
常州を訪れた際に地下鉄を利用したいけれど
- 路線図の見方
- 料金システム
- 切符の買い方
などがわからないといった悩みを抱えていませんか?
常州地下鉄は、初めてでも簡単に利用できる便利な交通手段です。
路線図の読み方から支払い方法、具体的な乗車手順まで、ポイントを押さえて理解することで、迷うことなくスムーズに移動できるようになります。
【常州地下鉄の路線図】

引用元:By Leiem - Own work, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=56165744
路線 | 区間 | 特徴 |
1号線(赤) | 南夏墅駅〜雪堰駅 | 南北を縦断する幹線。常州駅、文化宮駅など主要スポットを結ぶ。観光・ビジネスの両面で利用頻度が高い路線。 |
2号線(青) | 五星駅〜青楓公園駅 | 東西を横断する幹線。常州北駅と接続し、高速鉄道からの乗り換えに便利。市街地エリアをカバー。 |
常州地下鉄は現在、南北を縦断する1号線と東西を横断する2号線の2路線が運行中。
両路線とも市内の主要エリアをカバーしており、旅行者にとって欠かせない交通手段となっています。
また、今後路線拡大も計画されているため、さらに利便性が高まることが期待されています。
この記事では常州地下鉄の料金、乗り方などをさらに詳しく解説します。
常州での滞在をより充実させるために、ぜひ最後までお読みください。
常州地下鉄|主要スポットへのアクセス早見表

常州観光で訪れる主要スポットは、地下鉄を使えば効率的にアクセスできます。
ここでは旅行者が最もよく利用する駅と、そこから行ける観光地やビジネスエリアをまとめました。
事前にアクセス方法を把握しておくことで、現地で迷う時間を大幅に削減できますよ。
目的地 | 最寄り駅 | 路線 | 所要時間 |
常州文化宮、市中心商業エリア | 文化宮駅 | 1号線 | 約10分 |
紅梅公園、天寧寺 | 紅梅公園駅 | 約15分 | |
常州北駅 | 2号線 | 約20分 | |
青楓公園、ショッピングモール | 青楓公園駅 | 約25分 | |
鉄道で常州に到着する場合、常州駅は1号線、常州北駅は2号線に直結しています。どちらの駅からも市内各所へスムーズに移動できるため、宿泊先や観光ルートに応じて到着駅を選ぶとよいでしょう。
常州地下鉄の料金はいくら?

常州地下鉄の料金体系は、距離に応じた段階制を採用しています。旅行者にとって最も気になるのは料金の目安と支払い方法でしょう。ここでは具体的な料金と各支払い方法の特徴を詳しく解説。
料金システムを理解しておくことで、移動コストを正確に把握でき、旅行予算の管理がしやすくなります。また、自分に合った支払い方法を選ぶことで、切符購入の手間を省き、スムーズな移動が可能になります。
初乗り2元から
出発駅 | 到着駅 | 料金 |
常州駅 | 文化宮駅 | 2元(約40円) |
紅梅公園駅 | 3元(約60円) | |
常州北駅 | 4元(約80円) | |
常州北駅 | 文化宮駅 | 4元(約80円) |
青楓公園駅 | 3元(約60円) | |
文化宮駅 | 紅梅公園駅 | 2元(約40円) |
常州地下鉄の料金は初乗り2元からスタートします。
6kmを超えると4kmごとに1元ずつ加算されます。
最大で8元程度となるため、市内の移動であれば数百円以内で済むケースがほとんどです。
支払い方法は?
常州地下鉄では3つの支払い方法が利用できます。
それぞれにメリットとデメリットがあるため、滞在日数や利用頻度に応じて最適な方法を選びましょう。
支払い方法 | メリット | デメリット | おすすめの人 |
現金 | 券売機で即購入可能 | ・毎回切符を買う手間がかかる | 1〜2回のみ利用する短期旅行者 |
交通カード | ・タッチするだけで改札通過 | ・カード購入にデポジット20元が必要 | 3日以上滞在し、複数回利用する旅行者 |
スマホアプリ | ・QRコードで改札通過 | アプリ登録に中国の電話番号が必要な場合あり | 中国のアプリに慣れている旅行者 |
現金
最もシンプルな支払い方法です。
券売機は日本語表示に対応していない場合が多いですが、画面上の路線図から目的地をタップすれば料金が表示されます。
10元札や20元札が使えるため、両替の心配は少ないでしょう。
交通カード
常州通カードが一般的です。駅のサービスカウンターで購入でき、デポジット20元を含めて最低30元から購入可能です。
1回の乗車ごとに5%程度の割引が適用されるため、滞在中に5回以上利用する場合はお得になります。
スマホアプリ
AlipayやWeChatPayと連携した地下鉄専用アプリが利用できます。
改札機にQRコードをかざすだけで通過でき、料金は自動的に決済されます。
ただし、アプリの登録には中国の電話番号や本人確認が必要なケースがあるため、旅行者には少しハードルが高いかもしれません。



