
中国旅行中にGoogleマップが使えないことに気づき、目的地への行き方や現在地が分からず不安を感じていませんか?
中国を旅行する際、現地で必須となるのが地図アプリの百度地図です。しかし、アプリが中国語のみであることから、操作方法や設定に戸惑う方は少なくありません。
百度地図を使いこなすコツは、インターフェースの共通ルールを理解し、英語検索や目的地の保存機能を活用することにあります。
現地で広く普及しているこのアプリをマスターすれば、言葉が通じない場所でも迷うことなく、効率的に観光地やレストランへ移動できるようになります。
そこでこの記事では、百度地図を日本人が快適に使うために、以下の内容を網羅しています。
- 百度地図の基本機能と英語表示の設定
- 目的地の検索方法とルートの調べ方
- 高徳地図(AMap Global)との違い
- オフライン地図や配車機能の注意点
- 旅行中に役立つ具体的な活用方法
- 百度地図に関するよくある質問
この記事を読み終える頃には、地図アプリの操作に対する不安は解消され、まるで地元の人かのようにスマートな中国旅行を実現できるようになります。








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百度地図(Baidu Maps)とは?

百度地図は、中国を代表するIT企業「百度(バイドゥ/Baidu)」が運営する地図サービスで、中国では圧倒的な人気と知名度を誇ります。
中国国内に限らず、世界200以上の国と地域をカバーしており、WEB版だけでなくスマホのアプリでも気軽に利用できます。
2026年9月時点で、百度地図アプリは英語と簡体字中国語に対応しています。日本語表示には対応していません。
スマートフォンの位置情報や通知に関する許可画面は、端末の設定によって日本語で表示される場合がありますが、
これは百度地図アプリ自体が日本語に対応しているという意味ではありません。
地図データを事前にダウンロードしておけば、インターネットに接続していない状態でも地図を閲覧したり、一部の地点を検索したりできます。
ただし、最新のルート検索やリアルタイム交通情報を確認するには、インターネット接続が必要です。
オフラインで車のナビゲーションを利用する場合は、地図データとは別にオフラインナビゲーション用のデータもダウンロードしてください。
百度地図(Baidu Maps)のダウンロードはこちら▼
高徳地図との違いは?
中国で利用されている地図アプリには、百度地図のほかに高徳地図(AMap Global)があります。
以前はどちらも中国語中心でしたが、現在は百度地図とAMap Globalの両方が英語表示に対応しています。
比較項目 | 百度地図(Baidu Maps) | 高徳地図(AMap Global) |
対応言語 | 英語、簡体字中国語 | 英語表示に対応 |
日本語表示 | 非対応 | 非対応 |
主な機能 | 地点検索、徒歩・公共交通・車のルート、パノラマ、オフライン地図、配車 | 地点検索、徒歩・公共交通・車のルート、リアルタイム交通情報、配車、旅行者向け案内 |
オフライン利用 | 地図・ナビデータをダウンロード可能 | 地域や機能によって対応 |
検索のコツ | 中国語の正式名称や住所を使うと見つけやすい | 英語検索に対応しているが、中国語名も用意すると安心 |
向いている人 | 店舗情報や周辺施設、パノラマも確認したい人 | 英語表示や旅行者向けの移動案内を重視する人 |
百度地図
百度地図は、周辺のレストラン、ホテル、観光スポットなどを探しやすく、施設によっては写真や口コミ、パノラマ画像も確認できます。
地方都市を含む中国国内の地点情報を調べたり、旅行前に周辺の様子を確認したりする際に便利です。
高徳地図
AMap Globalは英語表示に対応しており、リアルタイム交通情報、公共交通機関のルート、配車などの機能を利用できます。
近年は、ホテルの保存、交通案内、双語ヘルプカード、周辺の飲食店・観光スポット情報など、外国人旅行者向けの機能も強化されています。
百度地図と高徳地図は機能が重なる部分も多く、単純にどちらが正確とは言い切れません。
重要な移動では、両方のアプリで所要時間や乗り換え方法を比較する使い方がおすすめです。
【関連記事】中国の地図アプリは高徳地図・百度地図|GoogleMapはNG








