
中国旅行の準備では、パスポート・ビザ・WeChat Payなどの電子決済環境、変換プラグ、eSIMの3点が特に重要です。
旅行時期や滞在目的に応じて必要な物が異なりますが、最低限の必需品(パスポート・海外旅行保険・現金)に加え、便利アプリや季節ごとの服装を準備しておけば安心。
この記事では、中国旅行で必要な便利グッズを網羅しました。持ち物リストを作成する際に役立ちますので、ぜひ最後までご覧ください!
中国旅行の必要なものリストは?出発前にそろえる持ち物を一覧で紹介
出入国で必要なもの
- 中国行きのチケット
- パスポート
- たびレジへの登録
絶対に必要なもの
- 海外旅行保険
- 現金
- クレジットカード
- スマートフォン
- 変圧器/アダプター
中国旅行で必要なアプリ
- WeChatPay
- Alipay
- 百度地図
あると便利なもの
- 各種証明書やパスポートのコピー
- スリッパ
- ガイドブック
- 機内快適グッズ
- エコバッグ
- コンタクトレンズの洗浄液
- 乾燥対策グッズ
- 使い捨てマスク
- ボールペン
- ティッシュ・ウェットティッシュ
- 日焼け止め
- 常備薬
- 生理用品
中国旅行の必要なものは出国前に何を準備すればいい?
1.中国行きのチケット

写真:黄色い背景の上に、パスポートと航空券、飛行機の模型が並べられている。旅行出発前の準備を象徴するイメージ。
当然ですが、中国旅行に必要なものは中国行きのチケットです。チケット代の目安は時期により異なりますが、5万円~12万円が相場。航空券の値段は、大型連休や夏休み前後に料金が高くなる傾向にあります。
中国旅行を費用を少しでも抑えたいのであれば、多くの航空会社から比較しましょう。Trip.comでは中国行きのチケットを格安で提供中です。ぜひ、参考にしてください。
出発前には、現地の治安状況や通信環境を確認しておくことが重要です。外務省の「海外安全情報」によると、中国では都市部と地方で安全環境が異なり、事前確認が推奨されています。
北京行きの格安航空券
上海行きの格安航空券
2.パスポート

写真:日本の赤いパスポートと手帳、カレンダーが机の上に並べられた旅行準備の様子。隅には電卓やボールペンも見える。
中国に入国するには、パスポートの残存有効期間が半年以上必要です。ビザやパスポートなどの情報は予告なく変更される可能性があるため、中国大使館に確認しておきましょう。
3.海外旅行保険への加入

写真:手のひらの上に、飛行機とスーツケースのシルエットが描かれた球体が浮かんでいるイラスト。旅行保険や旅行の安全を象徴するイメージ。
たとえ、1泊2日の短い中国旅行でも、どんなトラブルが発生するかわかりません。病気や盗難に備えて海外旅行保険への加入をおすすめします。中国旅行の海外保険の場合、1泊あたり500円~1,000円が目安です。
トラブルが発生した後では手遅れになりますので、中国入国前に加入しておくことをおすすめします。
4.たびレジへの登録
「たびレジ」とは、外務省から最新の安全情報を日本語で受信できる無料のサービスのことです。スマートフォンから簡単に登録でき、中国滞在中の緊急時に心強い味方となります。例えば、大規模なデモが起きた場合や自然災害が発生した時に、外務省から「この地域は危険です」といった具体的な注意情報が日本語で届きます。
また、地震や事故など万が一の際には、日本の家族に安否確認の連絡が入るので、家族も安心です。海外で安全に過ごすための、お守りといえるでしょう。
→たびレジへの登録はこちら
中国旅行の必要なものにビザは含まれる?免除条件と取得方法を解説

2025年1月現在、中国政府は一般旅券保持者のビザ免除の措置を発表しました。期間は2025年12月31日(北京時間24時)までで、ビザ免除となる滞在期間は30日。したがって、短期の中国旅行ならビザは必要ありません。
ただし、対象は観光や訪問のみ。留学や就労等これら以外の目的による入国は、引き続き中国入国前にビザを取得する必要があります。
中国旅行の必要なものは入国時に何が求められる?入国カードと税関手続きを解説

写真:旅行保険の申込書、パスポート、模型飛行機、ペンが並べられた机の上の様子。海外旅行の準備を連想させる構図。
1.入国カード・税関申告書の記入
機内で配布される中国への入国カードと関税申告書に記入しましょう。旅行者1名につき、1枚記入が必要です。入国カードの記入例を紹介します。

引用:JAL
写真:韓国入国時に提出する「ARRIVAL CARD(外国人用入国申告書)」の記入例。名前、国籍、職業、生年月日、滞在先住所などが英語で記入されている。
- 姓
- 名
- 性別
- 国籍
- 生年月日(年/月/日)
- 職業
- 中国での滞在先と電話番号
- 入国目的にチェック
- パスポートと同じ署名
2.入国審査
入国審査官にパスポート・有効な査証等を提示します。中国では、入出国時に押印されていた入出国スタンプは廃止されています。その代わりに入国日やパスポートナンバー、名前が書かれた小さな紙がもらえます。小さいので紛失しないように注意しましょう。
中国旅行後の帰国で必要なものは?

