
北海道でスキーをしたいけれど、数が多すぎてどこに行けば自分にぴったりなのか迷っていませんか?
せっかく北海道まで行くのだから、雪質も温泉も食事も妥協したくないし、失敗だけは避けたいですよね。
北海道でのスキー旅行を成功させるカギは、アクセスや雪質だけでなく、
目的を明確にし、エリアごとの特徴を正しく理解して選ぶことです。
北海道で失敗しないおすすめスキー場15選一覧
- サッポロテイネ
- 札幌国際スキー場
- 星野リゾート トマム
- ニセコ東急・グラン・ヒラフ
- キロロスノーワールド
- 富良野スキー場
- ルスツリゾート
- カムイスキーリンクス
- サホロリゾート
- 札幌藻岩山スキー場
- 名寄ピヤシリスキー場
- スノークルーズオーンズ
- 旭岳スキー場
- ニセコアンヌプリ国際スキー場
- 黒岳スキー場
北海道は非常に広大であるため、スキー場によってパウダースノーの質、コースの難易度、周辺のリゾート環境が大きく異なります。
自分のレベルや目的に合わない場所を選んでしまうと、
移動に時間を取られたり、期待していた体験ができなかったりと、満足度が下がってしまうことも。
そこでこの記事では、数ある北海道のスキー場の中から、目的別におすすめのスポットを厳選してご紹介します。
北海道でアクセスの良い定番スキー場3選
北海道スキー旅行において、移動時間は旅の満足度を左右する要素です。
なぜなら、広大な北海道では、空港からスキー場までの移動だけで半日以上を費やしてしまうケースも少なくないからです。
限られた滞在時間を有効に使い、到着したその日から滑りたいと考えるなら、アクセス重視でスキー場を選ぶのがおすすめです。
そこでここでは、新千歳空港や札幌市内からのアクセスが良く、かつ雪質も妥協しない定番スキー場を3つ厳選しました。
サッポロテイネ

札幌中心部から車で約40分という、都市近郊型のスキー場として圧倒的な利便性を誇るスキー場です。
標高1,000mを超える手稲山の地形を活かし、札幌オリンピックの会場にもなった本格的なコースレイアウトが特徴。
山頂付近の「ハイランドゾーン」と中腹の「オリンピアゾーン」の2つのエリアで構成されています。
山頂からは札幌市街と石狩湾を一望でき、
海に向かって滑り降りるような爽快感は、他では味わえない特別な体験となるでしょう。
<コース難易度>
オリンピアゾーンは幅が広く緩やかな斜面が中心で、ファミリーや初心者におすすめです。
一方、ハイランドゾーンには最大斜度36度の名物コース「北かべ」などがあり、上級者を唸らせる難関コースが揃っています。
<雪質>
市内から近い場所にありながら、標高が高いため雪質は良好です。
特にハイランドゾーンでは、内陸のスキー場に引けを取らないドライパウダーを楽しめます。
<混雑度>
アクセスの良さから、週末は札幌市民で賑わいます。
しかし、コース幅が広いため、リフト待ちの時間以外はそれほど窮屈さを感じずに滑走可能です。
どんな人におすすめ?
サッポロテイネは、「札幌観光もスキーも両方楽しみたい」という欲張りなプランを立てている方に最適です。
日中はスキーを楽しみ、夜は札幌・すすきのでグルメを堪能するといった過ごし方が、移動のストレスなく実現できます。
また、初心者グループと上級者が混在している場合でも、両者が満足できるコースバリエーションがあるため安心です。
基本情報 | |
オープン期間 | 例年11月中旬から5月上旬(ゴールデンウィーク)まで |
リフト券料金(1日券) | 大人:6,000円から7,000円程度 小学生:3,000円程度 ※WEB予約などで割引になる場合があります。 |
住所 | 北海道札幌市手稲区手稲本町593 |
アクセス | JR手稲駅からバスで約20分 札幌市内中心部から車で約40分 新千歳空港から車で約60分(高速道路利用) |
営業時間 | 9:00から17:00(時期により変動あり) ※ナイター営業は16:00から21:00頃まで実施 |
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札幌国際スキー場

札幌中心部から車で約60分から90分、定山渓温泉のさらに奥深くに位置するのが札幌国際スキー場です。
アクセスの良さと、北海道トップクラスの豊富な積雪量を兼ね備えた人気のスキー場といえます。
例年11月中旬から5月のゴールデンウィークまでという、半年近いロングシーズン営業を実現しているのが特徴です。
札幌観光とセットで、本格的なパウダースノーを楽しみたい旅行者にとって、外せない選択肢となるでしょう。
<コース難易度>
全体の構成は初級・中級者向けが中心です。特に「林間コース」や「メルヘンコース」は、初心者でも山頂から麓まで安心して滑れる緩やかな斜面が続きます。
上級者には最大斜度30度の「ダウンヒルコース」が用意されています。
<雪質>
札幌近郊とは思えないほどの豪雪地帯に位置しており、ハイシーズンには連日のように新雪が降り積もります。
常に新しい雪が供給されるため、午後になっても荒れにくい良好なコンディションが維持されます。
<混雑度>
アクセスの良さと雪質の評判から、週末や祝日は非常に混雑します。
特に朝のゴンドラ乗り場や昼時のレストランは行列ができることがあるため、時間をずらして利用するなどの工夫が必要です。
どんな人におすすめ?
「難しいコースは不安だけど、長い距離を気持ちよく滑りたい」という方におすすめです。
山頂から初心者コースがつながっているため、技術に自信がなくても山頂からの絶景とロングランを体験できます。
また、帰りに定山渓温泉へ立ち寄りやすいため、スキーで冷えた体を温泉で温めることもできます。
基本情報 | |
オープン期間 | 例年11月中旬から5月上旬(ゴールデンウィーク)まで |
リフト券料金(1日券) | 大人:5,000円から6,000円程度 中高生・シニア:4,500円から5,000円程度小学生:2,000円から3,000円程度 ※札幌市内からの往復バス代とリフト券がセットになった「バスパック」がお得です。 |
住所 | 北海道札幌市南区定山渓937番地先 |
アクセス | 札幌中心部からバスで約90分 JR小樽築港駅からバスで約40分 新千歳空港からバスで約2時間 |
営業時間 | 平日:9:00から17:00 土日祝:8:30から17:00 ※時期により変動あり |
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星野リゾート トマム

