
「初めてのバンコク旅行、見どころが多すぎてどこから回ればいいか分からない…」
「定番スポットだけじゃなく、最新のグルメや穴場も効率よく楽しみたい!」
そんな風に、バンコク旅行の計画を考えていませんか?
バンコク観光を最大限に楽しむためのカギは、訪れたいスポットの優先順位をつけ、あなたに合ったモデルコースを組み立てることです。数多くの魅力的な選択肢の中から、自分の興味や滞在日数に合わせて計画を立てることで、限られた時間でも満足度の高い旅が実現します。
この記事では、あなたのバンコク旅行を完璧なものにするため、以下の情報を網羅的にご紹介します。
- 必ず訪れたい3大寺院と定番&穴場スポット
- 最新のショッピング&ナイトスポット
- 絶対に食べたい絶品タイグルメ
- そのまま使える2泊3日のモデルコース
- 治安や交通手段など、旅行前に解消したい疑問
これでもう観光プランで迷うことはありません。バンコクで最高の思い出を作るための準備を始めましょう!
バンコク観光の魅力

バンコクの魅力は、きらびやかな寺院、活気あふれる街並み、グルメ、そしてショッピングといった多様な要素が混在している点にあります。
高層ビルが立ち並ぶすぐそばには、400以上もの仏教寺院が静かに佇んでいます。こうした新旧のコントラストが、街のユニークな雰囲気を作り出しています。
また、バンコクは「世界一の美食都市」のランキングにも選ばれるほど、食のレベルが高いことでも知られています。
高級レストランから、道端の屋台で味わうローカルフードまで、あらゆる場所で絶品グルメに出会えます。そのため、食を目的として訪れる旅行者が多いんですよ。
さらに、巨大なショッピングモールから、個性的な品々が並ぶマーケットまで、買い物好きにはたまらない環境も整っています。伝統的な工芸品から最新のファッションアイテムまで、お土産探しには困りません。
このように、バンコクは訪れる人全ての好奇心を満たしてくれる観光都市です。
バンコク観光で必ず行きたい3大寺院
バンコクを訪れるなら、タイの歴史と文化の真髄に触れられる3つの寺院は外せません。ここでは「ワット・ポー」「ワット・アルン」「ワット・プラケオ」という、バンコクを象徴する3大寺院について詳しく解説します。
ワット・ポー

ワット・ポーは、巨大な黄金の涅槃仏(ねはんぶつ)で非常に有名なお寺です。全長46m、高さ15mにもなるその姿は、見る者を圧倒するほどの迫力があります。
足の裏には、仏教の世界観を表す108の図が美しい螺鈿(らでん)細工で描かれており、こちらも必見です。
また、この寺院はタイ古式マッサージの総本山としても知られています。境内では、伝統的なマッサージを受けることができ、観光で歩き疲れた体を癒やすのもおすすめですよ。
どんな人におすすめ?
歴史や仏教美術に興味がある方はもちろん、巨大な仏像のスケールを体感したい方におすすめです。また、本場のタイ古式マッサージを体験したい方にもぴったりの場所です。
広大な敷地は見どころが多く、カップルからお子様連れの家族まで、幅広い層が楽しめます。
このスポットまでの移動方法
ワット・ポー周辺は渋滞が発生しやすいため、公共交通機関の利用がスムーズ。BTS(高架鉄道)とチャオプラヤー・エクスプレス・ボートを乗り継ぐ方法が一般的です。
タクシーやトゥクトゥクを利用する際は、料金トラブルを避けるために配車アプリ「Grab」の活用をおすすめします。Grabを使えば、事前に行き先を指定でき、料金も確定するため、面倒な交渉が不要です。
アプリをダウンロードし、目的地に「Wat Pho」と入力するだけで簡単に配車できます。
【関連記事】バンコクのタクシー完全ガイド!料金相場、乗り方、配車アプリGrab、ぼったくり対策まで徹底解説
スポットの注意点
寺院は神聖な場所であるため、服装には注意が必要です。
タンクトップやショートパンツ、ミニスカートなど、肌の露出が多い服装は避けましょう。肩や膝が隠れる服装を心がけてください。もし服装が不適切な場合でも、入り口で上着などをレンタルできる場合があります。
基本情報 | |
住所 | 2 Sanam Chai Rd, Phra Borom Maha Ratchawang, Phra Nakhon, Bangkok |
アクセス | チャオプラヤー・エクスプレス・ボート「ターティアン(Tha Tien)」船着き場から徒歩約3分 |
営業時間 | 8:00~18:30 |
料金 | 200バーツ(約840円) |
ワット・アルン

「暁の寺」という名で知られるワット・アルンは、チャオプラヤー川の西岸に位置する美しい寺院です。特に、三島由紀夫の小説「暁の寺」の舞台になったことでも有名です。
色鮮やかな陶器の破片で装飾された高さ約79mの仏塔(パゴダ)が特徴で、その壮麗な姿はバンコクの象徴的な風景のひとつです。
特に、朝日を浴びて輝く姿や、夕暮れ時にライトアップされる幻想的な姿は格別で、対岸のレストランから眺める景色も人気があります。
どんな人におすすめ?
美しい景色や写真撮影を楽しみたい方に特におすすめのスポットです。
急な階段を上るとバンコク市内やチャオプラヤー川を一望できるため、絶景を求める人にもぴったりです。夕暮れ時からのロマンチックな雰囲気は、カップルでの訪問にも最適です。
このスポットまでの移動方法
ワット・ポーのすぐ近くにある「ターティアン」船着き場から、対岸のワット・アルンへ渡るための渡し船が出ています。所要時間は5分足らずで、料金も非常に安いため、最も簡単で便利なアクセス方法です。
ワット・ポーとセットで観光する計画を立てると効率的です。
スポットの注意点
ワット・アルンも神聖な寺院のため、ワット・ポーと同様に肌の露出を控えた服装が求められます。また、中央の仏塔に登る階段は非常に急で段差も大きいため、歩きやすいスニーカーなどでの訪問を強くおすすめします。
基本情報 | |
住所 | 158 Wang Doem Rd, Wat Arun, Bangkok Yai, Bangkok |
アクセス | チャオプラヤー・エクスプレス・ボート「ワット・アルン」船着き場すぐ |
営業時間 | 8:00~18:00 |
料金 | 100バーツ(約420円) |
ワット・プラケオ

