張家界国家森林公園の見どころ&行き方とは?お得なチケットガイド

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張家界国家森林公園の見どころ&行き方とは?お得なチケットガイド

「張家界国家森林公園ってどんなところ?」
「中国の観光地は情報が少なくて不安…」

張家界(ちょうかかい)国家森林公園は、中国湖南省にある世界自然遺産「武陵源」の一部です。映画『アバター』のモデルとして人気になりました。実際に訪問した方の口コミが乏しく、どうやって行けばいいのか、どこが見どころなのかが分からない人が多いでしょう。

そこでこの記事では、張家界国家森林公園の基本ガイドやアクセス方法、お得なチケット情報をまとめました。この記事を読めば、安心して張家界への計画が立てられますよ。

張家界国家森林公園とは

基本情報

基本情報

張家界国家森林公園は、1982年に中国で最初に指定された国立森林公園です。総面積は約48㎢で、武陵源風景区の中核をなすエリアです。

数億年にわたる地殻変動によって形成された不思議な地形は、まさに地球上とは思えない光景そのもの。柱の多くは高さ200m以上に達し、中には300mを超えるものもあります。

項目

詳細

所在地

中国湖南省張家界市武陵源区

設立年

1982年(中国初の国家森林公園)

面積

約48㎢

登録

1992年ユネスコ世界自然遺産登録

営業時間

7:00~18:00(季節により変動あり)

入場料

225元(約4,500円)

所要時間

1~3日間

ベストシーズン

春(3~5月)・秋(9~11月)

世界遺産としての価値

世界遺産としての価値

1992年、張家界国家森林公園は索渓峪(さくけいよく)、天子山(てんしざん)、楊家界(ようかかい)の3つの自然保護区とともに、ユネスコ世界自然遺産に登録されました。さらに2004年には世界ジオパークにも指定され、その価値の高さが国際的に認められました。

最大の特徴は、3000本以上にもおよぶ石英砂岩の柱状峰です。高さ200m以上の奇岩が林立する景観は、世界でも類を見ない貴重なもの。世界中から年間数百万人もの観光客が訪れる、中国を代表する観光スポットとなっています。

園内の移動手段

園内の移動手段

張家界国家森林公園は非常に広大なため、すべてを徒歩で回るのは困難です。効率よく観光するために、以下の移動手段を活用しましょう。

移動手段

料金(片道)

特徴

環境保護バス

入場料込み

園内各所を結ぶ無料バス

天子山ロープウェイ

約65元

山頂まで約7分で到着

百龍エレベーター

約65元

世界最高の屋外エレベーター

黄石寨ロープウェイ

約65元

黄石寨山頂へ

百龍エレベーターは高さ326m、世界最高の屋外エレベーターとして有名です。わずか1分28秒で袁家界エリアまで到着でき、時間短縮に大きく役立ちます。

所要時間の目安

所要時間の目安

張家界国家森林公園は、1日では回りきれないほど広大です。しっかり見るには、2~3日の滞在をおすすめします。

1日コース

8:00~11:00 袁家界観光(迷魂台、天下第一橋など)
11:30~13:00 昼食
13:00~14:00 環境保護バスで天子山へ移動
14:00~16:30 天子山観光(御筆峰、仙女献花など)
17:00 天子山ロープウェイで下山

2日コース

【初日】

午前:森林公園入口から百龍エレベーターで袁家界へ。迷魂台、天下第一橋、乾坤柱(アバターの山)などをゆっくり観光(約3~4時間)

午後:環境保護バスで天子山へ移動。賀龍公園、御筆峰、仙女献花などを巡る(約2~3時間)

夕方:天子山周辺または武陵源エリアで宿泊

【2日目】

午前:金鞭渓を森林公園入口から歩いてトレッキング。清流沿いの約7.5㎞の散策コースを楽しむ(約3~4時間)

午後:楊家界へ移動し、烏龍寨などの険しい山道にチャレンジ(約2~3時間)

Trip.comで張家界国家森林公園のチケットを予約しよう

Trip.comで張家界国家森林公園のチケットを予約しよう

張家界国家森林公園を訪れるなら、事前にTrip.comでチケットを予約しておくのがおすすめです。

Trip.comで予約するメリット

  • 現地での購入待ち時間を短縮できる
  • 日本語で簡単に予約完了
  • ロープウェイやエレベーターなどのセット券も選べる
  • 4日間有効なチケットでゆっくり観光できる

 

張家界国家森林公園の入場料は225元。公園のほか、索渓峪、楊家界、天子山も含まれます。ただし、園内のロープウェイや百龍エレベーターなどの移動手段は別料金です。効率よく回りたい方は、移動手段込みのセット券を検討してみてください。

張家界国家森林公園への行き方

張家界国家森林公園への行き方

張家界市内からのアクセス

交通手段

所要時間

料金

特徴

観光バス

約40~45分

約12元

30分間隔で運行、リーズナブル

タクシー

約40分

約100元

直接公園まで、快適

張家界の中心にあるバスステーションから、森林公園行きの直通観光バスが30分間隔で運行しています。リーズナブルな移動手段で、所要時間は約40~45分、料金は12元程度です。

時間を優先したい方や荷物が多い方は、タクシーの利用もおすすめ。所要時間は約40分で、料金は100元前後です。

空港からのアクセス

バスの場合

  1. 空港から4路バスで市内へ(料金約1元、運行時間8:00~18:00)
  2. 張家界中心バスステーションから公園行き観光バスに乗車(所要時間約40~45分、料金12元)