新千歳空港からJRで最速約90分、駅直結という抜群の利便性を誇るのが「星野リゾート トマム」です。
雪道の運転に不安がある旅行者でも、列車を降りればすぐに白銀の世界へ飛び込めます。
スキー場としてだけでなく、ホテルや氷の街「アイスヴィレッジ」などが一体となった滞在型リゾートであり、非日常的な時間を過ごすにはうってつけの場所です。
「移動は楽に、滞在は豪華に」という、大人のスキー旅行を実現できるスポットといえます。
<コース難易度>
初心者やファミリー向けの緩やかなコースが充実しています。
一方で、上級者向けには、自然の地形をそのまま活かした「上級者限定解放エリア」があり、自己責任で森の中を滑るスリルを味わえます。
<雪質>
内陸部に位置するため気温が非常に低く、「シルキースノー」と呼ばれる極上の粉雪が降ります。
水分が少なく、驚くほど軽い雪質は、一度味わうと病みつきになるほどです。
<混雑度>
人気リゾートのため宿泊客は多いですが、ゲレンデが広大であるため、リフト待ちのストレスは比較的少ない傾向にあります。
ただし、朝のゴンドラやレストランは一時的に混み合うことがあります。
どんな人におすすめ?
「スキー以外の時間も充実させたい」という方に、最もおすすめできます。
ゲレンデ直結のホテル、波の出るプール、幻想的な氷の街など、スキーをしない時間も楽しめるアクティビティが豊富に揃っています。
また、3世代での旅行や、スキーをしないメンバーがいるグループ旅行にも最適です。
基本情報 | |
オープン期間 | 例年12月上旬から4月1日頃まで |
リフト券料金(1日券) | 大人:7,000円程度 小学生:5,000円程度 ※Webでの事前購入で割引になる場合があります。 |
住所 | 北海道勇払郡占冠村中トマム |
アクセス | 新千歳空港からJRで最速約90分(トマム駅直結) 新千歳空港から直通バスで約2時間 |
営業時間 | 9:00から16:00 ※ナイター営業は12月下旬から3月下旬まで、16:00から18:00(時期により変動あり) |
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北海道でスキーリゾートを楽しむならココ!おすすめ3選
北海道のスキー旅行の醍醐味は、滑ることだけではありません。
ゲレンデの壮大な景色、麓(ふもと)の温泉、そしてリゾートならではの非日常的な空間すべてが旅の思い出になります。
「せっかくなら、スキー場の質にも宿泊環境にもこだわりたい」
そう考える方のために、北海道を代表する本格的なスキーリゾートを3つ厳選しました。
ニセコ東急・グラン・ヒラフ

世界中のパウダーフリークが憧れる「JAPOW(ジャパウ)」の聖地、ニセコエリアの中で最大の規模を誇るスキー場です。
ニセコアンヌプリ山の裾野に広がる4つのスキー場(ニセコユナイテッド)の中心的存在であり、
ゲレンデの広さと麓の街の賑わいは北海道内でも群を抜いています。
海外からの滞在客も多く、日本にいながら異国情緒あふれるリゾートステイを楽しめるのが大きな魅力です。
<コース難易度>
広くなだらかなファミリー向けコースから、非圧雪の急斜面までバランスよく配置されています。
特に林間を滑るツリーランコースは、上級者に人気です。
<雪質>
水分をほとんど含まないドライパウダーが降り積もります。
気温が低いため、日中でも雪が重くなりにくく、極上の浮遊感を味わえます。
<混雑度>
世界的に有名なリゾートであるため、ハイシーズンや春節(旧正月)の時期は非常に混雑します。
リフト待ちが発生することもあるため、早朝の利用がおすすめです。
どんな人におすすめ?
「世界レベルの雪質と、アフタースキーの充実度を両立させたい」という方に最適です。
麓には多くのレストランやバー、温泉があり、滑った後の楽しみも尽きません。
また、ナイター営業エリアが国内最大級であるため、夜までたっぷりと滑り込みたい人にも強くおすすめします。
基本情報 | |
オープン期間 | 例年12月上旬から5月上旬(ゴールデンウィーク)まで |
リフト券料金(1日券) | 大人:9,500円から11,500円程度(時期により変動) 中学生・高校生:5,700円から6,900円程度 小学生:5,700円から6,900円程度 ※オンライン購入で割引あり |
住所 | 北海道虻田郡倶知安町字山田204 |
アクセス | 新千歳空港からバスで約2.5時間から3時間 札幌中心部から車・バスで約2時間 JR倶知安駅からバスまたはタクシーで約15分 |
営業時間 | 8:30から16:30 ナイター:16:30から19:00(3月下旬まで) |
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キロロスノーワールド

