
ドイツ旅行でスマートフォンやカメラの充電に困らないために、日本の電化製品が現地で使えるかどうか気になったことはありませんか?日本とドイツではコンセントの形状や電圧が異なるため、事前の確認が重要です。
この記事では、ドイツのコンセント種類や電圧について詳しく解説します。安心なドイツ滞在を実現するため、必要な情報をしっかりと押さえておきましょう!
ドイツと日本のコンセント比較表
| 特徴 | ドイツ | 日本 |
| 電圧 | 基本230V | 100V |
| 周波数 | 50Hz | 50Hz (東日本) 60Hz (西日本) |
| プラグ | Cタイプ、SEタイプ | Aタイプ |
ドイツのコンセントはほとんどCタイプ!

ドイツのコンセントはほとんどが「Cタイプ」と呼ばれるもので、日本のプラグとは形状が異なります。
Cタイプは丸いピンが2本付いたデザインで、日本のAタイプのプラグはそのままでは差し込むことができません。また、Cタイプは対応できる電流が2.5Aまでと制限があるため、大きな電力を必要とする機器には適していません。
Cタイプ

引用:ヨドバシ
ドイツ旅行で変換プラグが必要?

ドイツで日本の電化製品を使用するには、Cタイプの変換プラグが必要です。
変換プラグには、1種類のプラグ形状に対応したシンプルなものや複数の国のコンセント形状に対応したマルチタイプのものがあります。旅行先がドイツだけでなく他の国も含まれる場合や頻繫に海外へ旅行する方は、マルチタイプを選ぶと便利です。
変換プラグを購入できる場所
- インターネット通販
- 旅行用品店
- 家電量販店
- 100円ショップ
- 空港
日本の電化製品はドイツで使うには変圧器が必要?

ドイツの電圧は基本230Vで、日本の電圧が100Vです。両国の電圧は大きく異なるため、日本の電化製品をドイツで使用する場合、変圧器が必要となることも多いでしょう。
しかし、最近では多くの電子機器は海外での使用を想定しており、広範囲の電圧に対応しています。例えばスマートフォン、ノートパソコン、カメラなどの端末は100V~240V対応しているのが一般的です。これらの機器は、電圧が自動的に調整されるため、変圧器なしで使用可能です。
一方で、ヘアドライヤーや電気シェーバーなどの一部の家電製品は、日本の100V専用に設計されていることが多く、これらをドイツや他の国で使用する場合には変圧器が必要です。対応電圧外で使用すると、機器の故障や発火のリスクがあります。
安全にドイツ旅行を楽しむため、出発前に持参する電化製品の電圧対応範囲を必ず確認しましょう。
- 対応電圧が100V~240Vの製品:変換プラグのみで使用可能
- 対応電圧が100Vのみの製品:変圧器と変換プラグが必要
ドイツで気軽に充電できる場所3選

1.カフェやレストラン
ドイツでは多くのカフェやレストランで自由に充電ができます。特に大手チェーンのカフェでは、各テーブルに電源コンセントが設置されていることが多く、ゆっくり休憩しながら充電が可能です。Wi-Fiも利用できることが多いので、観光の合間にリラックスしつつ、充電を済ませることができます。
2.ショッピングモール
大きなショッピングモール内には、充電スポットやラウンジエリアが設けられている場所があり、ショッピングの合間に簡単に利用できます。また、モール内の家電量販店や情報カウンターでも充電サービスがあることがあります。
3.鉄道駅や空港
ドイツの主要な鉄道駅や空港には、公共の充電ステーションが設置されています。例えばベルリン中央駅、フランクフルト国際空港(FRA)では、専用の充電スペースがあり、自由に利用できます。
ドイツ以外のコンセント形状と電圧一覧

