ハノイ空港から市内への行き方4選！おすすめは空港送迎チャーター

「ハノイ空港から市内までどうやって行くのがベスト？」
「タクシー移動はどれくらいかかるの？」

このような疑問を感じていませんか。

ハノイ市内に行くなら、市内までは「配車サービス（Grab）」がおすすめです。 料金が事前に確定するので、追加料金の心配はナシ。クレジットカード決済もできるため、言葉が通じないベトナムでも安心です。

この記事では、ハノイ空港から市内への移動手段を、タクシー、公共バス、送迎チャーターなど、旅のスタイルや予算に合わせた4つの方法を比較。料金や所要時間、メリット・デメリットをまとめました。

この記事を読めば、言葉の壁や料金交渉の不安とは無縁に。「ぼったくられるかも…」という心配は、なくなりますよ！

あなたはどのタイプ？ハノイ空港の移動手段

ハノイ空港から市内｜タクシー

この章では、タクシー料金の目安や所要時間から、メリット・デメリット、そして利用する上での注意点を詳しく解説します。

タクシーで移動した場合の料金と所要時間

• 料金相場：30万ドン（約1,500円）～40万ドン（約2,000円）
• 所要時間：約40分～

ハノイ空港から市内中心部まで、タクシーを利用すると約40分から1時間が必要です。料金の目安は、およそ30万ドン（約1,500円）から40万ドン（約2,000円）ですが、交通状況やメーターの運賃体系、チップの有無によって変動します。

空港には多くのタクシーが待機しているので、すぐに見つけることができるでしょう。

メリット・デメリット

タクシーを利用するメリットは、何よりもその快適さと手軽さにあります。重い荷物を持って移動する必要がなく、目的地まで直接アクセスできるため、とくに、小さなお子様連れや年配の方にベスト。

デメリットとして、他の交通手段に比べて料金が高めになることが挙げられます。メーターを使用しない白タクや、遠回りをして料金を吊り上げる悪質なドライバーも存在するため、注意が必要です。

注意点

まず、空港で客引きをしているタクシーではなく、正規のタクシー乗り場から乗車しましょう。信頼できるタクシー会社として、「Mai Linh（マイリン）」や「Vinasun（ビナサン）」といった大手タクシー会社の利用をおすすめします。

乗車する際、必ずメーターが作動しているか確認してください。もしメーターを使わない場合は、「PLEASE　USE MATER」と遠慮なく言いましょう。

ハノイ空港から市内｜配車サービス（Grab）

深夜到着、もしくはタクシーとの料金交渉に自信がない方にとって、配車サービスは心強い選択肢となります。

Grabで移動した場合の料金と所要時間

• 料金相場：30万ドン（約1,500円）～45万ドン（約2,300円）
• 所要時間：40分～

Grabは、スマートフォンアプリを通じて車やバイクを配車できるサービスです。ハノイ空港から市内中心部までの移動時間は、タクシーと同様に約40分から1時間程度を見込んでおきましょう。

料金は、距離や交通状況、時間帯によって変動しますが、アプリで事前に確認できるため、明朗会計で安心。タクシーとほぼ同等か、やや安価な料金で移動できることが多いです。利用には、事前にクレジットカード情報を登録しておく必要があります。

メリット・デメリット

Grabを利用する最大のメリットは、料金の明確さと安心感です。目的地を設定すると乗車前に料金が表示されるため、メーターの不正や料金交渉の心配がありません。

また、乗車した車の情報（車種、ナンバー、ドライバーの名前、評価）がアプリで確認でき、GPSで現在地を追跡できるため、安全性も高めです。

デメリットとしては、利用するためにスマートフォンの通信環境が必須となる点が挙げられます。空港到着後にSIMカードの購入やeSIMの設定ができていないと、Grabを呼び出すことができません。

需要が高い時間帯（ラッシュアワーや悪天候時）には、料金が高騰したり、車が見つかりにくくなることもあります。ドライバーとの簡単な英語でのコミュニケーションが必要になる場合がある点も考慮しておきましょう。

注意点

まず、空港に到着したら、必ずWi-Fiに接続するか、現地の通信手段を確保してからアプリを開いてください。配車リクエスト後、ドライバーからの電話やメッセージに気づけるよう、通知設定をオンにしておくのがおすすめです。