札幌から車で約60分、小樽から約40分という好立地にありながら、北海道トップクラスの積雪量を誇るリゾートです。
「朝里(あさり)」と「長峰(ながみね)」の2つの山頂から広がるコースは、
雪の量が豊富なためシーズンが長く、例年5月まで営業しています。
リゾートホテルが隣接しており、ラグジュアリーな滞在と本格的なスキーをワンストップで楽しめる点が評価されています。
<コース難易度>
全体的にコース幅が広く、中級者が気持ちよく滑れる斜面が多いのが特徴です。
初心者向けの練習バーンもしっかり確保されています。
<雪質>
一晩で数十センチの新雪が積もることも珍しくありません。
常に新しい雪が供給されるため、パウダースノーに遭遇できる確率が非常に高いエリアです。
<混雑度>
人気のリゾートですが、リフトやゴンドラの輸送力が高いため、比較的スムーズに循環します。
ただし、悪天候時はゴンドラが運休になることもあるので注意が必要です。
どんな人におすすめ?
「とにかくパウダースノーを確実に当てたい」という雪質重視の方におすすめです。
また、小樽観光との相性が抜群に良いため、スキーと観光の両方を楽しみたいカップルやファミリーにも適しています。
ホテルからゲレンデへのアクセスも良いため、移動のストレスなく優雅に過ごしたい方にもぴったりです。
基本情報 | |
オープン期間 | 例年12月上旬から5月上旬(ゴールデンウィーク)まで |
リフト券料金(1日券) | 大人:7,500円から8,500円程度 中学生・高校生:6,500円から7,500円程度 小学生:4,500円から5,500円程度 |
住所 | 北海道余市郡赤井川村常盤128番地1 |
アクセス | 新千歳空港からバスで約2時間 小樽築港駅からバスで約40分 札幌市内から車で約60分 |
営業時間 | 9:00から16:00 ナイター営業あり(時期により変動) |
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富良野スキー場

北海道のほぼ中央に位置し、過去にFISワールドカップが10回以上開催された名門スキー場です。
「富良野ZONE」と「北の峰ZONE」の2つのエリアからなり、雄大な十勝岳連峰を望みながらの滑走は圧巻です。
内陸特有の気候により、気温が低く湿度の低い、サラサラの「富良野パウダー」を楽しめることで知られています。
<コース難易度>
競技大会に使われるような急斜面から、緩やかな林間コースまでバリエーションが豊富です。
初級者から上級者まで、レベルを問わず満足できます。
<雪質>
海から離れているため雪が非常に軽く、時間が経っても固くなりにくいのが特徴です。
ハイシーズンにはマイナス20度近くまで冷え込み、ダイヤモンドダストが見られることもあります。
<混雑度>
広大なゲレンデのため、人が分散しやすく、激しい混雑を感じることは少ないでしょう。
ゆったりと自分のペースで滑りたい方に向いています。
どんな人におすすめ?
「長い距離をノンストップで滑りたい」というロングクルージング好きの方に最適です。
また、小学生以下のリフト料金が無料であるため、
お子様連れのファミリーには経済的なメリットが非常に大きいスキー場です。
富良野市街地が近いため、アフタースキーで地元のグルメを楽しみたい方にもおすすめできます。
基本情報 | |
オープン期間 | 例年11月下旬から5月上旬(ゴールデンウィーク)まで |
リフト券料金(1日券) | 大人:7,000円から8,000円程度 小学生以下:無料(別途ICカード保証金が必要な場合あり) |
住所 | 北海道富良野市中御料 |
アクセス | 旭川空港からバスで約1時間20分 新千歳空港からバスで約2時間30分 |
営業時間 | 8:30から16:00または16:30(時期により変動) ナイター営業:16:30から19:30(3月下旬まで) |
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初心者でも安心の北海道のスキー場3選
「北海道のスキー場はレベルが高そうで、初心者には敷居が高い」そのように感じて、
北海道でのスキー旅行を躊躇していませんか。
実は北海道には、コース幅が広く、傾斜が緩やかな「初心者天国」とも呼べるスキー場が数多く存在します。
雪質が良いからこそ板の操作がしやすく、転んでも痛くないため、
本州の湿った雪で練習するよりも上達が早いというメリットさえあります。
ここでは、デビュー戦や久しぶりのスキーでも安心して滑れる、初心者・初級者に優しいスキー場を3つ紹介します。
ルスツリゾート

単一のスキー場としては北海道No.1の大きさを誇る、全37コースの巨大リゾートです。
「ウエスト」「イースト」「イゾラ」の3つの山からなり、遊園地やホテルが直結しています。
「初心者がいきなり大きなスキー場に行っても大丈夫?」と思うかもしれませんが、ルスツこそ初心者に優しい環境が整っています。
コース幅が圧倒的に広く、人が分散するため、接触の恐怖を感じずにのびのびと滑走できるからです。
<コース難易度>
初心者向けのロングコースが豊富です。
特に「イースト」や「イゾラ」エリアには、見晴らしが良く緩やかな斜面が長く続くため、景色を楽しみながら練習できます。
<雪質>
太平洋からの湿った風が山に遮られるため、非常に乾いたパウダースノーが降ります。
圧雪されたバーンも柔らかく、エッジが噛みやすいため滑りやすいのが特徴です。
<混雑度>
週末は混み合いますが、ゲレンデが広大すぎるため、コース上で混雑を感じることはほとんどありません。
どんな人におすすめ?
「広くて景色の良い場所で滑りたい」という初心者に最適です。
また、スクールも充実しており、初めて板を履く方へのサポート体制も万全です。
リゾートホテル内には温泉やメリーゴーランド、プロジェクションマッピングなどがあり、滑った後の楽しみも尽きません。
基本情報 | |
オープン期間 | 例年11月下旬から4月上旬(GW頃)まで |
リフト券料金(1日券) | 大人:9,000円から11,000円程度 中高生:8,000円程度 小学生:5,000円程度 ※WEB事前購入で割引あり |
住所 | 北海道虻田郡留寿都村字泉川13 |
アクセス | 新千歳空港から直通バスで約90分 札幌市内から無料送迎バス(予約制)で約90分 |
営業時間 | 9:00から16:00 ナイター:16:00から20:00(3月下旬頃まで) |
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カムイスキーリンクス