タクシーの場合

空港からタクシーに乗車し、張家界国家森林公園へ直接向かうことも可能です。所要時間は約50分、料金は100~130元です。

張家界国家森林公園の見どころ5選

1.袁家界(えんかかい)|映画『アバター』の世界

1.袁家界(えんかかい)|映画『アバター』の世界

映画『アバター』のモデルとなった場所として、有名です。霧が立ち込めると、岩山が空中に浮かんでいるように見え、まさに異世界のような光景が広がります。

展望台「迷魂台」からの眺めは圧巻で、名前の通り魂を奪われるような美しさ。袁家界で有名なのが「天下第一橋」で、高さ400mの石橋は、夫妻岩とともに「張家界の二大絶景」に数えられています。

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2.天子山(てんしざん)|自然が生み出した奇岩

2.天子山(てんしざん)|自然が生み出した奇岩

「天子帰来 不看山(天子が帰ってきても他の山は見るに値しない)」と言われるほど、絶景が広がる天子山。御筆峰や仙女献花など、自然が生み出した奇岩が連なる景色は圧巻です。

標高は約1,200m。ロープウェイで山頂まで上がると、雲海に浮かぶ石柱群の幻想的な光景が目の前に広がります。早朝や夕方、霧が立ち込める時間帯は、まるで水墨画の中に入り込んだような美しさです。

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3.金鞭渓(きんべんけい)|清流を眺めながら散策

3.金鞭渓(きんべんけい)|清流を眺めながら散策

歩きやすく、清流と緑に癒される散策コースです。全長約7.5㎞の渓谷に沿って遊歩道が整備されており、のんびりと自然を楽しめます。日本でも人気のドラマ『西遊記』の撮影が行われた場所として有名になりました。

野生の動物が現れることもあり、自然との触れ合いを楽しめるエリア。平坦な道が続くため、体力に自信がない方におすすめです。

4.楊家界(ようかかい)|冒険心をくすぐるエリア

4.楊家界(ようかかい)|冒険心をくすぐるエリア

険しい山道と断崖絶壁が続くエリアです。袁家界や天子山と比べると観光客が少なく、静かに絶景を楽しみたい方におすすめ。体力が必要ですが、その分、登り切った時の達成感と眺望は格別です。

西側に位置するこのエリアは、岩山の間を縫うように歩くスリル満点のトレッキングコース。険しい自然の中で、張家界の原始的な魅力を体感できます。

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5.黄石寨(こうせきさい)|絶景の展望台

5.黄石寨(こうせきさい)|絶景の展望台

標高約1,200mの台地状の山で、公園内でも特に眺めの良い場所として知られています。ここは、「不上黄石寨、枉到張家界(黄石寨に登らずして張家界を語るなかれ)」という言葉があるほど、張家界観光の定番スポットです。

ロープウェイで山頂まで上がれば、360度のパノラマビュー。数千本の石柱が織りなす絶景を一望できます。山頂には約6㎞の周遊路があり、様々な角度から奇岩群を眺めてみてください。

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張家界国家森林公園のベストシーズン

張家界国家森林公園のベストシーズン

張家界国家森林公園は季節によって異なる魅力があります。ベストシーズンは、春(3月~5月)と秋(9月~11月)で、気候が穏やかで美しい時期です。冬は、雪化粧した幻想的な風景を楽しめます。

時期

特徴

おすすめ度

3月~5月

新緑が美しく、花が咲き乱れる。気温が穏やか

★★★★★

6月~8月

緑が濃く、滝の水量も増える。気温30度超

★★★☆☆

9月~11月

紅葉が美しく、視界良好。気温20度前後で快適

★★★★★

12月~2月

雪化粧した奇岩が見られる。氷点下になることも。

★★★☆☆

張家界国家森林公園を楽しむためのポイント

張家界国家森林公園を楽しむためのポイント

張家界国家森林公園は山岳地帯にあり、天候が変わりやすいです。そのため、以下の準備をおすすめします。

必須の持ち物

  • 歩きやすい靴(トレッキングシューズが理想)
  • 防寒着(山頂は平地より気温が低い)
  • レインコート(突然の雨に備えて)
  • 帽子とサングラス(日差し対策)
  • 飲み物

張家界国家森林公園に関するよくある質問

張家界国家森林公園に関するよくある質問
  • Q1: 入場料はいくらですか?

    A: 225元(約4,500円)です。このチケットは4日間有効で、張家界国家森林公園のほか、索渓峪、楊家界、天子山も含まれます。ただし、園内のロープウェイやエレベーターなどの移動手段は別途料金が必要です。


  • Q2: 所要時間はどのくらい必要ですか?

    A: 森林公園を十分に楽しむには、最低でも丸1日(8~10時間)必要です。見どころをじっくり回りたい場合は、2~3日の滞在をおすすめします。


  • Q3: ベストシーズンはいつですか?

    A: ベストシーズンは春(3月~5月)と秋(9月~11月)です。この時期は気候が穏やかで、春は新緑、秋は紅葉が美しく、視界も良好です。平日は、混雑も少なく快適に観光できます。


  • Q4: 体力がなくても大丈夫ですか?

    A: ロープウェイや百龍エレベーター、環境保護バスなどの移動手段が充実しています。金鞭渓のような平坦な散策コースもあるため、体力に自信がない方でも楽しめます。ただし、歩きやすい靴は必須です。

張家界国家森林公園のチケットはTrip.comがお得

張家界国家森林公園のチケットはTrip.comがお得

張家界国家森林公園は、3000本以上の奇岩が織りなす絶景が魅力です。ベストシーズンは春と秋で、気候が穏やかで景色も美しい時期。ぜひ、映画『アバタ―』の世界を、実際にご覧ください。

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