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百度地図の初期設定と基本的な使い方
1. アプリをダウンロードする
App StoreまたはGoogle Playから、公式の百度地図アプリをダウンロードします。
非公式アプリと間違えないように、アプリ名、提供元、アイコンを確認してください。
2. 英語表示に設定する
百度地図は日本語に対応していないため、英語表示を利用するのがおすすめです。
端末の言語設定に応じて自動的に英語で表示される場合があります。
中国語で表示される場合は、スマートフォンのアプリ別言語設定から「English」を選択してください。
iPhoneでは、次の手順で変更できる場合があります。
- 「設定」を開く
- 「アプリ」から百度地図を選ぶ
- 「言語」をタップする
- 「English」を選択する
Androidは機種によって異なりますが、「設定」から「アプリの言語」を開き、百度地図の言語を英語に変更します。
※端末やOS、アプリのバージョンによって、メニュー名や設定方法が異なる場合があります。
3. 位置情報の利用を許可する
現在地を表示するため、百度地図に位置情報の利用を許可します。
旅行中にナビゲーションを利用する場合は、「アプリの使用中のみ許可」など、必要な範囲で位置情報を有効にしてください。
位置情報を許可していないと、現在地の表示や徒歩ナビ、周辺検索が正しく機能しない場合があります。
4. 検索欄に目的地を入力する
画面上部の検索欄に、観光スポット、ホテル、駅、レストランなどの名称を入力します。
有名な施設は英語でも検索できますが、小規模な店舗やホテルの支店は、英語名では見つからない場合があります。
次の情報を事前に保存しておくと安心です。
- 中国語の施設名
- 中国語の住所
- 電話番号
- 地図上の位置
- ホテルや施設の中国語画面のスクリーンショット
5. 目的地までのルートを検索する
目的地を選択したら、「Route」などのルート検索ボタンをタップします。
徒歩、公共交通機関、車、配車サービスなどから、利用したい移動方法を選びましょう。
地下鉄やバスを利用する場合は、次の項目を確認してください。
- 乗車駅と降車駅
- 地下鉄の路線番号
- 乗り換え駅
- 目的地に近い出口
- 徒歩区間
- 所要時間
- 運賃の目安








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百度地図を日本人が使うメリット
UIが直感的で使いやすい
百度地図は、普段グーグルマップに慣れている人なら簡単に使える直感的な操作性が特徴。アプリ上部の検索バーに目的地の名称を入力して検索するだけで、目的地の基本情報が表示され、ルート案内へとスムーズに進めます。
定番スポットは英語入力で簡単検索
百度地図は、英語版や日本語版のアプリこそありませんが、有名な観光スポットやホテルの名称なら、英語で検索しても問題なく表示されます。
ただ、地元の小さいお店などは中国語のみの場合が多いので、事前にスマホのメモなどに中国語のスポット名を控えておくと無難です。

百度地図から配車サービスを利用できる
百度地図には「打车」と表示される配車機能があり、乗車地点と目的地を設定して、利用可能な車両を検索できます。
ただし、実際に配車を依頼する際は、百度アカウントへのログイン、電話番号の認証、支払い方法の登録などを求められる場合があります。
百度地図では、AlipayやWeChat Payといった中国の代表的なモバイル決済と連携することで、アプリ内でそのままタクシー配車が可能です。
目的地までの料金も予め分かるので、ぼったくりの心配がなく、移動中の不安やストレスがぐっと軽減されます。

オフライン地図を利用できる
旅行前に訪問都市の地図データをダウンロードしておけば、通信環境が不安定な場所でも地図を確認できます。
ただし、オフライン地図だけでは最新の渋滞情報や公共交通機関の運行状況を取得できません。
通常のルート検索についても、できるだけインターネットに接続した状態で利用しましょう。
百度地図(Baidu Maps)の主な機能と使い方
目的地まで迷わずたどり着けるナビ機能
出発地点または現在地と目的地を入力すると、車、公共交通機関、徒歩、自転車、配車サービスなどの移動方法が表示されます。
地下鉄やバスを利用する場合は、乗車駅、乗り換え駅、出口、徒歩区間、所要時間、運賃の目安などを確認できます。
地下鉄を優先する、徒歩区間を短くするなど、複数のルートが表示される場合は、所要時間だけでなく乗り換え回数も比較しましょう。
リアルタイム交通情報や公共交通機関の運行情報は、地域や路線によって対応状況が異なります。出発直前に最新情報を確認してください。