ワット・プラケオは、王宮の敷地内に建立された、タイで最も格式の高い王室寺院です。本堂には、タイの守護仏として崇められているエメラルド仏(プラ・ケオ)が祀られています。
寺院全体が黄金に輝き、壁画や装飾など、タイの建築と芸術の粋を集めた豪華絢爛な空間は他の寺院とは一線を画します。タイの歴史と文化を語る上で、絶対に欠かすことのできない場所です。
どんな人におすすめ?
タイの歴史や王室文化に深く触れたい方、そしてタイで最も神聖な場所を訪れたい方におすすめです。きらびやかな建築群は、建築や芸術に興味がある人にとっても見ごたえがあります。
このスポットまでの移動方法
ワット・ポーからは徒歩で10分ほどの距離にあります。BTSの最寄り駅からは少し離れているため、ワット・ポーやワット・アルンと合わせて、ボートやタクシー、Grabを利用してアクセスするのが便利です。
スポットの注意点
3大寺院の中で、最も服装規定が厳しいことで知られています。男女ともに、肩と膝が完全に隠れる服装が必須です。
体にフィットするレギンスや、ダメージ加工のあるズボン、サンダルなども禁止されています。規定に合わない場合は入場できないため、事前に服装をしっかり確認してください。
また、入場時にパスポートの提示を求められることがあるため、携帯しておくと安心です。
基本情報 | |
住所 | Na Phra Lan Rd, Phra Borom Maha Ratchawang, Phra Nakhon, Bangkok |
アクセス | チャオプラヤー・エクスプレス・ボート「ター・チャン(Tha Chang)」船着き場から徒歩約5分 |
営業時間 | 8:30~15:30 |
料金 | 500バーツ(約2,100円) |
バンコクの定番観光スポット5選
初めてのバンコク旅行であれば、これらのスポットは絶対に外せません。バンコクが持つ多様な魅力を体験できる定番スポットへ足を延ばしてみましょう。ここでは、スリル満点の市場から美しい邸宅、活気あふれるナイトマーケットまで、選りすぐりの5か所を紹介します。
メークロン市場

「線路市場」や「折り畳み傘市場」の愛称で知られる、世界でも類を見ないユニークな市場です。
ここは現役の線路上が市場になっており、1日に数回、列車が通過するたびに店主たちがいっせいに日よけのテントをたたみ、商品を手早く片付ける光景が見られます。列車がすれすれを通過していく様子は、まさに圧巻の一言です。
どんな人におすすめ?
他では決して味わえないスリリングな体験をしたい方や、バンコクの思い出を魅力的な1枚に収めたい人におすすめです。SNSに写真を投稿すれば、話題になること間違いなし。
このスポットまでの移動方法
メークロン市場はバンコク中心部から約1時間半と離れているため、個人で行く場合はロットゥー(乗り合いバン)や国鉄を利用します。
しかし、乗り換えなどが複雑なため、初めての方には現地ツアーの利用が最も簡単で安心です。水上マーケットとセットになったツアーも多く、効率的に観光できます。
スポットの注意点
列車が通過する際は非常に危険なため、必ず白線の内側で見学し、現地係員の指示に従ってください。また、多くの観光客で混雑するため、スリや置き引きには十分注意しましょう。
列車の通過時刻は変更されることもあるため、事前に最新の情報を確認しておくことをおすすめします。
基本情報 | |
住所 | Mae Klong, Mueang Samut Songkhram, Samut Songkhram |
アクセス | 国鉄メークロン駅周辺 |
営業時間 | 6:00~18:00頃(店舗による) |
料金 | 見学無料 |
水上マーケット(ダムヌンサドゥアック、アンパワーなど)

運河の上を小舟が行き交い、船上で果物やローカルフード、雑貨などが売買される、タイならではの情緒あふれる市場です。
特に有名なのが、最も規模が大きく観光地として賑わう「ダムヌンサドゥアック水上マーケット」と、週末の午後から夕方にかけてローカル客で賑わう「アンパワー水上マーケット」です。手漕ぎボートに乗って、船上グルメを楽しむのが醍醐味です。
どんな人におすすめ?
タイらしい風景の中で、食べ歩きやショッピングを楽しみたい方におすすめ。
活気ある雰囲気を体験したいならダムヌンサドゥアック、より落ち着いたローカルな雰囲気を味わいたいならアンパワーを選ぶのが良いでしょう。
このスポットまでの移動方法
どちらの水上マーケットもバンコク郊外に位置するため、他の観光スポットと併せた日帰りツアーで訪れるのが最も効率的です。ツアーであれば、ボートの手配なども含まれていることが多く、言葉の心配なく楽しめます。
スポットの注意点
ボートに乗る際は、料金を事前にしっかり確認しましょう。ツアーでない場合は、交渉が必要になることもあります。また、商品の価格は観光客向けに設定されていることが多いですが、軽い値段交渉を楽しむのも醍醐味です。
基本情報(ダムヌンサドゥアック /アンパワー) | |
住所 | Damnoen Saduak, Damnoen Saduak District, Ratchaburi /Amphawa, Amphawa District, Samut Songkhram |
営業時間 | 7:00~14:00頃 /金~日 15:00~21:00頃 |
料金 | 見学無料 |
ダムヌンサドゥアック
アンパワー
ジム・トンプソンの家

タイシルクを世界的に有名にしたアメリカ人実業家、ジム・トンプソンが暮らした邸宅で、博物館として一般開放されています。
建築はチーク材で造られた美しいタイの伝統家屋が複数組み合わされており、緑豊かな庭園の中に静かに佇んでいます。館内には、彼が東南アジア各地で収集した貴重な骨董品や美術品が展示されており、そのセンスの良さをうかがい知ることができます。
どんな人におすすめ?
タイの伝統建築や美術工芸品に興味がある方、都会の喧騒を離れて落ち着いた時間を過ごしたい方におすすめです。謎の失踪を遂げた彼のミステリアスな生涯に思いを馳せながら、優雅なひとときを過ごせます。
このスポットまでの移動方法
BTS(高架鉄道)の「ナショナルスタジアム(National Stadium)」駅から徒歩約5分と、アクセスは非常に便利です。駅からの道は少し分かりにくいですが、案内表示に従って進めば到着します。
スポットの注意点
館内の見学は、日本語を含む各言語のガイド付きツアーが利用できます。内部での写真撮影は禁止されていますのでご注意ください。
また、入館時に靴を脱ぎ、大きな荷物はロッカーに預ける必要があります。
基本情報 | |
住所 | 6 Kasem San 2 Alley, Wang Mai, Pathum Wan, Bangkok |
アクセス | BTSナショナルスタジアム駅から徒歩約5分 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
料金 | 200バーツ(約840円) |
アジアティーク・ザ・リバーフロント

