
「東京から箱根に行きたいけれど、どの行き方がいい?」
「ロマンスカーと新幹線、どっちがお得なの?」
と悩んでいませんか?
東京から箱根へのアクセス選びで大切なのは、あなたの出発地・予算・優先事項に応じて最適なルートを選択すること。
料金重視なら高速バスや在来線、時間重視なら新幹線、快適性重視ならロマンスカーというように、目的に合わせたルート選びが箱根旅行の満足度を大きく左右します。

また、出発駅によっても最適なアクセス手段は異なります。
料金・所要時間・快適性・乗り換え回数などを比較することで、あなたにとって最も適したアクセス方法が明確になりますよ。
あなたの予算と時間に最も適したルートを選択して、充実した箱根旅行を実現しましょう!
新宿駅発|東京から箱根へのアクセス方法

新宿駅から箱根へは
- 小田急ロマンスカー
- 小田急ハイウェイバス(高速バス)
- 小田急線
の3つの主要なアクセス方法があります。
それぞれ料金、所要時間、快適性が大きく異なるため、優先事項に応じて最適な選択をしましょう。
速さと快適性の王道「小田急ロマンスカー」
項目 | 内容 |
所要時間 | 約1時間25分 |
料金 | 2,468円 |
運行本数 | 1日20本前後 |
乗り換え | なし(直通) |
座席 | 全席指定 |
メリット | ・乗り換え不要で楽々アクセス ・全席指定で快適な車内環境 ・展望席から絶景を堪能 |
デメリット | ・料金が比較的高め ・事前予約が必須 ・繁忙期の予約困難 |
小田急ロマンスカーは、新宿から箱根までの最も快適なアクセス方法です。
全席指定の特急列車で、乗り換えなしで箱根湯本まで直行できます。
展望席や広々とした座席、車内販売などの充実したサービスで、移動時間そのものを楽しめるのが最大の魅力です。
乗り換え不要の直通アクセスで移動が楽
大きなスーツケースや荷物を持っての移動でも、階段の昇り降りや乗り換えのストレスがありません。
また、座席上の荷物棚に加えて、車両の前後には大型荷物置き場も完備されており、キャリーケースも安心して置けます。
全席指定で確実に座れる快適な車内環境
ロマンスカーは全席指定制のため、確実に座って移動できます。
座席は通常の電車より広めに設計されており、リクライニング機能も完備。長時間の移動でも疲れにくい構造になっています。
Wi-Fiやコンセントが利用できる車両もあるため、移動中も仕事や調べ物ができて便利です。
展望席から箱根の絶景を独り占め
車種によっては、運転席のすぐ後ろに展望席が設置されています。
最前列からは運転士と同じ目線で前方の景色を楽しめ、まるでアトラクションのような特別な体験ができます。
小田原を過ぎると箱根の山々が迫り、トンネルを抜けるたびに変わる景色は圧巻です。
子ども連れのファミリーには特に人気で、思い出に残る移動時間になります。
乗り換えなしでらくらく!「小田急ハイウェイバス」
項目 | 内容 |
所要時間 | 約2時間 |
料金 | 1,980円~2,200円 |
運行本数 | 1日15本前後 |
乗り換え | なし(直通) |
座席 | 自由席 |
メリット | ・料金が安い ・予約不要で気軽に利用可能 ・荷物が多くても安心 |
デメリット | ・渋滞による遅延リスク ・所要時間が比較的長い ・車内設備が限定的 |
小田急ハイウェイバスは、新宿から箱根への最もリーズナブルなアクセス方法のひとつ。
料金は最安1,980円で所要時間は約2時間。乗り換えなしで箱根湯本まで直行でき、予約なしでも乗車できる気軽さが魅力です。
ロマンスカーの約8割の料金で箱根へ直行
小田急ハイウェイバスの最大の魅力は、その料金の安さです。
ロマンスカーが2,468円なのに対し、高速バスは1,980円から利用できます。
予約なしでも乗車できるため、急な予定変更にも対応しやすいのが利点です。
バスタ新宿から出発するため、JR新宿駅からのアクセスも良好です。
大きな荷物も安心のトランクルーム完備