スポット情報や口コミを確認できる
施設を検索すると、住所、電話番号、営業時間、写真、利用者の口コミなどが表示される場合があります。
周辺のレストランや観光スポットを探す際の参考になりますが、口コミや営業時間が必ず最新とは限りません。
また、口コミの多くは中国語で投稿されています。必要に応じて、スマートフォンの翻訳機能やスクリーンショット翻訳を活用しましょう。
パノラマ画像で周辺の様子を確認できる
対応している場所では、百度地図のパノラマ機能を使って道路、建物、入口周辺の様子を確認できます。
大型駅、ホテル、ショッピングモールなどは入口が複数あるため、出発前に周辺の景色を確認しておくと、現地で目的地を見つけやすくなります。
提携企業が多くて何でも揃う!
百度地図の強みは、提携している企業が多いことです。例えば観光スポットのチケット購入も、アプリ内で手軽に決済まで完結します。AlipayやWeChat Payといった決済アプリと連動すれば、中国での観光がさらに便利になりますよ。

実際に百度地図を使ってみよう!具体的なシーン別の活用例
空港からホテルへ移動する時
上海浦東国際空港(PVG)から、上海市内の南京西路駅へ移動する場合を例に見てみましょう。
検索欄に「West Nanjing Road Station」と入力して検索できますが、正しい駅が表示されない場合は、中国語の「南京西路站」を入力する方が確実です。
目的地を選択すると、地下鉄、バス、車、配車サービスなどのルートが表示されます。
地下鉄を利用する場合は、路線番号、乗り換え駅、目的地に近い出口、徒歩区間まで確認してください。
外国人旅行者でも必ず迷わず移動できるとは限らないため、ホテルの中国語住所と電話番号も保存しておくと安心です。

グルメやショッピングスポットを探す時
アプリの「Nearby」または「周边」を開くと、現在地周辺の施設をジャンル別に検索できます。
画面の表示はアプリの言語やバージョンによって異なりますが、主に次のようなカテゴリーがあります。
- Food/美食:レストランや飲食店
- Hotel/酒店:ホテル
- Attraction/景点:観光スポット
- Shopping/购物:ショッピング施設
スポットを選択すると、住所、写真、営業時間、口コミ、ルートなどを確認できます。
同じ名称の店舗が複数ある場合は、距離だけでなく住所や支店名も確認してください。

中国旅行をもっと快適に!百度地図と一緒に使いたいアイテム2選
1.中国用eSIM

eSIMは電子的なSIMカードのこと。
これまではSIMカードを空港で購入し、端末で入れ替える作業が必要でしたが、eSIMならオンラインで中国の通信プランを購入して、
スマホにインストール設定するだけで、現地に到着したら即座にネット接続が可能になります。
料金設定が非常にリーズナブルで、通信容量や日数を自由に選ぶため、短期旅行から長期滞在まで柔軟に対応できます。
- 通信エリア中国
- データ 1GB/日
- 有効期間1日間
- 価格 349円
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- データ 1GB/日
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- 価格653円
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2.上海パス