チャオプラヤー川沿いの古い倉庫街を改装して作られた、大規模なショッピング&エンターテイメント施設です。
バンコクのシンボルにもなっている大きな観覧車が目印で、1,500以上もの店舗と約40のレストランが集まっています。ショッピングや食事はもちろん、ニューハーフショーやムエタイの観戦も楽しむことができます。
【関連記事】バンコクでおすすめのニューハーフショーは?カリプソキャバレーVSゴールデンドーム
どんな人におすすめ?
清潔でおしゃれな環境で、バンコクの活気ある雰囲気を味わいたい方にぴったりです。買い物、食事、エンターテインメントが1つにまとまっているので、カップルから家族連れまで、誰もが夜の時間を満喫できます。
このスポットまでの移動方法
BTS「サパーンタクシン(Saphan Taksin)」駅のすぐそばにある船着き場から、無料のシャトルボートが出航しています。夕暮れの川風を感じながら向かうボートトリップもアトラクションのひとつとして楽しめますよ。
スポットの注意点
夕方以降は多くの人で賑わい、特に無料シャトルボートは行列ができることがあります。時間に余裕を持って行動しましょう。また、敷地が非常に広いため、目的のエリアを事前にマップで確認しておくとスムーズに回れます。
基本情報 | |
住所 | 2194 Charoen Krung Rd, Wat Phraya Krai, Bang Kho Laem, Bangkok |
アクセス | BTSサパーンタクシン駅直結の船着き場から無料シャトルボートで約15分 |
営業時間 | 16:00~24:00 |
料金 | 入場無料 |
カオサン通り

世界中のバックパッカーが集まることから「バックパッカーの聖地」として知られる有名な通りです。
約300mの通りには、ゲストハウス、レストラン、バー、屋台、マッサージ店などが所狭しと並び、昼夜を問わず多国籍な旅行者で溢れかえっています。その独特でエネルギッシュな雰囲気は、カオサン通りならではの魅力です。
どんな人におすすめ?
国際色豊かな活気ある雰囲気を体験したい方や、安くお酒や食事を楽しみたい若者におすすめです。通りを歩くだけでも、バンコクの持つカオスなエネルギーを感じることができます。
このスポットまでの移動方法
周辺にBTSやMRT(地下鉄)の駅がないため、タクシーや配車アプリのGrabを利用するのが一般的です。または、チャオプラヤー・エクスプレス・ボートの「プラ・アーティット(Phra Arthit)」船着き場から徒歩約10分でアクセスすることもできます。
スポットの注意点
夜間は特に混雑するため、スリや置き引きなどの軽犯罪に注意が必要です。貴重品の管理は徹底しましょう。また、強引な客引きも多いため、興味がなければはっきりと断ることが大切です。
基本情報 | |
住所 | Khao San Rd, Talat Yot, Phra Nakhon, Bangkok |
アクセス | チャオプラヤー・エクスプレス・ボート「プラ・アーティット」船着き場から徒歩約10分 |
営業時間 | 店舗により異なる |
料金 | 無料 |
お得なバンコク旅行ならTrip.com!
バンコクの知る人ぞ知る穴場スポット4選
定番スポットを巡った後は、少しだけ足を延ばしてバンコクのよりディープな魅力を探してみませんか。ここでは、ガイドブックでも紹介されつつありますが、まだ訪れる人が比較的少ない、まさに「知る人ぞ知る」4つの穴場スポットをご紹介します。
ワット・パクナム

SNSで「インスタ映えする寺院」として一躍有名になった場所です。特に、大仏塔の最上階にあるエメラルド色のガラス仏塔と、天井に描かれた宇宙のようなアートは、息をのむほどの美しさです。
2021年には高さ69mの巨大な黄金大仏も建立され、新たなシンボルとなっています。
どんな人におすすめ?
美しい写真を撮りたい方、静かで神秘的な空間で心を落ち着けたい方に特におすすめです。定番の寺院とは異なる、現代的な芸術性も感じられる寺院を見てみたいという方にもぴったりです。
このスポットまでの移動方法
MRT(地下鉄)の「バンパイ(Bang Phai)」駅から徒歩約10分でアクセスできます。駅から少し歩きますが、道中のローカルな街並みを楽しむのも良いでしょう。
直接向かいたい場合は、配車アプリ「Grab」で行き先に「Wat Paknam Phasi Charoen」と入力すれば、迷うことなく快適に到着できます。
スポットの注意点
ワット・パクナムは観光地であると同時に、多くの人々が祈りを捧げる信仰の場です。特に美しい仏塔内では、大声での会話は控え、静かに見学しましょう。服装は、
他の寺院と同様に肩や膝が出ないように配慮が必要です。
基本情報 | |
住所 | 300 Phet Kasem Rd, Pak Khlong Phasi Charoen, Phasi Charoen, Bangkok |
アクセス | MRTバンパイ駅から徒歩約10分 |
営業時間 | 8:00~18:00 |
料金 | 無料 |
タリンチャン水上マーケット

バンコク中心部から比較的アクセスしやすく、ローカルな雰囲気が色濃く残る水上マーケットです。観光客向けに整備された他のマーケットとは異なり、地元のタイ人で賑わっています。
1番の魅力は、運河に浮かぶボートの上で焼かれる新鮮なシーフードです。手頃な価格で、エビや魚、貝などをその場で味わうことができます。
どんな人におすすめ?
本場のシーフードをお腹いっぱい食べたい方や、観光地化されすぎていない、ありのままのタイの活気を体験したい方におすすめです。週末にのんびりとローカルな雰囲気を楽しみたい方にはぴったりです。
このスポットまでの移動方法
最寄りに鉄道駅がないため、タクシーまたは配車アプリ「Grab」を利用するのが最も簡単です。BTSシーロムラインの終点「バンワー(Bang Wa)」駅からタクシーで15分程度です。
スポットの注意点
営業は週末のみなので、訪れる曜日に注意してください。また、ほとんどの店では現金しか使えないため、タイバーツを多めに用意していきましょう。
基本情報 | |
住所 | 324 Chak Phra Rd, Khlong Chak Phra, Taling Chan, Bangkok |
アクセス | BTSバンワー駅からタクシーで約15分 |
営業時間 | 土曜・日曜 8:00~17:00頃 |
料金 | 無料 |
パーククローン花市場