高速バスにはトランクルームが完備されており、大きなスーツケースやお土産も楽々積み込めます。
車内に持ち込む必要がないため、座席周りを広々と使えるのが嬉しいポイント。
座席は4列シートが一般的ですが、リクライニング機能付きで長時間の移動も快適です。
ただし、車内にはトイレが設置されていない便もあるため、出発前にバスタ新宿で済ませておくことをおすすめします。
渋滞リスクに要注意
高速バス利用時に最も注意すべきは、交通渋滞による遅延リスクです。
通常2時間の所要時間が、渋滞時には2時間30分から3時間かかることもあります。
特に土日祝日の午前中や連休初日は東名高速が混雑しやすく、予定より大幅に遅れる可能性があります。
そのため到着時間に余裕を持ったスケジュールを組むか、渋滞しにくい平日や早朝便を選ぶことで、快適に利用できます。
交通費を抑えるなら「小田急線」
項目 | 内容 |
所要時間 | 約2時間 |
料金 | 1,256円 |
運行本数 | 1時間に3~4本 |
乗り換え | 1回 |
座席 | 自由席 |
メリット | ・料金が最安 ・運行本数が多い ・箱根フリーパスが使える |
デメリット | ・乗り換えが必要 ・座席が快適とは言えない ・所要時間が長い |
小田急線の急行・快速急行は、新宿から箱根への最も経済的なアクセス方法です。
料金は1,256円で所要時間は約2時間。特急料金がかからないため、ロマンスカーの約半額で移動できます。
ロマンスカーの半額で新宿から箱根へ
小田急線最大の魅力は、圧倒的な料金の安さ。運賃は1,256円で、ロマンスカーの2,468円と比べて約半額。
予約不要で気軽に乗れるため、旅行計画が柔軟に立てられるのもメリットです。
行き方は新宿から小田原まで快速急行に乗り、小田原駅で箱根登山線に乗り換えるだけのシンプルなルート。
運行本数も1時間に3~4本と多く、時間を気にせず出発できます。
小田原駅での乗り換えは意外と簡単
小田急線利用時の唯一の注意点が、小田原駅での乗り換えです。
同じホームの反対側に箱根登山線が停車していることが多く、乗り換え自体は3分程度で完了します。
階段の昇り降りもほとんどないため、大きな荷物を持っていても問題ありません。
ただし週末や連休は混雑するため、座席を確保したい場合は早めにホームへ向かいましょう。
箱根湯本までは小田原駅から約15分で到着します。
「箱根フリーパス」で箱根観光がさらにお得に
小田急線を利用するなら、箱根フリーパスの購入をおすすめします。
新宿から箱根湯本までの往復乗車券に加え、箱根エリアの8つの乗り物が2日間または3日間乗り放題になるパスです。
料金は2日間6,100円、3日間6,500円。箱根ロープウェイや海賊船、ケーブルカーなどを個別に購入すると1万円を超えるため、箱根観光するなら圧倒的にお得です。
さらに、約70の施設で割引や特典も受けられます。
小田急線の各駅や旅行代理店で購入できます。
【関連記事】
東京駅発|東京から箱根へのアクセス方法

東京駅から箱根へは
- 新幹線
- 在来線
2つの主要なアクセス方法があります。
新宿発と比べると選択肢は少ないものの、それぞれに明確な特徴があります。
新幹線は圧倒的な速さが魅力で、在来線は料金の安さが最大の利点です。
とにかく速い「東海道新幹線(こだま)」
項目 | 内容 |
所要時間 | 約50分 |
料金 | 3,990円 |
運行本数 | 1時間に2~3本 |
乗り換え | 1回 |
座席 | 自由席または指定席 |
メリット | ・圧倒的な速さ ・運行本数が多い ・快適な車内環境 |
デメリット | ・料金が最も高い ・小田原駅での乗り換えが必須 ・東京駅発限定 |
東海道新幹線こだまは、東京から箱根への最速アクセス方法です。
東京駅から小田原駅まで約35分、そこから箱根登山線に乗り換えて箱根湯本まで約15分。
合計約50分で箱根に到着できます。料金は自由席で3,310円です。
