お金がなくても旅はできる!“貧乏旅行”で人生をもっと自由に楽しむ完全ガイド

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“貧乏旅行”で人生をもっと自由に楽しむ完全ガイド

「旅に出たいけど、お金がない」――そう感じたことはありませんか?私自身、学生時代はいつも金欠状態。でもそれでも、どうしても旅を諦めきれず、“貧乏旅行”という選択肢を取りました。

結果的に、それは大正解でした。節約しながらも充実した経験ができ、今でも思い出すだけで心が温かくなるような旅がたくさんあります。

この記事では、そんな私の実体験をベースに、貧乏旅行の始め方や楽しみ方、節約のコツをまとめています。自分らしい旅のスタイルを見つけたい方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。

貧乏旅行とは?

貧乏旅行とは?

「貧乏旅行」とは、単なる節約旅行ではありません。むしろ、自分の価値観に従って、ムダを削ぎ落とした自由な旅のかたち。ここでは、その魅力や特徴、バックパッカーとの違いなどを紹介します。

「貧乏=我慢」ではなく、「自由=選択」の旅へ。工夫次第で豊かな体験ができるのが、貧乏旅行の面白さです。

貧乏旅行で旅費を抑える3大ポイント(交通・宿泊・食事)

貧乏旅行で旅費を抑える3大ポイント

旅で一番お金がかかるのが「移動」「宿泊」「食事」。でも、この3つを見直すだけで、ぐっと旅のハードルは下がります。私自身が実践してきたリアルな節約術を、具体的に紹介します。無理なく、でもしっかり節約。快適さとコスパを両立させるコツを、順番に見ていきましょう。

① 交通費を賢く抑えるコツ

交通費は、工夫のしがいがあるポイント。青春18きっぷや夜行バス、LCCなどをうまく活用すれば、旅の選択肢が一気に広がります。また、徒歩での移動も意外と楽しいもの。「移動=旅そのもの」と考えると、旅の味わいも深まります。

青春18きっぷ

全国のJR普通列車や快速列車が自由に乗り降りできる「青春18きっぷ」は、節約派の旅にぴったりのアイテムです。2025年には、これまでの5日間用(12,050円)に加え、使いやすい3日間用(10,000円)も加わりました。春シーズンの利用可能期間は3月1日(土)から4月10日(木)までとなっており、未使用であれば1回に限り利用開始日を変更することも可能です(ただし、3日用と5日用の切り替えは不可)。

夜行バス

夜行バスは、交通費と宿泊費を一度に節約できる便利な移動手段です。主要都市間をつなぐ長距離バスは、早めに予約すれば片道数千円で利用できることも珍しくありません。移動中に睡眠をとれるので、時間を有効に使いたい人にもおすすめです。最近はリクライニングやコンセント付きの車両も増えており、快適性も向上しています。

格安航空会社(LCC)

格安航空会社(LCC)を利用すれば、遠方の都市への移動も驚くほど安く済ませることができます。タイミング次第では、新幹線より安く移動できる場合もあります。特に平日や深夜・早朝便は割安なことが多いため、日程に余裕がある人は要チェックです。ただし、荷物の制限や空港の立地などには事前に確認が必要です。

② 泊まる場所にこだわらない

宿泊費を抑えたいなら、「どこに泊まるか」にこだわりすぎないのもポイントです。目的が“寝るだけ”なら、高級ホテルでなくても十分。以下にはおすすめ宿泊法3選を紹介します。

ゲストハウス

ゲストハウスは1泊3,000円前後から利用でき、他の旅人との交流も楽しめるのが魅力です。スタッフや滞在者から、その土地ならではの情報を聞けることもあり、旅の深みが増します。

ネットカフェ

ネットカフェは、夜間の「ナイトパック」を利用すれば2,000円以下で泊まれるケースも。ドリンクバーが無料のほか、朝食付きの店舗もあるなど、意外と快適に過ごせる空間です。

キャンプや車中泊

さらに自然を楽しみたい方には、キャンプや車中泊という選択肢もあります。テントを張って星空の下で過ごす時間は、むしろ贅沢なひととき。ただし、キャンプ場の利用ルールや駐車場所のマナーは事前に確認しておくことが大切です。

③ ごはん代は“体験”に変えるチャンス!