カムイスキーリンクス
旭川市内から車で約30分、道北エリアを代表する公営のスキー場です。
FIS公認コースを持つ本格派でありながら、初心者が安心して滑れる「圧倒的なコース幅」が最大の魅力です。
リゾート化されたスキー場とは異なり、純粋に滑走を楽しむことに特化しています。
リーズナブルな料金設定も相まって、練習に集中したい方には理想的な環境といえるでしょう。
<コース難易度>
名物の「ゴールドコース」は、コース幅が最大150mもあります。
どれだけ大きなターンをしてもコースアウトする心配がなく、他のスキーヤーとの接触リスクも極めて低いです。
<雪質>
内陸に位置するため、サラサラのパウダースノーを楽しめます。
気温が低く、雪質が劣化しにくいため、一日中良好なコンディションで練習できます。
<混雑度>
海外からの観光客が集中するニセコなどに比べると、非常に空いています。
リフト待ちも少なく、ストレスフリーで滑走可能です。
どんな人におすすめ?
「混雑を避けて、自分のペースでこっそり上達したい」という方におすすめです。
リフト券が他のリゾートスキー場に比べて安価であるため、コストを抑えたい学生やファミリーにも適しています。
旭川観光や旭山動物園とセットで訪れるプランも人気です。
基本情報 | |
オープン期間 | 例年12月上旬から3月下旬まで |
リフト券料金(1日券) | 大人:4,000円から5,000円程度 小学生:2,000円程度 |
住所 | 北海道旭川市神居町西丘112 |
アクセス | 旭川市内から車・バスで約30分 旭川空港からバスで約60分 札幌から車で約90分(高速道路利用) |
営業時間 | 9:00から17:00 ※ナイター営業なし |
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十勝サホロリゾート

北海道のほぼ中心、十勝地方に位置する滞在型のスノーリゾートです。
「晴天率が高い」という十勝地方特有の気候メリットがあり、吹雪に見舞われるリスクが比較的低いのが特徴です。
全体的にゆったりとした時間が流れており、ガツガツ滑るというよりは、優雅にリゾートステイを楽しむ雰囲気が漂っています。
森に囲まれた静かな環境で、心穏やかにスキーデビューを飾ることができます。
<コース難易度>
全体的に緩やかで、圧雪(グルーミング)の整備が行き届いています。
初心者コースの比率が高く、いきなり急斜面に出くわす恐怖がありません。
<雪質>
水分が極めて少ないドライな雪質です。
十勝晴れと呼ばれる青空の下、キラキラと輝く雪の上を滑るのは最高の気分です。
<混雑度>
非常に落ち着いています。プライベートゲレンデのような静けさがあり、初心者でも焦らずに滑走できます。
どんな人におすすめ?
「寒いのが苦手」「吹雪の中で滑りたくない」という方に最適です。
晴れる確率が高いため、景色を楽しみながら快適に過ごせます。
落ち着いた雰囲気なので、のんびりとした休暇を過ごしたいファミリーやシニア層にも強くおすすめします。
基本情報 | |
オープン期間 | 例年12月上旬から4月上旬まで |
リフト券料金(1日券) | 大人:6,000円から7,000円程度 シニア・中高生:5,000円から6,000円程度 子供(4歳~小学生):5,000円程度 |
住所 | 北海道上川郡新得町狩勝高原 |
アクセス | 新千歳空港からJRとバス・タクシーで約2時間 十勝帯広空港からバスで約80分 |
営業時間 | 9:00から16:00 ※ナイター営業なし |
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家族連れに人気の北海道のスキー場3選
「子供を連れてのスキー旅行、どこを選べば安全で楽しく過ごせるだろうか」
小さなお子様連れのファミリーにとって、
スキー場選びは自分たちが楽しむこと以上に、子供の安全やサポート体制が気になるものです。
北海道には、ファミリー層を第一に考えた、安全で快適なスキー場が数多く点在しています。
ここでは、特に「子供のスキーデビュー」や「家族でのんびり滑る」のに適した、安心設計のスキー場を3つご紹介します。
札幌藻岩山スキー場

藻岩山
札幌市内中心部から車で約20分から30分という驚きの近さにありながら、創業60年以上の歴史を持つ老舗スキー場です。
最大の特徴は、北海道でも数少ない「スキー専用ゲレンデ(スノーボード全面禁止)」であるという点です。
スノーボーダーとの接触事故を心配する必要がないため、小さなお子様のスキーデビューにこれほど適した環境はありません。
親子3世代で安心して滑れる、市民の憩いの場としても愛され続けています。
<コース難易度>
緩やかな「ファミリーゲレンデ」や、林間を抜ける「観光道路コース」など、初心者や子供が楽しめるコースが充実しています。
全10コースとコンパクトながら、変化に富んだ地形を楽しめます。
迷子になりにくいレイアウトも、親御さんには安心材料です。
<雪質>
標高はそれほど高くありませんが、北斜面に位置しているため雪解けが遅く、良好な雪質が維持されています。
<混雑度>
週末は地元の小学生やファミリーで賑わいますが、リフト待ちがストレスになるほどではありません。
スノーボードが禁止されている分、ゲレンデ全体の流れが穏やかです。
どんな人におすすめ?
「子供に初めてスキーを教えたい」というファミリーに断トツでおすすめです。
周りも同じような家族連れが多いため、気兼ねなく練習できます。
また、札幌の夜景が美しく見えるスポットとしても有名なので、夕方からのナイター滑走も特別な思い出になります。
基本情報 | |
オープン期間 | 例年12月中旬から3月下旬まで |
リフト券料金(1日券) | 大人:4,000円から5,000円程度 小学生:3,000円程度 |
住所 | 北海道札幌市南区藻岩下1991 |
アクセス | 札幌中心部から車で約20分 地下鉄真駒内駅からバスで約20分 |
営業時間 | 9:00から16:00 ナイター:16:00から21:00 |
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名寄ピヤシリスキー場

