天安門広場は予約が必須！WeChatやアリペイでの手配方法も解説

北京・天安門広場の観光を計画しているけど「予約なしでは入れないって本当？」と不安な人もいるのではないでしょうか。

結論から言えば、天安門広場は事前予約が必須で、WeChatミニプログラムや公式サイトなどで予約する必要があります。

天安門広場の予約について

この記事では天安門広場の予約方法をはじめ、日本人が知っておくべきポイント、注意点などをさらに詳しく解説します。

天安門広場は予約なしでは入場できない

予約制が導入された背景

現在、天安門広場は「完全予約制」で、事前に予約をしないと入場できないようになっています。 その背景には、観光客数の増加と安全管理の強化があります。

そのため、入場時の手続きと検査が厳格化されており、全ての観光客を対象にパスポート提示や手荷物検査があります。

予約が必要な施設と時間帯

天安門広場には複数の施設があり、施設によって予約なしで訪れると入場できない可能性が高いです。

予約が求められるのは広場そのものだけではありません。天安門城楼、毛主席記念堂、人民大会堂といった施設を見学する場合も、別途の予約が必要になります。

また、国旗掲揚式や降納式の時間帯は混雑するため、予約の際に入場ゲートや時間帯を指定しなければならないこともあります。

特に早朝の国旗掲揚式は人気が高く、枠がすぐに埋まってしまうので注意が必要です。

天安門広場の予約方法は主に3つ

1. WeChatミニプログラム

最も一般的かつ公式な方法がWeChat（微信）のミニプログラムを使うことです。日本人をはじめとする外国人もパスポートを使って登録することで、天安門広場の予約ができます。

＜予約手順＞

1. WeChatを開き、「検索」または「小程序／ミニプログラム」で「天安门广场预约参观」を検索。
2. ミニプログラム内で「个人预约」（個人予約）を選ぶ。
3. 日付を選択（1〜9日前まで）
4. 時間帯を選択（「升旗」「上午」「下午」「降旗」など）
5. 身分証（外国人ならパスポート）、国籍、電話番号などを入力。電話番号は日本の番号でも登録可能なケースあり。
6. 予約を提交（提出）、予約番号を記録しておく。入場時に提示。
   
   

2. アリペイ（Alipay）・百度（Baidu）などの他ミニプログラム

 WeChat以外でも、アリペイや百度ミニプログラム、そして「京通（Jing Tong）」を通じて予約できます。

＜予約手順＞（アリペイの場合）

1. すでにアリペイアカウントを持っていればそのまま利用できます。新規で作成する場合は電話番号が必要ですが、日本の番号でも登録できる場合があります。
2.天安門広場予約のミニプログラムを開くと、予約用の画面が表示されます。
3.訪問日を選択する。 個人の場合は訪問の 1〜9日前までです。カレンダーから希望日を選びます。
4.時間帯を選択。「升旗（国旗掲揚式）」「上午（午前）」「下午（午後）」「降旗（国旗降納式）」の4つから選べます。国旗掲揚式は特に人気なので、枠が早めに埋まる傾向があります。
5.情報入力

• 名前（パスポート通りに入力）
• 国籍
• パスポート番号
• 電話番号（SMS認証用、日本番号も利用できるケースあり）

※身分証明は外国人は必ずパスポート番号を入力します。

6.入力内容を確認したら、送信（提交）をタップ。完了すると予約番号や確認画面が表示されます。スクリーンショットを保存しておくと安心です。

3. 旅行会社やツアーなど

 WeChatやアリペイでの操作が難しい場合、旅行代理店やオンライン代行サービスを利用するのがおすすめです。

代行手数料はかかるものの、日本語サイトでの手配の安心感があります。

天安門広場の予約はTrip.comが簡単！そのワケ

天安門広場の事前予約をするなら、Trip.comがおすすめ。

Trip.comの天安門広場のチケットは、入場＋現地までの送迎サービスが付いているので、アクセスも便利です。

また日本語サイトなので、予約も簡単で購入後すぐに発券されます。

注文時に記入した乗車地点までドライバーがお迎え、チケットをチェックした後、各自で見学し、自由に国旗掲揚式を見学できます。

天安門広場の予約はキャンセル・変更できる？

Trip.comで手配した天安門広場の予約は条件付きでキャンセルができます。

現地時間で利用日の1日前の17:00まではキャンセル料がかからず、それ以降は100％のキャンセル料が発生します。

また、割引が適用されている予約は割引前の価格を基準に精算されますが、支払済み金額を超えて請求されることはありません。

ただし、一部のみの払い戻しには対応していないので注意が必要です。

天安門広場の見どころ3選

1.天安門（天安門城楼）

広場の中央にそびえる人民英雄記念碑は、高さ37.94メートルの堂々とした建造物で、中国近代史に名を刻む英雄たちを追悼するために建立されました。

正面には毛沢東の筆による「人民英雄永垂不朽（人民の英雄は永遠に不滅）」という言葉が刻まれ、数々の歴史的出来事がレリーフとして表現されています。

2.毛主席記念堂（毛主席紀念堂）

広場の南端に建つ毛主席記念堂は、毛沢東主席の遺体が安置されている場所であり、多くの人々が敬意を示すために足を運びます。

1977年に完成したこの記念堂は荘厳な空気に包まれ、内部には水晶の棺に収められた毛沢東の遺体を公開する部屋や、彼の歩んだ生涯を紹介する展示スペースが設けられています。

3.国旗掲揚式

天安門広場では毎日、国旗掲揚式が行われ、中国を象徴する重要な儀式として国内外から多くの見学客が訪れます。

日の出の時間になると国旗掲揚、日没には国旗降納が実施され、人民解放軍の儀仗兵が規律正しい動作で五星紅旗を掲げたり降ろしたりします。

所要時間はおよそ10分ほどで、整然とした行進や正確な動きなど、印象的な瞬間を見ることができます。

天安門広場の基本情報

天安門広場は完全予約制！事前に手配しよう

天安門広場の入場は完全予約制で、予約をしていないと基本的には入場できません。

WeChatやアリペイのミニプログラムを利用すれば無料で予約できますが、操作が難しい場合は日本の旅行会社やツアーを利用するのがおすすめです。

また、当日はパスポートを忘れずに持参し、指定されたゲートに余裕を持って向かいましょう。

しっかり準備を整えて、天安門広場を安心して楽しんでくださいね。