
イタリア旅行の準備で必要なものは何?あると便利な物を解説

イタリア旅行で必要なもの【出入国】
- イタリア行きのチケット
- パスポート
- ETIASへの申請(2026年以降)
- Visit Japan Webの登録
イタリア旅行で必要なもの【絶対に必要】
- 海外旅行保険
- 現金
- クレジットカード
- スマートフォン
イタリア旅行で必要なもの【アプリ編】
- ムービット(Moovit)
- Currency
- Google翻訳
- Uber
- Deliveroo(デリバルー)
イタリア旅行で必要なもの【あると便利】
- ヨーロッパ用eSIM
- 各種証明書やパスポートのコピー
- スリッパ
- ガイドブック
- 防犯グッズ
- モバイルバッテリー
- 機内快適グッズ
- エコバッグ
- コンタクトレンズの洗浄液
- 乾燥対策グッズ
- 使い捨てマスク
- ティッシュ・ウェットティッシュ
- 日焼け止め
- 常備薬
- 生理用品
イタリア旅行で必要なもの・準備【日本出国前】
1.イタリア行きのチケット

当然ですが、イタリア旅行に必要なものはイタリア行きのチケットです。チケット代の目安は時期により異なりますが、20万円~25万円が相場。航空券の値段は、大型連休や夏休み前後に料金が高くなる傾向にあります。
イタリア旅行の費用を少しでも抑えたいのであれば、多くの航空会社を比較しましょう。Trip.comではイタリア行きのチケットを格安で提供中です。ぜひ、参考にしてください。
イタリア(ローマ)行きの格安航空券
2.パスポート

イタリア旅行の際、パスポートは絶対に必要です。パスポートの有効期間は3か月以上残っていることが条件です。条件を満たしていない場合は入国できない可能性があります。必ずチェックしておきましょう。
3.海外旅行保険への加入

たとえ1泊2日の短いイタリア旅行でも、どんなトラブルが発生するかわかりません。病気や盗難に備えて海外旅行保険への加入をおすすめします。イタリア旅行の海外保険の場合、1泊あたり500円~1,000円が目安です。決して高額ではありません。トラブルが発生した後では手遅れになりますので、入国前に加入しておくことをおすすめします。
4.ETIASへの申請

ETIAS(エティアス)とは、イタリアを含むEU諸国へ入国する際に必要となる電子渡航認証ビザです。アメリカでいうESTA(エスタ)のようなもの。有効期間は3年間で、費用は公式サイトでの申請で7ユーロ。18歳以下と70歳以上は無料となる予定です。申請はオンラインでの手続きが必要で、観光や短期商用を目的とした90日以内の渡航に限り利用が認められます。
ETIAS申請に必要なものは、以下のとおり。
- 氏名、性別、生年月日
- パスポート情報
- 現住所、国籍、出生地
- メールアドレスや電話番号
- 最初に入国を予定している国
- 現在の就労先や在学先に関する情報
- 入国の適格性に関する質問
2026年以降イタリア旅行を予定している方は、必ず申請しておきましょう。詳しくはこちらをご覧ください。
イタリア旅行で必要なもの・準備【イタリア入国時】

イタリアに到着したときの入国手続きを解説します。入国審査→荷物受け取り→税関通過という流れです。
1.入国審査
イタリア入国にあたり、まずは入国審査があります。「Immigration」という表示のカウンターに向かいましょう。EU諸国のパスポートを持っている人と、それ以外のパスポートの人で窓口が分かれています。入国審査に必要なものは、以下の2つ。
- パスポート
- 帰りの航空券またはEチケット
入国審査でホテル名や滞在日数などを聞かれる場合がありますが、審査は日本人に対してかなり緩めだといわれています。パスポートを見るだけで通してくれる人がほとんどでしょう。なお、イタリアでは入国カードがないので記入する必要はありません。
2.荷物受け取り
荷物受け取りは「Baggage claim」という表示のある場所へ移動しましょう。ターンテーブルで自分の荷物を確認して引き取ります。間違いを防ぐためにも、ネームタグには名前を忘れずに記入しましょう。万が一、荷物が出てこない場合は「Lost and Foundカウンター」で手続きをします。
荷物を預けた際の半券を提示して、荷物の特徴を説明してください。保険のため、紛失レポートを貰っておきましょう。
3. 税関検査
最後は税関審査があります。個人使用の免税品(航空旅客は430ユーロまで)は申告不要ですが、量が多い場合は申告しなければなりません。申告するものがある人とない人で通路が分かれます。以下は、イタリアへの入国時に申告が必要なものの一例です。
申告の必要があるもの | 詳細 |
現金 | 10,000ユーロ以上の現金 |
有価証券 | 10,000ユーロ以上の債券や株式 |
旅行者の荷物 | 貴重品、高額商品、文化財、食品など |
車両 | 自家用車やレンタカーなど |
薬物 | 処方箋のない薬物 |
銃器 | 銃器や弾薬など |
動植物製品 | 皮革製品、肉製品、象牙製品、骨董品、植物など |
詳細はイタリア大使館公式サイトで確認することをおすすめします。
イタリア旅行で必要なもの・準備【日本入国時】