写真:空港の待合エリアで赤いスーツケースを前に座る旅行者。手にはパスポートを持ち、出発を待っている様子。
1.Visit Japan Webへの登録

写真:「Visit Japan Web」入国手続きオンラインサービスの案内図。検疫・入国審査・税関申告の3ステップがイラストで説明されている。
日本に入国する際は、Visit Japan Webに登録しておきましょう。Visit Japan Webとは、海外からの入国者(帰国する日本人含む)が、入国時に検疫・入国審査・税関申告の入国手続きをスムーズに行えるWebサービスです。
日本到着時にはQRコードを見せるだけでスムーズな入国が可能になる便利なシステムです。
- 質問票の記入
- 誓約書の記入
- ワクチン接種証明書の有効性の確認
- 出国前72時間以内の検査証明書の有効性の確認
- 健康居所確認アプリ(MySOS)のインストールとログイン

引用:厚生労働省
写真:Visit Japan Webの利用手順を示す説明図。アカウント作成から検疫・入国審査・税関申告の登録、そして日本到着時にQRコードを提示するまでの流れが描かれている。
Visit Japan Webのアカウントを登録しておくと、スムーズに入国できますよ。
➡Visit Japan Webアカウント作成ページ
2.質問票の提出
2025年6月現在、日本に入国・帰国する際は「質問票」を検疫官に提出する義務があります。質問票の内容は、新型コロナウイルス感染症の検疫手続きに関すること。
到着後に入力する場合は、入力に時間がかかり、検疫手続きに時間を要する可能性があります。先述した「Visit Japan Web」に登録しておけば質問票の記入は不要ですので、スムーズに検疫を通過できます。
中国旅行で絶対に必要なものは?パスポート・保険・現金の基本3点セット

写真:空港でバッグを手に持ち、搭乗券とパスポートを持つ旅行者の様子。背景にはスーツケースを引く人の姿が見える。
パスポート
パスポートの有効期間が、日本出国から6カ月以上あるか必ず確認しておきましょう。残存有効期間が一定以上ない場合、出入国が認められないケースがあります。
現金
中国で使える人民元と日本円の両方があると便利です。円から人民元へ両替する場合、日本より現地で両替した方がレートが良いもの。空港や銀行で両替できますが、もっともレートが良いのは街中の一般の両替所でしょう。
クレジットカード
日本ではタッチで完了するクレジットカードが多いですが、海外では暗唱番号の入力を求められます。そのため、暗証番号を確認しておきましょう。VISAやMastercardなど、加盟店の異なるクレジットカードを何枚か持っていくことをおすすめします。
ガイドブック
スマートフォンでも閲覧できますが、手に取って閲覧できるガイドブックがあると安心です。
携帯電話(スマートフォン)
日本と同じく、中国でも街中やホテルで無料で使えるWi-Fiは多いので、スマホでIDとパスワードを入力すれば利用できます。場所を気にせずスマートフォンを使いたいなら、eSIMをレンタルしましょう。費用は1日あたり300円〜1,000円が目安です。
変圧器/アダプター
日本の電化製品を中国でそのまま使うことはできません。変換プラグや変圧器が必要です。中国ではCタイプとSEタイプの2種類です。
中国旅行で必要なアプリは?決済・地図・交通に役立つ神アプリまとめ
1.WeChatPay

写真:中国のメッセージアプリ「WeChat(ウィーチャット)」のアイコン。緑色の背景に2つの白い吹き出しマークが描かれている。
中国でもっとも普及している電子決済アプリです。アプリ「WeChat」の決済機能で、スマートフォンでQRコードを読み取るだけで支払いができます。コンビニや飲食店はもちろん、タクシーや露店でもOK。日本人観光客もパスポートがあれば専用アプリをダウンロードして利用できます。
2.Alipay

写真:中国の電子決済アプリ「Alipay(アリペイ)」のアイコン。青い背景に白い漢字の「支」がデザインされている。
アリババグループが運営する決済アプリで、WeChatPayと並ぶ二大決済サービスです。タオバオなどのネットショッピングと連携しているのが特徴で、オンラインでの買い物がとても便利です。実店舗でもQRコード決済が可能で、特に若い世代に人気があります。観光客向けの「Tour Pass」というサービスもあります。
3.百度地図