アジア
| 国・地域 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
| 韓国 | 60 | 110/220 | A, C, SE |
| タイ | 50 | 220 | A,B,B3,BF,C |
| 中国 | 50 | 110/220 | A, B, B3, BF, C, O, SE |
| 台湾 | 50 | 110 | A,O, C |
| 香港 | 50 | 220 | BF |
| インド | 50 | 115/230/240 | B, B3, BF, C, SE |
| フィリピン | 60 | 230/240 | A, B, B3, C, O |
| ベトナム | 50 | 220 | A,C,SE,BF |
| インドネシア | 50 | 127/220/230 | A, B, B3, BF, C |
| シンガポール | 50 | 220/240 | BF |
| マレーシア | 50 | 240 | B, B3, BF, C |
オセアニア
| 国・地域 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
| オーストラリア | 50 | 240/250 | O |
| ニュージーランド | 50 | 230/240 | O |
| フィジー | 50 | 120/240 | A, B, C, O |
北米・南米
アメリカ・カナダは日本と同じAタイプです。しかし電圧は日本より高いため、電化製品によっては変圧器が必要です。
| 国・地域 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
| アメリカ合衆国 | 60 | 120 | A |
| アルゼンチン | 50 | 220 | BF, C, O, SE |
| カナダ | 60 | 110/120 | A, BF |
| コロンビア | 60 | 120/150 | A |
| チリ | 50 | 220 | B3, BF, C, SE |
| ブラジル | 60 | 127/220 | A, C |
| ベネズエラ | 60 | 120 | A |
| ペルー | 60 | 220 | A, C, SE |
| メキシコ | 60 | 120/127/230 | A, C, SE |
ヨーロッパ
| 国・地域 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
| イギリス | 50 | 230/240 | B, B3, BF, C |
| アイスランド | 50 | 230 | B, C, SE |
| イタリア | 50 | 125/220 | A, C, SE |
| オーストリア | 50 | 230 | B3, BF, C, O, SE |
| オランダ | 50 | 230 | B, C, SE |
| ギリシャ | 50 | 230 | B, B3, C, SE |
| スイス | 50 | 230 | A, B, C, SE |
| スウェーデン | 50 | 230 | B, C, SE |
| スペイン | 50 | 127/220 | A, C, SE |
| デンマーク | 50 | 230 | C |
| フランス | 50 | 127/230 | A, C, O, SE |
| ノルウェー | 50 | 230 | C, SE |
| ハンガリー | 50 | 220 | C |
| フィンランド | 50 | 120/230 | A, B, C, SE |
| ブルガリア | 50 | 110/220 | A, C, SE |
| ベルギー | 50 | 127/230 | A, B, C, SE |
| ポルトガル | 50 | 230 | B, B3, BF, C, SE |
| ロシア | 50 | 127/220 | A, B, C, SE |
アフリカ
| 国・地域 | 周波数(Hz) | 電圧(ボルト) | プラグのタイプ |
| アルジェリア | 50 | 127/220 | A, BF, C |
| エジプト・アラブ共和国 | 50 | 220 | B3, BF, C |
| エチオピア | 50 | 220 | C |
| ケニア | 50 | 240 | B, B3, BF, C |
| ザイール | 50 | 220 | C |
| タンザニア | 50 | 230 | B3, BF |
| ナイジェリア | 50 | 230 | B, BF, C |
| 南アフリカ | 50 | 220/230/250 | B, B3, BF, C |
ドイツのコンセントに関するよくある質問

-
日本に変換プラグや変圧器を忘れてしまったときは?
ドイツの空港や家電量販店で変換プラグや変圧器を購入できます。また、ホテルによっては貸出サービスを提供している場合もあるので、宿泊先に確認してみると良いでしょう。
-
ドイツにどうしても変圧器を持っていきたくない場合は?
多くの電化製品は変圧器なしで使用できます。製品の電圧範囲を確認し、ドイツの230Vに対応しているかを事前にチェックしてください。
-
ドイツで変圧器が必要かどうかはどこでわかるの?
持っていくかどうかは、お手持ちの電化製品の裏面を見てください。「AC100~240V」などと記載されている製品は、そのままドイツで変圧器なしで使えます。
-
変換プラグから火花が出るのはなぜ?
接触不良や電圧の不一致が原因で火花は起こります。変換プラグや電化製品が損傷していないか、正しく接続されているかを確認してください。火花が続く場合は使用を中止し、新しい変換プラグを使用しましょう。
👀ドイツ旅行に関して、こちらの記事が参考になります:
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ドイツ旅行は基本変換プラグと変圧器が必要!

ドイツのコンセントはCタイプが主流で、日本のAタイププラグはそのままでは使えません。また、電圧も日本の100Vとドイツの230Vでは大きく異なるため、変圧器が必要な場合もあります。
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