上海パスは、日本のSuicaやICOCAのような交通系ICカード。上海市内の地下鉄やバス、さらには時速400km以上を誇るリニアモーターカーでも、このカード一枚でスムーズに乗車できます。
また、上海パスは上海のほぼすべてのコンビニでのお支払いにも対応しているため、この一枚があれば小銭を探したりする煩わしさとはもう無縁です。
百度地図に関してよくある質問
-
百度地図は日本語に対応していますか?
残念ながら、現時点ではアプリの完全な日本語化はされていません。表示は中国語のみとなります。ただし、操作アイコンはGoogleマップと共通のものが多いため、一度使えば直感的に操作可能です。 -
英語での検索は可能ですか?
はい。百度地図は英語表示に対応しています。
端末のアプリ別言語設定から「English」を選択できる場合があります。ただし、スマートフォンの機種、OS、百度地図のバージョンによって設定方法は異なります。
英語表示に変更しても、店舗名、住所、口コミなどは中国語のまま表示される場合があります。 -
お気に入り登録やピン留めはできますか?
可能です。行きたいスポットが見つかったら、詳細画面の「收藏(お気に入り)」をタップするだけで保存できます。あらかじめGoogleマップなどで調べた場所を、百度地図上で検索してピン留めしておけば、当日の移動がスムーズになります。 -
ストリートビュー機能はありますか?
はい、百度地図には「全景(Street
View)」機能が搭載されています。目的地周辺の実際の景色を事前に確認できるため、初めての場所でも「どの出口から出るべきか」「入り口はどこか」を視覚的に把握でき、迷子を防ぐのに非常に役立ちます。 -
百度地図はオフラインでも使えますか?
地図データを事前にダウンロードすれば、オフラインでも地図の閲覧や一部の地点検索が可能です。
ただし、最新のルート検索やリアルタイム交通情報にはインターネット接続が必要です。
車のオフラインナビゲーションを利用する場合は、地図とは別にナビゲーション用のデータもダウンロードしてください。 -
百度地図からタクシーを呼べますか?
百度地図の「打车」機能から、配車サービスを検索できます。
ただし、利用できる配車会社、電話番号、本人確認、支払い方法などの条件は、アカウントや地域によって異なります。
配車がうまくできない場合に備え、アリペイの配車機能やDiDi中国版アプリも準備しておくと安心です。
百度地図(Baidu Maps)を活用して中国旅行を快適に楽しもう

百度地図は、中国国内の店舗、観光スポット、道路、地下鉄、バスなどを検索できる便利な地図アプリです。
現在は英語表示に対応しているため、中国語が分からない日本人旅行者でも、目的地検索や基本的なルート確認に利用できます。
ただし、百度地図は日本語に対応しておらず、小規模な店舗やホテルの支店は英語名で見つからない場合があります。
旅行前に、次の準備を済ませておきましょう。
- 百度地図を英語表示に設定する
- ホテルや観光スポットの中国語名を保存する
- 中国語住所のスクリーンショットを用意する
- 訪問都市のオフライン地図をダウンロードする
- 中国用eSIMなどの通信手段を準備する
- 必要に応じてAMap Globalでもルートを確認する
Trip.comでは、中国旅行に役立つ観光情報のほか、航空券、ホテル、現地交通、観光チケットなどを掲載しています。
旅行を計画する際は、地図アプリとあわせて活用し、中国旅行を快適に楽しみましょう。
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aoitoriは、Trip.comで旅行コンテンツライターとして、アジア方面を中心に記事を執筆しています。 なかでも中国本土をはじめとしたエリアを得意とし、一人旅やカップル旅行でも動きやすい旅の情報を発信しています。 交通や移動の分かりやすさを重視し、週末旅行や初めての海外旅行でも迷いにくいモデルコース作成を得意としています。 旅行・観光コンテンツの制作に携わって3年以上。 OTA向けの記事執筆や観光ガイド作成、航空券・ホテル情報の整理、キャンペーン・SEOコンテンツなどを通じて、「実際に使える情報」を意識して書いてきました。 個人としても、これまでに6カ国・地域を訪れ、日本国内は各地を旅しています。 実際に移動してみて分かったことや、事前に知っておきたかったポイントなど、体験ベースの情報を記事に反映しています。 記事では、「初めてでも迷わないこと」「移動で無駄に疲れないこと」を大切にしています。 交通導線や所要時間、予約時の注意点などを整理しながら、 Trip.comのデータと自身の経験を組み合わせて、できるだけシンプルに伝えるよう心がけています。 ビザや入国条件、治安情報については、 外務省や各国大使館、観光局、航空会社の公式情報を確認し、内容にズレが出ないよう随時アップデートしています。 ライター経歴 2023年頃 旅行コンテンツの執筆を開始。OTA向け記事や観光ガイド作成に携わる。 現在 アジアエリアを中心に、初海外向けの記事やモデルコース、交通・移動情報を軸とした旅行ガイドを制作。 主な資格・実績 ・JLPT N1 ・旅行・観光コンテンツ制作経験:3年以上 これまで訪れた国・地域 これまでに訪れた国・地域は6カ国・地域。 アジア:日本、中国本土、香港、台湾、 ヨーロッパ:フィンランド 短期旅行を中心に、都市間移動や現地交通を意識した旅を多く経験しています。 LCCを使った週末旅行から、初めての海外でも動きやすいルート選びまで、実体験をもとにした情報発信を行っています。