北海道の北部、名寄(なよろ)市にあるこのスキー場は、「日本一の雪質」と称されることもある穴場スポットです。
極寒の地だからこそ生まれる、空気のように軽いパウダースノーは、転んでも全く痛くないほどの柔らかさを誇ります。
そのため、子供が雪を嫌いにならず、楽しみながら上達できるのが最大の特徴です。
派手なリゾート施設はありませんが、温かみのあるローカルな雰囲気と最高の雪が家族を迎えてくれます。
<コース難易度>
平均斜度が緩やかなコースが多く、初心者でも山頂近くからロングランを楽しめます。
林間コースは冒険気分を味わえるため子供たちに人気です。
リフト4基、コース数12本と中規模サイズです。
全体が見渡しやすい配置で、家族連れには丁度よい広さといえます。
<雪質>
水分が極端に少ない「シルキースノー」です。
雪玉が作れないほどサラサラしており、ウェアも濡れにくいのが特徴です。
<混雑度>
観光地化されていないため、週末でも非常に空いています。リフト待ちはほぼゼロで、貸切のような気分で滑走できます。
どんな人におすすめ?
「混雑を避けて、最高の雪質で子供を上達させたい」という本質重視のファミリーに最適です。
また、リフト料金が非常にリーズナブルなため、滞在費を抑えたい方にも喜ばれています。
近くには温泉施設「なよろ温泉サンピラー」があり、冷えた体をすぐに温められるのも魅力です。
基本情報 | |
オープン期間 | 例年12月中旬から3月下旬まで |
リフト券料金(1日券) | 大人:3,000円から4,000円程度 小中学生:2,000円から2,500円程度 |
住所 | 北海道名寄市日進 |
アクセス | 旭川から車で約90分(高速道路利用) JR名寄駅からバスまたはタクシーで約20分 |
営業時間 | 9:00から16:30(時期により変動) ナイター:16:30から20:30 |
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スノークルーズオーンズ

ゲレンデ・コース案内 | スノークルーズオーンズ | 札幌・小樽から ...
小樽市銭函(ぜにばこ)に位置し、石狩湾を見下ろす絶好のロケーションが自慢のスキー場です。
札幌と小樽の中間地点にあり、インターチェンジからも近いため、アクセスの良さは抜群です。
また、人工造雪機を完備しているため、北海道内で最も早くオープンすることでも知られています。
コンパクトながらもキッズパークやレンタルが充実しており、
手ぶらで気軽に遊びに行ける「手軽さ」がファミリーに支持されています。
<コース難易度>
初心者向けの緩斜面がベースですが、最大斜度30度のコースもあり、親御さんも十分に楽しめます。
<雪質>
海沿いのため、内陸に比べるとやや湿った雪になることがありますが、人工降雪機により積雪量は常に安定しています。
<混雑度>
アクセスの良さから、週末の日中や仕事終わりのナイター時間は賑わいます。
しかし高速リフトのおかげで回転が速く、待機時間は短めです。
どんな人におすすめ?
「小樽観光のついでに少しだけ滑りたい」「子供を雪遊びさせたい」というライトな利用に最適です。
毎日23時までナイター営業を行っているため、日中は観光、夜はスキーといった柔軟なスケジュールが組めます。
無料送迎バス(地下鉄宮の沢駅・麻生駅発着)があるのも、車を持たない旅行者には嬉しいポイントです。
基本情報 | |
オープン期間 | 例年11月中旬から3月下旬まで |
リフト券料金(1日券) | 大人:4,000円から5,000円程度 小学生:3,000円程度 ※未就学児はリフト無料(保護者同伴) |
住所 | 北海道小樽市春香町357 |
アクセス | 札樽自動車道「銭函IC」より車で約5分 JR銭函駅から無料送迎バスまたはタクシーで約10分 札幌市内から無料送迎バスあり |
営業時間 | 9:00から23:00 ※ナイター営業時間が長く便利です。 |
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上級者も満足!雪質の良い北海道のスキー場3選
「きれいに整備された圧雪バーンを滑るだけでは、もう物足りない」そのように感じる上級者にとって、北海道はまさに理想郷といえます。
なぜなら、北海道には国立公園内の手つかずの大自然を滑走できる「山岳スキー場」や、
世界最高品質のパウダースノーが膝上まで積もるフィールドが存在するからです。
ここでは、雪質を重視する上級者向けのスキー場を3つ紹介します。
旭岳スキーコース

引用: 旭岳ビジターセンター
北海道最高峰、標高2,291mの旭岳の斜面に開かれたこの場所は、厳密には「スキー場」というよりも「冬山」そのものです。
リフトはなく、ロープウェイ1本で森林限界を超える標高1,600mまで一気にアクセスします。
圧雪車が入るコースはごく一部で、エリアの大半が非圧雪の自然地形。
「整備されたコースを滑る」のではなく、「山そのものを滑る」という感覚が味わえる、日本でも数少ない山岳スキーエリアです。
<コース難易度>
非常に高いです。天候が崩れれば視界はゼロになり、遭難のリスクも伴います。
地形を読む力と、万が一に備えた雪山装備が不可欠です。
<雪質>
世界中のスキーヤーが「シルキースノー」と呼んで絶賛する、日本最高レベルの乾燥粉雪です。
風で叩かれた硬い雪から、腰まで埋まる深雪まで、あらゆる雪質が存在します。
<混雑度>
リフト待ちは発生しませんが、パウダー狙いのスキーヤーでロープウェイ始発前には行列ができます。
どんな人におすすめ?
バックカントリーの経験があり、深雪滑走の技術を持っているエキスパートに最適です。
自然の厳しさと美しさをダイレクトに感じたい方には、これ以上ないフィールドとなるでしょう。
基本情報 | |
オープン期間 | 例年12月下旬から5月上旬(ゴールデンウィーク)まで |
リフト券料金(1日券) | シーズン券や1日券(約4,500円から6,000円程度、時期により変動)1回券もあり |
住所 | 北海道上川郡東川町旭岳温泉 |
アクセス | 旭川空港から直通バス「いで湯号」で約60分 旭川市内から車で約60分から70分 |
営業時間 | 9:00から16:00 |
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ニセコアンヌプリ国際スキー場