※画像はイメージです。
24時間眠らない、バンコク最大の花市場です。色とりどりの蘭やジャスミン、マリーゴールドなどが山のように積まれ、市場全体が花の香りに包まれています。
寺院へのお供え物用の美しい花輪(プアンマーライ)を作る様子も見学でき、タイの人々の生活と花の密接な関わりを感じ取ることができます。
どんな人におすすめ?
花が好きな方はもちろん、色鮮やかで活気のある場所で写真を撮りたい方にも絶好のスポットです。卸売市場ならではのダイナミックな光景は、バンコクの日常を垣間見たい好奇心旺盛な方にもおすすめです。
このスポットまでの移動方法
MRT「サナームチャイ(Sanam Chai)」駅の出口から徒歩約5分と、アクセスが非常に便利になりました。ワット・ポーや王宮からも歩いて行ける距離なので、寺院観光と組み合わせて訪れるのが効率的です。
スポットの注意点
ここは観光地である前に、プロが買い付けに来る仕事場です。荷物を運ぶ人々や台車の邪魔にならないよう、周囲に気を配りながら見学しましょう。また、床が濡れていることが多いので、滑りにくい靴がおすすめです。
基本情報 | |
住所 | Chakkraphet Rd, Wang Burapha Phirom, Phra Nakhon, Bangkok |
アクセス | MRTサナームチャイ駅から徒歩約5分 |
営業時間 | 24時間 |
料金 | 無料 |
シーナカリン鉄道市場

レトロとヴィンテージをテーマにしている巨大なナイトマーケットです。敷地内にはクラシックカーやアンティーク雑貨の店がずらりと並び、まるで博物館のよう。もちろん、ファッションや雑貨、豊富なストリートフードの屋台も充実しており、1日中いても飽きません。
どんな人におすすめ?
古着やアンティーク雑貨が好きな方、他とは違うユニークなナイトマーケットを探している方に最適です。広大な敷地で食べ歩きや宝探しを楽しみたい、好奇心旺盛なカップルや友人グループにぴったりです。
このスポットまでの移動方法
以前はアクセスが不便でしたが、MRTイエローラインの開通により格段に行きやすくなりました。「スアンルアンラマ9(Suan Luang Rama IX)」駅から徒歩約10分です。
バンコク中心部からは少し離れますが、時間をかけてでも訪れる価値があります。
スポットの注意点
営業は木曜日から日曜日の夜のみです。また、敷地が非常に広大なので、歩きやすい靴は必須です。
特に週末は大変混雑するため、スリなどには注意しましょう。掘り出し物を見つけたいなら、早めの時間帯から訪れるのがおすすめです。
基本情報 | |
住所 | Srinagarindra Rd, Nong Bon, Prawet, Bangkok |
アクセス | MRTイエローライン スアンルアンラマ9駅から徒歩約10分 |
営業時間 | 木曜~日曜 17:00~25:00 |
料金 | 無料 |
バンコク観光の夜を彩る絶景&ナイトスポット3選
日が沈むと、バンコクは昼間とは全く異なる表情を見せ始めます。ここでは、きらびやかな夜景を堪能できるスポットから、ローカルな熱気に満ちたナイトマーケットまで、バンコクの夜を最大限に楽しむための選りすぐりの4スポットをご紹介します。
チャオプラヤ川クルーズ

ライトアップされたワット・アルンや王宮などを船上から眺める、ロマンチックなディナークルーズです。チャオプラヤー川をゆっくりと進みながら、豪華なビュッフェやコース料理に舌鼓を打ち、生演奏が流れる中で優雅なひとときを過ごせます。移り変わるバンコクの夜景は、まさに絶景です。
どんな人におすすめ?
記念日や誕生日など、特別な夜を演出したいカップルにおすすめです。また、美味しい食事と共に美しい景色を安全に楽しめるため、お子様連れの家族や年配の方にも安心して過ごせますよ。
このスポットまでの移動方法
クルーズ船は主に「リバーシティ・バンコク」や「アイコンサイアム」といった複合施設の船着き場から出発します。BTS「サパーンタクシン」駅で下車し、各施設への無料シャトルボートを利用するのが便利です。
スポットの注意点
多くのクルーズでは、スマートカジュアルなどのドレスコードが設定されています。短パンやサンダル履きは避けた方が無難です。人気が高いため、ウェブサイトなどから事前予約をしておくことを強くおすすめします。
また、雨季にはスコールに見舞われることもあるため、天候のチェックもしておくと良いでしょう。
基本情報 | |
出発地 | リバーシティ・バンコク、アイコンサイアムなど |
アクセス | BTSサパーンタクシン駅近くの船着き場からシャトルボート、またはタクシー |
営業時間 | 一般的に19:00頃~21:30頃(運行会社による) |
料金 | 約1,500~3,000バーツ(約6,300円~12,600円)※会社やプランによる |
マハナコン・スカイウォーク

バンコクで最も高いビル「キングパワー・マハナコン」の78階にある展望台です。
床がガラス張りになったスリル満点の「グラス・トレイ」が最大の目玉で、まるで空中を歩いているかのような感覚を味わえます。360度見渡せる屋上の展望デッキからは、バンコクの街並みを遮るものなく一望できます。
どんな人におすすめ?
高所からの絶景が好きな方、他では味わえないスリリングな体験をしたい方にぴったりです。特に、夕暮れ時から夜景へと変わるマジックアワーの時間帯は、息をのむほど美しく、写真好きにはたまりません。
このスポットまでの移動方法
BTS「チョンノンシー(Chong Nonsi)」駅の3番出口から直結しており、アクセスは非常に簡単です。雨の日でも濡れることなくたどり着けます。
スポットの注意点
週末や日没の時間帯は大変混雑します。そのため、ゆっくりと景色を楽しみたい場合は、平日の早い時間帯を狙うのがおすすめです。
また、安全のため、「グラス・トレイ」の上ではスマートフォンやカメラの持ち込みが禁止されています。撮影したい場合は、指定されたエリアから行う必要があります。
基本情報 | |
住所 | 114 Naradhiwat Rajanagarindra Rd, Silom, Bang Rak, Bangkok |
アクセス | BTSチョンノンシー駅3番出口直結 |
営業時間 | 10:00~24:00 |
料金 | 大人 880バーツ~(約3,700円~) |
ジョッドフェアーズ・ナイトマーケット