東京から箱根まで最速50分の圧倒的スピード
新幹線最大の魅力は、その圧倒的な速さです。
東京駅から小田原駅までわずか35分。ロマンスカーの1時間25分と比べて半分以下の時間で到着します。
小田原駅での乗り換え時間と箱根登山線の15分を含めても、トータル50分程度で箱根湯本に到着可能です。
1時間に2~3本の高頻度運行で待ち時間なし
こだまは1時間に2~3本運行しており、待ち時間が少ないのも大きなメリット。
自由席なら予約不要で乗車できるため、急な予定変更にも対応できます。
ただし週末や連休の自由席は混雑することがあり、座れない可能性もあります。
確実に座りたい場合は指定席(プラス530円)の購入をおすすめします。
小田原駅での乗り換えは5分程度で完了
新幹線利用時の唯一の注意点が、小田原駅での乗り換えです。
新幹線改札を出て箱根登山線の乗り場まで徒歩約3分。案内表示も分かりやすく、初めての方でも迷うことはありません。
節約派なら「JR東海道線(在来線)」
項目 | 内容 |
所要時間 | 約1時間45分 |
料金 | 2,200円 |
運行本数 | 1時間に3~4本 |
乗り換え | 1回 |
座席 | 自由席 |
メリット | ・料金が最安 ・青春18きっぷが使える ・運行本数が多い |
デメリット | ・所要時間が長い ・座席が快適ではない ・混雑しやすい |
JR東海道線は、東京から箱根への最も経済的なアクセス方法です。
東京駅から小田原駅まで約1時間30分、料金は1,520円。
新幹線の半額以下で移動できるため、予算重視の旅行者におすすめです。
新幹線の半額以下で東京から箱根へ
在来線最大の魅力は、圧倒的な料金の安さです。
東京駅から小田原駅まで1,520円で、新幹線の3,310円と比べて約半額。往復なら3,600円の節約になります。
特急料金が不要なため、予約の手間もかかりません。運行本数も1時間に3~4本と多く、時間を気にせず駅に向かえます。
急行や快速を利用すれば停車駅が少なく、多少時間を短縮できるのもポイントです。
青春18きっぷでさらにお得に移動
春夏冬の期間限定で販売される青春18きっぷを使えば、さらに安く移動できます。
5日分で12,050円のため、1日あたり2,410円でJR普通列車が乗り放題。
箱根往復だけで元が取れる計算です。1枚のきっぷを複数人で使うこともでき、2人で1日使えば1人1,205円と格安。
ただし利用期間が限られているため、旅行時期が合う方のみ活用できます。学生や時間に余裕のある旅行者には特におすすめです。
ロングシートでも工夫次第で快適に
在来線の座席はロングシートのため、長時間の移動は正直疲れます。
ただし工夫次第で快適性を高められます。
平日の10時から16時は比較的空いており、座席を確保しやすいです。
窓際の席を選べば景色を楽しみながら移動できます。
また湘南新宿ラインや上野東京ラインを使えば、新宿や上野からも乗り換えなしでアクセス可能です。
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東京から箱根までは「自家用車・レンタカー」もひとつの手

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項目 | 内容 |
所要時間 | 最短約1時間30分 |
料金 | 合計 約4,500円から |
ルート | 東名高速道路経由が一般的 |
メリット | ・自由なスケジュール ・大量の荷物も楽々 ・複数人なら割安 |
デメリット | ・渋滞リスクが高い ・駐車場探しが大変 ・運転の疲労 |
東京から箱根まで自家用車やレンタカーを利用する選択肢もあります。
公共交通機関とは異なり、時間に縛られず自由に移動できるのが最大の魅力です。
ただし渋滞や駐車場、ガソリン代などのコストも考慮する必要があります。
時間を気にせず自由に移動できる
車の最大の魅力は、自由なスケジュールで移動できることです。