引用:ニセコアンヌプリ
ニセコユナイテッドの4つのスキー場の中で、最もコース幅が広く、開放的な雰囲気が特徴です。
上級者にとっての最大の魅力は、ニセコ独自の「ニセコルール」に基づき設置された「ゲート」へのアクセスの良さです。
このゲートを抜けることで、スキー場の管理区域外にある広大なバックカントリーエリアへ、比較的安全にアプローチできます。
もちろん、ゲレンデ内の非圧雪コースも充実しており、深雪クルージングを存分に楽しめます。
<コース難易度>
ゲレンデ内は中級者向けのワイドバーンが中心ですが、深雪エリアやゲート外は完全な上級者向けです。
総滑走距離やリフト本数はニセコエリアでも標準的ですが、横に広いレイアウトのため、面積以上のスケールを感じられます。
<雪質>
ニセコ特有の水分が少ないドライパウダーが降り積もります。
特に北斜面に近いエリアでは、午後まで良質な雪が残っていることがあります。
<混雑度>
隣接するグラン・ヒラフに比べると、比較的落ち着いています。
隠れ家的なパウダーポイントを見つけやすいのもメリットです。
どんな人におすすめ?
「ゲレンデパウダーだけでなく、本格的なサイドカントリーにも挑戦したい」という方に適しています。
ゲートシステムを利用すれば、リスクを管理しながら手つかずの自然地形を楽しめるため、バックカントリーの入門としても最適です。
混雑を少し避けて、ニセコの極上雪を堪能したい方にもおすすめします。
基本情報 | |
オープン期間 | 例年12月上旬から5月上旬(ゴールデンウィーク)まで |
リフト券料金(1日券) | 大人 8,000円から10,000円程度(時期により変動) |
住所 | 北海道虻田郡ニセコ町字ニセコ485 |
アクセス | 新千歳空港からバスで約3時間 JRニセコ駅からバスまたはタクシーで約10分 |
営業時間 | 8:30から16:30 ナイター:16:30から19:30(時期により変動) |
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黒岳スキー場![大雪山黒岳スキー場 - 上川町/スキー場 [ライナーウェブ]](https://www.liner.jp/images/spot/4637/4637_1_sp.jpg)
![大雪山黒岳スキー場 - 上川町/スキー場 [ライナーウェブ]](https://www.liner.jp/images/spot/4637/4637_1_sp.jpg)
大雪山黒岳スキー場 - 上川町/スキー場 [ライナーウェブ]
大雪山系黒岳の北東斜面に位置し、旭岳と並んで北海道を代表する山岳スキー場です。
その特筆すべき点は、アクセスの容易さとシーズンの長さです。
層雲峡温泉街からロープウェイとリフトを乗り継ぐだけで、標高1,500mオーバーの別世界へ到達できます。
また、11月から5月、雪解け状況によっては夏スキーまで楽しめるという、驚異的な営業期間を誇ります。
<コース難易度>
リフト周辺のコースは斜度がきつく、コース幅も狭い箇所があるため、
初級者が安易に立ち入ると下りられなくなる可能性があります。自然地形への適応力が試されます。
<雪質>
内陸の極寒地帯にあるため、雪の軽さは北海道内でも一、二を争います。
厳冬期にはマイナス20度を下回ることも多く、ダイヤモンドダストの中を滑走できます。
<混雑度>
観光客はロープウェイを利用しますが、スキー場自体はストイックな愛好家が中心のため、混雑とは無縁です。
どんな人におすすめ?
「春になっても、まだまだパウダーを追い求めたい」という雪バカ(褒め言葉)なスキーヤーにおすすめです。
また、層雲峡温泉がすぐ麓にあるため、ハードな滑走の後に良質な温泉で疲れを癒やすという、贅沢なルーティンを楽しみたい方にも最適です。
基本情報 | |
オープン期間 | 例年11月中旬から5月上旬(GW)まで ※積雪状況により変動あり |
リフト券料金(1日券) | 大人:4,000円から5,000円程度 (ロープウェイ・リフトセット券) |
住所 | 北海道上川郡上川町層雲峡 |
アクセス | 旭川から車・バスで約90分 層雲峡温泉街から徒歩またはバスですぐ |
営業時間 | 9:00から15:20(時期により変動) ※ナイター営業なし |
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北海道スキー旅行の費用相場

