へ移動
- シャトルバスでホテルへ(約15分)
宿泊詳細
- 2人1室が基本:1人利用は126元追加で可能(例:机场大酒店)
- 朝食付き(6:00〜9:00)
- 翌朝、各ホテルから空港への無料送迎あり(出発時間はホテルごとに異なるため、チェックイン時に確認)
深圳宝安国際空港での乗り継ぎ時間の過ごし方

もし深圳で乗り継ぎの時間がある場合、以下の方法で時間を有効に活用できます:
2~4時間の乗り継ぎ時間
空港内でリラックス:深圳宝安国際空港内にはカフェや書店などがあり、快適な場所を見つけてコーヒーを飲みながら読書したり、旅の疲れを癒すことができます。また、空港内のマッサージチェアも体験でき、快適なマッサージで疲れを取ることができます(有料)。
ショッピング体験:空港内には免税店や特色あるショップが多くあります。乗り継ぎの合間に免税商品や深圳の特産品、お土産、旅行用品を購入することができます。
4~8時間の乗り継ぎ時間
美味しい食事を楽しむ:空港や周辺には多くのレストランがあります。深圳の特色を味わいたいなら、腸粉(チョンフェン)やエビ餃子(シャージャオ)などの広東風点心を試してみてください。空港近くの「領航城新天地」には多くのレストランがあり、選ぶ楽しみもあります。
周辺観光:時間に余裕があれば、近隣の観光地を訪れることができます。例えば、空港から近い「鳳凰山森林公園」では、山登りをして自然の美しい景色を楽しむことができます。また、新鮮な空気を吸いながら深圳の自然を感じることができます。
8時間以上の乗り継ぎ時間
深圳観光:地下鉄を利用して市内中心部の「世界の窓」に行くことができます。ここでは、世界中の有名な観光地の縮小模型を見ることができ、短時間で世界の風景を楽しむことができます。また、「深圳博物館」に行って、深圳の歴史や文化、発展の歩みを学ぶことができます。展示品や資料を通じて、深圳という都市を深く知ることができます。
関連情報として、こちらの記事もチェックしてみてください。
深圳宝安国際空港でスムーズに乗り継ぐためのポイント

フライトの遅延情報はこまめにチェックしよう
深圳は中国南部に位置し、天候が比較的安定していますが、台風シーズン(6月〜9月)にはフライトの遅延や欠航が発生することもあります。
そのため、出発前や空港での待ち時間には、フライト状況をこまめにチェックするのが安心です。旅行アプリや空港の電光掲示板を活用しましょう。
便利で頼れるのはやっぱりTrip.com(トリップドットコム)!
Trip.comのアプリがあれば、リアルタイムでの運航状況確認はもちろん、乗り継ぎ便の検索・予約、ホテルの手配、航空会社への連絡まで全部カバーできます。
万が一のスケジュール変更にも、アプリひとつで対応できるのは心強いですね!
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ターミナルの場所と移動ルートを事前にチェック!
深圳宝安国際空港は、近代的でデザイン性の高い大型空港です。国際線と国内線のターミナルが分かれているため、移動に時間がかかることも。乗り継ぎに余裕を持つためにも、事前に自分の出発・到着ターミナルや動線を把握しておくことが大切です。
空港の公式サイトでは、ターミナルマップやフロアガイドが掲載されています。出発前に一度目を通しておけば、現地で「どこに行けばいいの?」と慌てることもありませんよ!
深圳宝安国際空港での乗り継ぎに関するよくある質問
国際線から国内線へはターミナル移動が必要ですか?
基本はT3内で完結。ただし移動に時間がかかる場合も。 現在のメインターミナルはT3(ターミナル3)。国際線・国内線ともこのターミナルを使用していますが、到着ゲートから出発ゲートまでの距離が長く、徒歩で10〜15分かかることも。 特にシニアやお子様連れは、空港スタッフにカート移動の手配を相談するのもおすすめです。深圳宝安国際空港での無料Wi-FiやSIMカードの利用はどうですか?
無料Wi-Fiは使えますが、中国のインターネット規制に注意。 空港内ではSSID「Airport-Free-WiFi」を選択し、SMS認証で接続可能です(+81の日本番号も対応可)。 ただし、LINEやGoogle系サービスが利用不可になる可能性があります。 快適に使いたい方は、日本出発前にeSIMやVPNアプリを準備しておくのがおすすめ!深圳宝安国際空港から市内へのアクセス方法は?
地下鉄が便利!ターミナル直結の「空港駅(T3最寄り)」から市内中心部へ約40〜60分。 福田・南山方面なら、地下鉄11号線で乗り換えなしでアクセス可能です。 乗り継ぎ時間に4時間以上の余裕があれば、深圳湾口岸や后海などの観光地でプチ観光も可能。深夜到着でも乗り継ぎできますか?ホテルや仮眠スペースはある?
乗り継ぎ可。ただし航空会社により制限あり。 深夜到着(例:23:40着など)の場合、一時入国が必要になるケースがあります。 その際便利なのが、深圳航空や南方航空が提供するトランジットホテル無料サービス。 例:南方航空ならT3の「320番カウンター」で受付可能。
深圳宝安国際空港での乗り継ぎをスムーズに

深圳宝安国際空港での乗り継ぎは、適切な準備と知識があれば非常にスムーズに進められます。乗り継ぎ時間を有効活用するための計画を立ちましょう。空港内の施設やサービスを最大限に活用し、深圳での乗り継ぎを楽しんでみましょう!
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