現在、バンコクで最も若者に人気があり、活気に満ちているナイトマーケットです。
白いテントで統一されたおしゃれな雰囲気の中、ファッションや雑貨のショップ、さらに数多くのグルメ屋台が軒を連ねます。また、名物の山盛り豚背肉の唐辛子煮込み「レンセープ」や、新鮮なフルーツを使ったスイーツなど、SNS映えするグルメが満載です。
どんな人におすすめ?
バンコクの最新トレンドを感じたい方、美味しいストリートフードを食べ歩きしたい方に最適です。夜遅くまで多くの人で賑わっているので、エネルギッシュな夜を楽しみたい友人同士やカップルにおすすめです。
このスポットまでの移動方法
MRT(地下鉄)「ラマ9世(Phra Ram 9)」駅の2番出口を出て、デパートの「セントラル・ラマ9」の裏手にあります。駅から徒歩約3分とアクセスは良好です。
スポットの注意点
非常に人気があるため、特に週末は歩くのが困難なほど混雑します。そのため、スリや置き引きには十分注意し、手荷物は前に抱えるようにしましょう。
また、人気のあるグルメ屋台は長蛇の列ができることも覚悟しておきましょう。
基本情報 | |
住所 | Rama IX Rd, Huai Khwang, Bangkok |
アクセス | MRTラマ9世駅から徒歩約3分 |
営業時間 | 16:00~24:00 |
料金 | 無料 |
シロッコ

引用元:Sirocco by lebua
映画「ハングオーバー!!」のロケ地として世界的に有名になった、バンコクを代表するルーフトップバーです。
高級ホテル「ルブア アット ステート タワー」の63階に位置し、黄金のドームがひときわ目を引きます。チャオプラヤー川とバンコクの街並みを一望できるパノラマビューは圧巻で、非日常的で贅沢な空間が広がります。
どんな人におすすめ?
旅の思い出に、ロマンチックで忘れられない夜を過ごしたいカップルや、少し背伸びをして大人の時間を楽しみたい友人同士に最適です。記念日や誕生日のサプライズにも、最高のシチュエーションを演出してくれます。
このスポットまでの移動方法
最寄り駅はBTS「サパーンタクシン」駅で、駅から徒歩約10分です。ドレスコードがあるため、駅からタクシーや配車アプリ「Grab」を利用するのがスマートです。
Grabでは目的地にホテル名「Lebua at State Tower」と入力すると確実です。
スポットの注意点
ドレスコードが非常に厳格です。男性は長ズボンと襟付きシャツ、つま先が隠れる靴が必須です。Tシャツや短パン、サンダルでは入場を断られます。女性もエレガントな服装を心がけましょう。
ドリンクは一杯800バーツ以上と高価ですが、その価値のある絶景と雰囲気を味わえます。
基本情報 | |
住所 | Lebua at State Tower, 1055 Si Lom, Silom, Bang Rak, Bangkok |
アクセス | BTSサパーンタクシン駅から徒歩約10分 |
営業時間 | 18:00~24:00 |
料金 | 無料(ワンドリンク制) |
バンコク観光で最新トレンドをキャッチ!ショッピングスポット4選
バンコクは、寺院やグルメだけでなく、アジア屈指のショッピング天国でもあります。ここでは、単なる買い物にとどまらない体験ができる、バンコクを代表する4つの巨大ショッピングスポットを厳選してご紹介します。
アイコンサイアム

チャオプラヤー川のほとりに立つ、まさに"ランドマーク"と呼ぶにふさわしい超大型の複合商業施設です。館内には高級ブランドからタイのローカルブランドまでが揃うほか、タイ初進出の髙島屋やApple Storeも入っています。
最大の見どころは、タイの水上マーケットを屋内に再現した「SookSiam」ゾーンで、天候を気にせずグルメや買い物を楽しめます。
どんな人におすすめ?
ラグジュアリーなショッピングを楽しみたい方から、タイの文化や食を手軽に体験したい方まで、あらゆる層におすすめできます。
特に、屋外で毎晩開催される光と水の噴水ショーは圧巻で、ロマンチックな雰囲気を楽しみたいカップルや、感動的な景色を見たい家族連れに最適です。
このスポットまでの移動方法
BTS「サパーンタクシン」駅に直結する船着き場から、無料のシャトルボートに乗るのが最もおすすめです。川からの景色も楽しめます。また、BTSゴールドライン「チャルンナコーン」駅とも直結しています。
スポットの注意点
館内は非常に広大で、1日では全てを見て回れないほど。事前に訪れたいショップやレストランの場所をフロアマップで確認しておくとスムーズです。
特に週末は多くの人で賑わうため、時間に余裕を持って行動しましょう。
基本情報 | |
住所 | 299 Charoen Nakhon Rd, Khlong Ton Sai, Khlong San, Bangkok |
アクセス | BTSサパーンタクシン駅から無料シャトルボートで約10分。BTSチャルンナコーン駅直結 |
営業時間 | 10:00~22:00 |
料金 | 入場無料 |
サイアム・パラゴン
バンコクの中心地サイアムに位置する、高級ショッピングモールの代名詞的存在です。世界の名だたるハイブランドのブティックが軒を連ね、富裕層やおしゃれな若者たちで常に賑わっています。
地下には東南アジア最大級の水族館「シーライフ・バンコク・オーシャンワールド」があり、ショッピング以外にも楽しめる要素が満載です。
【関連記事】シーライフバンコクオーシャンワールドのチケットが安い!事前購入ならさらにお得
どんな人におすすめ?
一流ブランドの最新作をチェックしたいファッション好きな方や、特別な贈り物を探している方におすすめです。
水族館は子供から大人まで楽しめるため、家族連れにも人気のスポットです。高級スーパーやレストランも充実しており、グルメな方も満足できます。
このスポットまでの移動方法
BTS「サイアム」駅の改札を出てすぐ目の前という、最高の立地です。駅直結なので、迷うことはありません。周辺は交通量が非常に多いエリアのため、電車でのアクセスが最も確実で快適です。
スポットの注意点
高級モールのため、商品の価格帯は全体的に高めです。週末や夕方以降は、地元の若者や観光客で大変混雑します。
特にBTS駅に直結するフロアは人が多いので、スリなどには注意しましょう。
基本情報 | |
住所 | 991 Rama I Rd, Pathum Wan, Bangkok |
アクセス | BTSサイアム駅直結 |
営業時間 | 10:00~22:00 |
料金 | 無料 |
セントラルワールド