冬のルスツ - 北海道 ルスツリゾートスキー場
北海道スキー旅行(2泊3日)の費用相場目安 | |
項目 | 料金 |
航空券(往復) | 20,000円~60,000円 |
宿泊費(2泊) | 20,000円~80,000円 |
リフト券(2日分) | 10,000円~18,000円 |
レンタル代(2日分) | 10,000円~15,000円 |
食事・雑費 | 15,000円~30,000円 |
現地交通費 | 5,000円~20,000円 |
合計 | 80,000円~220,000円 |
北海道へのスキー旅行を計画する際、最も気になるのは「結局、総額でいくら必要なのか」という点ではないでしょうか。
航空券、宿泊費、リフト券、現地での移動費など、項目が多岐にわたるため、予算が見えにくくなりがちです。
あらかじめ相場感を把握しておくことで、予算オーバーを防ぎ、
食事やアクティビティにメリハリをつけた予算配分ができますよ。
1月・2月のハイシーズンと3月の春スキー比較
旅行時期を決める際、ハイシーズンと春スキー期間の価格差を知っておくことは、旅行計画の第一歩です。
雪質を最優先するか、コストパフォーマンスを重視するかによって、選ぶべき時期が明確になるからです。
それぞれの時期の費用感と特徴を比較してみましょう。
1月・2月(ハイシーズン)
パウダースノーの確率は最高ですが、旅行代金もピークを迎えます。
特にさっぽろ雪まつり期間(2月上旬)や春節(旧正月)前後は、航空券と宿泊費が通常期の1.5倍から2倍近くに跳ね上がることがあります。
3月以降(春スキー)
3月中旬を過ぎると、航空券や宿泊費の相場が下がり始めます。
多くのスキー場では「春スキー割引」が適用され、リフト券が2割から3割程度安くなります。
トータルで数万円単位の節約が可能です。
リフト券+レンタル+宿泊のセット予算目安
航空券を除いた、現地でかかる「滑るための費用」がどれくらいになるか、具体的にイメージしておきましょう。
ここを甘く見積もると、現地での出費が予想以上に膨らんでしまうかもしれません。
特に、「手ぶらでスキー」を考えている場合は、レンタルの予算確保が重要です。
リフト券代
ニセコやルスツなどの大型リゾートでは、1日券が9,000円から1万円を超えます。
2日間滑るなら約2万円を見ておく必要があります。
レンタル代
板とブーツのセットで1日5,000円から8,000円、ウェア上下で1日4,000円程度が相場です。
フルセットを2日間借りると、2万円近くかかります。
宿泊費
ゲレンデ直結のリゾートホテルは1泊2食付きで2万円以上が相場ですが、
札幌市内のホテルやペンションを利用すれば、1泊1万円以下に抑えることも可能です。
ツアーもおすすめ
個別に手配するのが面倒だと感じたり、少しでも安く行きたいと考えたりしているなら、パッケージツアーの利用をおすすめします。
旅行会社が航空券と宿泊枠を大量に仕入れているため、
個人でバラバラに手配するよりも割安になるケースが圧倒的に多いからです。
特に注目すべきは、「リフト券付きプラン」や「レンタル無料特典」が含まれているツアー。
通常価格で購入すれば高額になるリフト券やレンタル代が、
ツアー料金に含まれているだけで、実質的なコストを大幅に下げられます。
特に「往復航空券+宿泊+リフト券」がセットになった商品は、
コストパフォーマンスが最も高い選択肢といえるでしょう。
【関連記事】
北海道の安いのに雪質最高のスキー場10選!リフト券3分の1の穴場
北海道でスキーを楽しむのにおすすめのホテル3選
北海道でのスキー旅行を最高のものにするためには、ゲレンデ選びと同じくらい「ホテル選び」が大切です。
なぜなら、氷点下の寒さの中で一日中過ごした体を癒やし、翌日への活力を養う場所こそがホテルだからです。
特に北海道のスキーリゾートは、ホテルそのものがエンターテインメント施設として充実している場所が多く、宿泊すること自体が旅の目的になり得ます。
ここでは、スキー場へのアクセス、極上の温泉、
そして地元の美食を心ゆくまで堪能できる、満足度の高いホテルを3つ厳選しました。
東山ニセコビレッジ・リッツカールトンリザーブ

東山ニセコビレッジ リッツカールトンリザーブ
世界最高峰のホテルブランド「リッツ・カールトン」の中でも、
世界に数軒しか存在しない最上級ブランド「リザーブ」を冠する、日本初のホテルです。
ホテルはニセコビレッジスキーリゾートに直結。
ホテルからスキーイン・スキーアウトが可能で、移動のストレスは一切ありません。

客室は全50室という限られた数で、すべてが52平米以上の広さを誇ります。
窓からは羊蹄山やニセコアンヌプリの絶景が広がり、室内は自然素材を多用したモダンで温かみのあるデザインです。
ホテル内には天然温泉の大浴場や、極上のトリートメントを受けられるスパを完備。
レストランでは、北海道の旬の食材を使った最高級のダイニング体験が楽しめます。
洗練されたホスピタリティで大人の休日を過ごしたい人におすすめです。
基本情報 | |
項目 | 内容 |
住所 | 北海道虻田郡ニセコ町字曽我919-28 |
アクセス | 新千歳空港から車で約2時間15分 |
料金相場 | 1泊1室(2名利用) 約80,000円~数十万円※時期により大きく変動します |
チェックイン/アウト | 15:00 / 12:00 |
新富良野プリンスホテル

新富良野プリンスホテル
富良野スキー場(富良野ZONE)に直結している、富良野エリアのランドマーク的ホテルです。
ホテルの目の前からリフトに乗れる利便性はもちろん、
敷地内にはドラマの舞台となった施設やショッピングエリアが点在し、まるで1つの村のような楽しさがあります。

客室は、シンプルで機能的な洋室が中心です。
高層階からは富良野盆地や十勝岳連峰のパノラマビューを楽しめ、夜には富良野市街の夜景も一望できます。
ホテル内の温泉、「富良野温泉 紫彩(しさい)の湯」では、疲れた体を芯から温めてくれます。
また、敷地内には森の中のクラフトショップ「ニングルテラス」や、
ドラマ『優しい時間』で使われた喫茶店「森の時計」があり、散策も楽しめますよ。
スキーだけでなく、観光やショッピングも楽しみたいカップルやファミリーに、長年愛され続けている定番のリゾートホテルです。
基本情報 | |
項目 | 内容 |
住所 | 北海道富良野市中御料 |
アクセス | 旭川空港からバスで約80分<br>JR富良野駅から車で約10分 |
料金相場 | 1泊1室(2名利用):約20,000円~60,000円<br>※リフト券付きプランがお得です |
チェックイン/アウト | 15:00 / 11:00 |
ルスツリゾートホテル&コンベンション

ルスツ リゾート ホテル & コンベンション
単一の施設としては北海道最大級の規模を誇る、
オールインワン型のリゾートホテルで、ルスツリゾートスキー場(ウエストマウンテン)に直結しています。
ホテルの中に一歩足を踏み入れれば、そこはまるでテーマパーク。
巨大な吹き抜け、室内メリーゴーランド、数え切れないほどのレストランやショップが並び、外に出なくてもすべてが完結します。

客室はスタンダードな洋室から、子供が喜ぶコンセプトルーム、最大級のスイートまで多彩なタイプが揃っています。
また、開放的な露天風呂を備えた「ルスツ温泉 ことぶきの湯」や、
室内造波プール、2階建てメリーゴーランドなど、娯楽施設が充実。
さらに北海道の食材を味わえる居酒屋やブッフェなど、食事の選択肢も豊富です。
「移動せずに、遊びも食事も温泉も全部楽しみたい」というファミリーやグループにとって、これほど便利なホテルはありません。
基本情報 | |
項目 | 内容 |
住所 | 北海道虻田郡留寿都村字泉川13 |
アクセス | 新千歳空港からバスで約90分 |
料金相場 | 1泊1室(2名利用):約30,000円~80,000円 |
チェックイン/アウト | 15:00 / 10:00 |
北海道スキー旅行のおすすめシーズンは?