写真:中国の地図アプリ「百度地図(Baidu Map)」のアイコン。赤い位置マークに「du」の文字が描かれているデザイン。
中国版Googleマップです。中国ではグーグルマップが使えませんので、地図系のアプリなら、必須といえるでしょう。地下鉄やバスの経路検索が得意で、所要時間や料金まで分かります。
故宮博物院から天安門までのルートを検索すると、歩く方法や公共交通機関を使う方法を教えてくれます。観光スポット周辺のレストランやホテルも探せます。
観光庁の「海外旅行実態調査」によると、日本人旅行者の約78%が旅行中にスマートフォン決済や地図アプリを利用しており、特に中国ではWeChat Pay・Alipayの利用率が最も高いとされています。
そのほか、中国で便利なアプリはこちらです。
→中国旅行でおすすめのアプリ10選!北京・上海・広州で使える神アプリ
中国旅行であると便利な必要なものは?快適グッズとトラブル対策アイテム

写真:スーツケースの中に服や帽子、ポーチなどの旅行用品が neatly に詰め込まれている。出発前の荷造りの様子。
各種証明書やパスポートのコピー
紛失時に備えて、コピーはあった方が安心です。スーツケースに隠しておきましょう。
スリッパ
機内を快適にするため、使い捨てできるスリッパがあれば便利です。
機内快適グッズ
中国までのフライトは約2時間30分と短いですが、ネックピローやアイマスクがあれば、さらに快適な空の旅ができるでしょう。
エコバッグ
中国でもスーパーやコンビニで買い物をするときに、バッグにひとつ入れておくと便利です。
コンタクトレンズの洗浄液
コンタクトレンズの洗浄液は、目薬などの医薬品と同じく申告すれば液体物の制限外です。
乾燥対策グッズ
機内は乾燥するので、リップクリームや目薬があると安心です。
使い捨てマスク
新型コロナウイルス対策のほかにも、中国では黄砂やPM2.5が深刻です。マスクは複数枚持っていきましょう。
ボールペン
入国カードの記入の際に必要です。借りることもできますが、一本あると安心です。
ティッシュ・ウェットティッシュ
中国では、日本のようにティッシュを街中で配布していていません。ちょっとした汚れを拭くのに便利なので、持っていきましょう。
日焼け止め
とくに夏の時期に中国旅行に行くなら必須です。普段から使い慣れているものを持っていきましょう。
常備薬
食べ過ぎ対策として胃薬があると安心です。
虫よけスプレー
中国は日本と同じように蚊がいます。夏季の時期に行くなら持っていきましょう。
生理用品
海外製は品質が良くない商品があります。予備として3日分ほどあると安心です。
季節別に中国旅行の必要なものは?服装と持ち物の選び方

写真:色とりどりのリュックとスーツケースが壁際に並んで置かれている。旅行の準備を整えた様子が感じられる光景。
春~夏(3~8月)に必要なもの
- 薄手の長袖シャツやカーディガン
- 日傘や帽子、とくに南部は日差しが強く蒸し暑い
- 速乾性の高い衣類、湿度が高く汗をかきやすい季節
- サンダルや通気性の良い靴
- 制汗スプレーや汗拭きシート
秋~冬(9~2月)に必要なもの
- ダウンジャケットやコート
- マフラーや手袋
- 保温性の高い靴下とブーツ
- 使い捨てカイロ
- 乾燥対策用の保湿クリーム
中国旅行の必要なものに関するよくある質問は?
中国でクレジットカードは使えますか?
大手ホテルやブランドショップでは使えますが、露店や小さな店では使えないことが多いです。WeChat PayやAlipayの準備をおすすめします。現金も少し持っておくと安心です。中国ではコンセントアダプターは必要?
はい、必要です。中国は日本と電圧(220V)とプラグの形が異なります。変圧機能付きのアダプターを用意しましょう。スマートフォンの充電には特に重要です。中国ではマスクは必要ですか?
はい、持参をおすすめします。大気汚染や人混みが気になる時に使えます。また、体調管理のためにも便利です。使い捨てタイプを多めに持って行くといいでしょう。中国旅行で必要のないものは?
ドライヤーやタオルは多くのホテルにあります。お菓子や日用品などはスーパーで購入できますので、多めに持っていく必要はありません。中国旅行ではクレジットカードだけで十分ですか?
いいえ。中国では電子決済(WeChat Pay・Alipay)が主流です。 カードが使えない露店やタクシーも多いため、旅行前に日本の携帯番号でWeChat PayやAlipay Tour Passを設定しておくと安心です。
中国旅行なら、こちらの記事が参考になります。
→中国旅行に必要な費用はいくら?安い時期とベストシーズンを解説
→中国旅行で現金はいくら必要?日本円で持っていくべき金額とは
中国旅行の必要なものは多い?快適に旅をするための準備ポイント

写真:万里の長城を家族で散策する様子。山々が広がる景色の中、親子が笑顔でゆっくり歩いている。
中国に行くなら、スマートフォンの充電に必要な変換プラグや、インターネット利用に欠かせないeSIMの準備があります。また、現地での支払いに便利なWeChat PayやAlipayの設定、空気が悪い日に備えたマスク、胃腸薬などの常備薬もお忘れなく。
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