サイアム・パラゴンからもスカイウォーク(空中遊歩道)で繋がっている、東南アジア最大級のショッピングモールです。
伊勢丹とZEN(現Central)という2つのデパートを核に、500以上の専門店、100以上のレストラン&カフェが集結しています。ブランドのラインナップは、高級ブランドからZARAなどのファストファッションまで幅広く、あらゆるニーズに応えてくれます。
どんな人におすすめ?
1日中ショッピングを楽しみたい方や、様々なブランドを一度に比較検討したい方におすすめです。
また、レストランの選択肢が非常に豊富なので、食事場所にこだわりたいグループにも最適。家族全員の買い物をここで済ませることもできるので便利です。
このスポットまでの移動方法
BTS「チットロム」駅と「サイアム」駅の両方からスカイウォークで直結しています。雨の日でも濡れずにアクセスでき、非常に便利です。
周辺はバンコクで最も渋滞が激しいエリアのひとつなので、タクシーの利用は時間に余裕がある時以外は避けた方が賢明です。
スポットの注意点
とにかく巨大なため、目的の店にたどり着くのに時間がかかることがあります。館内の案内図を活用しましょう。年末には目の前の広場で盛大なカウントダウンイベントが開催され、その時期は特に混雑します。
基本情報 | |
住所 | 999/9 Rama I Rd, Pathum Wan, Bangkok |
アクセス | BTSチットロム駅、サイアム駅からスカイウォークで直結 |
営業時間 | 10:00~22:00 |
料金 | 無料 |
ターミナル21 アソーク

※画像はイメージです。
「空港のターミナル」をコンセプトにした、ユニークなショッピングモールです。各フロアが東京、ロンドン、イスタンブールといった世界の都市をテーマにした内装になっており、ただ歩いているだけでも旅行気分を味わえます。
タイの若手デザイナーによる個性的なショップが多く、他では見つからない一点物に出会える可能性があります。
どんな人におすすめ?
大手ブランドよりも、個性的でおしゃれなローカルブランドのアイテムを探している方にぴったりです。
また、安くて美味しいと評判のフードコート「ピア21」は必見で、予算を抑えたい学生や、ローカルフードを手軽に楽しみたい全ての人におすすめです。
このスポットまでの移動方法
BTS「アソーク」駅とMRT(地下鉄)「スクンビット」駅に直結しており、交通の便は抜群です。バンコクの主要な交通機関が交差するポイントにあるため、旅行中のプランにも組み込みやすいです。
スポットの注意点
各フロアはそれほど広くありませんが、フロアごとにコンセプトが全く異なるため、見て回るのに意外と時間がかかります。
名物のフードコートは、まず専用のカードにお金をチャージしてから利用するシステムです。
基本情報 | |
住所 | 88 Soi Sukhumvit 19, Khlong Toei Nuea, Watthana, Bangkok |
アクセス | BTSアソーク駅、MRTスクンビット駅直結 |
営業時間 | 10:00~22:00 |
料金 | 無料 |
バンコクで食べたいおすすめグルメ3選
美食の都バンコクには数えきれないほどの絶品グルメがありますが、初めて訪れるなら絶対に外せない代表的な料理があります。ここでは、スープ、屋台グルメ、デザートの各分野から「トムヤムクン」「ムーピン」「カオニャオ・マムアン」の3品を厳選してご紹介します。
トムヤムクン

世界3大スープのひとつとして有名な「トムヤムクン」は、タイ料理の代名詞です。エビの濃厚な出汁をベースに、レモングラスの爽やかな香り、唐辛子の刺激的な辛味、そしてライムのキリっとした酸味が複雑に絡み合う、まさにタイを代表する味です。
スープには、ココナッツミルクが入ったクリーミーでマイルドな「ナムコン」と、ハーブの風味がより際立つクリアな「ナムサイ」の2種類があります。
お店によって味付けも様々なので、自分好みのトムヤムクンを探すのも旅の楽しみのひとつ。
おすすめの店
地元の人にも観光客にも絶大な人気を誇るのが「P'Aor(ピーオー)」です。
ここの名物は、大きなロブスターが丸ごと1匹入った豪華なトムヤムクン・ヌードル。エビの旨味が凝縮された濃厚なスープは、一度食べたら忘れられないほどの美味しさです。
BTS「ラーチャテーウィー」駅から徒歩圏内にあり、アクセスも比較的便利です。
ムーピン

「ムーピン」は、街中の屋台から食欲をそそる香りを漂わせる、タイ風の豚の串焼きです。
ココナッツミルクやナンプラー、ニンニクなどで作られた甘辛いタレにじっくり漬け込んだ豚肉を、炭火で香ばしく焼き上げて作られます。日本の焼き鳥とは一味違う、ジューシーで甘じょっぱい味わいが癖になります。
現地では、ビニール袋に入ったもち米「カオニャオ」と一緒に食べるのが定番スタイルです。1本20円から40円程度と非常に手頃な価格で、小腹が空いた時のおやつや、朝食としても親しまれています。
おすすめの店
ムーピンは特定のレストランで食べるというより、街の至る所にある屋台で探すのが醍醐味です。オフィス街の朝の通勤時間帯や、ナイトマーケットなど、人が集まる場所では美味しいムーピンの屋台が見つかる可能性が高いです。
自分だけのNo.1ムーピン屋台を、街を散策しながら見つけてみてください。
カオニャオ・マムアン