北海道スキー旅行の計画を立てる際、いつ行くのがベストなのか悩んでしまう方は多いのではないでしょうか。
「とにかくパウダースノーを体験したい」のか、「旅費を抑えてのんびり楽しみたい」のかによって、選ぶべき時期は明確に異なります。
ここでは、月ごとの特徴を整理し、あなたの目的に合致する最適なシーズンを解説します。
雪質重視なら1月中旬から2月上旬
世界最高峰の雪質「JAPOW」を求めるなら、この時期一択です。
気温が最も低く、軽い雪が降り続きます。ただし、吹雪のリスクが高く、料金も最高値になります。
バランス重視なら2月下旬から3月上旬
晴天率が上がり始め、寒さも少し和らぎます。
雪質もまだ良好で、料金もピークを過ぎるため、コストと満足度のバランスが最も良い時期です。
安さ重視なら3月中旬から4月
「春スキー」と呼ばれ、ポカポカ陽気の中で滑れます。
料金が大幅に下がるため、学生やファミリー、練習中心の方におすすめです。
スキーだけじゃない!北海道を楽しむ+αのプラン

せっかく北海道まで足を運ぶのですから、ゲレンデとホテルだけの往復で終わらせてしまうのは非常にもったいないことです。
北海道の冬は、冷えた体を温める名湯、寒さで旨味を増した絶品グルメ、そして雪国ならではの遊びがあふれています。
スキー以外の楽しみを旅程に組み込むことで、旅行の満足度は120%にも跳ね上がるはず。
ここでは、スキーとセットで体験してほしい、北海道ならではの「+α」の魅力を紹介します。
おすすめの温泉
氷点下のゲレンデで冷え切った体を芯から温める温泉は、スキー旅行における最高のご褒美です。
特に北海道では、雪景色を眺めながら湯に浸かる「雪見風呂」を楽しめるスポットが数多く点在しています。
・定山渓温泉
札幌市内からアクセスが良く、札幌国際スキー場の帰りに立ち寄るのに最適です。渓谷の雪景色は圧巻です。
・登別温泉
日本有数の泉質を誇ります。硫黄の香りが漂う白濁したお湯は、筋肉痛や疲労回復に抜群の効果が期待できます。
・十勝川温泉
「モール温泉」と呼ばれる植物性の珍しい温泉です。
保湿効果が高く、雪焼けや乾燥した肌をしっとりと潤してくれます。
旬のグルメ
冬の北海道は、寒さに耐えるために脂を蓄えた海鮮や、体を温める郷土料理が最もおいしくなる季節です。
運動後の空腹を満たす、絶品グルメを堪能してください。
・札幌ラーメン・スープカレー
冷えた体には、熱々の味噌ラーメンや、スパイスの効いたスープカレーが染み渡ります。
・ジンギスカン
北海道民のソウルフードです。羊肉は体を温める効果があるといわれており、ビールとの相性も抜群です。
・冬の海鮮(カニ・カキ)
冬はカニの身が詰まり、カキがクリーミーになる時期です。市場や居酒屋で、鮮度抜群の素材を味わってください。
子どもも楽しめるアクティビティー&施設
「子供がスキーに飽きてしまったらどうしよう」という心配も、北海道なら無用です。
スキーができなくても雪と触れ合えるアクティビティや、屋内でも楽しめる観光施設が充実しているからです。
家族全員が笑顔になれる、スキー以外の遊びの選択肢を持っておきましょう。
・スノーアクティビティ
スノーモービルで引っ張る「スノーラフティング」や「バナナボート」は、スリル満点で子供たちに大人気です。
・ワカサギ釣り
凍った川や湖に穴を開けて釣り糸を垂らします。釣った魚をその場で天ぷらにして食べる体験は、特別な思い出になります。
・旭山動物園
冬限定で行われる「ペンギンの散歩」は必見です。雪の上をよちよち歩く姿は愛らしく、子供から大人まで癒やされます。





北海道でのスキーに関してよくある質問
服装は本州のスキー場と同じで大丈夫ですか?
基本的には本州と同じウェアで問題ありませんが、インナーと顔周りの防寒対策は「強化」が必要です。
なぜなら、北海道のスキー場では日中でも気温がマイナス10度を下回ることが多く、リフト乗車中に風を受けると体感温度はマイナス20度近くになるからです。レンタカーでの移動は危険ですか?
雪道の運転に十分な経験がない場合、レンタカーでの移動は避けるべきです。
北海道の冬道は、単に雪が積もっているだけでなく、視界が真っ白になる「ホワイトアウト」や、路面が鏡のように凍る「ブラックアイスバーン」など、命に関わる危険が潜んでいます。自分の板を送るのと現地レンタル、どっちが得ですか?
「2日以上滑るなら宅配便」「1日だけならレンタル」がお得になる傾向があります。パウダースノーを狙うなら何月に行くべきですか?
北海道ならではのサラサラな粉雪(パウダースノー)を確実に狙うなら、「1月中旬から2月上旬」がベストシーズンです。
北海道のスキー場は目的で決めよう

北海道スキー旅行の成功の秘訣は単純な知名度だけで選ぶのではなく、目的を明確にして行き先を決めることです。
広大な北海道だからこそ、エリアごとの特徴を正しく理解して使い分けることで、旅の満足度は何倍にも膨らみます。
自分にぴったりのスキー場を選べば、移動の疲れやレベルの不一致に悩まされることなく、
心から「来てよかった」と思える最高の冬旅になるはずです。
ぜひ早めに予約を済ませて、北海道でのスキーを楽しむ準備を進めましょう!


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