Visit Japan Webの登録
日本入国時は、Visit Japan Webに事前登録しておくと便利です。
パスポート情報や税関申告をオンラインでまとめられ、到着時はQRコードを提示するだけでスムーズに通関できます。MySOSの登録は不要で、紙の申告書に代わるデジタルサービスとして活用できます。
日本帰国前に必ず、Visit Japan Webのアカウントを登録しておきましょう。➡Visit Japan Webアカウント作成ページ
イタリア旅行で必要なもの・準備【絶対に必要】

現金
イタリアで使えるユーロと日本円の両方があると便利です。円からユーロへ両替する場合、日本より現地で両替した方がレートが良いもの。空港や銀行で両替できますが、もっともレートが良いのは街中の一般の両替所でしょう。
クレジットカード
日本ではタッチで完了するクレジットカードが多いですが、海外では暗唱番号の入力を求められます。そのため、暗証番号を確認しておきましょう。VISAやMastercardなど、加盟店の異なるクレジットカードを何枚か持っていくことをおすすめします。
ガイドブック
スマートフォンでも閲覧できますが、手に取って閲覧できるガイドブックがあると安心です。
携帯電話(スマートフォン)
日本と同じく、イタリアでも街中やホテルで無料で使えるWi-Fiは多いので、スマホでIDとパスワードを入力すれば利用できます。場所を気にせずスマートフォンを使いたいなら、モバイルルーターをレンタルしましょう。レンタル料金は1日当たり750円〜1,500円が目安です。
変圧器/アダプター
日本の電化製品をイタリアでそのまま使うことはできません。電圧とアダプターが異なるからです。変圧器と変換アダプターが必要になります。
日本 | イタリア | |
電圧 | 100V | 220V |
周波数 | 50/60Hz | 50Hz |
プラグ | Aタイプ | Cタイプ |
イタリア旅行で必要なもの・準備【アプリ編】
1.ムービット(Moovit)

引用:https://play.google.com/store/games
イタリア国内で移動するときに便利なアプリです。メトロやバス、トラム、徒歩、自転車、どの交通手段を使うと快適に目的地にたどり着けるのかを調べることができる優れもの。リアルタイムの交通情報を反映した乗換案内なので、遅れている場合でも安心。人によっては「Google Mapより頼りになる」という意見があるほど。イタリア旅行に行くなら、ぜひダウンロードしておきましょう。
2.Currency

引用:https://play.google.com/store/games
Currencyは、150種以上の海外硬貨に対応しているアプリです。リアルタイムでイタリアのレートが確認できるうえに、操作がとにかく簡単。イタリアに限らず、海外旅行での買い物に欠かせないアプリです。
3.Google翻訳

引用:https://play.google.com/store/games
もはや説明不要の翻訳アプリ。英語やイタリア語がまったく話せなくても、Google翻訳さえあればどうにかなります。翻訳アプリは数多くありますが、はっきり言ってGoogle翻訳ひとつダウンロードしておけば問題ありません。
4.Uber(ウーバー)

引用:https://play.google.com/store/games
Uber(ウーバー)をダウンロードしておけば、イタリアでいつでもタクシーを呼べます。道に迷ってしまったときや、疲れたから歩きたくないときに便利!クレジットカードを登録しておけば、現地での支払いはありません。言葉が通じなくても気軽に移動できる、便利なアプリです。
5.Deliveroo(デリバルー)

引用:https://play.google.com/store/games
Deliverooとは、美食の街イタリアで便利な食事デリバリーアプリです。日本でもおなじみのデリバリーアプリですが、イタリアでは「デリバルー」と「ウーバーイーツ」の2つがメジャーです。ウーバーイーツは日本で使っている人が多いと思いますので、同じような感覚でDeliverooを使ってみてください。滞在先のホテルから出たくない時でも食事を配達してくれるので、とても便利ですよ。
イタリア旅行で必要なもの・準備【あると便利】