次に、空港の混雑時は、指定された乗車場所（ピックアップポイント）を見つけるのが難しい場合があります。アプリ内の指示をよく確認し、迷った場合は近くのスタッフに尋ねてみましょう。乗車する際は、アプリに表示された車のナンバーとドライバーの名前が一致するかを必ず確認してください。

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ハノイ空港から市内まで｜バス

ハノイ旅行の費用をできるだけ抑えたい、あるいは現地の雰囲気を感じたい方にとって、バスは魅力的な移動手段です。

バスで移動した場合の料金と所要時間

• 料金相場：数万ドン（1,000円以下）
• 所要時間：約1時間～

ハノイ空港から市内中心部へ向かうバスの所要時間は、約1時間から1時間半です。料金は非常に安価で、数万ドン（数百円）と、タクシーやGrabと比較して格段にお得。バスは空港のターミナル出口付近にバス停があります。

メリット・デメリット

バスを利用する最大のメリットは、何と言ってもその圧倒的な安さにあります。また、現地の生活を垣間見ることができるため、ローカルな体験を求める方にもおすすめです。

一方でデメリットとしては、他の交通手段と比較して移動時間が長くかかる点が挙げられます。とくに、ラッシュアワー時には道路が混雑し、予定よりも大幅に遅れる可能性があります。大きな荷物を持っている場合や、混雑していると不便に感じるかもしれません。

注意点

料金は乗車時に車掌に支払うのが一般的ですが、細かいベトナムドンを用意しておくとスムーズです。高額紙幣だとお釣りの用意がない場合もあるため、注意してください。また、車内ではスリなどの軽犯罪に遭わないよう、貴重品の管理には十分注意が必要です。荷物は自分の目の届く範囲に置き、常に注意を払うようにしましょう。

ハノイ空港から市内まで｜空港送迎チャーター

家族旅行やグループ旅行など、特別なシチュエーションでの移動を考えている方には、空港送迎チャーターがもっともおすすめです。

空港送迎チャーターで移動した場合の料金と所要時間

• 料金相場：150万ドン〜 （約8,000円～）
• 所要時間：約40分～

空港送迎チャーターサービスとは、事前に予約することで、ハノイ空港から市内の指定された場所まで、専用車で送迎してくれるサービスのことです。プライベートでの移動や手厚いサポートなど、料金に見合った質の高いサービスが期待できます。

メリット・デメリット

空港送迎チャーターの最大のメリットは、その手厚いサービスと高い快適性です。予約時にフライト情報を伝えることで、万が一の遅延にもドライバーが対応してくれるため、空港で待つ心配がありません。空港到着ロビーで名前の書かれたボードを持ったドライバーが待っていてくれるため、見知らぬ場所で迷うことはありません。

一方でデメリットとしては、他の交通手段と比較して料金が高くなる点が挙げられます。個人旅行で費用を抑えたい方には不向きかもしれません。ピークシーズンやイベント開催時には、早めに予約しないと希望の車種が手配できないことも考えられます。

注意点

空港送迎チャーターを利用する際は、信頼できる会社を選ぶことが重要です。口コミなどを確認し、評判の良い提供会社を選びましょう。

ドライバーとのコミュニケーションが不安な場合は、日本語対応のサービスを選ぶか、緊急連絡先を控えておくと安心です。快適なチャーター利用のためにも、これらの点を事前に確認し、準備を万全にしておきましょう。

ハノイ空港とは

ハノイ空港到着後、ウロウロしているのは時間の無駄です。ターミナル情報を事前にしっかりと頭に入れておいてください。

ハノイ空港のターミナルは2つある

ノイバイ国際空港には、おもに2つのターミナルがあります。国際線が発着する「ターミナル2（T2）」と、ベトナム国内線が発着する「ターミナル1（T1）」です。日本からハノイへ向かう場合、ほとんどのフライトはターミナル2に到着します。