常州地下鉄の乗り方4ステップ

常州地下鉄の乗車方法は4つのステップに分けられます。
切符購入から降車までの流れを把握しておくことで、初めての利用でもスムーズに移動できます。ここでは各ステップを具体的に解説していきます。
STEP1. 切符の買い方(現金/スマホ決済)
切符購入は券売機で行います。駅構内に入るとすぐに券売機が並んでいるエリアがあります。
混雑時は列ができることもあるため、時間に余裕を持って行動しましょう。
券売機での購入手順は以下のとおりです。
画面に表示される路線図から目的地の駅をタップ
路線図は色分けされており、1号線は赤色、2号線は青色で表示されています。目的地を選択すると自動的に料金が表示されます。
現金で支払う場合
表示された金額を投入口に入れます。5元札、10元札、20元札が使用できます。
硬貨も利用可能ですが、高額紙幣は使えない場合があります。
支払いが完了すると切符とお釣りが出てきます。
スマホ決済を選択する場合
画面上のQRコード支払いボタンをタップします。
AlipayやWeChatPayのQRコードをスキャナーにかざせば決済完了です。決済後に切符が発券されます。
切符は薄いプラスチック製のトークンです。直径3cm程度の円形で、改札機にタッチして使用します。
購入後は紛失しないよう注意が必要です。交通カードを利用する場合は、この切符購入のステップは不要となります。
STEP 2. 改札を通る
改札機は日本の地下鉄と同様のタッチ式です。切符を持っている場合、改札機上部の丸い読み取り部分にタッチします。
緑色のランプが点灯し、ゲートが開いたら通過できます。
交通カードの場合も同じ読み取り部分にタッチします。ピッという音とともに残高が表示されます。
スマホアプリのQRコードを使う場合は、改札機のスキャナー部分にかざします。
STEP3. ホームでの電車を待つ
改札を通過したら、案内表示に従ってホームへ向かいます。
常州地下鉄のホームは島式が多く、進行方向によって乗り場が分かれています。
行き先を確認してから適切なホームへ移動しましょう。
車内アナウンスは中国語が中心ですが、主要駅では英語のアナウンスもあります。
次の駅名は車内の電光掲示板にも表示されるため、言葉がわからなくても降車駅を逃す心配は少ないでしょう。
STEP4. 乗り換えと降車
乗り換えが必要な場合、車内や駅構内の案内表示に従います。
乗り換え駅では乗り換え通路の案内が明確に表示されています。
矢印と路線番号を確認しながら進めば迷いません。
出口の改札で切符やカードをタッチします。切符の場合は改札機の投入口に入れます。これで乗車料金の精算が完了。
交通カードやアプリの場合はタッチするだけで自動的に料金が差し引かれます。
万が一切符を紛失した場合、駅員に申し出る必要があります。
通常は乗車駅から最大料金を支払うことになるかもしれません。紛失を避けるため、切符は改札を出るまで大切に保管しましょう。
常州空港から市内までは地下鉄で行けないので注意

現在の常州地下鉄は空港に接続していません。そのため、空港から市内へのアクセスには別の交通手段を利用する必要があります。
事前に空港アクセスの方法を把握しておくことで、到着時の混乱を避けられます。
特に初めて常州を訪れる方や、夜間に到着する方は、移動手段を事前に確認しておくことが大切です。
ここでは空港から市内への地下鉄以外の移動方法を紹介します。
移動手段 | 所要時間 | 料金 |
空港バス | 約40~50分 | 20元前後(約430円) |
タクシー | 約30~40分 | 80〜100元(約1,730~2,160円) |
最も一般的な方法は空港バスです。空港バスは常州奔牛国際空港から市内中心部まで運行しており、主要な目的地は文化宮や常州駅周辺です。
到着便に合わせて運行されるため、フライトの到着時刻を確認しておきましょう。
タクシーを利用する場合、空港の到着ロビー出口にタクシー乗り場があります。
トラブル防止のため、料金メーターを使う正規のタクシーを選びましょう。
将来的には空港と市内を結ぶ地下鉄路線の建設計画があるかもしれません。
しかし現時点では地下鉄での直接アクセスはできないため、上記の交通手段を活用する必要があります。
旅行計画を立てる際は、空港から市内への移動時間と費用を事前に考慮しておきましょう。
目的地までスムーズに移動したい時に便利なのが、Trip.comのチャーター車プライベート送迎です。
フライトや人数を入力するだけで最適なプランが表示され、料金も事前にわかるので安心、さらに前日までなら無料キャンセルも可能です。
常州地下鉄に関するよくある質問
常州地下鉄は何時から何時まで運行していますか?
常州地下鉄の運行時間は路線によって若干異なります。1号線と2号線の基本的な運行時間は朝6時から夜23時頃までです。始発と終電の時刻は駅によって異なるため、早朝や深夜の利用を予定している場合は事前確認が必要です。地下鉄内で飲食はできますか?
常州地下鉄では車内での飲食が禁止されています。これは中国の多くの都市の地下鉄で共通のルールです。水を飲むことも基本的には控えるべきとされています。大きな荷物を持って乗車できますか?
スーツケースなどの大きな荷物を持っての乗車は可能です。ただし、混雑時は他の乗客の迷惑にならないよう配慮が必要です。荷物は足元や座席の下に置き、通路を塞がないようにしましょう。切符を間違えて買ってしまった場合はどうすればいいですか?
目的地を間違えて切符を購入した場合、改札を通る前であれば駅のサービスカウンターで払い戻しができます。購入直後であれば、手数料なしで対応してくれることが多いです。
常州地下鉄を利用してスムーズに市内を移動しよう

常州地下鉄は、手頃な料金で市内を効率的に移動できる便利な交通手段です。
この記事で解説した内容を実践すれば、初めての方でも迷うことなく地下鉄を利用できるでしょう。
改めて、この記事で解説した地下鉄のポイントは以下の通りです。
- 1号線と2号線の2路線が運行中、主要観光地へのアクセスに便利
- 支払い方法は現金・交通カード・スマホアプリの3種類
- 常州駅・常州北駅から市中心部や観光地へ15分〜25分でアクセス
- 空港は地下鉄未接続のため空港バスやタクシーを利用
地下鉄を使いこなすことで、紅梅公園や天寧寺などの主要観光地も1日で効率的に巡ることができるでしょう。
現地での移動は地下鉄を活用して、常州滞在を楽しんでくださいね。




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