タイを訪れたら絶対に食べたい定番デザートが「カオニャオ・マムアン」です。新鮮な完熟マンゴーに、ココナッツミルクで甘く炊いたもち米を添えた、シンプルながらも奥深い一品です。
マンゴーの濃厚な甘みと酸味、ほんのり塩気の効いたもち米、そしてまろやかなココナッツミルクソースが口の中で一体となり、絶妙なハーモニーを奏でます。
マンゴーが最も美味しくなる旬の時期(4月~5月頃)に食べるのが特におすすめなので、この時期に観光を控えている人はぜひ試してみてくださいね。
おすすめの店
カオニャオ・マムアンの有名店といえば、BTS「トンロー」駅近くにある「Mae Varee(メーワリー)」です。ここはテイクアウト専門店ですが、その味は格別で、常に多くの人で賑わっています。
厳選された最高品質のマンゴーを使用しており、その美味しさは感動ものです。
バンコク2泊3日のモデルコース例

どこから回ればいいか分からないという方のために、バンコクの魅力を効率よく満喫できる2泊3日のモデルコースを提案します。
1日目は歴史、2日目は現代、3日目はローカルと、日ごとにテーマを設けて巡るのがおすすめ。
このモデルコースなら、初めてのバンコクでも充実した3日間を過ごせるはずです。あなたの好みに合わせてアレンジしながら、ぜひ旅の計画の参考にしてくださいね。
1日目:寺院巡りと旧市街散策
バンコク到着初日は、街の歴史と文化が凝縮されたエリアを中心に巡り、「これぞバンコク」という王道の風景を堪能しましょう。チャオプラヤー川の船を有効活用するのが、渋滞を避けてスムーズに移動するコツです。
【午前】スワンナプーム国際空港から市内へ。ホテルに荷物を預けたら、まずはバンコクで最も格式高い「ワット・プラケオ(王宮)」へ。豪華絢爛な建築群を見学。続けて、歩いてすぐの「ワット・ポー」を訪れ、巨大な涅槃仏を背景に記念撮影をしましょう。
<関連記事>バンコク空港(BKK・DMK)から市内へ|目的別に移動手段を比較
【昼食】ワット・ポー周辺のローカル食堂で、本場のタイ料理を味わいます。
【午後】船着き場から渡し船に乗り、対岸の「ワット・アルン」へ。美しい仏塔からの眺めを楽しみます。その後は、再び船で移動し「パーククローン花市場」の活気に触れてみましょう。
【夜】夕食はチャオプラヤー川を眺めながら、幻想的なバンコクの夜を満喫。少し冒険したいなら、バックパッカーの聖地「カオサン通り」で多国籍な雰囲気を味わいながら屋台飯を楽しむのもおすすめです。
ホテルに戻り、観光の疲れを癒やしましょう。初めてバンコクを訪れる人は日本語が通じるホテルを選ぶと安心です。
<関連記事>バンコクで日本語が通じるホテル13選!日本人向け日系ホテルがおすすめ
2日目:ショッピングと最新スポットを巡る
2日目は、バンコクのトレンドをかじられるモデルコースです。BTS(高架鉄道)を駆使して、最先端のショッピングモールや絶景スポットを巡り、都会的な1日を過ごしましょう。
【午前】 BTSサイアム駅直結の「サイアム・パラゴン」で、高級感あふれるショッピングを楽しみます。続いて、スカイウォークを歩いて巨大モール「セントラルワールド」へ。
【昼食】セントラルワールド内の豊富なレストランから、気分に合わせて選びます。
【午後】BTSアソーク駅直結の「ターミナル21 アソーク」へ。ユニークな内装を楽しみながら、個性的なお土産を探します。
【夕方】BTSチョンノンシー駅へ移動し「マハナコン・スカイウォーク」へ。バンコクの街が夕日に染まり、夜景へと変わっていくマジックアワーを鑑賞します。
【夜】夕食は、若者に人気の「ジョッドフェアーズ・ナイトマーケット」で食べ歩き。旅の特別な思い出に「シロッコ・スカイバー」で最高の夜景と共に一杯、というのも素敵です。
3日目:水上マーケットとローカル体験を楽しむ
最終日は、少し郊外へ足を延ばして、バンコクならではのユニークな体験をします。午後は市内に戻り、フライトの時間までお土産探しや最後のグルメを楽しみましょう。
【午前】「メークロン市場」と「ダムヌンサドゥアック水上マーケット」を巡る半日ツアーに参加。列車が市場を通過するスリリングな光景と、活気ある水上でのやり取りは、最高の思い出になります。個人で行くのは難易度が高いため、ツアー利用が最も効率的です。
【昼食】ツアーに含まれている場合が多いですが、水上マーケットでボートの上からローカルフードを注文して食べるのがおすすめです。
【午後】バンコク市内に戻り、タイシルク王の美しい邸宅「ジム・トンプソンの家」を見学。都会のオアシスで静かな時間を過ごします。その後、スーパーマーケットでお菓子や調味料といったばらまき用のお土産を購入。
【夕方】 空港へ移動する前に、最後のタイ料理を堪能。名残惜しい気持ちを胸に、スワンナプーム国際空港へ。
効率的に観光したい人はバンコクの現地ツアーもおすすめ

バンコクの観光スポットは広範囲に点在しており、個人で全てを効率よく回るのは意外と難しいものです。
特に、郊外にある水上マーケットやメークロン市場など、公共交通機関でのアクセスが複雑な場所へ行きたいと考えている方は必見です。ツアーを上手に活用することで、言葉の壁や交通手段の不安から解放され、ストレスなく観光を楽しめますよ。
ここでは、現地オプショナルツアーを利用するメリット、自分に合ったツアーの選び方、そして信頼できる予約サイトについて解説します。
半日・1日観光ツアーの3つのメリット
現地ツアーには、個人旅行にはない多くのメリットがあります。特に初めてバンコクを訪れる方や、滞在時間が限られている方にとっては、非常に心強い味方となってくれます。
主なメリットは以下の通りです。
1.時間の節約と効率化
個人では1日がかりになるような複数のスポットも、ツアーなら半日や1日で効率良く巡ることができます。移動のスムーズさは最大の利点です。
2.移動が快適
ホテルまでの送迎が付いているツアーが多く、エアコンの効いた専用車で快適に移動できます。タクシー料金の交渉や、道に迷う心配もありません。
3.深い文化理解
知識豊富なガイドの説明を聞きながら観光することで、寺院の歴史や文化背景への理解が深まります。ただ見るだけでは分からない、スポットの魅力を知ることができます。
おすすめのツアー予約サイト
日本語で簡単にオンライン予約ができる便利なサイトがいくつかあります。Trip.comでは、取り扱いツアー数が豊富で、利用者の口コミも確認できるため安心して利用できます。
郊外にある観光スポットまでは送迎車で移動できるので、初めてバンコクを訪れる人や交通アクセスに不安がある人でもスムーズにアクセスできます。ぜひ下記のボタンからチェックしてくださいね。
バンコク観光のベストシーズン・服装