電車やバスのように時刻表を気にする必要がなく、好きなタイミングで出発できます。
途中で気になる場所があれば立ち寄ることも可能。箱根の各観光スポットを効率よく回れるのも利点です。
ただし箱根の山道は狭く曲がりくねっているため、運転に自信がない方は注意が必要です。
渋滞と駐車場事情を把握して計画を立てる
車利用で最も注意すべきは渋滞です。
週末や連休の東名高速は大井松田IC付近から渋滞が始まり、箱根湯本まで通常1時間30分のところが3時間以上かかることも珍しくありません。
渋滞を避けるなら、早朝6時前の出発か平日利用がおすすめです。
駐車場は箱根湯本駅周辺に1日500円から1,000円程度の有料駐車場がありますが、繁忙期は午前中に満車になります。
3人以上なら公共交通機関よりお得
車のコストは高速代約2,000円、ガソリン代約1,500円、駐車場代約1,000円で合計約4,500円。
1人で利用すると高く感じますが、3人なら1人1,500円、4人なら1人1,125円と割安になります。
家族旅行やグループ旅行なら、公共交通機関より経済的です。
またレンタカーを利用する場合、1日6,000円から8,000円が相場。往復の交通費と合わせて考えると、人数次第でお得になります。
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東京から箱根までのアクセスでよくある質問
SuicaやPASMOだけで箱根を観光できますか?
SuicaやPASMOは箱根エリアでも基本的に利用できますが、すべての乗り物で使えるわけではありません。箱根登山電車や箱根登山バスでは使えますが、箱根ロープウェイや芦ノ湖海賊船では利用できません。車で行くのはおすすめですか?渋滞や駐車場は?
3人以上なら車がコストパフォーマンスに優れます。高速代、ガソリン代、駐車場代を合わせて約4,500円。4人で割ると1人1,125円と、公共交通機関より安くなります。逆に1人や2人なら、電車やバスの方が経済的です。新宿と東京駅、結局どっちから出発するのが便利?
都内西側や神奈川方面からアクセスする場合、料金を抑えたい人、快適な移動を重視する人は新宿発を選んでください。都内東側からアクセスする人、時間を最優先したい人、ビジネス利用の人は東京駅発が便利です。ロマンスカーや新幹線の切符はどこで買えますか?
ロマンスカーの切符は、オンライン予約、小田急線各駅の窓口または自動券売機、旅行代理店などから購入できます。新幹線の切符は、JR東日本の窓口またはみどりの窓口で購入できます。または「えきねっと」などのオンライン予約サービスを使えば、事前に座席指定まで完了できます。自由席なら予約不要で、当日駅の自動券売機で購入できます。
東京から箱根までのアクセスは出発地や予算で決めよう

東京から箱根へのアクセス方法は、あなたの出発地・予算・優先事項によって最適な選択肢が変わります。
この記事では、新宿駅発と東京駅発のそれぞれのルートについて、料金・所要時間・快適性の観点から詳しく解説してきました。
東京から箱根までのアクセスのポイントは以下の通りです。
- 料金重視なら新宿発の小田急線(1,256円)または高速バス(1,980円)
- 時間重視なら東京駅発の新幹線(約50分で到着)
- 快適性重視なら新宿発のロマンスカー(展望席あり、乗り換えなし)
- 3人以上のグループなら自家用車も選択肢(1人1,125円~)
- 箱根周遊観光なら箱根フリーパス(2日間6,100円)がおすすめ
また、新宿や渋谷方面からなら新宿発、東京駅や丸の内方面からなら東京駅発が便利。
予算を抑えたいなら小田急線や在来線、朝早く箱根に到着したいなら新幹線を選択しましょう。
あなたにぴったりの箱根アクセス方法を見つけて、充実した箱根旅行を実現してくださいね。

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