ターミナル間の移動は無料のシャトルバスが運行しており、約10分程度で移動できます。

空港到着時の流れ

ハノイ空港（ターミナル2）に到着してから、市内へ向かうまでの一般的な流れは以下のようになります。

1. 入国審査： 飛行機を降りたら、「Immigration」の表示に従って進み、入国審査カウンターへ向かいます。パスポートとビザ（必要な場合）を提示し、入国審査を受けます。
2. 預け入れ荷物の受け取り： 入国審査を終えたら、手荷物受取所（Baggage Claim）へ進みます。搭乗便のフライトナンバーが表示されたターンテーブルで、預け入れた荷物を受け取ります。
3. 税関申告： 荷物を受け取ったら、税関を通過します。申告するものがない場合は、緑の「Nothing to Declare」の通路へ進みます。
4. 到着ロビーへ移動： 税関を抜けると、到着ロビーに出ます。ここには、両替所、ATM、SIMカード販売店、タクシーカウンター、Grabのピックアップポイント、バス停などがあり、市内への移動手段を探すことができます。
5. 市内への移動： 事前に計画した交通手段（タクシー、Grab、バス、空港送迎チャーターなど）を利用して、ハノイ市内へ向かいます。

ハノイ空港から市内までにしておくべきこと

ハノイ空港から市内へ出発する前に、どれだけ準備をしていたかによって、スムーズに移動できる人・できない人の差が出てきます。

1.eSIMの登録

ハノイ空港に到着したら、まず確保しておきたいのがスマートフォンの環境設定です。現地の通信手段があれば、Grabの配車や地図アプリの利用、家族や友人への連絡などがスムーズに。近年では、物理的なSIMカードの交換が不要なeSIMが便利です。

eSIMは、事前にオンラインで購入・登録を済ませておけば、物理SIMカードのように紛失の心配もありません。空港の無料Wi-Fiを利用して。設定を完了させておくことを強くおすすめします。

2.現地通貨への両替

ベトナムでは、ほとんどの場所で現地通貨であるベトナムドンが使用されます。とくに、バスやローカルな飲食店、市場などでは現金が必要になる場面が多いため、空港で少額でも両替をしておくことが大切です。

空港の両替所は、到着ロビーに複数あります。レートは市内の両替所の方が良い場合もありますが、到着直後に必要な交通費や軽食代のために、まずは空港で両替を済ませておくのが賢明です。ただし、大金ではなく、当面必要な分だけを両替し、残りは市内で両替することも検討しましょう。

3.電子決済アプリをインストール

近年、ベトナムでは電子決済が急速に普及しており、多くの店舗で利用できます。とくに、ハノイ市内では、電子決済アプリを活用することで、現金を持ち歩く手間が省け、スマートに支払いを済ませられます。事前にアプリをインストールし、必要な設定を済ませておきましょう。

代表的な電子決済アプリとしては、「MOMO」や「ZaloPay」などがあります。これらは、ベトナムの銀行口座やクレジットカードと連携して利用できるものが多く、カフェ、レストラン、コンビニエンスストアなどで幅広く使われています。

ハノイ空港から市内への移動でおすすめアプリ3選

この章では、あなたがハノイでの滞在を最大限に楽しめるよう、空港から市内への移動時や、その後の現地生活で役立つ3つのアプリをご紹介します。事前にこれらのアプリをダウンロードしておくことで、ハノイでの体験が格段に安心なものになるでしょう。

1.MOMO

MOMO（モモ）は、ベトナムでもっとも広く利用されている電子決済アプリです。日本でいうPayPayのような存在で、現地の様々な店舗やサービスで利用できます。ハノイ空港から市内への移動だけでなく、滞在中のあらゆるシーンで活躍すること間違いなし。

最大の魅力は、現金不要でスマートに支払いができる点です。カフェ、レストラン、コンビニエンスストアはもちろん、タクシーやGrabの支払いにも連携できます。事前にインストールしておけば、現地での買い物や食事で困ることが少なくなるでしょう。

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2.Zalo Pay

Zalo Pay（ザロペイ）も、MOMOと同様にベトナムで非常に人気のある電子決済アプリです。ベトナムの国民的メッセージアプリ「Zalo」と連携しているため、多くのユーザーが手軽に利用できるのが特徴です。Zaloを普段から利用している人にとっては、さらに使いやすいでしょう。

多くの飲食店やショップでQRコード決済に対応しており、Grabなどの配車サービスとも連携しているため、移動から支払いまで一貫して利用できます。こちらも渡航前にインストールしておくと、行動範囲が広がります。

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3.Capichi

Capichi（カピチ）は、ベトナムで人気のフードデリバリーアプリです。空港からホテルに到着後、外出せずに食事をしたい時や、現地の美味しい料理を手軽に楽しみたい時に重宝します。