バンコク旅行を心から楽しむためには、現地の気候を理解し、それに適した準備をすることが非常に重要です。
ここでは、旅行に最適な時期、日々の服装選びのポイント、そして持っていると何かと役立つ便利な持ち物リストをご紹介します。
適切な準備をしておくことで、厳しい暑さで体調を崩したり、寺院で服装が原因で入場を断られたりといったトラブルを防ぐことができます。
バンコクの気候とベストシーズン
バンコクは1年を通して高温多湿な熱帯モンスーン気候に属します。年間平均気温は約29度と、日本の真夏のような気候が続きますが、季節は大きく3つに分けられます。
乾季(11月~2月)
雨がほとんど降らず、湿度も下がるため、1年で最も過ごしやすい季節です。朝晩は少し涼しくなることもあり、街歩きや屋外での観光に最適です。
暑季(3月~5月)
1年で最も気温が高くなる時期で、日中の気温が40度近くに達することもあります。日差しが非常に強いため、屋外での長時間の活動には熱中症対策が欠かせません。
雨季(6月~10月)
1日に数回、「スコール」と呼ばれる短時間で激しい雨が降ることが多くなります。1日中雨が降り続くことは稀ですが、湿度が高く蒸し暑い日が続きます。
一方で航空券やホテルなどが安くなるため、旅行費用を抑えるなら穴場のシーズンです。
【関連記事】バンコクのベストシーズン|観光なら乾季、安さなら雨季がおすすめ
おすすめの服装
バンコクでの服装は、基本的に日本の真夏の格好をイメージすれば問題ありません。通気性の良い綿やリネン素材、または速乾性のある化学繊維の衣類が快適です。
基本の服装
Tシャツやポロシャツに、半ズボンやスカートといった軽装が中心になります。足元は、たくさん歩くことを想定して履きなれたスニーカーが最適です。
羽織るものを忘れずに
屋外は暑いですが、ショッピングモールやBTS(高架鉄道)の車内、ホテルなどは冷房が非常に強く効いています。その温度差で体調を崩さないよう、薄手のカーディガンやパーカー、シャツなどを常に1枚持ち歩くと安心です。
【関連記事】バンコクの気候を攻略しよう!現地のスコールと冷房に負けない旅術
寺院訪問時の注意点
ワット・ポーなどの寺院を訪れる際は、服装に注意が必要です。肩や膝が露出するタンクトップやショートパンツ、ミニスカートでは入場できません。
体を覆うためのストールやパレオを1枚持っていると、さっと羽織ることができて非常に便利です。
あると便利な持ち物リスト
基本的な旅行の持ち物に加え、バンコクの気候や環境に合わせて以下のアイテムを用意しておくと、より快適に過ごせます。
持ち物リスト | |
日焼け止め・サングラス・帽子 | 特に乾季は晴天が続くため、紫外線対策は必須です。 |
折り畳み傘 | 雨季のスコール対策はもちろん、乾季には日傘としても活躍するため、1年を通して役立つアイテムです。 |
虫除けスプレー | 特に夜間の屋外や、川沿いのレストランなどでは蚊に刺されやすいため、持っていると安心です。 |
ウェットティッシュ・除菌ジェル | 屋台グルメを楽しむ際など、気軽に手を洗えない場面で重宝します |
モバイルバッテリー | 地図アプリや配車アプリ、写真撮影などでスマートフォンの電池消耗が激しくなります。 |
エコバッグ | タイではレジ袋が有料の店が多いため、買い物で役立ちます。小さく折りたためるものが便利です。 |
インターネット通信 | eSIMやSIMカードなど、現地でのスムーズな通信環境は観光スポットまでの行き方や配車アプリを使うのに必須です。 |
バンコク観光についてよくある質問
バンコクの治安は?
バンコクは東南アジアの中では比較的治安が良い都市ですが、日本と同じ感覚で行動するのは危険です。観光客を狙ったスリや置き引き、詐欺などの軽犯罪は日常的に発生しているため、常に注意が必要です。現地での主な移動手段は?
バンコクは交通渋滞が激しいため、目的地に応じて移動手段を使い分けるのが効率的です。
特にBTS(高架鉄道)とMRT(地下鉄)は渋滞の影響を受けず、時間に正確に移動できる最も信頼性の高い交通手段です。主要なショッピングエリアや観光地の多くをカバーしています。コンセント事情は?
コンセントの形状は、日本のAタイプがそのまま使える場合が多いですが、CタイプやBFタイプなど複数の形状が混在しています。全てのプラグに対応できるマルチ変換プラグを1つ持っておくと安心です。両替はどこでするのがお得?
タイバーツへの両替は、バンコク市内のレートが良いとされる民間両替所で行うのが最もお得です。日本の空港や銀行、バンコク到着後の空港内での両替は、手数料が高くレートが悪い傾向にあります。
【関連記事】バンコク旅行の費用はいくら?時期・日数・タイプ別に安く行く方法を徹底解説
バンコク観光は見どころがいっぱい!

バンコクの魅力は、荘厳な寺院から活気あふれる市場、最新のショッピングモールまで、多彩な観光スポットがあること。この記事では、あなたの旅を最高のものにするための情報を、厳選してお届けしてきました。
バンコク観光で特に重要なポイントを、最後にもう一度振り返っておきましょう。
- 3大寺院で、タイの歴史と文化の真髄に触れる。
- 定番から穴場スポットまで巡り、バンコクの多様な顔を発見する。
- ナイトスポットや最新の商業施設で、エネルギッシュなバンコクの今を体感する。
- モデルコースを参考に、自分だけの旅行プランをスムーズに組み立てる。
- 気候や交通手段などの事前準備を万全にし、現地でのトラブルを避ける。
これらの情報を参考にすれば、もう「どこへ行こう?」「何をしよう?」と迷うことはありません。忘れられない思い出を作るために、最高のバンコク旅行へ出かけましょう!