食費も旅の中では意外とかさんでしまう出費のひとつ。でも、だからといって毎回コンビニやファストフードでは味気ないものです。そんなときこそ、食事を「体験」として楽しむ工夫をしてみてはいかがでしょうか。

たとえば、海辺や高台の公園でカップ麺を味わってみる。ただ場所を変えるだけで、わずか数百円の食事が、記憶に残る特別な時間になります。

また、ゲストハウスなどに設置された共用キッチンを活用して、地元のスーパーや市場で購入した食材で料理するのもおすすめです。その土地ならではの食文化にふれながら、「暮らすように旅する」感覚を味わうことができます。

1万円以下で楽しめた貧乏旅行のリアル体験3選

1万円以下で楽しめた貧乏旅行のリアル体験3選

実際に私が1万円以下で楽しんだ「リアル旅」を3つ紹介します。プラン・予算・感想をセットで紹介するので、これから計画する方の参考にもなります。

お金がなくても、心に残る旅はできる。そんな実体験を通して感じた魅力をお届けします。

① 東京〜甲府:始発電車と読書旅

青春18きっぷ1回分で往復。駅前の温泉、古本屋巡り、のんびりした時間で心が整いました。トータル約4,000円。

② 深大寺:食べ歩きと日帰り温泉

都内からバス移動でアクセス良好。蕎麦、団子、銭湯などを楽しんでも3,000円以内で収まりました。

③ 下諏訪マスヤゲストハウス:2泊3日モデルプラン

ゲストハウス宿泊費2泊で5,000円、往復の高速バスが3,000円、食費含めて1万円ジャスト。地元の人とのふれあいが印象的でした。

貧乏旅行を支える!便利グッズ7選

貧乏旅行を支える!便利グッズ7選

貧乏旅行を快適にするには、持ち物も重要です。ここでは、実際に役立ったコスパ抜群の便利グッズを厳選して紹介します。「持っててよかった!」と思えたアイテムを中心にまとめました。無駄なく、軽く、そして安心して旅を楽しむための準備を整えましょう。

  1. マイボトル(給水所を活用して飲料代をカット)
  2. モバイルバッテリー(スマホが命綱)
  3. 格安SIMやeSIM(海外でも通信確保)
  4. ブランケット(夜行バスや寒い夜に活躍)
  5. 小型防水バッグ(突然の雨にも対応)
  6. 折りたたみ傘(100均で十分)
  7. カラビナ・南京錠(セキュリティ対策)

貧乏旅行を楽しむためのマインドセット

貧乏旅行を楽しむためのマインドセット

お金のない旅こそ、マインドセットが大切です。知識や視点を変えるだけで、同じ景色がまったく違って見えることもあります。「節約」ではなく「選択」として旅を楽しむ。そんな意識を持つことで、心が豊かになる旅ができます。

  • 観光地の背景を少し学ぶだけで、印象が深くなる
  • 限られた予算で工夫する力が身につく
  • 他人と比べず、自分らしい旅の楽しみ方を見つける

“心の満足度”が高い貧乏旅行をしよう

“心の満足度”が高い貧乏旅行をしよう

最後にお伝えしたいのは、「旅の価値は金額では測れない」ということ。体験に重きを置くことで、得られるものは想像以上に大きくなります。「今の自分にできる旅」から始めてみましょう。その一歩が、あなたらしい自由な旅の入口になります。

旅の準備をもっとお得&スムーズにしたい方には、Trip.comの活用もおすすめです。LCCの格安航空券はもちろん、コスパの良い宿泊先や、現地ですぐに使えるeSIMなど、旅に欠かせないアイテムが一通り揃っています。

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