ヨーロッパ用eSIM
ヨーロッパ用eSIMとは、Embedded(埋め込み) SIMという意味のこと。物理的な形状を持たないため、わざわざ小さなピンでSIMトレイを開ける手間や、SIMカードを落としてしまう心配はありません。日本では2018年にeSIM対応端末が導入されて以降、利用者が急増。イタリアに降り立った瞬間からスムーズにインターネットができるのは、eSIMの大きなメリットです。
各種証明書やパスポートのコピー
紛失時に備えて、コピーはあった方が安心です。スーツケースに隠しておきましょう。
スリッパ
機内を快適にするため、使い捨てできるスリッパがあれば便利です。
防犯グッズ
イタリア・パリ旅行を快適に過ごすために、スリ対策を徹底してください。日中でもスリから身を守る必要があります。
貴重品はなるべく小さいバッグに入れて、体にそわせておきましょう。
モバイルバッテリー
イタリアを観光しているのに「スマートフォンのバッテリーがなくなって写真が撮れない」という事態になったら残念。
ぜひ、モバイルバッテリーを日本から持参することをおすすめします。
機内快適グッズ
イタリアまでのフライトでネックピローやアイマスクがあれば、さらに快適な空の旅ができるでしょう。
エコバッグ
イタリアでもスーパーやコンビニで買い物をするときに、バッグにひとつ入れておくと便利です。
コンタクトレンズの洗浄液
コンタクトレンズの洗浄液は、目薬などの医薬品と同じく申告すれば液体物の制限外です。
乾燥対策グッズ
機内は乾燥するので、リップクリームや目薬があると安心です。
ティッシュ・ウェットティッシュ
イタリアでは、日本のようにティッシュを街中で配布していていません。ちょっとした汚れを拭くのに便利なので、持っていきましょう。
日焼け止め
とくに夏の時期にイタリア旅行に行くなら必須です。普段から使い慣れているものを持っていきましょう。
常備薬
食べ過ぎ対策として胃薬があると安心です。
虫よけスプレー
イタリアには日本と同じように蚊がいます。夏季の時期に行くなら持っていきましょう。
生理用品
海外製は品質が良くない商品があります。予備として3日分ほどあると安心です。
イタリア旅行で季節ごとに必要なもの・洋服

イタリア旅行に行く際には、季節によって持っていくべきアイテムが異なります。現地の気温に合わせて、持ち物を工夫しましょう。
春(3月〜5月)
イタリアの春は温暖で、比較的穏やかな気候になるでしょう。しかし朝晩はまだ冷え込むことがあるため、薄手のジャケットやカーディガン、ストールなどが必要です。暖かくなってくると、軽やかで明るい色合いの洋服がおすすめです。
必要なもの
- 軽めのジャケットやカーディガン、ストール
- 春らしい明るい色合いの洋服
- フラットシューズやスニーカー
夏(6月〜8月)
イタリアの夏は非常に暑く、南部はかなり暑くなります。日焼け止めや帽子、サングラス、水分補給のためのボトルは忘れずに持参しましょう。服装は薄手の衣服でワンピース、ショートパンツ、Tシャツ、ビーチサンダルがおすすめです。
必要なもの
- 日焼け止め、帽子、サングラス、水分補給用のボトル
- 薄手のワンピース、ショートパンツ、キャップスリーブのTシャツ、ビーチサンダル
秋(9月〜11月)
イタリアの秋は爽やかで、日中は温暖な気候が続きます。しかし夜は冷え込むことがあるので、薄手のジャケットやカーディガン、ストールが必要になるでしょう。秋色の落ち着いたカラーがトレンドですので、おしゃれに決めていきましょう。
必要なもの
- 軽めのジャケットやカーディガン、ストール
- 秋色の洋服(ベージュ、ブラウン、オリーブグリーン)
- ブーツ、スニーカー
冬(12月〜2月)
イタリアの冬は寒いです。厚手のコートやダウンジャケット、手袋、マフラー、ブーツ、厚手のタイツなどが必要です。大人っぽい色合いのアイテムでイタリアの冬を楽しみましょう。
必要なもの
- 厚手のコートやダウンジャケット
- 手袋、マフラー
- ブーツ、カイロ
イタリア旅行の必要なものでよくある質問

イタリア旅行で必要のないものは?
イタリアではICチップのついていないクレジットカードはほとんど使えません。可能ならば、旅行前にICチップ型に変更しましょう。イタリアで日本の電化製品は使えるの?
日本の電化製品をイタリアでそのまま使うことはできません。電圧とアダプターが異なるからです。変圧器と変換アダプターが必要になります。イタリア旅行中の服装の注意点は?
観光地や教会では、肌を露出しないようにしましょう。とくに女性は膝や肩を出した服装は避けるべきです。イタリア旅行で一日どれくらいお金が必要?
イタリアは食費や交通費が高い国です。ホテル代以外で、一日あたり15,000円を目安としておきましょう。
イタリア旅行に持っていく費用について、こちらの記事が参考になります。