Capichiの魅力は、豊富なジャンルの料理から選べることと、英語対応しているため観光客でも利用しやすい点です。急な雨で外出を控えたい時など、Capichiがあれば美味しい食事にありつけるでしょう。

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ハノイ空港周辺のおすすめホテル3選

深夜・早朝に到着しても安心してください。ハノイ空港周辺には、魅力的なホテルがたくさんあります。

1.Grand Dragon Noi Bai Hotel

Grand Dragon Noi Bai Hotelは、ハノイ・ノイバイ空港から車で約5分の場所にある3つ星ホテル。2024年2月にオープンしたので、新しく清潔感のある建物が特徴です。ホテルの専用車による24時間シャトルサービスが利用できるので、深夜や早朝便での利用もできるのでおすすめ。手ごろな価格のレストランも併設されています。

宿泊者の口コミ

グランド ドラゴン ノイバイ ホテルは、空港から徒歩圏内という抜群の利便性を誇ります。ハノイで乗り継ぎをする旅行者に最適です。

このホテルはとても良くて清潔です。場所はハノイ国際空港のすぐ近くです。下のホテルにはレストランがあります。 このレストランはとても美味しくて清潔です。

2.Vatc Sleep Pod Terminal 2

Vatc Sleep Pod Terminal 2はハノイ・ノイバイ空港ターミナル2の2階にあるポット型のホテルです。空港の外へ出る必要がなくアクセスできるので、深夜便での到着や乗り継ぎでの利用に重宝します。

最大の特長は、空港ターミナル直結という抜群のロケーションです。わずか数歩で搭乗ゲートにアクセスできるため、移動のストレスを最小限に抑えられます。短時間の仮眠から数時間の休息まで、限られた時間で効率的に体を休めたい方に最適なホテルです。

宿泊者の口コミ

10時間のトランジットで利用しました。 場所が少し分かりにくかったですが フロントの方が親切で翻訳アプリを駆使してくださったので、問題なくチェックインできました。 部屋は思っていたより広びろとしていて、寝具も清潔でマットレスも快適でした。 水のペットポトルとお菓子、歯ブラシ、コーム、おしぼりがあり助かりました。 部屋にコンセントはありますが、変換プラグを持っていなかったので携帯の充電ができませんでした。USBの差し込み口もなかったので注意が必要です。

夜遅くハノイに到着しましたので、近くのホテルまで1人で歩くことに心配だったので、T2にあるこのスリープポッドを利用させて頂きました。受付の職員さんはとても親切で、私の下手なベトナム語に合わせながらゆっくり話してくれたり、優しい対応がとても心地よかったです。ありがとうございました、また泊まりたいです。

3.Paragon House and Residence

ハノイ空港から車で約15分ほどの場所にある、アパートメントタイプの宿泊施設です。長期滞在を考えている方や、より自宅に近い感覚で過ごしたい方にとくに、おすすめです。

このレジデンスの魅力は、広々とした客室とキッチン付きの設備です。各部屋には独立したリビングエリアや簡易キッチンが備わっており、自炊も可能です。これにより、外食ばかりではなく、自分のペースで食事を楽しめます。

宿泊者の口コミ

ホテルは空港の近くにあります。かなり清潔で素敵です。

悪くない。空港にとても近い。

ハノイ空港から市内への移動でよくある質問

こちらの記事が参考になります。
ベトナム旅行の費用はいくら？2泊3日・3泊4日の平均料金と安い物価

ハノイ空港から市内への移動は計画的に

この記事では、ハノイ空港から市内へのアクセス方法として、タクシー、配車サービス（Grab）、バス、そして空港送迎チャーターの4つの選択肢を解説しました。

ハノイ空港から市内への移動で、押さえておきたいポイントを改めてまとめます。

• 快適性・迅速性重視なら： タクシーまたは空港送迎チャーターがおすすめ
• 安心感・利便性重視なら： Grabが最適。事前にアプリの準備と通信環境の確保
• 最安値重視なら： バスが経済的。ただし、時間と乗り換えの手間を考慮
• 到着後の準備： eSIMの登録、現地通貨（ベトナムドン）への両替
• 空港周辺ホテル： 深夜・早朝到着や乗り継ぎには、空港近くのホテルが便利

ハノイでの移動は、しっかりと計画を立てて準備をしておくことで、快適に進めることができます。

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